▼3/14本会議;大本議長が戸田の一般質問冒頭の戦争問題で発言妨害!

 いよいよ今期最後の本会議一般質問。冒頭に市長の姿勢や国内外の情勢に触れてから質問に入る、というごく当たり前のことに対して、なぜか大本議長が躍起になって戸田の発言を妨害し始めた。世界情勢はもちろん株価下落・石油高騰などで日本と門真の政治経済に多大な損害を及ぼすアメリカの戦争政策とそれへの東市長の追随姿勢を批判しかけたことが気に入らないとしか思えないが、演壇のすぐ後ろの議長席から「質問通告の範囲でやって下さい」とか「それは通告の範囲を超えています」とかを言い出して発言妨害と制止をかけまくり、発言禁止命令まで出さんばかりにエスカレートしたのだ。
 公明党・緑風クラブら4会派もそれに大いに同調する雰囲気。
 質問に入らないうちに発言禁止にされる不利益を考えて、やむなく戦争問題発言を中断して質問に移行せざるを得なかったが、それにしてもまったく異様な議会言論封じの暴挙であり、大本議長を厳しく糾弾しておく!
 詳しくは3月議会特集の中のここを↓↓
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/5/2003-3/ippansitumon.htm

 本会議終了後、議会事務局でこの問題で戸田と大本議長が激しく言い合いになったが、この男は、議員の発言を、自分が「質問通告の範囲外だ」と勝手に判断すれば「議長の裁量で」自由に封じることができる、質問通告書での「要旨」は「原稿」でも何でもないのに、「要旨」に書いていないことで気に入らないことは発言させないでよい(=どのような論理展開をして質問をしていくかは議員の自由であるのに!)と信じ込んで疑わないのだ。
 こういう人間が「ベテラン議員」として4回目の議長をやっているのだから、門真の議会での論議のレベルが上がらないのだ、と戸田は確信する。
 ちなみにヒゲ-戸田通信15号にあるように、大本議員は1979年当選以来、本会議で質問したのは通算わずかに8回(10.0%)今期内での質問が実に6年ぶり、という人だが、もっと特徴的なのは、

●一度も「一般質問」をしたことがなく、「代表質問」しかしたことがない、とうことだ。ふつう、「当選した当初ははりきって質問するがだんだん質問しなくなる」ものだが
  (冨山議員などが典型。詳しくは別途紹介)、大本議員の場合は、
 1期目;本会議質問ゼロ!
 2期目;代表質問のみ4回。
 3期目;代表質問のみ1回。
 4期目;代表質問のみ2回。
 5期目;本会議質問ゼロ!
 6期目;代表質問のみ1回。(今期) しかも今のところ常任委員会質問ゼロ!
 ・・・・となっている。
 「代表質問」というのは会派全体で責任を持って作るもので、これに対して「一般質問」は所によっては「個人質問」と呼ぶ所があるくらいに、議員個人の責任で作られると 言ってもよい。

●つまり、大本議員は当選してこの方24年間、自分個人で本会議質問を作ったことが一度もない、という「特異な能力(!)」を持った珍しい議員なのだ。しかも今期以前からも常任委員会でも質問しない議員として有名だったらしい。

●要するに自分個人の本会議質問の原稿を考えたこともなければ作ったこともない、そういう苦労や工夫を全くしたことのない人間が、「ベテラン議員」として4回目の議長をやって采配を振るっているわけだ。

●常任委員会でも質問ゼロかそれに近い実態だから、99年に公明党・早川員議長が「本会議の一般質問の時間制限」を提起して4会派で不当に決めてしまった時に、当時の大本議運委員長が「常任委員会での質問も時間制限したらエエ」とのたまって、さすがに他の4会派議員からも「そんな無茶な」と苦笑されたのだ。

▼こういうのって、軍隊の会計係(主計将校)でしかなかったのに戦争のことを何でも分かっているかのように大言壮語する「終身1位」の御方とか、実戦経験も軍隊経験もないのに「大元帥様」になっている「天才将軍様」に似ているね。

★最長老の公明党・冨山議員引退、大本議員と同期の上杉議員引退のあと、最長老議員になるのが大本議員だが、次期において大本議員がまたぞろ議長になって戸田の発言封じをすることは絶対に許さない!
 大本議員の横暴・低レベルな議会運営に対しては徹底的に闘ってこれを粉砕してゆくことを、次期任期の公約のひとつとして、戸田は今から宣言しておく。