五味議員、12月議会でのゴミの山質問再現。

自分の反省には一言も触れず・・

 遅れましたが、12月議会での五味議員の「ゴミの山問題」についての質問をテープ起こしにより再現します。

 民法第717条を引用して土地所有者の賠償責任を説いているところなど、良いと思うのだが、9月議会質問に続いて、とうとう直近住民議員としての自分の責任や反省の弁は一言もなかった。
 「自分も力不足であった」とか、「認識不足の面があった」とか、一言くらいはあって然るべきだと戸田は思う。
 重機の歩道占拠やゴミ投棄が始まった初期の段階で、告発するなりしてガツンとやっておけば、あんな何千万円も処分にかかるようなゴミの山にはならなかったし、近隣住民はもちろん地権者も、山本組本人すらもずっと負担が軽く問題は解決していたはずである。
 その意味で五味議員の行動力の無さが、問題をここまで大きくしてしまったと言われてもしかたがないだろう。戸田だったら、違法行為を知ったら迅速に行動して間違いなく初期段階で処断できている。
 人間誰しも判断の誤りや認識不足はあるけれども、不十分点を自覚したら一言くらいは反省の弁を述べるのが当たり前ではないだろうか?
 逮捕されてから初めて議会質問をし出して、9月議会も12月議会も、自己反省や恥ずかしさのカケラも感じていないようなしゃべり方をする五味議員だが、もし「自分も不十分だった」とも何とも思っていないのならば、その感性は戸田には理解しがたい。
 以下、五味議員の質問紹介。↓↓



  先ず初めに、山本組の不法投棄事件についてお伺いいたします。

 本件につきましては去る第3回定例会におきまして、現在の状況や500名を越える近隣住民より要望書が出されたことに対しての、府としての今後における対応をお聞かせいただき、さらには9月27日の第1回公判に関する報告もお聞かせいただきました。
 また、行為者本人は第1回公判において事実関係に関しては全て認めたとの報告でありましたが、先月の11月22日に第2回公判が開かれ、結審したとのことであり、そこでまず、その内容をご報告いただくと共に、さらには今月13日に判決が言い渡されたようでありますので、その内容についてもご報告願います。
 しかしながら、本件につきましては、いかに廃材の山の撤去を速やかにできるかが、最大の懸案事項であります。

 前回にも述べましたが、この件に関しては建設重機による歩道の占拠から始まり、度重なる火災等々、不法投棄以前に山本組自体の退去を含め、市に対しまして府と警察に連携を求め、山本組及び地権者に対し、対応を求めてきたわけであります。
 しかしながら、山本本人がこれまで取ってきた行動は一般の常識を越えており、公判においていかなる話が出たにせよ、依然として廃材の山は残されたままであり、これまでの経過を見てきた中で、罪を軽くするための言い訳に過ぎないと感じずにはいられません。
 市として、今後行為者本人だけでなく、土地を貸与した土地所有者や日本道路公団、あるいは大阪府に対する、解決に向けての行政代執行も含めた協力要請を進めることが必要かと思われますが、いかがでしょうか。

 特に土地所有者及び日本道路公団につきましては、民法第717条、「土地の工作物等の占有者及び所有者の責任において、土地の工作物の設置または保存に瑕疵(かし)があり他人に損害を生じたる時は、その工作物の占有者は、被害者に対して、損害賠償の責に任ず。ただし占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意を行わない時は、その損害は所有者が賠償することを要す。」、となっております。
 今後、これ以上の近隣住民の方々に迷惑がかからぬよう、また子供たちも大変多く通行する中で、事故等が発生しないよう、前者には特に協力を要請して頂きたいと思います。
 また、今後このような事例が起こらないよう、関係機関との連携も含め、対策を考えておられるのか、ご回答を願います。

12月議会へ戻る      ゴミの山問題へ戻る   HOME