戸田排除でひねり出した政務調査費大改正と「視察自粛」のポイントはここだ!08/02/28up

1:金額が月額6万円から4.5万円に減額された。 ただし、別途に1.5万円は「議員派遣費」として個々の議員が視察に使う事ができるので、両者をフルに使った場合は合計6万円で金額としては変わらない。

2:支給対象が「議員個人」となった。(今までは会派支給が基本で無所属議員にも)

3:領収書の添付が義務づけられ、かつ公開対象となった。(ようやく!)

4:政務調査費の「使途基準」と「運用指針」が大幅に改訂され、概ね分かり易く明確になった。事務員人件費が不可になるなど、戸田としては不満な部分もあるが。

5:1年以上前から「大阪府議会への政務調査費3億4100万円返還請求」など各地で特に問題になって、07年9月議会で府議会や堺市議会等で領収書の添付義務づけ等の大改正  が進んだのに、門真市議会ではさっぱり改善しようとせず、年度末ギリギリになってやっと改善に踏み出した。

6:しかし、その改善手法は全く姑息にも「戸田を議論から完全排除して」(門真で唯一領収書添付など実行し、改善論議に詳しいこの戸田を!)
http://www.hige-toda.com/_mado04/zeimuchousahimondai/index_seimushousa.htm  
「会派談合方式のみで」、「実務的には議会事務局に案を作成させる」という議員としてはちょっと情けない方式で、練ったものを2/22行革特別委で会派議員のみで可決し、2/26議運でも可決して、あとは論議を受け付けずに形式的に3月議会に出して条例改正をする、という非民主的なやり方をした。

7:さらに、新方式の実施は08年度からであり、実際に領収書添付で政務調査費報告書が各議員から提出され、市民が見れるのは09年の4月になってから。

8:まあこういったいろんな問題はあるが、「戸田無しでも、まじめにやれば、すごくノンビリだけど一応ちゃんとした改善策を作れるじゃない」、とも言える。ここは「誉めて伸ばす」ことにしようか?

9:それと「委員会の管外視察は3年間自粛」も決められました。 これは門真市議会が「戸田が提起してきた改善をやらざるを得なくなった」時に使う「合わせ技」のようなもので、前回は、2001年12月議会で「議会出席手当全廃」を決めた時にこれも合わせて、「こんなに改革=費用削減しました!」と宣伝したものです。
http://www.hige-toda.com/_mado01/2002/index_2002_02_03.htm      
http://www.hige-toda.com/_mado01/2001/2001_12/0111gikaiteate5.htm