しつこく第4弾、04年3/16本会議での攻防

日時: 2005/03/15 21:01:20 名前: 戸田

【戸田】
 3、市長・助役らへの短期高額退職金プレゼント問題について。
 財政難打開のためには既得権益への大胆な切り込みが不可欠であるはずなのに、東市長 が頑迷にこの問題の見直しを拒否し続けている結果、このままでいけば東市長は来年7月 の退任で2073万円、5期総額で9806万円の退職金を受け取り、この3月末退任の 土井助役は1428万円、この方は水道事業管理者時代の退職金1293万円と収入役時 代の退職金975万円と合わせて3696万円、これに以前の市の部長時代の退職金も受 けております。
 また、同じく3月退任の東谷収入役は、市職員退職時のおよそ3000万円ほどと思わ れますが、その退職金に加えて今回900万円の退職金を受け取り、それぞれ再任となれ ば、4年後にさらに1428万円と900万円が約束されることになりますが、これらは 市民が承服できない退職金の過剰なプレゼントであります。
 市長ら特別職は、既に十二分な退職金を受けておるし、年金もちゃんと保証されており ます。何の生活の問題もないはずです。
 なぜこういった短期間で高額な退職金プレゼントの条例を見直ししようとしないのか、 どこにその正当性があるというのか、答えてください。
 昨日の本会議での話では、門真のすべての小・中学校に扇風機をつけるためには、 1500万円あればよいようです。自分への退職金プレゼントではなくて、門真の、暑さ で毎年苦しんでいる小学生や中学生すべての門真の子供たちに1500万円プレゼントす るつもりで扇風機をつけてあげたらどうなのか。
 市のお金の使い道というのは、そういうことをしっかりと考えるべきではありませんか。
 子供たちへのぜひ、退職金ではなくて扇風機のプレゼントを市長の方から考えていただ きたいと思います。
 さて、東市長は残りの任期中に今の退職金条例を大幅削減の方向で見直す考えはありま せんか。仮に見直ししないとしても、既に7732万円の4期分退職金を受け取っている わけですから、5期目の2073万円は退職後に返上する気はありませんか。
 この問題を私が2002年3月議会で門真史上初めて取り上げて削減や廃止を求めたと きには突飛な話に聞こえたかもしれませんが、この間の各種選挙や最近の大阪市長選挙、 府知事選挙で多くの候補がこの問題を取り上げ報道されたように、短期高額な特別職退職 金の削減は、今や大方の国民の要求となってきています。その国民の意識の変化を踏まえ て答えてください。

【答弁;総務部長(西川光男君)】
 まず、市長等常勤の特別職の退職金につきましては、平成14年の第1回定例会以降の 本会議におきまして御答弁いたしておりますとおり、地方自治法の規定及び特別職等の職 員の退職手当に関する条例に基づいて任期ごとに支給しているところであり、手当額の算 出に用いております支給率は、客観的な算定方法として明確に条例で定めているところで ございます。
 また、特別職の退職手当は、定年まで勤労を積み重ねていく一般職の退職手当と同列に 扱うことは合理性に欠けるものであるとする趣旨から、多くの地方公共団体で一般職の退 職手当条例とは別に特別職等の職員の退職手当条例を定めており、本市におきましても同 様の方法により任期ごとに支給いたしております。
 なぜ、見直しできないのか、返上する気はないかとの御質問でございますが、今までに もお答え申し上げておりますとおり、条例を定める上では個々の事情をしんしゃくして規 定するものではないと考えております。
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1:条例で決まっている、
7:特別職の退職手当は、定年まで勤労を積み重ねていく一般職の退職手当と同列に扱うことは合理性に欠けるから、一般職の退職手当条例とは別に特別職退職手当条例を定めている。
●「7;」は04年6月議会で初めて出てきた主張。
●市長の5期目退職金の返還提言については、何も答弁がなかった。