<交付金出した「35名枠の預かり保育」の利用者は、たった7名だった!>

11/8に児童課に問い合わせた件の回答が先頃、教育委員会より返ってきました。


大阪ひがし幼稚園の預かり保育の状況について

                                          学校教育部

 

○ 問い合わせの内容と回答

 (1) 2000年4月の新たな入園児童のうちで、恒常的に夕方までの「あずかり保育」
    を行なっている児童は何名か。そのうち、11月1日段階での在籍は何名か。
   (朝通園し、夕方まで在園することを常として申し込んで受け入れられた児童の数)


       回答 : 新入園児のみについては  7名


 (2) 2000年5月1日から11月1日までの追加入園児童の中で、恒常的に夕方まで
    の「あずかり保育」を申し込んで実施している児童は、何名在園しているか。


        回答 :  0名

 

  ※ 平成12年度当初よりの恒常的利用者  13名  (11月現在<新入園児7名を含む>)

 


 市が市民に知らせなかったために、せかっくの35人枠の利用者がたったの7名!
 交付金1,828万円のほかに自費1,600万円強(工事費総計3,495万円)をかけて施設改造した、
ひがし幼稚園としても不本意なことでしょう。

 しかも、こういう基本的な実状把握は、戸田がこの11月に問い正すまで、教育委員会も児童課も全くしようとしなかったのだ。この質問項目自体、戸田が作成して役所に示したものである。
 保育所待機児童問題に、いかにエエかげんな姿勢でお役人達が関わっているか、この一事を見ても明らかだろう。納税者よ、怒るべし!

 「保育所待機児童解消計画」の一環として行われる「民間幼稚園の預かり保育」であるならば、
当然その対象者は「新規入園児童」で「恒常的に夕方までの預かり保育を申し込んで、利用している家庭の児童」として定義される。
 教育委員会は、こんな当然の定義すらせずに、今まで「預かり保育は、多くの利用者があります」とだけ答えていたわけだ。