これが門真市三ツ島の『ベルリンの壁』だ!

門真市三ツ島に「ベルリンの壁」を発見!??   00/12/03 ヒゲ-戸田

 35戸の新築分譲住宅が建ち並ぶ新開地と旧来からの住宅地の間の唯一の通路をふさ いでいるブロック塀!
同じ三ツ島南自治会に所属していながら、幅10pのこの壁の向 こうに出るためにはなんと、大東市・大阪市鶴見区を通って1400メートルもの距離を移動しないと行けない、という不条理さ!
 先日ビラ入れをして歩いているうちに、この現場に行き当たって初めて知りました。
当然ながら新開地の住民の皆さんは困っています。現場は三ツ島南自治会館の近く、三ツ島112と113の間にその「三ツ島のベルリンの壁」があります。

 なんでこんなことになったのか、どうすれば解決するのか、市の都市整備部―開発指 導課に聞いてみましたが、「壁」の土地の所有者と宅地開発業者とのコジレや私道の通行 権所有者の問題が複雑で「市としては手が出せない。地域住民内部の話し合いで解決してもらうしかない」、とのこと。 しかしそうは言ってもなあ〜。せっかく分譲住宅を所有して市税収入にも貢献してくれる35戸もの新住民世帯が門真市から隔離されて大東市・大阪市に抜けるしかない、というのではひどい話である。問題解決のために全ての関係者の奮起と努力をお願いしたい。


 12/20本会議での戸田の質問原稿と市の答弁 00/12/25up

 戸田から新開地住民の方々への呼びかけ 00/12/25up

 「壁」周辺の住民に配布した特別ビラ 00/12/17up

 写真で解説する「三ツ島南のベルリンの壁」 00/12/19up

★ 12月議会一般質問通告書でも取り上げました ↓ ★


三ツ島の「ベルリンの壁」問題の経過と解決方向について

◎三ツ島113の新開地住宅街と112の旧来の住宅街との間の唯一の私道がブロック塀でふさがれて、他人の玄関タタキの上を通過して人間一人自転車1台がやっと通れるだけ、それ以外には幅10pのこの壁の向こうに出るためには、大東市・大阪市鶴見区を通って1400メートルもの距離を移動しないと行けない状態にあるが、なぜこのようなことになったのか、開発許可など市の対応に問題はなかったのか、どういう点が難しいのか、市の説明を求める。

◎住民からの改善要望が市に出されたはずだが、それはどういう扱いになっているのか、回答は出されているのか。

◎通学通園路の指導はどうなっているのか、警察や消防・救急の対応は大東市・大阪市との連携分担も含めてどうなっているのか、住民の安全と安心について説明を求める。例えば、救急車を呼ぶ場合、門真市から行くのと他市から行くのとではどちらが早く到着できるか。他市からの方が早ければ住民はそちらに通報して自宅にきてもらうことができるか。

◎問題解決の主体は誰か、解決のためにはどうしたらいいのか、どの段階までいけば市が指導や調停に乗り出せるのか、市の見解を問う。