反戦・福祉議員ネットの声明

声    明

2005年12月8日

反戦・福祉議員ネット       
 代表/三浦たけお・守口市議会議員
連絡先/大阪市北区天満3−1−11
06-6353-7670   

1、 反戦・福祉議員ネットの役員である戸田ひさよし・門真市議会議員が12月8日午後5時半頃、大阪府警本部警備部によって不当逮捕された。府警本部は、逮捕容疑を「政治資金規正法違反」と発表した。また、全日本建設運輸連帯労働組合関西生コン支部委員長・武建一氏を再々逮捕するという。 今回の戸田議員逮捕は、政治弾圧であり、不当逮捕である。警察は、連帯労組近畿地本委員長である戸田ひさよし議員と連帯労組関生支部委員長である武建一氏を逮捕することで連帯労働組合を破壊する政治目的を持って逮捕したのである。政治資金規正法違反事件を警備部が捜査することが異常であり、政治弾圧であることを示している。 戸田ひさよし議員は無罪である。警察がいう「政治資金規正法違反」はでっち上げである。このような警察権力による政治弾圧を許さない。

2、 戸田議員が議員活動中に議員控え室で逮捕されたこと事態が不当きわまるものである。12月定例議会の議案説明を受けている最中に議員控え室まで押しかけて逮捕するいう異常さである。議会が終わってから事情を聞くこともできたはずである。これまで戸田議員に対して何の連絡もなかった。突然の逮捕である。 これは、市民の代表としての議員活動に対する弾圧であり、市民への弾圧でもある。またわれわれ反戦・福祉議員ネットへの弾圧でもある。戸田議員は、市民の暮らし、福祉、権利を守るためにどの議員よりも一生懸命に闘ってきた。情報公開に力をいれ、市民への情報公開を実現してきた。また、反戦・福祉議員ネットの役員として、イラク戦争に反対し毎月アメリカ領事館に抗議行動に参加した。こういう活動に対する弾圧である。

3、 また今回の弾圧は、連帯労働組合を破壊するための弾圧である。今年1月と3月に「強要未遂罪」「威力業務妨害罪」で武建一・委員長ら労働組合役員6名を逮捕し、今だに勾留している。6名は無実を主張して裁判で闘っている。今回で3回目の逮捕である。連続的にでっち上げ逮捕を繰り返し、委員長ら役員を長期勾留することで労働組合を破壊しようとする目的であることは明白である。戸田議員は、連帯労組近畿地本委員長として労働組合運動の先頭に立って活動してきたことは周知の事実である。新たな逮捕で不屈に闘う労働組合を屈服させようというのである。

4、 今回の弾圧は、あらゆる意味で許せない政治弾圧であり、大阪府警本部に強く抗議する。われわれ反戦・福祉議員ネットは戸田議員を無実で取り戻すまで闘うものである。以上、声明する。