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◆議案質議7:脳性マヒ児救援を謳う「産科医療補償制度」新設の利権を突く質議と答弁
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/12/11(木) 19:52 -
  
議案78号 門国保条例の一部改正  (追加議案)
     健康保険法施行令の改正により、出産育児一時金の額が変更になることによる
     関係条文改正。
       改正予定の内容:
     第6条の「出産育児一時金」を、「産科医療補償制度に加入する医療機関等にお
     いて出産した場合には35万円から38万円に引き上げる」もの。
      平成21年1月1日以後に出産をする被保険者に対して適用する。

【 戸田の質疑 】
 
Q:議案の説明では、「出産育児一時金」が35万円から38万円に増えて、出産で重い脳性
 まひになった子どもに生涯計3千万円の補償金が支払われる仕組みだと聞いた。
  それだけ聞くととても良い事のように思えるが、自公政権が自然に良い事をする訳が
 ないと思って調べてみると、やはりとんでもない仕掛けである事が見えてきた。

  この仕掛けを踏まえていないと適切に審議できないと思うので聞くが、価値判断的に
 良い悪いは別にして、以下に述べる事実を、市は今は認識しているのか?
  市の認識を問う。

 1:産科医療補償制度というのは、「出生時に2000g以上で在胎週数33週以上で脳性麻
  痺となった場合で、身障1級か2級の重度脳性麻痺児に、補償金3000万円を支払う」
  という制度であって、2000グラム未満の未熟児や、33週未満の出産で脳性麻痺となっ
  た場合は補償されない。

   28週以上ならば個別審査で救済される場合もあり得る、というだけで28週未満の
  より大変な場合は全く救済されない。
   また、先天性の脳性麻痺と判断された場合も、脳性麻痺の幼児でありながら補償さ
  れない。

 2:日本の年間分娩数、この制度で補償される重度脳性まひの発生件数、と保険料は
  3万円、補償金1件あたり3000万円から計算すると、
  保険料(収入)は100万件×3万円で300億円、
  補償金(支出)は500件×3000万円で150億円。

  なんと毎年150億円もの余剰金が発生するのに、保険加入者には全く返還されない!
  この保険は、「日本医療機能評価機構」というものと損害保険大手6社でつくる保険
  だから、事務経費を差し引いても、大手保険会社がボロ儲けする仕組みである。

 3:保険料は医療機関が払うように見せかけて、実は国保の出産一時金に上乗せして国
  保財政から出す(1/3は国保財政から、2/3は交付金から)ので、結局、国保財政の支
  出増加=国保料の値上げとして国保加入者全体に跳ね返ってくる。
 ―――――――――――――――――――――――――
<柏木市民生活部長の答弁>

補償の対象となる者は、
通常の妊娠・分娩にもかかわらず分娩に係る医療事故により脳性麻痺となった場合で、
具体的には議員ご指摘のとおり、原則として出生体重2000グラム以上かつ胎児が
母体の中にいる期間すなわち在胎週数33週以上で脳性麻痺となった場合とし、
その中で重症度が身体障害者1級及び2級に相当するものを補償の対象としています。

一定の出生体重や在胎週数を絶対的な基準とすることは難しいことから基準に近い児、
具体的には在胎週数28週以上で一定の要件に該当すれば、個別審査によりの補償の対
象としています。

また、分娩にかかる医療事故にあたると考えにくい、出生前および出生後の要因によっ
て脳性麻痺となった場合、具体的には脳奇形や遺伝子異常などの先天性要因や分娩後の
感染症などの新生児期の要因による場合は、補償の対象から除外されていることについ
ては、市としまして認識しております。

次に産科医療補償制度の運営・収支についてですが、この制度の運営は、財団法人日本
医療機能評価機構がおこないます。

 議員ご指摘の数字があることも承知しておりますが、厚生労働省の試算によりますと、
補償の対象となる件数は年800件で240億円、事務経費が52億4000万円、合計で約300億と公表しており、財務の透明性については、収支状況の報告及び公表を行うとし
ております。

 また、決算状況を踏まえ、制度の見直しも考えると聞いております。本市としましても
今後の推移を見守っていきたく考えております。

次に国保財政の支出増加イコール保険料の値上げとして加入者にはね返るのではについ
てですが、出産育児一時金については一般会計から3分の2について繰出すこととなって
おりますが、議員ご指摘のとおり、残りの3分の1については保険料の積算対象となりま
す。

出産育児一時金については、国の責任のもと、負担金として交付するよう従来から国・
府に対し助成を要望しておるところであります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-110-64.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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