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◎この映画のお勧めや映画評を紹介します:雨宮処凛、高遠菜穂子、イダヒロユキ
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/8/13(水) 8:40 -
  
☆雨宮処凛
  アメリカばんざい公式HP http://www.america-banzai.com/ の「コメント」
  の所に載っているけど、技術的にコピーできないので、直接そちらを見て下さい。

☆高遠菜穂子
   http://mblog.excite.co.jp/user/iraqhope/entry/detail/?id=9136457
 この映画は、戦争が、守るべき自国民にもたらすあらゆる負の側面をリアルにえぐり出
している。
 戦死、PTSD、貧困、失業、ホームレス、家族の崩壊、社会からの孤立、弱者への暴力。
 それまで個別に語られてきたそのすべてが、ここでドッキングしている。

 監督は2年をかけてアメリカを取材しているが、特殊な人々を追っているわけではない。ごく普通の家族たちがこのドキュメンタリーの主人公だ。それはつまり、どれだけ多くの人が戦争と共に生きているかということだ。
 そして、戦争と共に生きるということはどういうことかを、イラク戦争に加担していることにさえ実感を持てない平和の国ニッポンに教えてくれる。
 
 学生たちが軍に入隊したのは大学入学のためだったろうか?家計を助けるためだったろうか? いつか戦地に赴いて帰還したら、名誉と恩給をもらえると思っていただろうか?
 対テロ戦争を進める平和の国ニッポンの国民が、このことを対岸の火事だと言いきれる
のはいつまでだろうか?
 “ブートキャンプ”はダイエット法ではない。

 最初にこの映像をチラッと観たのは、幕張メッセで「9条世界会議」が開かれている最中でした。
 「元米兵と元イラク兵の直接対話」というテレビ番組の収録の中で、このドキュメンタリーの編集中だった藤本監督とジャーナリストの影山あさ子さんが、東京まで来られて二人にインタビューしたことがありました。
 そこで私は初めてこの映像を数分だけ観ることになったのです。
 衝撃でした。その後、試写用にいただいたDVDを観て、私は涙が止まらなかったのです。

 その頃、実際にあった事件に基づいた映画「告発のとき」を観て衝撃を受けていたのですが、「アメリカばんざい」はそれを裏付けるようなドキュメンタリーでした。紛れもなくどれも現実なのです。

 「アメリカばんざい」の中には、よく知っているイラク帰還兵も出てきます。彼と交わした会話が思い出されました。
 1度目に会った時には「イラクに行ったのは命令に従っただけだ」と言っていた彼が、次に会った時には「日本の憲法9条を支持するよ」と言っていました。「なんか変わったな」と思いました。
 自分の身の上で進行している「現実」に目を向けることは、「戦争」そのものに目を向けることになったのかもしれません。
 そうした「現実を受け入れる」ということが、どれほど苦痛であるかを感じました。

 でも、「戦争の事実」は画面だけでは伝わらない。
 それが、私がイラク報告を続けてきて思うことです。
 だから、せめて画面でたくさん見てほしいと思います。
 「アメリカ」という戦場は、日本人である私たちが歩んでいる道ですから。
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☆イダヒロユキ
『アメリカばんざい』とブートキャンプ
      http://blog.zaq.ne.jp/spisin/article/528/
 見たいと思っていた映画『アメリカばんざい』(藤本幸久監督『Marines Go Home』
監督)をみてきた。
 アメリカの元兵士達の声、こどもを失って反戦活動をしている母親達、二度目のイラク派兵を拒否したもの、イラク派遣命令を拒否したもの、劣化ウランで被爆したもの、子どもが障害を持って帰還してきたと言う母親、帰還兵の多くがPTSDをもち、ホームレスになっているという現実、その中で麻薬やアルコールに逃げるものたち、ホームレス視線施設のスタッフとなっていくもの、などなどが描かれる。

 海兵隊の兵士を作る「ブートキャンプ」の実態が少し見られる。
 10代の若い兵士たちは、貧困ゆえに学歴をつけるため(大学に行くため)に、ここし
かないと流れてくるのだ。募集のパンフには、学歴も職業上の資格も得られると美辞麗句が書いてある。

 アメリカの軍事費は、日本の政府総予算に匹敵する。
 だが、帰還兵には冷たい。月115ドルしか支給されないと怒っている元兵士。

 ある元軍人は、うつ病を抱え苦しんでいた。うつやPTSDのつらさというものは、なかなか経験したことのない人にはわからないが、ボクは、自分の苦しい時期を思い出して、少し、想像してみる。
 とにかく苦しい毎日、どうしようもない感覚。どうしようもなく、苦しく、気分が優れず、心身がおかしいままの毎日。

 映画自体は、もう少し、ブートキャンプ内部の情報が多いといいなと思ったが、ここまで取材できただけでも意義がある。
 「ニュース23」で海兵隊・軍人養成過程を映像にとっていたものを見たが、あわせてみるとよくわかる。

 さらにボクは偶然、先月、ケーブルテレビの中のアメリカの番組で、2人のアメリカ人が海兵隊要請キャンプに体験入隊するのをみた。
 これはかなりすごかった。体験といっても、数週間の本格訓練をして、立派な兵士になっていく過程がキッチリ描かれている。
 でも完全に海兵隊を肯定するスタンスでつくられているので、カメラはずっと2人を追う。

 徹底的に戦わせる。体力の限り鍛える。後から首を絞めて殺す術を覚える。
 何度も何度も実地訓練で、どんな状況でも生き残り、相手を殺す訓練を続ける。
 とにかく相手を倒し、殺す。蹴られてきたら足をとって相手を倒す方法を身につける。川の中で、どろの中で、とにかく殺す訓練をする。
 それを通じて、敵を見つければ殺すという能力を持ったマシーンが作られていく。
 本当に。

 そして仲間を絶対助けるという訓練もし、マリーンに誇りを持つようにする。
 あっけらかんと、それを肯定する番組に、アメリカの一面を見た。

 この映画では、子どもを殺されたりした母親達の運動が記録されていて、よかった。
 また新兵募集の事務所の前で、ひとりでも入隊するのを減らそうと、実力行動をして逮
捕されるおばあちゃん達の運動を見た。すばらしい!

 ホームレス支援をしている元兵士(トム・スタンフォード)は、お金持ちになりたくはないといっていた。金持ちは現実から離れてしまうからという。金持ちは、せいぜいお金を寄付するだけという。

 それから、ホームレス支援をしているなかで、ホームレス襲撃事件が起った。被害者も
加害者も、知り合いだという。どうしようもないなかでの自暴自棄。
 どうしようもない現実。むつかしさ。
 でも自ら、アル中、ホームレス状態から離脱し、支援活動をしている彼は、みんなに、自分のような自尊心を取り戻してほしいといっていた。平和的になるようにすることが、自分の使命であり、それが自分の自尊心になっていると。

 そこに至る人と、たどり着けない人。
 全体を急には変えられなくとも、この映画には、戦争のない世界の先取りがいくつも見られる。

 大阪ではナナゲイで8月16日から上映予定。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-89-134-128.s04.a027.ap.plala.or.jp>

映画「アメリカばんざい」大阪では16日より公開! KU会スタッフ 08/8/4(月) 9:51
★8/10試写で藤本監督と武委員長がアピール!戸田が閉会あいさつ。動画アップご期待! 戸田 08/8/10(日) 12:12
☆武委員長、藤本監督、ヤマゲンさん、戸田のアピール動画をアップしました! 戸田 08/8/13(水) 9:45
■映画最後に「共同制作者:関西地区生コン支部」の文字と武委員長の演説シーンあり! 戸田 08/8/10(日) 13:21
↑全日建じゃなく連帯ユニオンとなってました。ミキサー車パレードの様子も映像に! 戸田 08/8/13(水) 10:08
「アメリカばんざい」試写会開催! KU会スタッフ 08/8/11(月) 19:45
◎この映画のお勧めや映画評を紹介します:雨宮処凛、高遠菜穂子、イダヒロユキ 戸田 08/8/13(水) 8:40

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