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民生児童委員のこの御苦労!8年間に亘る犬屋敷30匹問題との壮絶な対応の日々!
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 戸田 E-MAILWEB  - 14/12/15(月) 20:18 -
  
 「門真市民生児童委員協議会」発行の機関誌<民児協だより「かどま」>という冊子がある。
 発行の都度、議員に配布されるので、戸田は興味深く読んできた。
 民生児童委員の人達の活動や苦労の様子がいろいろ書かれていて、勉強になるし、考えさせられる事も多い。

 この「10月号」での「活動事例報告」の古川橋地区YKさん(原文では実名ですが、
ここではYKさんとします)の<30匹の犬>という報告には非常に驚き、これほどのご苦労をこれほど長期に渡ってさせてしまっていたのか、と大変申し訳ない気持ちになった。

 それで、市の取り組み体制を改善させて、今後はこのような長期のご苦労をかけないようにするために、12月議会の本会議一般質問に取り上げる事にして、いろいろ準備をしてきた。
 以下にその「事例報告文」を紹介する。
 (※ホントは11月下旬くらいに掲示板で紹介しておこうと思ったのだが、諸事多忙で
   12/16一般質問の前夜になってしまった。申し訳ない。)
    ↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 <30匹の犬>  民生児童委員:古川橋地区 YK
          (原文では実名ですが、ここではYKさんとします)
           <民児協だより「かどま」2014年10月号、4〜5ページ>

 8年間に亘った、30匹の犬との苦悩の活動報告をいたします。
 8年前は2〜3匹でしたが近親交配等々であっという間に30匹ほどの犬屋敷になっていました。実際には、家の中に入って数を数える事が出来ませんが、犬が暴れて窓ガラスが割れて中の様子を窺うことが出来ました。

 飼い主のAさんは,以前ヘルパーの仕事をされていましたが、トラブルを起こして,辞めることになり、収入が無く生活保護を受けています。

 Aさん宅は、Aさんを真ん中に円陣を組むように、2重、3重と犬が取り囲んでおり、大型犬で,躾がされておらず、他人が家の前を通ると、大きな口を開けて威嚇して吠えます。まるで狼のようでした。

 一度吠え始めると30匹全部が一斉に吠えます。
 近くにマンションがあり、吠える声が反響して益々大音量となります。
 30匹になると散歩が出来なく、Aさんは朝4時頃に、玄関の戸を開けて犬を一斉に放します。
 
 30匹の犬が吠えながら四方八方にオシッコや糞をして走り回ります。
 暫くして帰ってこない犬の名前を1匹ずつ大声で呼び集めます。朝の4時ですからAさんの声は響き渡ります。

 Aさんに「朝早くに大きな声で犬を呼ぶのを止めて」と声をかけたのが、Aさんと関わりの始まりでした。
 一日に一度しか外に出さないため、家の中でオシッコや糞をして、ひどい悪臭で、畳はオッシコでジュクジュクになっている中でAさんはそこで犬と一緒に丸まって寝ています。
 犬の餌に湧くゴキブリ、ノミやダニ、近隣にはその害虫被害も相当なものでした。

 2年くらいした頃、保護を受けながら30匹の犬を飼うのはおかしいとなり、Aさんは保護を打ち切られました。
 Aさんはお金に困り、ひとり暮らしのお年寄りに「お金貸して」と言って、お金をもらいに行くようになりました。
 お年寄りに「お金を渡さないように」と言いますが、お金を渡さないとAさんはお年寄りの家の玄関先で、大声で暴言を吐き、ドアをバンバン叩きます。お年寄りは何をされるか、わからないので怖がり、お金を渡します。

 電気もガスも止められ、冬は寒いので、朝8時頃から、お年寄りの家に勝手に上がり込み、家にあるものを勝手に食べ、電話なども勝手に使い、1日中居座るようになりました(この頃がAさんにとって一番苦しい時だったと思います)が、どこか憎めないところがありました。

 近所には、見るに見かねて、お米やお金をわたし、焼肉やお寿司をご馳走される方が沢山おられました。

 Aさんは糞を包むための新聞紙をもらいにあちら、こちらに行き、私のところにも新聞紙を取りに来るようになりました。
 私の事を「おかあちゃん」と呼び、人懐っこく笑います(私はとても困惑しました)でもその時がAさんと話をするチャンスなのです。
 色々な話をしましたが、Aさんにとって犬は一番の宝ものだといいます。

 保護をしてもらいたいなら、犬を諦めるように話しても聞く耳を持ちません。
 昼間でも一斉に放すようになり、当然、事件がおこりました。

 登園する幼稚園児2人を噛んだのです。
 予防接種もしてない大型犬なので、怪我をしましたが、大惨事にならなかったのが幸いでした。
 守口市の公園でも飼い犬を噛み裁判になり30万円の支払い命令が下りました。
 それでも、Aさんは謝る事も無く警察に呼ばれて注意を受けるだけでした。

 近くの公園は、犬の糞だらけになり、犬が入らないように夕方当番を決めて鍵と柵をしました。
 こんな状態が数年間続きました。

 Kさんは家を購入、リフォームして3ヶ月位後に、お隣(借家)にAさんが引っ越しをして来ました。
 こんな騒ぎになりKさんは沢山の方に相談をされ、6年目位に被害者の会を立ち上げ代表となりました。

 そしてKさんご夫婦が私の所へ「何とかなりませんか」と訪ねてこられました。
 私はまず、Aさんの家の持ち主は誰のものなのか、持ち主を突きとめるため、Kさんと法務局へ行き持ち主を探し、現状を手紙にして出しました。

 家主さんは、家はボロボロにされ、家賃も何年も滞納されているとのことで本当に気の毒でしたが、こちらもとても迷惑をしている話をしました。
 現実を把握していなかった家主さんは、「保護の老人を冬の寒空に追い出すことは出来ない。このような騒動に巻き込まれたくない。」と、なかなか表に出てくれません。

 市役所では「犬のことは府庁の仕事です」と言われ、府庁に、自治会会長・被害者の会Kさん・市役所職員・民生委員数名で相談に行きました。
 Kさんは署名運動の署名用紙を持って行きました。

 犬が増え始めて7年ほどたった新年会で犬の話をしたところ、地区委員長のYDさんが
(原文は実姓)、「明日皆で行こう」と言ってくださり、13人の民生委員で行く事になりました。
 Aさん方へ大勢で行けばAさんとも対等に話が出来ると思いましたが、話になりませんでした。
 Aさんにまともに文句が言えたのはこの時が初めての事でした。

 Aさんは、「保健所に犬を預けることは殺す事だから、絶対渡さない」と言います。
 動物愛護の方が育ててくれる方を見つけてきて、犬を渡すのですが、躾がされていないため返されたり、Aさんが取り戻しに行ったりします。

 大家さんもこの状況を把握して、家賃を請求に来るようになりました。
 Aさんは手持ちのお金を少し渡していましたが、とうとう大家さんは「出て行け」と張り紙をするようになり、私はとても心配で「近所のお年寄りとトラブルを起こしていないか」「迷惑を掛けていないか」「犬はどうなっているか」毎日毎日見に行きました。

 Aさんの手に負えなくなった犬たちが、玄関のドアを壊して、度々家から脱走するようになりました。
 また人を噛んで怪我をさせる可能性がある為、警察が出動してくれるようになりました。

 警察は「一匹でも脱走したら保健所へ連れて行く。」とAさんに言ってくれました。
 脱走する度に、警察に通報をして来てもらいました。
 警察は武装して盾を持ってきていました。それくらい凶暴な大きな犬に育っています。

 市役所は毎日「犬をとるか、保護をとるか愛護をとるか」と交渉します。
 動物愛護の方は、これ以上増えると、犬もかわいそうだということで、虚勢手術をしてくださることになり、役所の方が1匹ずつ朝早く迎えに来て、夕方手術を終えて戻しに来ます。
 このとき、犬が増え始めてから7年半たっておりました。

 これでやっと、どんどん増える事はなくなりましたが、悪臭、害虫、騒音はそのままです。
 しかし、もうすべて手を尽くした状態でした。
 このまま、悪臭、害虫、騒音、脱走する犬からの被害をじっと我慢するしかないのかと考える毎日が過ぎていきました。

 そんなある日、Aさんの家の腐った床がぬけ落ち、ねずみが家の中を走り回り、Aさんはその家に住むことが出来なくなりました。

 大家さんが、滞納されていた家賃、引っ越し費用を負担してくださり、引っ越しをすることになりました。

 引っ越しでは家具は無く犬だけで、犬は大家さんが用意してくださったコンテナで運ぶことになり、Aさんもそのトラックに一緒に乗り込んで行きました。

 長いながい8年間はAさんの引っ越しで終わりました。
 近所に撒き散らされていた糞、騒音、悪臭もありません、公園の鍵もなくなりました。
 Aさんは引っ越し先でどのような生活を送っているかは分かりません。
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引用なし
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民生児童委員のこの御苦労!8年間に亘る犬屋敷30匹問題との壮絶な対応の日々! 戸田 14/12/15(月) 20:18
◎戸田が民生児童委員の人達に出した「11/12書簡」の全文 戸田 14/12/15(月) 20:27
▲環境対策課からの「経過報告説明11/12メール」を紹介します。 戸田 14/12/15(月) 20:37

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