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さっそく3/4(火)に、門真市の「都市建設部・まちづくり課・交通政策G」という、自転車問題担当部署から回答がきました。
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自転車事故件数資料を送ります。
よろしくお願いします。
門真市都市建設部まちづくり課交通政策G 06-6902-6642
自転車関連の事故件数統計資料(平成24年・25年)
都市建設部まちづくり課交通政策G H26.3.3
全国 : 大阪府 : 門真市
24年、25年 : 24年、 25年 : 24年、25年
1:自転車事故件数: 132,048、121,040 : 15,702、14,571 : 240、 199
(注1)
2:自転車事故負傷者数:131,199、119,929 : 15,781、 14,617 : 245、 202
(注2)
・うち、頭部の負傷者数:15,735、14,399 :1,817、1,815 : 27、 25
割合
(頭部の負傷者数÷自転車事故件数):11.9%、11.9%: 11.6%、12.5%: 11.3%、12.6%
3:自転車事故による死亡者数 :563、600 : 47、 44 : 2、 0
(注3)
・うち、頭部原因死者数 :357、395 : 31、29 : 2、 0
割合
(頭部原因死者数÷自転車事故件数):0.3%、0.3%: 0.2%、0.2% : 0.8%、 0%
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(注1)自転車と車、自転車と自転車、自転車と歩行者等の自転車が関連する事故件数
(注2)自転車が関連する事故において、自転車に乗車していた負傷者数
(注3)自転車が関連する事故において、自転車に乗車していた死亡者数
※平成26年3月3日 門真警察署 交通課交通総務係 に問い合わせた数値を基に、
都市建設部まちづくり課交通政策Gにて表作成。
割合については、少数第2位を四捨五入です。
件数については、年度ではなく、歴年での集計ですので、それぞれ1月から12月の
集計です。
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1:自転車事故は、2012年と2013年の2年間を較べる限りでは、事故件数も負傷者数も
死亡者数も減っている。
2:「負傷者数」は、門真市では245件・202件、「頭部の負傷者数」は27件・25件で自
転車事故件数の11.3%・12.6%だが、これは軽傷も重傷も全部含んだもの。
また「頭部の負傷」はアゴや頬や目のあたりなどの「顔面の負傷」も当然含んでい
るはずだ。この部分は「ヘルメットでカバーできる部分」ではない。
3:◆従って、「ヘルメット着用と無関係な負傷も含めての頭部負傷」が門真市では27
件・25件だという事で、門真市の「自転車乗車可能人口」を仮に10万人とすると
(赤ちゃんも自転車に乗せられるので、13万弱の人口では「自転車乗車可能人口」
を10万人と推定してもおかしくはない)、その発生割合は0.027%・0.025%となる。
4:◆「日常的によく自転車に乗る(乗せられる)人」は、門真市では2万人以上はいる
と思うが、もの凄く少なく見積もって1万人としても、「ヘルメット着用と無関係な
負傷も含めての頭部負傷」を被る人の割合は、その1万人の0.27%・0.25%でしかな
い。
5:「自転車事故による死亡」のうち「頭部負傷が原因の死者」は、門真市で2人・0人
で、「門真市での自転車事故件数全体での割合」は0.8%・0%だ。
上記の「10万人」で考えれば0.002%・0%だし、「1万人」で考えれば0.02%・
0%になる。
この「2人の死」は、「ヘルメットをしていれば死なずに済んだ」かもしれない
が、実際には「自転車用ヘルメットでは防ぎようの無い激しい衝撃による死亡」だっ
た可能性も高い。
6:■こういう事を総合的に考えると、「自転車乗車時にヘルメット着用を義務づけると
か強く奨励しなければいけない程の公的で合理的理由は存在しない」と考えるべきで
ある。
7:■ヘルメットをかぶって自転車に乗った場合に、「ヘルメットで視野が狭くなってし
まって事故被害に遭う」とか「ヘルメットのために気が散ってしまって事故被害に遭
う」(暑苦しい、頭が痒い等々)場合が十分にあり得る。
つまり「ヘルメットを着用したために事故被害が増える」可能性が発生する事にも
留意すべきである。
「日常生活における自転車乗車とヘルメット着用の関係」は、こういう事も総合的に考
えて論議されねばならない。
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