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<救う会>拉致問題と差別 2
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 戸田 E-MAILWEB  - 18/11/26(月) 2:06 -
  
※この掲示板で読みやすく 改行整理したり文字化け記号を直したりする時間が、
 今は取れないので、単純にコピー・貼り付けをする。
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<救う会>拉致問題と差別 2 救う会11 /102018
  http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-67.html

北朝鮮・韓国・在日コリアンに対する差別だけでも大問題なのですが、
差別はそれだけではありません。
もっと本源的な差別があるのです。

今年の救う会・家族会の運動方針に、以下の文章があります。
「国家犯罪である拉致問題と他の人道問題を同じに扱うことに強く反対し、
拉致被害者救出の最優先を訴え続ける。」
そして、昨年の運動方針には、以下の文章があります。
「一部で未だにささやかれている残留日本人、日本人妻、日本人遺骨など
人道問題を先行して協議するなど絶対にあってはならない。
北朝鮮がそれら人道問題を無視してきたことは糾弾されるべきだが、
国家犯罪、主権侵害である拉致問題の解決なくして
制裁解除や人道支援再開などはあり得ない。」

国家犯罪である拉致問題と他の人道問題を同じに扱って、
なぜいけないのでしょうか?
他の人道問題を先行して協議してなぜいけないのでしょうか?
正直、人権問題の格差問題、というより、
拉致問題とそれ以外の人権問題、という極端且つ本源的な差別を感じます。

現在の日本政府は、人権問題という人権問題ほとんどに関心を示さず、
あるいは目の敵にして、予算も削ることがあっても
増やしたり、新たに設けたりといったことをしていないことは、
皆さんご存知の通りです。
しかし、拉致問題だけは違います。
まさに破格の扱いです。
拉致被害者の救出と言う本来の目的を除いては。
拉致被害者家族の待遇が破格なのです。

最優先課題と余りに持ち上げられたせいか、
以下のようなことを言う家族も出てきました。
「「拉致は進行中の人権侵害」
特定失踪者、藤田進さんの母校で弟の隆司さんが講演 埼玉」
(産経ニュース 2017/6/20)
https://www.sankei.com/affairs/news/170620/afr1706200014-n1.html
「講演会の冒頭で、隆司さんは拉致問題について
「最大の人権侵害」と断じ、
「拉致問題を日本が安全、平和かを考えるきっかけにして、
進行中の大問題と認識してほしい」と述べた。」

「最大の人権問題」と言われて、なるほどそうか、
といくら高校生とは言え鵜呑みするようでは、
人権意識が低いと言われてもしかたがないでしょう。
拉致問題よりもはるかに深刻な人権問題は、
この日本国内で、呆れるほどたくさんあります。
しかし藤田氏に限らず、拉致被害者家族が、
他の人権問題に関心を示したり、共感したり、言及したりしたところを、
私は見たことがありません。

もう一つ例を挙げます。
「社民系組織メンバーの「拉致より憲法」発言に家族会反発 
秋田街頭で隣で活動中、「被害者家族の思い踏みにじる」」
(産経ニュース 2015/8/4)
https://www.sankei.com/world/news/150804/wor1508040057-n1.html
「救う会秋田メンバーの男性が
1000人委員会メンバーの男性に署名を求めたところ、
「拉致より憲法だ」と拒否されたという。
話しを聞いた増元照明さんは、
「旧社会党、社民党は拉致問題解決の障害になり、
被害者家族の思いを踏みにじってきた。」と演説。
1000人委員会側に抗議をする救う会秋田幹部もいた。
照明さんはその後の県庁での記者会見で
「被害者家族の多くは安保法案の議論に違和感を覚えている。
約40年前に日本人が北朝鮮に拉致された時点で戦争が始まっている。
戦っている被害者を放置している状況が平和なのか。」と訴えた。
飯塚繁雄さんは「国民にとって重要な問題なのに、
署名活動をしても、横目でちらっとみて
通り過ぎる人がいるのが気になる。
だが、政府と北朝鮮に対するメッセージとして活動を続けていきたい」
と述べた。」

この記事は産経ニュースですから、
社民系メンバーを非難する趣旨で書かれています。
しかし色眼鏡を外して見てみれば、署名するのが当たり前という、
家族会の常識はずれの傲慢さが浮かび上がってきます。
増元氏の極論は大問題ですが、
飯塚家族会会長の発言も相当な「上から目線」です。
署名活動を、横目でちらっと見て通り過ぎて、
なぜ批判されなければならないのでしょう。
わざわざ署名してくれた人に、普通に感謝する。
それで十分ではありませんか?

「拉致問題が最優先課題だ、と日本政府は口だけ立派なことを言うが、
実際のところ、全く取り組んでいない」という見方があり、
もちろんその通りではあります。
しかしここで、「拉致問題が最優先課題」ということ自体に
意味があるとすればどうでしょう?

拉致問題と拉致被害者家族を神棚に祀り上げ、
祀り上げること以外何もしていないにも関わらず、
「拉致問題が最優先課題。それ以外の人権問題は後回し」
という構造になってはいないでしょうか?
だからこそ、神棚から拉致被害者家族と拉致問題関係者は、
政府与党と一体化して、北朝鮮・韓国・在日コリアンの人々を見下し、
他の人権問題を見下してはいないでしょうか?

そう考えると「最優先課題」という誇大広告は、
「勝手に言ってろ!」と見過ごしてよいものではなく、
日本社会全体を覆う差別の構造を成り立たせる、
重要なピースである、という事ができます。
少なくとも拉致被害者救出よりは、
そちらの方で存分に効力を発揮しているようではあります。

普通に考えれば、「何が最優先課題だ!真面目にやれ!」と、
拉致被害者家族が真っ先に怒りの声をあげなければならないはずです。
なぜ声をあげないのか?
気づいていないからでしょうか?
そうではないでしょう。
いつまでも「最優先課題」と神棚に祀り上げられ、
「神聖ニシテ侵スベカラズ」な存在として、
政府与党に利用されることに、心地よさを感じているからではないですか。
それは戦前の大日本帝国憲法における
天皇制と同様、差別の構造をなりたたせるものです。

そうでないと言うのならば、
拉致問題と他の人道問題を同じに扱うよう要求すべきです。
神棚に祀っていても拉致問題は解決しません。
「新しい視点」で言っているように、
拉致問題は普通に取り組めばすぐに解決するものなのです。

「拉致が最優先」という神棚にいつまでも祀り上げられていたい、
というのなら、彼らは批判されなければなりません。

それは、
北朝鮮・韓国・在日コリアンの方々の人権の面から、
拉致問題以外の見捨てられている人権問題の被害者側の立場から、
この極端な格差社会で、押しつぶされようとしている私達の立場から、
そして、拉致被害者家族からすら放置されている、
拉致被害者の立場から、批判されなければならないのです。

あと一つ。
つい先日の11月1日の東京連続集会で以下のような発言がありました。
www.sukuukai.jp/mailnews/item_6758.html
西岡力氏 
「9月の国民大集会で飯塚代表は重大な発言をしました。
私たちの今年の運動方針は、「再度政府に年内の解決を求める」ですが、
飯塚さんは「年内とは言いません」とおっしゃった。
運動方針に反しているんですが、
「でも慎重に、確実にやってほしい。
しかし急いでほしい。期限は切りません」と。

 これは情勢をよく分かっていらっしゃって、
「早く」という気持ちと、
「しかし失敗したら大変なことになる」ということが、
飯塚さんにあの言葉を言わせたんじゃないかなと思います。
国民大集会の一番の核心の発言は、
飯塚さんの発言だったと私は思っています。

 しかしこの道しかないんです。ここまで来た。
政府も、官房長官を大臣に据え
るというこれまでにない布陣をひいた。
全力で、我々もできることを民間でやる。
最後の力をふりしぼって、難しい、細い道ですが、
なんとか頂上まで辿りつきたいと思っています。」

飯塚繁雄氏 「「焦らずに」というのは、
何もしなくていいということではなく、
そういう考え方で着々と情報を集め、
どうしようかという段取りでまた総理の動き等全部を
考えた上での対応にしていただきたいなと思います。」

さて今年も後わずか。
そろそろ救う会・家族会も来年の運動方針を立てなければなりません。
上記の考えならば、来年の運動方針は一行ですみます。
「安倍総理に全ておまかせします。」
今年の運動方針もまさしくこれでした。
あるいは昨年も一昨年も。

西岡氏の言う「全力で、我々もできることを民間でやる。」
というのはこれでしょうか?
www.sukuukai.jp/mailnews/item_6768.html
「家族会・救う会は、
自治体の朝鮮学校への補助金を中止すべきだと訴え続けてきました。
今年の運動方針では、「朝鮮学校に対する自治体補助に対して、
拉致に関する教育内容の観点などから反対する。
各自治体への運動を継続強化する」と決めています。」とあります。

安倍総理から「そうしてくれ」と頼まれたのでなければ
(頼まれたのですか?)、
「総理の動き等全部を考えた上で」慎重に対応して頂きたいものだと思います。

引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i121-118-39-136.s42.a027.ap.plala.or.jp>

救う会元幹部が呪縛を解く≪拉致問題 憎しみを超えて-ニーバーの祈りを礎として≫ 戸田 18/11/26(月) 0:01
私達は拉致問題における安倍総理の行動を「詐欺」と見なします。(新しい視点) 戸田 18/11/26(月) 0:27
I なぜ「拉致被害者の全員一括帰国」という目標はフェイクなのか? 戸田 18/11/26(月) 0:33
II 日本政府はどちらの方向をむいているのか? 戸田 18/11/26(月) 0:48
III なぜ北朝鮮への憎しみを増幅させるのか? 戸田 18/11/26(月) 0:50
IV なぜ安倍政権は拉致問題を政治利用できるのか? 戸田 18/11/26(月) 0:53
V 全ては戦争できる国になるために! 戸田 18/11/26(月) 1:01
VI 拉致問題の広報活動を担った人・団体は? 戸田 18/11/26(月) 1:09
VII ほぼ永遠に「生き続ける」ことになっている拉致被害者 戸田 18/11/26(月) 1:17
<救う会>待てるのですか? 待てないのですか? 戸田 18/11/26(月) 1:24
<救う会>韓国ヘイトをする救う会・家族会 戸田 18/11/26(月) 1:28
<救う会>生きているのになぜ助けられない! 戸田 18/11/26(月) 1:34
<救う会>権威を利用する救う会 戸田 18/11/26(月) 1:42
<救う会>拉致問題と差別1 戸田 18/11/26(月) 1:52
<救う会>拉致問題と差別 2 戸田 18/11/26(月) 2:06

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