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在特会の悪辣なウトロ介入を許すな!
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 在特会研究所  - 12/4/16(月) 22:44 -
  
4月15日日曜日、西村斉を先頭とする関西の在特会は、およそ60人くらいをかき集めて、宇治市のウトロ地区で集会とデモを行い、在日朝鮮人の方々が長年が努力と苦闘の末、やっと勝ち取ろうとしている地区の再開発、復興に向けた人々の「夢」を、汚らしい差別・暴言で蹂躙した。
このデモには逮捕の噂がある荒巻靖彦、引きこもりで姿を見せなかった川東大了、詐欺罪で逮捕された中谷良子など、日ごろ姿を見せていなかった幹部連中と若手が集まり、分裂状況に陥っていた関西在特会の大同団結を図るかのように、ウトロ地区に集合し、言いたい放題、暴言・差別言辞を撒き散らし、「不良朝鮮人は出て行け、たたき出せ」等と喚きまわったのである。

ウトロは文字通りの「朝鮮人部落」である、それは1942年に始まった京都飛行場と飛行機工場建設のために集められた、約2000人の労働者のうち1300人を占めた朝鮮人労働者に始まっている。
敗戦によって飛行場建設と工場建設は中止されてGHQに接収さた。働いていた朝鮮人労働者にも退去命令が出され、大半の人々は祖国に帰ったものの、経済的理由も含め、帰れない人々が元の「飯場」に住み着いた。
しかもこの土地が私有地だったため、国の保護も得られず、不法占拠扱いとなり、戦後長く土地問題として、もめ続けた。このため水道を始めとするライフラインが整備されず、住環境は極めて悪く、若い人たちの転出が増え、現在住んでいる人は約200人内外と言われるまでとなっている。

その後、ウトロ地区の問題とその存在は、国際的にも認知されるようになり、韓国政府の3億6千万円の支援金、韓国の民間団体の支援金6500万円、また日本国内の在日有志からの多額のカンパなどがあり、もめ続けた土地問題も一定の解決に向けて走り出し、再開発への機運が高まっている。
この地区は土地の整備が送れ、水捌けの悪い土地であり、住民は過去再三、水害被害にも遭って来た。
ウトロ地区はいまも、フェンス一枚で自衛隊大久保駐屯地と隣り合わせる「危険地域」でもある。

2009年、大阪空港に隣接している朝鮮人部落「中村地区」の再開発が完了したように、日本各地にあったいわゆる「朝鮮人部落」の整備・解消が進み、ウトロ地区は全国的に見ても、最後に取り残されていると言っても過言ではない。
ウトロの再開発・整備と、居住の保障は、長年住んできた人々にとって大きな希望であり、また当然の権利である。

在特会がこのように「ウトロ」こだわり、しつこく介入してくるのは、在日朝鮮人が住んでいるという理由のほかに、もうひとつある。
それは土地問題でのトラブルの裁判での住民側の最高裁敗訴である。
だがこの判決は土地所有者と住民の民事訴訟であって、ウトロの全ての問題に対する司法の最終的判断では全くない。
ところが会長桜井誠を始めとする在特会は、ここでも彼らの特性である「短絡」を為にして、この「敗訴」を根拠として、ウトロに住む人々を侮蔑し、いわく「最高裁でお前たちは負けた、だからウトロはお前たちが住むところではない、朝鮮人は出て行け」との暴言を吐きまわっているのだ。
まさに国家権力にへつらう「犬」そのものである。

最後に、ウトロのデモに参加した在特会の「若い諸君」に伝えたい、諸君は一時期だったかも知れないが、西村斉や荒巻など幹部連中の汚い差別用語連発に反発し、チーム関西のカレンダーに「差別用語は使わない」旨を書き記した筈だ。

もう一度自分の胸に手を当て、よく考えて欲しいと思う。「愛国心と差別」が決して両立しないこと、そして幹部連中が君たちを、ただただ、宣伝のための道具としてか見ていないことも、もっとよく悟って欲しいと思う。

西村斉の暴言動画
http://www.nicozon.net/watch/sm17565925

引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB720; GTB7.3...@p5198-ipad305kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp>

在特会の悪辣なウトロ介入を許すな! 在特会研究所 12/4/16(月) 22:44
本物ヤクザの登場に態度を一変させる西村斉の卑屈 在特会研究所 12/4/18(水) 12:04

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