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◇戸田の所管質問・答弁を原稿で:<2:原発・放射能問題について>(必見です!)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/6/22(水) 11:01 -
  
 戸田の建設文教常任委員会での所管事項質問とそれへの当局の答弁を、それぞれ原稿で、一問一答型式に組み立て直して紹介します。
 原稿以外にもしゃべった事も当然ありますが、その紹介は後日に。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2:原発・放射能問題について

戸田:
 「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」(原発がないと電気が足りない!という脅  迫)がここ30数年来、日本社会全体を覆うように原発推進勢力によって進められて国民
 の洗脳を行なってきた。
  学校教育の場も例外ではなく、それどころか「地球環境を守ろう!」、「地球温暖化 を防ごう!」などの子どもの正義感を利用しながら、教員を手先に使いながら綿密に刷 り込みが続けられてきた。

  学校教育の場で「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む仕掛けを暴露す るテレビ報道があって、「ここまでやっているのか」と、その内容に驚かされた。
  (ネットでもいろいろ書かれているが)
 その手法は、

(1)電力会社の連合体である「電事連」(電気事業連合会)が
  1. 小学生向け・中学生向けにきれいなカラーパンフを作って、それを「副読本」
 として学校に送りつけ、教師に使わせる。
  2. 「原発見学」を学校や教育委員会に積極的に働きかけて、子どもと教員に「原発
    見学」をさせ、「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む。
  3. 教員向けの「セミナー」を行ない、それへの参加を学校や教育委員会に積極的に
    働きかけて参加させ、「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む。

(2)文科省と経産省が共同して、
  1. 小学生向けに「わくわく原子力ランド」、中学生向けに「チャレンジ!原子力ワ
    ールド」というきれいなカラー副読本を学校に送りつけ、教師に使わせる。 
    教え方はそれぞれに「教師用 解説編」を送りつけて教員を誘導する。
  2. 原発問題についての「研修会」に教員を参加させて教員評価と連動させながら
    「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む。
 
 というものだった。
  先日、テレビである小学生達が原発が必要か停止すべきかを討論していたが、原発周 辺地の悲惨な状況を知っているはずなのになお、それに心を痛めるよりも「それでも原
 発が必要」とする子どもが7割ほどもいた事に驚いた。

  その子らは「原発がないと電気が足りない」、「原発がないと地球温暖化が進む」と
 いう「原発推進論理」をそのまま正しい考えと信じ切っており、学校と社会での刷り込
 みの「成果」がそこに見られてぞっとした。

 それらを踏まえて、
Q1:こういう「副読本」が門真市の小中学校にも送られているのではないか?
   また、その「副読本」を使って教えている学校はあるか?

Q2:「原発の見学」や「原発問題についての教員セミナー・研修会」に門真市の学校の  子どもや教員は参加しているか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A1:副読本は、直接学校に送付されているようですが、それを使用したということは聞  いておりません。

A2:セミナーを受けた教員や子どもがいるということは聞いておりません。

戸田:
Q3:教育の中で「門真市が福井原発から直線距離で80キロ」とか、「近畿の水瓶である
  琵琶湖が福井原発から直線距離で20キロ」である事を教えてるか?
   また、「福井原発で重大事故が起これば、門真市で生活できなくなる事が十分にあ
  得る」、という事  は教えているか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A4:中学校の社会科では、原子力発電所がある場所やその利点、一方で解決しなければ  ならない問題についても書かれており、両面を学んでおります。なお、80km圏内
  の問題につきましては、今後、今回の事故を受けて国や文科省が一定の見解を出すよ
  うであれば、それに沿って対応してまいりたいと存じます。

戸田:
Q4:教科書の中に「原発は発電の時に二酸化炭素を出さない」と書いてあるが(小学   3・4年社会科、東京書籍)、原発は「燃料棒の猛烈な高温を大量の海水で冷やし続
  ける」システムであり、熱くなった海水を出す排出口周辺の海水温度を7℃ほど高く
  する。
   当然、海水温度が高くなった分だけ、海水にとけ込んでいたCO2が大気中に排出さ
  れていく。

   日本の原発全体から1年間に1000億トンの温水が排出されるが、日本全土に降
  る雨の量は1年間で6500億トンで、そのうち川に流れるのは4000億トン。
   従って原発は、毎年日本の川を流れる水の4分の1に相当する量を7℃温めて海に
  戻している事になる。

   つまり原発は、「海面から大量のCO2を発生させるシステム」であり、「CO2を出さ
  ない」というのは大ウソではないか!

   さらに言えば、運転を停止しても燃料棒が高熱を出し続けるので、それを冷やすた
  めにこれも大量の海水による熱交換が何年間にも渡って不可欠である。

   従って、「原発は運転する時に(運転を停止しても何年間かは)不可欠な海水取り
  込み排出を通じて海水から二酸化炭素の排出を増大させる」と書かなければならない
  はずだ。
   教委はこの教科書記述の誤りをどう考えるのか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A4:教科書は厳しい検定を通って子どもたちに配布されているものであり、教科書にあ  る「発電の時に二酸化炭素は出さない」という記述は間違いないと教科書会社からも
  報告を受けております。

※こういうアホな答弁に備えた戸田の追及原稿↓↓ (実際にはもっと色々言った)

戸田:
 ※科学的には、「核分裂反応は炭酸ガスを出さないが、原発の運転自体は絶対不可欠に
   周辺海水の温度を高めるから、温度を高めた分だけ海水から二酸化炭素を出させ
   る」が正しい表現ではないか!
    子どもから、このような指摘を受けたら教委はどう答えるのか?!

※答弁に窮した教委は、「理科の先生だった川本学校教育部長」が答弁に立って言い訳し
  た。
※この川本部長答弁を戸田が批判。
  (それらの内容については、近日中にテープ起こしから再現して報告する)

戸田:
  私自身は、「二酸化炭素で地球温暖化論」は原発推進のためのマヤカシだと深く疑っ
 ている。
  だいたい、CO2は植物が光合成によって酸素を生み出す材料であって、地球の生命環
境に不可欠のものなのに、これを超危険な放射能毒物よりも悪い邪魔者扱いにしたりす
 る事が間違いだ。
  また、大気の成分の僅か0.04パーセントを占めるCO2が多少増える事を危険視する
 一方で、超危険な放射性物質を大量に生み出し、大気や海にも出してしまう原発・核燃
 施設を必要物と見なすのは、まさに常軌を逸している。

Q5:私は30数年前から原発の危険性を認識しており、福島原発のような重大事故が日本
  で起こる可能性があると考えてきたが、教委の諸氏は福島原発事故のような事故が起
  こる可能性を全然考えずに、「原発安全神話」に浸ってきたのではないか?
   率直なところを語って欲しい。

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A5:今回の事故につきましては、大変重大な事故であり、子どもも含めて多くの住民に  これほどまでの影響があることについて我々も含め多くの人は想像出来なかった事態
  であります。

戸田:
   実は「全ての原発を止めても電気不足は起こらない」のだが、教委の諸氏はそうい
  うデータをしっかり検討する事もなく、電力会社やマスコミが吹聴する通りに「原発
  を止めると電気が不足する」と今でも考えているのではないか? 

  2005年をピークに、電力需要は減り続けています。人口も減ってます。
  「真夏の電力ピーク」というのはたった数日の2〜3時間だけです。
  そして、そちらに渡している「エネルギー・経済統計要覧」という公式機関のグラフ
  にある通り、火力・水力の発電容量だけで、電力ピークを上回っているし、実際の発
  電稼働から見ても、火力の稼働率を40%から70%に上げるだけで、原子力の年間
  発電量3600億KW/Hをカバーできるのです。

   電力会社は、「水力は夏はフル稼働できない」とか「点検のために使えない発電所
  もある」とか言い訳をしますが、実際はわざわざ夏のピーク時に火力の点検を行った  りしています。

   これに企業などの自家発電をもっと電力会社に買わせたり送電を自由化させたりす
  れば、さらにゆとりが増えます。
   自然エネルギー発電の急増は全然必要じゃありません。
   「原発か自然エネルギー発電か」という対比は、自然エネルギー発電の増加には
  長い開発期間がかかる事を見越しての「だから原発維持しかない」というペテン論法
  であって、これに惑わされてはならない。

   さらに昨夜の報道ステーションでやっと報道されましたが、今後当分の主流は液化
  天然ガスを燃やす【ガスコンバインドサイクル発電】であって、実は日本の電力会社
  は世界最高レベルのものをどんどん設置しています。
   原発推進のためにこれをおおっぴらに言わなかっただけなんです。
   この発電は、
   ・起動から1時間で最大出力に達する機動性を持つため、真夏の電力需要への対応
     力に優れている。
   ・原発に比べて、排熱量が約2分の1でクリーンで、簡素。
   ・原発の4分の1のコストで工期も数ヶ月。
   ・燃料の天然ガスは埋蔵量発見がどんどん増えて、価格もどんどん下がっている。

 という、いいところだらけ、反原発の旗手・広瀬隆さんが激賞する発電方式です。

  さて、こういう事実を、ほとんどの国民も議員も行政も知らされないできた。知ろう
 としないできた。

Q6:もしも、子供たちに「本当は原発を全部とめても電気は大丈夫なんじゃないです
  か?」と聞かれたらどう答えるのか?
   ちゃんとした事実に基づいた答えが出来るように、しっかり情報を収集して考える
  べきじゃないですか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A6:様々な意見があることは事実であります。
 子ども達により適切な答えができるよう、情報を収集していきます。

戸田:
Q7:これは24日の一般質問の中でも提起する事だが、
  1. 門真市も市教委も放射能測定器を持っていないので、早急に配備して何カ所かで    測定できるようにすべき。
  2. 正しい知見を得るために、最低限、反原発で長年研究・活動してきた人の著書や
    原発事故の解説書計5冊程度を教育長ほか各部に1〜2セット置いて幹部必読、
    特に学校教育部は職員必読とすべきと思う。

  これらについて、どう考えるか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

1.市全体として検討する課題と認識しております。
2.一般質問に向け関係部署と調整してまいります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆門真市で原発副読本が使われていない事はよかった。
 答弁全体で、かなり逃げ腰だが、最初の答弁案はもっと酷かった。
「原発問題は国のエネルギー政策の問題だから、門真市教委では答えられない」という
 姿勢だったのをだいぶ追及して改善されたのが、この答弁原稿だ。

 「○○○○と子どもに聞かれたら教委はどう答えるのか?」という聞き方は、「すり合 わせ協議」の中で「国の政策について口を挟めない」という逃げを許さず、「教委が絶
 対に答えなければいけなくなる形」として発案した聞き方である。

 研修書籍の購入については、「賛否両論あるものについて公費で購入する事は出来ない」などというとんでもないアホウな先走り答弁原稿も出してきたので、「これは市長らが前向きに検討していて24日本会議で答える事なので、それと無関係にいらん事を言うな」、「一般質問での答弁に向けて調整していきます、と答えておけばいい話だ」と諫める場面もあった。

引用なし
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