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◇「1中学2小学校主義」、四宮・北・大和田の3小廃止問題を詳しく追及した福田質問
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 戸田 WEB  - 09/2/6(金) 14:18 -
  
 「1中学2小学校主義」、四宮・北・大和田の3小学廃止問題についても、共産党の
福田議員の08年12月議会本会議一般質問でのやり取りが、最も詳しく明らかにされたも
のだと思うので、その部分を紹介します。

 2008年12月議会 福田英彦議員の一般質問・答弁
[2008.12.22] -[議会活動]  http://kadoma.jcp-web.net/?p=763
1. 学校適正配置について
 (1) 門真市小中一貫教育推進プランについて
 (2) 小学校の分離統合について

1. 学校適正配置について
学校適正配置についてです。

 昨年8月31日に門真市教育委員会が市立小・中学校の校区再編及び適正配置について
  1.小学校区と中学校区の接続を図るための校区再編について
  2.第二京阪道路建設に伴い分断される校区の再編について
  3.小・中学校区の適正配置について
門真市学校適正配置審議会に諮問し、12回の審議会での議論を経て12月8日、第3次の
答申が基本的考え方、留意すべき事項、5つの具体的提言を盛り込みまとめられました。

 この中で小学校再編について
 1中・6中の統合中学校区では北小学校を浜町中央小学校と門真小学校に分離統合する。
 第5中学校区では四宮小学校を分離し、北巣本小学校及び東小学校の校地・校舎を活用
   し、新小学校2校を設置する。
 第2中学校区では大和田小学校と上野口小学校の統合校を上野口小学校の校地・校舎を
   活用し設置する

というもので、明治5年に開校した大和田小学校、明治7年に開校した四宮小学校、新しい門真町として合併後初めての小学校として昭和37年に開校した北小学校という歴史のある学校が姿を消すかもしれないという大変ショッキングな内容となっています。

 この審議会を進めるうえで最も重視されたことは、答申の「はじめに」でもふれられているように、昨年11月に市教委がまとめた「門真市小中一貫教育推進プラン」であり、プランの実現を図るための学校適正配置として1中学校校区につき2小学校を配置するということでした。
 しかしながら、会議録を見ますと、この「門真市小中一貫教育推進プラン」は第3回目の審議会で突然説明が行われ、その後審議会の流れが大きく変わったように思えます。

 そこでまず、「門真市小中一貫教育推進プランについて伺います。
 プランではまず、今日の子どもたちの状況を見ると、学習意欲の低下、家庭での学習習慣の未定着、社会体験不足、不登校、非社会的行動など、豊かな人間性を育み、基礎的・基本的な学力を定着する時期の義務教育に様々な教育課題が生じているとし、課題解決の重要な手法として「小中一貫教育を推進する」としていますが、以上の教育課題について小中一貫教育がそれぞれの教育課題についてどのような効果があるのか、具体的な答弁を求めます。

 次に1中学校校区に2小学校を配置することについてです。
 これは、このプランにはまったく触れられていないにもかかわらず、審議会では明らかに事務局がこの原則へと誘導し、結果として審議会委員にまさに「苦渋の選択」「痛みを伴う学校再編」を押し付けています。

 第7回目の審議の中ではある委員が東小学校の児童数が今後増える可能性があることから、第5中学校区では四宮小学校を残し、3小学校とする案の提案がされていますが、事務局が「提案としては受けるが事務局としは2小学校に再編するということでお願いしたい」と全く検討の余地を与えていません。
 事務局は先進として吹田市と寝屋川市をあげていますが、そこでどのような実践が行われていてどのような効果があったのか、問題点はなかったのかなどについて全く説明がされていません。

 それぞれについて具体的にどのように実践されてどのような効果があったのか、また、第3中学校は現在1中学校2小学校となっていますが、小中一貫教育が他の校区よりもどのように進められているのか答弁を求めます。
 このような学校再編は今後様々な問題が予想される中で、何が何でも1中学校2小学校をすすめようとする市教委としての考え方、その大方針がどのような場でどのような議論を経て決定されてこの審議会に提案されることになったのか具体的な答弁を求めます。

 次に小学校の分離統合についてです。
 冒頭にも述べましたが、小学校の再編については大変ショッキングな内容であります。 そもそもこのような結論が当該の地域や関係者への説明や意見聴取なしに非公開の議論を経て出されたことについては大問題だと考えます。

 そして重大なのは、会議の非公開を決定するにあたっても事務局が誘導したということです。
 その理由は審議にあたり学校名や地域名がそのまま公開されると、当該学校や地域の関係者にいたずらに心配や混乱を招く恐れがあること、委員が自由に意見を述べ議論できるようにすべきで、外的圧力を受けずに自由に発言でき、審議の目的が達成できるようスムーズな運営が確保されなければならないというものです。

 校区の再編については様々な議論があり、公開をすると結論が見出しにくいということは否定はしませんが、十分な審議を経て決定するには審議過程において市民にその内容を公開し、意見や意向について把握すべきです。
 今回の審議会では校区再編について市民の意見や意向を把握は全くありませんでした。審議が非公開とされたこと、市民意向把握が行われなかったことについて説明を求めるものです。

 次に具体的提言の3、統合新中学校(第1・第6中学)校区内の小学校再編についてです。
 この問題については先の文教常任委員会において2012年度、平成24年度の新中学校開
校に向けて具体化が図られるという方向性が示されました。

 北小学校の分離統合については北小学校を単純に浜町中央小学校に統合すると児童数の増加に伴う校舎の増築が必要となり運動場面積を圧迫すること、複雑な通学路で安全性に課題があることなどが判断の理由とされています。
 しかし、北小学校を分離したとしても浜町中央小学校区は幸福町・中町が含まれており、新たなまちづくりの中で、人口増加が容易に予測され、児童数の増加は確実で、校舎の増築等は避けられず、分離統合はすべきでないと考えます。
 この問題についてどのように考えているのか答弁を求めます。

 北小学校は答申でもふれられているように、昭和37年に創立され、まもなく50周年を
迎えようとしている歴史ある学校です。
 児童、地域等に対する十分な配慮が必要としていますが、新中学校統合まで、地域や児童、保護者に対しいつどのようにどのような働きかけをしようとしているのか答弁を求めます。

 小学校の分離統合問題については他の校区についても様々な問題が山積しています。
児童・生徒数をはじめ通学路の安全確保や地域活動との関係など、審議会では想定されなかった問題が出てくることが当然予想されます。
 このような状況となった場合は当然具体的提言の見直しも含め検討すべきと考えますが、市教委として明確な答弁を求めます。


【答弁】学校教育部長

門真市小中一貫教育推進プランについてであります。

「門真市小中一貫教育推進プラン」につきましては、基礎的・基本的な学力の定着や学習意欲の低下等の「学習指導面」と不登校や非社会行動等の「生徒指導面」の課題解決という二つの大きな目的があります。
 子どもたちにとって小中の段差をなくし、学力を向上させるためには、「小中連携」や「小小連携」による系統的な学習が大切です。また、中学校入学後、不登校が急増する状況を克服するには、「小中連携」と日々の生徒指導交流は欠かせません。

 先進市である吹田市は、義務教育9年間を「小中連携」「小小連携」によるトライアングル構築による一貫性のある教育をめざしており、例えば、算数・数学9年間の学習カリキュラムを作成したことにより、子どものつまずきに対応した、一貫性のあるわかりやすい授業が展開されています。
 寝屋川市では、「元気アップ9年間戦略」として異年齢の縦のつながりを重視し、合同部活動や合同授業の実施により、小中ギャップの克服に効果が現れています。

 本市では、小中一貫教育推進プランに基づき、研究指定校による研究と並行し、全中学校区で実施されている小中交流会をさらに発展させ、より緊密に連携した教育をめざして取組みを推進しています。
 第3中学校区の「小中合同研修会」は4年目を向かえ、不登校問題や学習指導等の課題について全体研修や課題別グループ研修を通して情報交換や意見交流が実施されています。

 次にプラン作成につきましては、先進市では小中一体となった子どもたちの取組や教職員の一致した理念、協働による中学校区全体の活性化が期待されることから、事務局で検討してまいりました。
 検討結果をプランにまとめ、平成19年11月の教育委員会で「門真市朝中一貫教育推進プラン」として承認され、審議会に提案しました。

 また、「1中2小」につきましては、小中一貫教育を推進するには、先進市の例から「小・中間」及び「小・小間」の一貫性がより確立しやすいという説明を事務局で述べ、審議会の中で決まっていきました。

 次に小学校の分離統合についてであります。

 審議会は、各委員の発言が当該学校や地域関係者にいたずらに心配や混乱を招く恐れがあること、また、外的圧力を受けずに自由な意見を述べることが出来なくなることを避けるため非公開としていました。
 また、答申が出た段階で非公開内容はすべて開示すると決めておりましたので、中間的段階で意見聴取等はせず、答申まで非公開で進めてきました。

 次に北小学校の再編統合につきましては、児童数、校地校舎、通学路の安全性などの観点から審議され、この時点で児童数推計上減数の見通しになっておりましたので、答申の具体的提言3のような結果となりました。

 具体的提言内容の進め方につきましては、事務局で原案を作成し、パブリックコメントにかけ、出された意見を参考に実施方針を教育委員会で決定していくことになります。
 この後、当該地域へ段階的にご理解をいただくよう説明会を予定しております。

 具体的提言が5つありますので、総ての具体化まで一定の期間がかかることが予想されます。
 その間に宅地化、児童生徒数や通学の安全性に変化が生じた時には検証し、見直しの必要が生じた場合には検討していまいります。

【再質問】
 答弁の中では、一中学校区に対して二小学校、この原則については決して教育委員会、又は事務局が押付けたものではなく、審議会自身でで決定されたと、そういう風な趣旨の答弁がされたものと思いますが、あらためて教育委員会の押し付けではなく、審議会自身の判断で決定されたものなのかどうか、再度答弁を求めます。

【再答弁】
 先にご答弁申し上げましたとおり、小中一貫教育における1中2小につきましては、適正配置審議会におきまして、教育委員会としてその有効性を説明させていただき、審議を重ねていく中で、考えを固めていただきました。
 よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

引用なし
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校区が変わり無くなる小学校もあるんですね? 下島頭のりゅうくんのママ 09/1/28(水) 12:24
いずれ四宮小に入学するであろう親は何も知らない。 下島頭のりゅうくんのママ 09/1/30(金) 12:31
◆答申はコレ。廃止が四宮・北・大和田の3小学、「1中学2小学校主義」が主眼 戸田 09/1/31(土) 9:01
質問 G 09/1/31(土) 14:50
統廃合 とん太 09/2/2(月) 9:56
とん太さんへ G 09/2/2(月) 23:52
▲1中6中統合の新中学建設について、市・教委の考えをまず紹介します。 戸田 09/2/5(木) 8:48
★戸田の考え:門真に「斬新な学校」が必要。1中6中統合賛成。財政的にも十分可能 戸田 09/2/5(木) 11:15
◎「都市ビジョン」や「幸福町・中町まちづくり基本構想」から6中1中問題を見ると、 戸田 09/2/5(木) 11:22
◇1中6中統合問題について最も詳しく明らかにした福田議員の12月議会質問と答弁 戸田 09/2/5(木) 12:22
丁寧な説明に感謝です G 09/2/5(木) 18:40
◇「1中学2小学校主義」、四宮・北・大和田の3小廃止問題を詳しく追及した福田質問 戸田 09/2/6(金) 14:18
※09年1月以降の主たるツリーを上げて順番を整えるために追加投稿しました 戸田 09/4/16(木) 6:36

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