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報ステが大スクープ!憲法9条(戦争放棄)は幣原喜重郎首相の提案であった事が判明! 戸田 16/3/3(木) 23:27

★2013年6月議会:戸田が「幣原氏が戦争放棄を発案した」との資料提示して質問! 戸田 16/3/4(金) 10:27
△この6月議会戸田質問への市と市教委答弁:幣原業績継承と護憲の姿勢を示す良い答弁 戸田 16/3/4(金) 10:34

★2013年6月議会:戸田が「幣原氏が戦争放棄を発案した」との資料提示して質問!
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/3/4(金) 10:27 -
  
 この時期に戸田は「憲法9条は,日本側からGHQに押し付けた妙策だった」というネット記事 http://www.benricho.org/kenpou/shidehara-9jyou.html を読んで衝撃を受け、
幣原氏への認識が劇的に深化した!

 そしてそれを門真市の市長や教育長らにも、議員達にも伝えて、門真市を「平和憲法擁護都市」にしていく事を訴えていった。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎2013年6月議会特集→http://www.hige-toda.com/_mado05/2013/06gikai.html
 この議会特集で、戸田は
    ★画期的!門真市議会の全音声記録を初めて入手し公開!
 として、「議会の音声動画」を作ってアップしている。(膨大な手間をかけて!)

 2013年は「第二次安倍政権」が始まった年で、「憲法改悪のきな臭い動き」が強まったがゆえに、戸田としても「改憲阻止!」、「門真という地域からも広範な護憲の意識を作ろう」という意識から、「門真の偉人=幣原喜重郎」への関心が高まって、

「幣原喜重郎をキーワードにして、超党派的な護憲の意識を門真で広めよう」、という目的意識を持って議会質問を行なった。

▲「戸田の幣原氏認識の劇的深化」については、「戸田の一般質問の最終部分」に如実に
 示されている。
   ↓↓↓
 ・・・・ちょっと前まで私は、日本国憲法は、戦後革命の敗北を根底とし、日米安保と
 セットで制定されたブルジョア憲法であり、幣原喜重郎氏は所詮はブルジョア政治家内
 のリベラル派に過ぎない、と軽んじる所があったのですが、
  今は、歴史条件の組み合わせの中で世界史的使命を帯びたものとしての憲法9条と、
 幣原喜重郎氏の重さを深く認識するようになりました。

  天皇制の存続か廃止か、では私と幣原氏の意見は全く異なりますし、幣原氏は日米地
 位協定や日米安保の問題への認識は無かったわけですが。

  さて、「もし私たちが空想家のようだと言われるならば、救いがたい理想主義者だと
 言われるならば、出来もしない事を考えていると言われるならば、何千回でも答えよう。
 「その通りだ」と。」

  これはチェ・ゲバラの言葉ですが、幣原さんは「世界は我々が現実に即さない夢想家
 だと言って、あざけり笑うでしょうが、百年後には我々は予言者と言われるようになる
 でしょう。」と言っています。
  ゲバラと共通した、革命的信念に満ちた素晴らしい言葉ではないでしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参照:
◎短くも波瀾万丈で緊張と充実の6月議会が終了した。締めは戸田の名演説で
    戸田 - 13/6/7
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7810#7810

★戸田の一般質問原稿(2)(幣原喜重郎と憲法問題、再質問)聞かせる名演説だっ
 た!    戸田 - 13/6/7(金) 20:02 -
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7817;id=#7817

<項目4:憲法9条を発案し、貫いた幣原喜重郎の見識と憲法の擁護遵守義務について>

Q1:私は「憲法9条は,日本側からGHQに押し付けた妙策だった」というネット記事を読
  んで衝撃を受けました。
   これは、門真の偉人:幣原喜重郎元首相の側近であった元衆議院議員平野三郎氏
  が、1951年の幣原氏逝去の10数日前に幣原氏から聴取した、戦争放棄条項等の生まれ
  た事情について、総理府憲法調査会事務局が1964年2月に印刷に付したものを紹介す
  る記事でした。
   この幣原氏聴取記録は、2004年11月10日の第161回 国会参議院憲法調査会でも引
  用されたものです。

   私が何に衝撃を受けたかというと、

 1)憲法9条は幣原氏が一人で発案し、それを確固たる世界観と緻密な将来見通しを持
   って、かつ巧妙精緻な手法でGHQに押しつけて了承させ、それをもって日本政府
   にも了承させて作成した、という点

 2)幣原喜重郎氏が単に「理想的平和主義の人」であったのではなく、国際政治におけ
   るレアルポリティクの世界、国際交渉が権謀術数の世界である事を知り尽くし、
   数々の修羅場をくぐった凄さを持った政治家でもあ事、という点。

 3)「戦力放棄という非武装平和主義の憲法9条」に対するあらゆる危惧や批判、
   揶揄、逆行をこの時既に想定し、それへの反論対応を十分に確立していた、という
   点です。

 以下に、質問者の平野氏と幣原氏の応答を少し要約的に抜粋して紹介します。

 問:日本だけが(軍隊を持つ事を)やめても仕様がないのではありませんか。

 答:実際問題として世界中が武器を持たないという真空状態を考えることはできない。
    世界政府とまでは行かなくとも、少なくも各国の交戦権を制限し得る集中した武
   力がなければ、世界の平和は保たれない。

    戦争をなくするための基本的条件は武力の統一であって、この条件の下で各国の
   軍備が国内治安を保つに必要な警察力の程度にまで縮小され、国際的に管理された
   武力が存在し、それに反対して結束するかもしれない如何なる武力の組み合わせよ
   りも強力である、というような世界である。
     ローマ帝国や、徳川三百年のように。

    このことは、今まではやれなかった。
    しかし原子爆弾というものが出現した以上、いよいよこの理論を現実に移す秋が
   来たと僕は信じた訳だ。

  問:日本のような敗戦国がそんな偉そうなことを言ってみたところで・・・

  答:負けた日本だからこそできることなのだ。
    国家というものは極端なエゴイストである。
    原子爆弾は世界中に拡がり、遂には身動きもできないような瀬戸際に追いつめら
   れるだろう。
    それでもなお各国は異口同音に言うだろう。
    「自衛のためには力が必要だ。」、「相手が持っているものは自分も持たねばな
   らぬ。」

     要するに軍縮は不可能である。
     唯もし軍縮を可能にする方法があるとすれば、世界が一せいに一切の軍備を廃
    止することである。
     しかしこれも不可能なことだ。

     ここまで考えを進めてきたときに、九条というものが思い浮かんだのである。
     次の瞬間、直ぐ僕は思い直した。
     もしこんなことを人前で言ったら、幣原は気が狂ったと言われるだろう。

     だが今では「正気の沙汰」とは何かということである。
     武装宣言が「正気の沙汰」か?それこそ狂気の沙汰だという結論は、考えに考
    え抜いた結果もう出ている。

     要するに世界は今一人の狂人を必要としているということである。
     これは素晴らしい狂人である。世界史の扉を開く狂人である。
     その歴史的使命を日本が果たすのだ。

  問:やがて世界はそうなると思いますが、それは遠い将来のことでしょう。敵が口実
    をつけて侵略したらどうする訳ですか。

  答:僕は第九条を堅持することが日本の安全のためにも必要だと思う。
    僕は我国の自衛は徹頭徹尾正義の力でなければならないと思う。
     その正義とは日本だけの主観的な独断ではなく、世界の公平な与論によって裏
    付けされたものでなければならない。

     そうした与論が国際的に形成されるように必ずなるだろう。
     要するにこれからは世界的視野に立った外交の力によってわが国の安全を守る
    べきで、だからこそ死中に活があるという訳だ

  問:憲法は先生の独自の御判断で出来たものですか。

  答:・・・僕には天皇制を維持するという重大な使命があった。
    情勢の中で、天皇の人間化と戦争放棄を同時に提案することを僕は考えた訳であ
    る。
     憲法は押しつけられたという形をとった訳であるが、当時の実情としてそうい
    う形でなかったら実際に出来ることではなかった。
     そこで僕はマッカーサーに進言し、命令として出してもらうように決心したの
    だ・・・
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  紹介はこれで終えますが、自分がこういう重大な事を知らず、幣原氏の真の凄さを知
 らずにいた事を恥ずかしく思い、かつそれら知った嬉しさを強烈に感じたので、これは
 ぜひ多くの人達にも知ってもらいたいという思いに突き動かされて、5月9日に、園部
 市長や副市長、各部長、全ての議員にこの記事のコピーを進呈しました。

  これを読んだ市長や副市長、各部長の人達も、その大半は、今までは「憲法9条は、
 幣原氏が一人で発案して、日本側からGHQに、いわば押し付けたものだった」事を知らな
 かったのではないでしょうか?

  幣原氏の政治哲学や人間としての凄さを、今まで十分には知らず、この記録によって
 目を拓かれた、という思いを抱いたのではないでしょうか?
  園部市長らの率直な所を聞かせて下さい。

Q2:幣原喜重郎氏の見識や業績の数々、最新の知見について、市民への継承はどうなさ
  れているでしょうか?
   本件資料は、歴史資料館で展示されているでしょうか?

Q3:憲法公布の1946年から既に67年、憲法制定経緯については全て知り尽くされて、今
  さら新しい事実など出て来ないものと思っていましたが、先般、憲法や戦後史を研究
  している学者の話を聞いたら、まだまだ究明すべき事が山積しているとのことでし
  た。

   幣原氏の業績については、歴史資料館を中心にして、新しい知見を積極的に収集
  し、市民に公開したり、分かりやすく展示したり、勉強会を開催したりしていくべき
  と思いますが、どうか?

   また、市職員や学校教員を対象とした研修会も実施していくべきと思いますが、
  どうか?
   子ども達に今まで以上にしっかり伝えていく事については、どうか?

Q4:憲法99条では「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員
  は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と定められています。
   つまり「全ての公務員は憲法を尊重し擁護する義務を負う」わけであり、公務員た
  る者は、当然にも
    ・「『憲法を尊重し擁護する』とはどういう事か?」
    ・「『憲法を尊重し擁護する義務に違反する行為』とはどういうものか?」
  を知っていないといけないはずです。
  
   もしそれを知らないとすれば、それ自体が公務員の憲法義務に反している事になる
  はずですが、どうか?

   「憲法を尊重し擁護する義務に違反する行為」の具体的に想定できる例を2つか3
  つ挙げてみて下さい。
              
Q5:日本国の公務員が、日本国憲法について
    「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付
     けた元凶である」
   と公衆に向けて公開的に非難する行為を行なった場合、
   これは明白に「公務員の『憲法を尊重し擁護する義務』に違反する行為」だと判断
   されるはずですが、どうか?

   これを「公務員の憲法違反行為」と認定出来ない理由などあり得ないはずですが、
  どうか?
 
Q6:「日本国憲法、とりわけ憲法9条を発案創設した幣原喜重郎の生地=門真市」とい
  うポジションは、全国や世界各地の人々を門真市に呼び寄せる題材として大変有効な
  ものであるはずであり、門真市の活性化、地域経済への貢献にも大いに役立つはずで
  す。
   幣原喜重郎の業績展示の施設の充実、説明ガイドの養成、などを、たとえば民間
  NPOや住民研究家などと共同して検討し、やがては「幣原喜重郎の業績探訪ツア
  ー」などが組まれていくようにするべきと思いますが、どうか?

Q7:一時期、6月市長選に維新の会公認候補が出る動きがあったので、それへの対抗の
  ためか、自民党防衛族の石破茂幹事長と園部市長とのツーショット写真ポスターが市
  内各所にデカデカと貼り出され、園部市長=憲法改訂、私から言えば「改悪」、9条
  改変急進派の自民党、というイメージが非常に色濃く感じされるようになって
  いますが、これについては、いかがなものか、と私は思います。

   さまざまな考えを持つ市民全体の上に立つ市長という立場にある者は、たとえ特定
  の政治主張や政策を持つ政党の一員であっても、ある程度の部分は政党色を自省する
  事も必要なのではないでしょうか?

   とりわけ幣原喜重郎生誕の門真市の市長であるからには、安倍自民党の改憲路線と
  は一線を引いて、日本国憲法の擁護、特に憲法9条の擁護遵守の姿勢をはっきり打ち
  出して、市の内外に示してもらいたいものです。

   園部市長の考えはどうでしょうか? 
   今回、幣原喜重郎氏の奥深い見識を読んで知った者としての考えを示して下さい。
                              残り2分19秒!
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<再 質 問>

 脱原発PPS電力でも、中央小工事問題でも、選管問題でも、かなりの前進が確認できました。

 また、「日本国憲法は、日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である」という主張を公務員が公言するのは憲法違反だ、との明言もありました。
 これは言うまでもなく、橋下や石原ら日本維新の会の憲法違反を痛切に批判した事であり、門真市が全国の公機関の中で、初めて明言したものです。これも非常に先進的な事です。

 最後に、私の認識を率直に述べておきます。
 私は21世紀型社会主義革命を本気で目指す活動家ですから、当然、日本国憲法を社会主義の憲法に深化発展させるべきと考えています。

 しかし、資本家勢力・右派勢力による憲法改悪策動を粉砕するべく、当分の間は断固護憲であり、今の改憲手続きはずっと堅持すべきものと考えています。

 ちょっと前まで私は、日本国憲法は、戦後革命の敗北を根底とし、日米安保とセットで制定されたブルジョア憲法であり、幣原喜重郎氏は所詮はブルジョア政治家内のリベラル派に過ぎない、と軽んじる所があったのですが、今は、歴史条件の組み合わせの中で世界史的使命を帯びたものとしての憲法9条と、幣原喜重郎氏の重さを深く認識するようになりました。

 天皇制の存続か廃止か、では私と幣原氏の意見は全く異なりますし、幣原氏は日米地位協定や日米安保の問題への認識は無かったわけですが。

 さて、
  「もし私たちが空想家のようだと言われるならば、救いがたい理想主義者だと言われ
   るならば、出来もしない事を考えていると言われるならば、何千回でも答えよう。
  「その通りだ」と。」

  これはチェ・ゲバラの言葉ですが、幣原さんは
   「世界は我々が現実に即さない夢想家だと言って、あざけり笑うでしょうが、百年
    後には我々は予言者と言われるようになるでしょう。」
  と言っています。
   
   ゲバラと共通した、革命的信念に満ちた素晴らしい言葉ではないでしょうか。

  この幣原さんの言葉をみなさんに伝えて、園部市政2期8年最後の、私の一般質問を
 終わります。
  ご清聴ありがとうございました。

     ・・・2分20秒・・・ 
  ◆1回め質問17分41秒+再質問2分20秒=20分01秒
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-69-37.s04.a027.ap.plala.or.jp>

△この6月議会戸田質問への市と市教委答弁:幣原業績継承と護憲の姿勢を示す良い答弁
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 戸田 E-MAILWEB  - 16/3/4(金) 10:34 -
  
▲稲毛総合政策部長の答弁原稿(憲法9条をGHQに押しつけた幣原喜重郎と護憲問
 題)    戸田 - 13/6/12(水) 13:38 -
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7826;id=#7826

<項目4:憲法9条を発案し、貫いた幣原喜重郎の見識と憲法の擁護遵守義務について>

への答弁は、総合政策部の稲毛雅夫部長と総務部の森本訓史部長、教育委員会・生涯学習部の柴田昌彦部長とが、それぞれの分野で答弁した。
 まず、戸田質問の後に答弁のトップバッターに立った稲毛総合政策部長の答弁から先に紹介する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【稲毛雅夫 総合政策部長の答弁 】

 戸田議員ご質問の一部につきまして、私より、ご答弁申し上げます。
 まず、9条を発案し貫いた幣原喜重郎の見識についてであります。

 戸田議員より情報提供を受けた資料を読んでの率直な感想及び考えでありますが、一言で申し上げれば、「改めて、郷土の偉人の考えと実践力に感嘆し、誇りに思う」ということであります。

 幣原喜重郎の功績につきましては、市史編纂時に、郷土史家の方々が、幣原兄弟について検証する会を結成し様々な研究を残されており、その結果として、
幣原喜重郎は、「平和憲法制定に貢献した郷土の偉人」と位置付けられ、市史にもその結果が色濃く反映されております。

 「平和外交」の象徴として教科書にも掲載されてきた幣原喜重郎でありますが、彼が
自らGHQにもちかけて、日本国憲法9条を発案し、戦争の放棄が明記されたという話は、
昨今、認識が乏しかったものであり、資料にある記述の史実は、埋もれていたとすると「郷土の宝」の発掘といえるものであります。

 後日、確認、調査を行い、この資料の史実に光をあて、後世に確実に伝えていけるよう対応してまいります。

 次に、日本国憲法の擁護、憲法9条の擁護遵守の姿勢についてであります。

 昨今、憲法96条や9条の改憲を巡って、押し付けられた憲法は改正すべし、戦争放棄は
問題である等の論議が取りざたされておりますが、大切なことは、我が国が経済や政治、
文化等において国際的に確固たる地位を確立した状況で、かつ、国民の議論がしっかりとなされ、民意が熟された下で、判断していくべきことであると認識いたしており、早急な改変については問題であると考えております。

 もとより、現行憲法の下で、市民の皆様の福祉の増進を図る使命がある地方自治体として、平和な社会の構築なくして、市民の皆様の幸福度の向上はあり得ないと考えており、憲法を擁護する立場に変わりはありませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

▲森本総務部長の答弁原稿(憲法9条をGHQに押しつけた幣原喜重郎と護憲問題)
   戸田 - 13/6/12(水) 13:41 -
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7827;id=#7827

【森本訓史 総務部長の答弁】
 
 次に、憲法9条を発案し貫いた幣原喜重郎の見識と憲法擁護遵守義務についてであります。

 まず、幣原喜重郎の業績についての市職員を対象にした研修会でありますが、現在、
新規採用職員研修で歴史資料館の見学と職員からの講義の時間を設けており、今後も継続してまいります。

 次に、日本国憲法99条における公務員の憲法尊重・擁護する義務につきましては、
公務員が公務に従事する際の心構えを宣言したものであり、公務員に任用される際にも同趣旨の宣誓を行っておるところでございます。

 仮に「憲法遵守、擁護する義務について知らない」ということであれば、法に基づく
宣誓に背くものであり、憲法違反につながるものと考えられます。

 憲法遵守・擁護する義務に違反する行為の具体例につきましては、基本的人権を侵す
行為やそれを容認すること、合憲法的に成立した政府を暴力でもって破壊する行動やこれを容認することなどが考えられます。

 次に日本国憲法について「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め(おとしめ)、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である」、と公衆に向けて公開的に非難する行為についてでありますが、

 公務員という立場での行為につきましては、憲法違反に値する行為であると考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
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▲柴田生涯学習部長の答弁原稿(憲法9条をGHQに押しつけた幣原喜重郎と護憲問
 題) 戸田 - 13/6/12(水) 13:51 -
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7828;id=#7828

<項目4:憲法9条を発案し、貫いた幣原喜重郎の見識と憲法の擁護遵守義務について>

への答弁原稿のうち、最後の柴田昌彦 生涯学習部部長の分を紹介する。
 答弁対象は、「門真市歴史資料館」も所管する教育委員会として、幣原氏の業績の市民・職員・子ども達への継承や、業績展示の施設の充実、説明ガイドの養成、などの点になる。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【柴田昌彦 生涯学習部部長の答弁】

 戸田議員ご質問の「憲法9条を発案し貫いた幣原喜重郎の見識と憲法の擁護遵守義務について」のうち、一部についてご答弁申し上げます。

 まず、幣原喜重郎の見識や業績の数々、最新の知見の市民への継承についてであります。

 幣原喜重郎の業績における市民への継承についてでございますが、歴史資料館におきましては、常設展示といたしまして、『「幣原家」の足跡を訪ねて』を開催し、その一部として、平和外交など平和主義を貫き憲法の草案づくりに寄与したといわれる幣原喜重郎の業績を紹介いたしております。

 また、「門真市文化財ガイドマップ」や「門真市くらしの便利帳」においても業績を掲載いたしております。

 今後、ホームページや広報を通しましても、周知に努めてまいりたいと存じます。
 なお、議員ご指摘の本件資料については、展示いたしておりませんが、最新の知見についても、今後資料収集に努めてまいります。
 
 次に、歴史資料館を中心とした勉強会などについてでございます。

 幣原喜重郎に関する資料については、自宅が戦火により焼失したことによりほとんど残っていないのが実情でございますが、現存する資料について、できる限り展示を通して市民に公開いたしますとともに、幣原喜重郎に関する知識を得ていただくために、歴史講座等の開催についても検討いたしてまいりたいと考えております。

 また、各小学校においては、郷土学習として3年生全員が幣原喜重郎の碑を訪れるとともに、副読本や歴史資料館で幣原喜重郎の業績についても学習いたしております。

 教員に対しましては、新任・転任者研修の一環といたしまして、幣原兄弟の顕彰碑を訪れており、今後は、「歴史資料館」の見学もプログラムに加え、幣原喜重郎の日本国憲法制定に果たした役割等について一層の周知を図ってまいります。

 次に、幣原喜重郎の業績展示の充実、説明ガイドの養成についてでございます。

 先ほど、ご答弁申し上げましたように、歴史資料館での展示内容の工夫と併せまして、
市内の歴史的な文化資源を再確認していただくことで、門真に対する帰属意識を更に強め
ていただくためにも、散策ツアーなどは非常に有効であると考えており、歴史講座やサークル活動をとおして知識を身につけた方を語り部として養成し、ガイドとしてご活躍いただくことも考えております。

 その中で、歴史資料館の常設展示や顕彰碑の見学も盛り込んだものといたすべく検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.5; YTB730...@i60-35-69-37.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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