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「アクセスジャーナル」!門真市公共工事:弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(1) 戸田 12/5/22(火) 16:31

▲門真市公共工事巡りーー疑惑を追う(第2回)「弘道会系組長からの手紙」 戸田 12/5/22(火) 16:41
△門真市公共工事疑惑を追う(第3回)“反社情報”を未だ棚ざらしにする門真市役所 戸田 12/5/22(火) 17:00
◆門真市公共工事巡りーー癒着疑惑を追う(第4回)「元幹部K氏とM刑事の関係」 戸田 12/5/22(火) 17:13
◎(第5回)弘道会元幹部との癒着、事件デッチ上げ疑惑ーー大阪府警M刑事の辞職は確実 戸田 12/5/30(水) 14:11

▲門真市公共工事巡りーー疑惑を追う(第2回)「弘道会系組長からの手紙」
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 16:41 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)2012/04/14 記事全文。
  (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)

<連載>門真市公共工事巡りーー山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(第2回)
     「弘道会系組長からの手紙」
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5731

 本紙はこの連載第1回目で、大阪府門真市(冒頭左写真)の小学校解体工事と、その跡地に建った中学校(同右写真)建設工事につき、

(1)背後に弘道会が付いている暴力団関係者が仲介した下請け会社が工事受注し、億を
   超える利益が暴力団関係者側にいっていると思われ。
(2)しかもその告発があり、門真市、大阪府警、大阪地検もその事実を認識していると
   思われるにも拘わらず放置されている、
実に不可解なその概要を述べた。

 その詳細を検討する前に、なぜ、本紙はこの公共工事の背後に弘道会がいると見るのか、第2回目ではその根拠を示す。

 詳細を先に述べていては、事が事だけに、本紙に何らかの圧力がかかり、万一、肝心要のこの事実が公表できなくなってはまずいからだ。
 一言でいえば、この背後に付いていると思われる、山口組弘道会系「大石興業」
(本部・門真市)の大石敏雄組長自身が、No.2の若頭が暴力団関係者と組んでやったことと証言しているからだ。
 いわば、当事者が暴露しているわけで、ある意味、これほど確かな証拠はないだろう。

 では、本紙はなぜ、大石組長がそう証言していると言い切れるのかというと、その内容を書いた大石組長直筆の手紙を入手しているからだ。
 大石組長は10年5月10日、大阪府警四条畷署に暴行容疑で逮捕され、その際の大石組長自宅の家宅捜索の際に拳銃が出て来てその件で再逮捕。現在、起訴され、公判中で、以来、ずっと大阪拘置所に入っている。

 家宅捜索の際には、組でもご法度の覚せい剤も見つかっており、その後、大石組長は破門になっているのだが、彼は同組のNo.2のK若頭が自分をハメたと思っている。
 また、この公共工事の利権はこのK若頭が独り占めしていたことから、以前から面識のあった、今回の公共工事の件での告発者であり、また、この公共工事の下請け参入で外されたにも拘わらず強要未遂で逮捕・起訴されている糸正臣氏に同じ拘置所内で手紙
(上写真=その手紙封書。住所は大阪拘置所のもの)を書き、そのなかで暴露していたのだ。
  なお、関係者によれば、大石組長の公判を通じ、K若頭が大石組長を警察に売っていたことが明らかになり、K若頭もやはり破門になっているという。

 では、以下、その手紙の該当部分をいくつか転載し、それぞれの下に補足の解説を付ける。

  「(若頭の)KがSやS”を使って仕事(門真市の公共工事)を取るようにさせてい
   たのです。(10年)3月末頃と思いますがKが私に糸さんがもうじきパクられるか
   ら近づかない方が良いですよ!といってきたのです」
     (上写真=手紙の該当文面の一部)

 S”氏はこの連載1回目に登場している、少なくとも問題の公共工事で仲介手数料として自身30万円受け取ったことを認めている元暴力団組員のこと。一方のS氏は、大阪府警組対の方では弘道会のフロント(企業舎弟)と見ている人物だ。
 そして、このK若頭の言う通り、糸氏は程ない10年4月23日に逮捕されている。
  ------------------------------------------------------------------
 「糸さんの事件も S”やSが動いて、糸さんをパクらすようにやっていたそうですが、こいつらは悪ですが、そこまでするような奴では無いのです。
 必ず(若頭の)KがM(刑事)に糸さんが業者に圧力をかけているからと言って、業者のTに被害届を出させるようにさせていたのです。
 業者も警察に言われると弱いものなので、(被害届けを)出したのです。 S”がパクられたら(若頭の)Kの名前も出ると思います。

 Sが内の関係者ということは、程んど(ほとんど)の人が知らない事なのですが、多分 (若頭の)KがM(刑事)に話しているのです。
(略)Kが(10年)3月末頃に糸さんがパクられるから私に近づかないようにと言ってくるということは、この男(K)がM(刑事)に言ってパクらそうとしたと(し)か考えられないと思うのです!」
------------------------------------------------------------------  
         (上写真=手紙の該当文面の一部)

  ここに出てくる業者のT氏とは、連載1回目に登場した、門真市の旧中央小学校解体工事の元請企業K建設の営業部長で、今回の糸氏の強要未遂の告訴人を指す。

 一方、M(刑事)氏とは、元大阪府警組対本部にいた捜査員。信頼できるある地元事情通によれば、本部ではM氏は地元指定暴力団の東組と酒梅組の担当だったとのこと。
 だが、暴力団側との金銭疑惑が出て本部を外され、現在は四条畷署勤務になっている。

 加えて、糸氏もこう証言する。
「私を取り調べた府警本部捜査4課の藤木という刑事は私に、“お前はSのことをよく知っているのか?”といってきました。知らないといったら、“あれは弘道会系大石興業の関係者や”と言ってました。

 私はそんなことはまったく知らなかったので、当時、信用してつきあってました。工事を取ることも彼に話していました。
 当時は、なぜ刑事がそんなことをいうのか意味不明でしたがいまは合点がいきます。“お前を売ったのはSや!”ということでしょう」

 当時、そんなことは知らない糸氏は、解体工事には参入できなかったものの、跡地の中学校建設工事の下請けに入るべく、自分の身内が代表に就いた会社まで用意していた。
 休眠会社を買い、社名変更し、本社所在地を門真市に移転したのは10年4月15日のこと(上写真はその会社謄本)。その8日後、糸氏は逮捕された。

 これで一番得をするのは誰か? 答えは明らかではないだろうか。
 ところで、今回のこの糸氏の強要未遂事件、不可解に思っているのは本紙だけではない。

 繰り返すように、同じ公共工事で、工事受注し利益を得ている暴力団関係者がいるにも拘わらずこちらは何らお咎めなしだ。

 本紙の取材に対し、糸氏の担当弁護士は「これは冤罪です!」と言い切った。
 また、同弁護士事務所は、少なくとも暴力団関係者に利益供与されている疑いが濃厚として、昨年2月7日、門真市役所に対し、関係者の供述調書や領収証など詳細な証拠書類も添付し、「調査依頼書」を提出している。

 ところが、それから1年以上経つのだが、市はこの指摘を実質、放置して来ている。
 いったい、どういうことなのか?
(つづく)
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-94-117.s04.a027.ap.plala.or.jp>

△門真市公共工事疑惑を追う(第3回)“反社情報”を未だ棚ざらしにする門真市役所
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 17:00 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/
2012/04/21 記事の「有料部分」を含む全文を紹介する。
 (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)
 (※有料会員以外は、AJネット上では全文を読めないが)
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<連載>門真市公共工事巡りーー山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(第3回)
    「“反社情報”を未だ棚ざらしにする門真市役所」
 http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5746

 本紙はこの連載1回目で、大阪府門真市の公共工事に暴力団関係者が入り込んでいる概要を述べた。
 さらに第2回目では、その暴力団関係者の背後には、いま当局がもっとも摘発に力を入れている、わが国最大勢力を誇る指定暴力団・山口組の最大組織・弘道会の直系組織が関与していると思わないわけにはいかない具体的証拠も提示した。

 この公共工事に関する疑惑を、最初に公に出したのは実は本紙ではない。
 その時点では、背後に弘道会の関与があり得ることはまったくわかっていなかったと思うが、しかし、すでに1年以上前に、門真市に対し、警察での関係者の供述調書や、領収証などの証拠書類も添付し、真相究明を求めるとして「調査依頼書」が提出されていたのだ。

 昨年2月7日のことで、これを提出したのは「後藤貞人法律事務所」(大阪市北区)の後藤貞人氏(=横写真)を始めとする3人の弁護士。

 後藤氏は大阪で起きた母子殺害事件の死刑判決を覆したり、三井環・元大阪高検公安部長の弁護を担当するなどし、「大阪の刑事弁護の第一人者」といわれる著名弁護士。今回の疑惑の公共工事で、受注できなかったにも拘わらず(逆に弘道会側が受注)強要未遂で逮捕、公判中の糸正臣氏の弁護を担当していた関係でこの疑惑を知り、いわば“反社情報”を出すに至ったわけだ。

 ところが、以来、1年以上経過しているが、市が調査した形跡がまったくない。
 むろん、門真市も暴力団排除を謳い、庁舎前には「暴力排除宣言都市」のりっぱな標識まで建っている(冒頭写真)のに、いったいどういうわけなのか?

 この件を疑問に思い、市議会で質問した戸田ひさよし門真市議(無所属。横写真)がいう。

 「今年3月22日、市総務部から回答がありました。それによれば、内部調査を行っており、現在も調査継続中で、市長まで経過報告はいっているとのことでした。契約に携わる職員全てと顧問弁護士も目を通していると。
 実態は握り潰していたと思うのですが、ともかく今回質問したところ、調査継続中というのですから、質問して良かったと思います」。(*詳細は戸田氏のHPで見れます)

 強要未遂で逮捕された糸氏の件では、市の施設営繕課N課長(当時)が、警察の事情聴取に応じ、糸氏が市の窓口に来て、暗に糸氏の息がかかった業者を下請けに入れるように要求した旨供述したことになっている
 (但し、証人尋問ではそのような証言はしていない)。

 そのN課長に戸田市議が先の後藤弁護士らの「調査依頼書」の件について尋ねたところ、市の顧問弁護士が「刑事事件被告の弁護士の申し入れだから、相手をする必要はない」と指導助言したので、総務部としては調査も回答もしなかった旨、発言があったそうだ。
 だから、同じ回答ではと思っていただけに、提出から1年以上経過して、未だ調査継続という回答は明らかにおかしいと思うのだが、なおさら、戸田市議としては質問した成果があったと喜んでいる様子が感じられた。

 さて、では以下、その「調査依頼書」(“反社情報”)の内容とはいかなるものなのか? 

 (これ以下は有料購読部分。戸田HPのみの無料公開サービス!)

 連載1回目と多分に重なるが、以下、要旨を紹介する。なお、実際の調査依頼書の人名、会社名はすべて実名。また、*印の付いたカッコ内は本紙の補足説明。

1)はじめに
 本件(旧門真市立中央小学校解体工事。09年12月4日入札)は、落札業者であるK建設の社員が、架空の工事の発注等を仮装して上で、地元の暴力団関係者に現金約600万円を供与したと疑われる事案である。
 調査したところ、利益供与の疑いには十分な根拠があると判断できたので、市に対し正式に調査を申し入れる。

2)工事の概要
       落札業者   K建設(契約金額約8200万円)
       下請け会社  I社他
       工事の期間 10年1月6日〜3月末

3)利益供与に至る経過
(関係者)
(あ)K建設営業部長T
(い)暴力団関係者S
(う)暴力団関係者O
(え)下請け会社I社
(お)孫請け会社K”建設(S、O仲介),
(か)孫請け会社O道路(同)

(O、Sによる脅迫)
 K建設が本体工事を落札した後、下請けを希望する数社がK建設に営業をかけた。
 そのなか、09年12月半ばから下旬ごろ、暴力団関係者であるS、O(*その背後に弘道会大石興業)は、K建設の営業部長Tに連絡を取る。
 両名はTに対し、「Sの身内が今回の工事現場近くに住んでいる。振動、騒音があれば工事をストップさせることになるかも知れない」などと述べた。

 同時に、両名は自身の紹介業者を本件工事の下請けに参入させるように要求。
 その際、両名は自身への利益供与も行うように要求したと思われる。
   (上写真2点は、跡地に建つ中学校)

(Tによる契約書の作成など)
 09年12月末から10年1月初めごろ、T、O、S間でK”建設、O道路に解体工事で出たガラ運搬処分の仕事をさせることで話がまとまる。
 I社からの下請け(孫請け)というかたちで合意したと思われる。

 1月10日ごろ、T、O、S、Y(I社専務)、I(K”建設副社長)らが集まり相談。 1月20日ごろ、契約書を作成(略)。
 なお、この契約の単価は相場の2倍。ガラの運搬予定量も約1・5倍。
 この時点で、不当に高額な単価を設定することで、利益供与を行うスキームが組まれた。

4)利益供与状況

(1)上記契約を元にK”建設は10年2〜3月、ガラ運搬作業を行い、O道路はガラ処分
  を行った。
   契約書ではK建設、K“建設、O道路からI社への発注が仮装されていた。
  詳細は以下の通り。

(2)K”建設とO・Sらの間の処理
  まずK”建設が、I社に総額約1200万円を要求。
  I社はこれを支払い、K”建設はその約1200万円のうちから自社分約250万円
 (相場通りのガラ運搬代)を得、残高すべてをO・Sに手渡す。

  両名はこの約950万円のうちからO道路に約350万円支払い、残りの約600万
 円を、O・Sは何の業務を行うことなく利得した。

(3)K建設がI社に損失補てん
 現時点で明らかなものとして、10年2月ごろ、I社とK建設(横写真=本社入居ビル)の間で、「敷地整備」名目で、実態のない追加工事が約350万円で発注され、I社はK建設からそれだけの支払いを受けている。
 (*I社が暴力団関係者O・S仲介業者に仕事を出すメリットがないどころか、赤字に
  なると参入させることを渋ったため) 

5)根拠資料
(略)3点の警察官調書と5点の警察官報告書。

6)最後に
 本件は公共工事であり、落札業者と暴力団との関わりは近年、厳しく制限されており、門真市もその例外ではない。

 ところが供与された金額は約600万円(解体分だけ。別途、跡地建設の中学校建設にも参入の可能性あり)で、元請が約8000万円とすると、割合的にひじょうに高額。
 K建設は工事代金として市民の税金を受け取っておきながら、その相当部分を暴力団に回したことになる。

 類似事例における傾向などを考えると、Tに利益供与した金銭の一部がバックされた可能性も高い。
 門真市においてはこれらのことを考慮の上、十分な調査を尽くしてくれることを強く希望する。
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引用なし
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◆門真市公共工事巡りーー癒着疑惑を追う(第4回)「元幹部K氏とM刑事の関係」
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 17:13 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/
2012/05/05 記事の「有料部分」を含む全文を紹介する。
 (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)
 (※有料会員以外は、AJネット上では全文を読めないが)
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<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第4回)
   「元幹部K氏とM刑事の関係」
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5769

 大阪府門真市の公共工事を巡り、糸正臣氏が自分の息のかかった業者に下請け工事を回すように元請け業者のT営業部長に強要したとして強要未遂で逮捕に(4月27日控訴審判決があり、一審同様、懲役1年6月の実刑)。
 (冒頭写真=左は門真市役所。右は公共工事現場=市立中学校)

 こちらはあくまで“未遂”だが、一方で、同じ工事で、暴力団関係者が関与、しかも背後に山口組系弘道会直系組織「大石興業」(本部・門真市。当時。現在は絶縁)のK若頭(当時。同破門)が深く関与する業者が受注、約600万円を暴力団関係者側が濡れ手で粟で手にしていた。

 これが事実なら、警察は糸氏より強要“既遂”のK若頭側を摘発すべき。100歩譲っても、両方をやらないとおかしいだろう。

 そういうわけで、本紙ではこの連載を3回やって来たが、この4回目から、大見出しをこれまでの「山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う」から、「山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う」に変えた。

 というのは、山口組で最大勢力を誇る弘道会は警察には徹底抗戦という組織で、今回の件は「大石興業」組織としではなく、K若頭個人が癒着していた可能性大であることがわかって来たからだ。(横写真=大阪府警)

 しかも今回、“未遂”で、また冤罪の可能性の高い糸氏が逮捕され、一方で、“既遂”の暴力団関係者側が何ら罪に問われていないのは、このK若頭と癒着した大阪府警のM刑事が仲介するかたちで捜査4課があえて逮捕した可能性が高いことが明らかになって来た。

 「糸さんの件(逮捕は10年4月23日)だけじゃないですよ。ほぼ同じ時期、大石興業の大石敏雄組長(事件後、絶縁)も別件で逮捕(10年5月10日)されているのですが、どちらもK若頭とM刑事が組んで嵌めたとしか思えない。
 最初は我々も信じられなかったのですが、公判を通じて(大石組長は1審判決懲役8年。控訴中)、そう思わないわけにはいかなくなって来たんです」(関係者)

(これ以下は有料購読部分。戸田HPのみの無料公開サービス!)

 というわけで、今回はまず大石組長の方の事件の概要を解説しておこう。
 大石組長はまず10年5月10日に暴行容疑で逮捕され、続いて5月27日、銃刀法違反で再逮捕されている。暴行容疑は、09年11月、知人男性Y氏を殴ったというものだった。

「ところが、Yは大石が逮捕される前日まで大石の車を運転したり、クリーニングを取りに行ったりしていたんです。本当に憎くて告訴する人間が、なぜ暴行を受けて以降もつきあってるんですか? しかも、Yは堅気ということになっていますが、実はK若頭の舎弟という関係だったんです」(事情通)

 一方の銃刀法の方はもっと不可解だ。
 5月10日の暴行の件で大石組長の自宅を家宅捜索したところ、ベット下から拳銃と実弾1発(覚醒剤も)が出てきたというものだった。

 「ところが、この拳銃、実弾、覚醒剤(パケ8袋、注射器2本)やそれを包んでいた新聞紙のどこからも大石の指紋、DNA、血液も出ていない。むろん、大石の体内から覚醒剤反応もなし。
 しかも、これらが置かれていたのはベットのマットレスの下。こんな簡単なところに、隠しますか?
 実はこの現場に府警4課の捜査員と一緒に出向き、押収書類にサインしろと迫ったのがM刑事なんです(M刑事は四条畷署。暴行罪でやったのは四条畷署単独)」(同)

 このM刑事、数年前まで府警捜査4課の情報係にいて、在阪指定暴力団の情報収集をしていた。
 ところが、捜査対象組織との不適切な関係が明らかになり四条畷署(横写真)に。
 そして、本庁捜査4課への復帰を願っており、それには手柄を上げることが効果があった。

 別の関係者がいう。
「K若頭は以前から、本庁捜査4課に何人か知り合いの刑事がいるが、その紹介でM刑事と知り合ったようです。そして、大石は糸が4月23日に逮捕されることを4月20日に知っていた。なぜなら、K若頭がそういっていたからだ。
  そしてその20日、K若頭とM刑事が京橋の居酒屋で会っていたことが、大石の公判で明らかになっているんです」。

  それだけではない。大石組長の公判でK若頭の携帯電話の着信記録が披露され、4月21日午前10時7分から1分30秒M刑事に、さらに糸氏が逮捕された23日にもM刑事に(午後1時25分から5分20秒)、M刑事からもK若頭へ(午後1時4分から17秒)。
 翌24日にも午前9時5分から11秒M刑事へ、M刑事からも午前11時13分から52秒あったことは明らかになっているのだ。(横写真=大阪地裁)

 なお、K若頭のこの携帯の記録では4月21日と、4月30日にはS氏に5回も掛けていた。
 S氏といえば、この連載2回目で登場する弘道会フロントのS氏のこと。そのことが証明された格好だ。

 それにしても、若頭といえば組織のNo.2で、組長とは本来一体の関係であるはず。全力で組長を守る立場だ。糸氏は4月23日逮捕だが、翌24日は、大石組長の暴行の件で前出Y氏がM刑事のいる四条畷署に被害届を出した日でもある。
 そんな時期に、K若頭とM刑事が直に連絡を取っていたこと自体、疑われても仕方ないし、むしろ、糸氏そして大石組長の件で両者が“打ち合わせ”等をしていたと理解すればもっとすんなり行くのではないか。

 なお、K若頭にもそれなりの動機があった。それは金銭的にひじょうに追い詰められていたことだった。
 いずれにしろ、K若頭が破門になった理由は、組織としては大石組長を嵌め、組を乗っ取ろうとしたと判断した結果だ
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-94-117.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎(第5回)弘道会元幹部との癒着、事件デッチ上げ疑惑ーー大阪府警M刑事の辞職は確実
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/30(水) 14:11 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/
2012/05/25 記事の「有料部分」を含む全文を紹介する。
 (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)
 (※有料会員以外は、AJネット上では全文を読めないが)
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2012/05/25
◎弘道会元幹部との癒着、事件デッチ上げ疑惑ーー大阪府警M刑事の辞職は確実
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5805
  (ただし上は有料購読者用のアドレス)

 本紙が徹底追及している、大阪府門真市発注の公共工事を巡る強要未遂事件、山口組系弘道会2次団体の元若頭(破門)と大阪府警のM刑事らの癒着から発したデッチ上げではないかとの疑惑だが、この連載5回目に報じた、「M刑事が辞職した“模様”」との情報はやはり間違いなかった。

 複数の関係者の情報や証言などから、辞職は間違いないことがわかった。
(冒頭写真=M刑事が最後に勤めていた大阪府警四条畷署)
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 (これ以下↓は有料購読部分。戸田HP掲示板のみの特別無料公開サービス!)

 これは実に重大な事実だ。
 定年を待たずに辞める警官は、何らかの問題を起こし、実質、免職であることは少なくない。
 ただし、警察はその警官の不祥事がマスコミで広く流れるなど、よほどの事情がない限り、決して退職金をもらえない免職にはしない。それにより、その警官に警察内部の不正を告発されないため。
 本来なら支払われない退職金は、いわば“口止め料”だ。

 本紙既報のように、弘道会2次団体だった「大石興業」(門真市)の大石敏雄組長(絶縁)の公判を通じ、M刑事とK元若頭の癒着が明らかになりつつあった。
 そのまさに渦中の突如の辞職なのだ。

 言い方を代えれば、この辞職、警察が実質、2人の癒着を認めたということもできるだろう。

 スクープといってもいいのだが、警察の記者クラブに所属し、警察の情報をもらっている大手マスコミは今回も沈黙を守っている。
 いつものことながら、情けない話だ。

 なお、この冤罪の可能性が極めて高い通称「糸さん事件」、地元・門真市の戸田ひさよし市議のHP(上写真)で、本紙連載記事が大きく紹介されている。
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i219-167-237-231.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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