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「アクセスジャーナル」!門真市公共工事:弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(1) 戸田 12/5/22(火) 16:31
▲門真市公共工事巡りーー疑惑を追う(第2回)「弘道会系組長からの手紙」 戸田 12/5/22(火) 16:41
△門真市公共工事疑惑を追う(第3回)“反社情報”を未だ棚ざらしにする門真市役所 戸田 12/5/22(火) 17:00
◆門真市公共工事巡りーー癒着疑惑を追う(第4回)「元幹部K氏とM刑事の関係」 戸田 12/5/22(火) 17:13
◎(第5回)弘道会元幹部との癒着、事件デッチ上げ疑惑ーー大阪府警M刑事の辞職は確実 戸田 12/5/30(水) 14:11
★戸田の3月議会3/13建設文教委での追求質問答弁の全文(1)〜市議会議事録から 戸田 12/6/9(土) 19:55
◇3/13建設文教委での追求質問答弁の全文(2) 〜20年前建友会の会長はやくざの組長が 戸田 12/6/9(土) 20:05
●3/13建設文教委の質問答弁(3) 〜イチャモンの営業戦略・金を握らせる業界の常識 戸田 12/6/9(土) 20:24
■「2011年弁護士からの通報握り潰し」についての市の経過報告中の重要点を挙げると 戸田 12/6/10(日) 10:33

「アクセスジャーナル」!門真市公共工事:弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(1)
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 16:31 -
  
 「アクセスジャーナル」http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/ という凄い
ネットジャーナルがある。
 そこで門真市の公共工事に関わる疑惑追及記事が連載されている。
 その土台は戸田が3月議会で追求した「門真市中央小解体工事介入事件」である。

 元請け業者を脅迫したとして強要未遂罪をデッチ上げられて(戸田もそう確信している)逮捕・有罪確定された本人の了承を得て、既に「アクセスジャーナル」で
「糸 正臣」(いと まさおみ)という実名が明らかにされているので、戸田HPでもこれからは「糸さん事件」として実名表記でいく。
 糸さんが獄中から戸田にもAJ(「アクセスジャーナル」)にも支援を求めた事で、
戸田とAJが知り合う事になり、昨日から「有料購読会員」となり、糸さん事件に関しては有料購読部分も戸田HPで全文紹介していいとの了承も得た。

 さすが専門のジャーナリストだけあって、糸さん事件やそれに関連する諸事権について
しっかり整理して分かりやすく書いているので、市当局も市民も、ぜひ読んで考えて欲しい。(もちろん議員も!)有料購読も強く勧める。それだけの価値があるから。

 本文を紹介する前に、この事件の戸田HPでの関連記事を挙げておく。
   ↓↓↓
◎2012年3月 3/13建設文教常任委員会 質問と回答
  1:中央小解体工事への暴力団関係者介入疑惑について(都市建設部回答)
  2:2011年2月の後藤弁護士事務所からの調査申し入れについて(総務部回答)
  3:3/9本会議一般質問でこの事件を公表した以降本日までの市の動きについて
    (総務部回答)
 http://www.hige-toda.com/_mado05/2012/03kennbunn_q_a.htm
  ――――――――――――――――――――――――――――
▲戸田指摘★中央小工事で不当介入疑惑!1年前の弁護士の調査申入れになぜ無回答
  か?       戸田 - 12/3/12(月) 6:15
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7070;id=#7070
▲都市建設部の回答メモがこれです(作成時間が取れず不十分ですが、後日詳細に)
      戸田 - 12/3/21(水) 9:29
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7082;id=#7082
■総務部へ3/21緊急質問16項目!重要情報無視を顧問弁護士が指示か等。回答は明日!
     戸田 - 12/3/21(水) 16:53
☆これが3/22夜の総務部回答です!一部に中野次長説明とのズレもあるがそのまま公表
       戸田 - 12/3/26(月) 10:10
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7095;id=#7095
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 次はいよいよ、AJの記事だ!
   ↓↓↓
<連載>門真市公共工事巡りーー山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(第1回)
    「事件、疑惑の概要」 2012/04/08
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5723
     執筆者: Yamaoka (8:50 pm)
 弘道会とは、いうまでもなくわが国最大の指定暴力団山口組トップ・司忍6代目の出身母体で、山口組内の最大組織。つまり、わが国暴力団のなかで最大勢力を誇る組織で、警察庁長官が名指しで壊滅を指示しているところだ。
 したがって、その弘道会の直系組織が関わり、公共工事に息のかかる下請け企業が参入し何千万円、下手をすれば億を超えるカネを儲けているとなれば、警察組織上げて摘発すべく動いて当然だろう。

 ところが、その疑惑がひじょうに濃厚にも拘わらず、大阪府警も、大阪地検も無視を決め込んでいると思わないわけにいかない案件があるのだ。
 本紙も、最初この話を聞いた時には俄には信じられなかった。しかも、事はそれだけに止まらない。
 何と、弘道会側を摘発しないどころか、その弘道会側と同じ公共工事に参入しようとしていた元暴力団幹部をでっち上げ逮捕。

 つまり、無視しているだけでなく、大阪府警の汚職警官が、弘道会側が参入できるようにライバル側を駆逐、つまり、弘道会側を当局が幇助してやっていた疑惑さえ出ているのだ。
 その公共工事とは、大阪府門真市役所(冒頭写真)発注の旧中央小学校解体工事と、その跡地に建った第六中学校(上写真)建設工事(約26億円)。

 まずは、実に不可解な事実から述べよう。
 この門真市の旧中央小学校の解体工事を巡って、自分の息のかかった業者に工事を振れと強要したとして強要未遂容疑で糸正臣(57)なる元暴力団組長が大阪府警捜査4課に逮捕されたのは10年4月のことだった。

 その後、糸被告は起訴され、すでに昨年10月に大阪地裁で懲役1年6月の実刑判決が出ている。糸被告は控訴したものの1回の審理で終了。
  (事件番号は一審は平成22年わ第2096号。控訴審は平成23年う第1536号)。
 次回4月27日午後1時半(1002号法廷)に判決が言い渡されることになっており、一審通りの判決が出ると思われる。

 だが、この事件、関係者の証人尋問証書を始めとする裁判資料や証言などを総合すると、通常、不起訴になって当然と思われる案件なのだ。
 なぜなら、強要未遂という以上、強要した客観的証拠、当然、その会話が録音されたり、複数の目撃者の証言があると思っていた。

 ところが、実際は強要されたというこの旧中央小学校の解体工事を受注した地元の元請け建設会社K建設(上写真)の営業部長T氏の証言のみ。
 しかも逃れられない密室、あるいは逃れにくい空間などでのことではなく、かかって来た携帯電話で脅されたというもので、おまけに録音テープなど客観的な証拠は一切ない。
 
 こんなことで起訴できるなら、デッチ上げで逮捕は簡単と思われるような内容なのだ。
 しかも、糸被告の主張によれば、自分は脅したのではなく、なぜ、元でいまは堅気の自分の方は参入が認められず、「偽装破門になっている現役の暴力団組員側(その背後に弘道会が付いている模様)は受注できたのか? これでは、元請け会社は本来、指名停止だろう」と問い質しただけというのだ。

 むろん、糸被告の主張だけなら割り引いて考えなければならない。
 だが、関係者の証人尋問調書などを見ると、

(1)実際、元暴力団組員のS、(偽装破門と糸被告が言う)同じく元暴力組員のO両氏
   が仲介しK”建設が孫請け受注している、
(2)ガレキ処理をK建設から引き受けたI社はK”建設に仕事を出しても何のメリット
   もなく出したくなく(上写真=I社営業部長の証人尋問証書該当部分。しかもS、
   O両氏は脅す発言もしていた)、
   渋るI社に対し、K建設が損失補填するとまで約束していた、

(3)前出元組員S氏は、もし自分の知り合いの家が解体工事で揺れるなどしたら「工事
  を止めるぞ!」旨の発言をしていた
   (横写真=S氏自身のその証人尋問調書該当部分)、

(4)1200万円がK”建設に支払われ、S氏には少なくとも30万円いっている。
   また、 K”建設からO氏には約600万円いったと思われる証拠がある

ーー解体工事分だけでも、以上の客観的事実が認められるのだ。

 一方の中学校建設工事の方は、結果、糸被告は逮捕され以来ずっと拘留されているので詳細は不明ながら、S・O両氏の息のかかった業者が入り、やはりかなりの利益が抜かれているのは間違いないという。相場からいえば、最大1億8000万円にはなるという。

 したがって、100歩譲って、一方の糸被告が前述の程度で逮捕なら、少なくともS・O両氏も逮捕されなければ不公平と思わないわけにはいかないのだ。

 それはずいぶん譲った言い分で、常識的に考えれば、お咎めなしの方は、いま当局が摘発に最も力を入れている弘道会の息がかかっているのだ(その証拠は次回に譲る)。
 しかも、こちらは強要“既遂”だ(糸氏はあくまで“未遂”。市役所や会社直の経済的損失はない)。
 むしろ、当局はS・O両氏側だけやるのが理にかなっているというものだろう。

 ところが、繰り返すように、こちらは何らお咎め無し。不可解と思って当然だろう。
K建設が暴力団に利益供与したとして指名停止にならないのもおかしいというか、それ以前に、門真市役所が、ある市議や糸被告弁護人にそう指摘され、調査を求められているのに、今日まで何ら検証すら行わないのも実に不可解だ。

 なぜ、こんな事態になっているのか?
(つづく)
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-94-117.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲門真市公共工事巡りーー疑惑を追う(第2回)「弘道会系組長からの手紙」
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 16:41 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)2012/04/14 記事全文。
  (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)

<連載>門真市公共工事巡りーー山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(第2回)
     「弘道会系組長からの手紙」
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5731

 本紙はこの連載第1回目で、大阪府門真市(冒頭左写真)の小学校解体工事と、その跡地に建った中学校(同右写真)建設工事につき、

(1)背後に弘道会が付いている暴力団関係者が仲介した下請け会社が工事受注し、億を
   超える利益が暴力団関係者側にいっていると思われ。
(2)しかもその告発があり、門真市、大阪府警、大阪地検もその事実を認識していると
   思われるにも拘わらず放置されている、
実に不可解なその概要を述べた。

 その詳細を検討する前に、なぜ、本紙はこの公共工事の背後に弘道会がいると見るのか、第2回目ではその根拠を示す。

 詳細を先に述べていては、事が事だけに、本紙に何らかの圧力がかかり、万一、肝心要のこの事実が公表できなくなってはまずいからだ。
 一言でいえば、この背後に付いていると思われる、山口組弘道会系「大石興業」
(本部・門真市)の大石敏雄組長自身が、No.2の若頭が暴力団関係者と組んでやったことと証言しているからだ。
 いわば、当事者が暴露しているわけで、ある意味、これほど確かな証拠はないだろう。

 では、本紙はなぜ、大石組長がそう証言していると言い切れるのかというと、その内容を書いた大石組長直筆の手紙を入手しているからだ。
 大石組長は10年5月10日、大阪府警四条畷署に暴行容疑で逮捕され、その際の大石組長自宅の家宅捜索の際に拳銃が出て来てその件で再逮捕。現在、起訴され、公判中で、以来、ずっと大阪拘置所に入っている。

 家宅捜索の際には、組でもご法度の覚せい剤も見つかっており、その後、大石組長は破門になっているのだが、彼は同組のNo.2のK若頭が自分をハメたと思っている。
 また、この公共工事の利権はこのK若頭が独り占めしていたことから、以前から面識のあった、今回の公共工事の件での告発者であり、また、この公共工事の下請け参入で外されたにも拘わらず強要未遂で逮捕・起訴されている糸正臣氏に同じ拘置所内で手紙
(上写真=その手紙封書。住所は大阪拘置所のもの)を書き、そのなかで暴露していたのだ。
  なお、関係者によれば、大石組長の公判を通じ、K若頭が大石組長を警察に売っていたことが明らかになり、K若頭もやはり破門になっているという。

 では、以下、その手紙の該当部分をいくつか転載し、それぞれの下に補足の解説を付ける。

  「(若頭の)KがSやS”を使って仕事(門真市の公共工事)を取るようにさせてい
   たのです。(10年)3月末頃と思いますがKが私に糸さんがもうじきパクられるか
   ら近づかない方が良いですよ!といってきたのです」
     (上写真=手紙の該当文面の一部)

 S”氏はこの連載1回目に登場している、少なくとも問題の公共工事で仲介手数料として自身30万円受け取ったことを認めている元暴力団組員のこと。一方のS氏は、大阪府警組対の方では弘道会のフロント(企業舎弟)と見ている人物だ。
 そして、このK若頭の言う通り、糸氏は程ない10年4月23日に逮捕されている。
  ------------------------------------------------------------------
 「糸さんの事件も S”やSが動いて、糸さんをパクらすようにやっていたそうですが、こいつらは悪ですが、そこまでするような奴では無いのです。
 必ず(若頭の)KがM(刑事)に糸さんが業者に圧力をかけているからと言って、業者のTに被害届を出させるようにさせていたのです。
 業者も警察に言われると弱いものなので、(被害届けを)出したのです。 S”がパクられたら(若頭の)Kの名前も出ると思います。

 Sが内の関係者ということは、程んど(ほとんど)の人が知らない事なのですが、多分 (若頭の)KがM(刑事)に話しているのです。
(略)Kが(10年)3月末頃に糸さんがパクられるから私に近づかないようにと言ってくるということは、この男(K)がM(刑事)に言ってパクらそうとしたと(し)か考えられないと思うのです!」
------------------------------------------------------------------  
         (上写真=手紙の該当文面の一部)

  ここに出てくる業者のT氏とは、連載1回目に登場した、門真市の旧中央小学校解体工事の元請企業K建設の営業部長で、今回の糸氏の強要未遂の告訴人を指す。

 一方、M(刑事)氏とは、元大阪府警組対本部にいた捜査員。信頼できるある地元事情通によれば、本部ではM氏は地元指定暴力団の東組と酒梅組の担当だったとのこと。
 だが、暴力団側との金銭疑惑が出て本部を外され、現在は四条畷署勤務になっている。

 加えて、糸氏もこう証言する。
「私を取り調べた府警本部捜査4課の藤木という刑事は私に、“お前はSのことをよく知っているのか?”といってきました。知らないといったら、“あれは弘道会系大石興業の関係者や”と言ってました。

 私はそんなことはまったく知らなかったので、当時、信用してつきあってました。工事を取ることも彼に話していました。
 当時は、なぜ刑事がそんなことをいうのか意味不明でしたがいまは合点がいきます。“お前を売ったのはSや!”ということでしょう」

 当時、そんなことは知らない糸氏は、解体工事には参入できなかったものの、跡地の中学校建設工事の下請けに入るべく、自分の身内が代表に就いた会社まで用意していた。
 休眠会社を買い、社名変更し、本社所在地を門真市に移転したのは10年4月15日のこと(上写真はその会社謄本)。その8日後、糸氏は逮捕された。

 これで一番得をするのは誰か? 答えは明らかではないだろうか。
 ところで、今回のこの糸氏の強要未遂事件、不可解に思っているのは本紙だけではない。

 繰り返すように、同じ公共工事で、工事受注し利益を得ている暴力団関係者がいるにも拘わらずこちらは何らお咎めなしだ。

 本紙の取材に対し、糸氏の担当弁護士は「これは冤罪です!」と言い切った。
 また、同弁護士事務所は、少なくとも暴力団関係者に利益供与されている疑いが濃厚として、昨年2月7日、門真市役所に対し、関係者の供述調書や領収証など詳細な証拠書類も添付し、「調査依頼書」を提出している。

 ところが、それから1年以上経つのだが、市はこの指摘を実質、放置して来ている。
 いったい、どういうことなのか?
(つづく)
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-94-117.s04.a027.ap.plala.or.jp>

△門真市公共工事疑惑を追う(第3回)“反社情報”を未だ棚ざらしにする門真市役所
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 17:00 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/
2012/04/21 記事の「有料部分」を含む全文を紹介する。
 (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)
 (※有料会員以外は、AJネット上では全文を読めないが)
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<連載>門真市公共工事巡りーー山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う(第3回)
    「“反社情報”を未だ棚ざらしにする門真市役所」
 http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5746

 本紙はこの連載1回目で、大阪府門真市の公共工事に暴力団関係者が入り込んでいる概要を述べた。
 さらに第2回目では、その暴力団関係者の背後には、いま当局がもっとも摘発に力を入れている、わが国最大勢力を誇る指定暴力団・山口組の最大組織・弘道会の直系組織が関与していると思わないわけにはいかない具体的証拠も提示した。

 この公共工事に関する疑惑を、最初に公に出したのは実は本紙ではない。
 その時点では、背後に弘道会の関与があり得ることはまったくわかっていなかったと思うが、しかし、すでに1年以上前に、門真市に対し、警察での関係者の供述調書や、領収証などの証拠書類も添付し、真相究明を求めるとして「調査依頼書」が提出されていたのだ。

 昨年2月7日のことで、これを提出したのは「後藤貞人法律事務所」(大阪市北区)の後藤貞人氏(=横写真)を始めとする3人の弁護士。

 後藤氏は大阪で起きた母子殺害事件の死刑判決を覆したり、三井環・元大阪高検公安部長の弁護を担当するなどし、「大阪の刑事弁護の第一人者」といわれる著名弁護士。今回の疑惑の公共工事で、受注できなかったにも拘わらず(逆に弘道会側が受注)強要未遂で逮捕、公判中の糸正臣氏の弁護を担当していた関係でこの疑惑を知り、いわば“反社情報”を出すに至ったわけだ。

 ところが、以来、1年以上経過しているが、市が調査した形跡がまったくない。
 むろん、門真市も暴力団排除を謳い、庁舎前には「暴力排除宣言都市」のりっぱな標識まで建っている(冒頭写真)のに、いったいどういうわけなのか?

 この件を疑問に思い、市議会で質問した戸田ひさよし門真市議(無所属。横写真)がいう。

 「今年3月22日、市総務部から回答がありました。それによれば、内部調査を行っており、現在も調査継続中で、市長まで経過報告はいっているとのことでした。契約に携わる職員全てと顧問弁護士も目を通していると。
 実態は握り潰していたと思うのですが、ともかく今回質問したところ、調査継続中というのですから、質問して良かったと思います」。(*詳細は戸田氏のHPで見れます)

 強要未遂で逮捕された糸氏の件では、市の施設営繕課N課長(当時)が、警察の事情聴取に応じ、糸氏が市の窓口に来て、暗に糸氏の息がかかった業者を下請けに入れるように要求した旨供述したことになっている
 (但し、証人尋問ではそのような証言はしていない)。

 そのN課長に戸田市議が先の後藤弁護士らの「調査依頼書」の件について尋ねたところ、市の顧問弁護士が「刑事事件被告の弁護士の申し入れだから、相手をする必要はない」と指導助言したので、総務部としては調査も回答もしなかった旨、発言があったそうだ。
 だから、同じ回答ではと思っていただけに、提出から1年以上経過して、未だ調査継続という回答は明らかにおかしいと思うのだが、なおさら、戸田市議としては質問した成果があったと喜んでいる様子が感じられた。

 さて、では以下、その「調査依頼書」(“反社情報”)の内容とはいかなるものなのか? 

 (これ以下は有料購読部分。戸田HPのみの無料公開サービス!)

 連載1回目と多分に重なるが、以下、要旨を紹介する。なお、実際の調査依頼書の人名、会社名はすべて実名。また、*印の付いたカッコ内は本紙の補足説明。

1)はじめに
 本件(旧門真市立中央小学校解体工事。09年12月4日入札)は、落札業者であるK建設の社員が、架空の工事の発注等を仮装して上で、地元の暴力団関係者に現金約600万円を供与したと疑われる事案である。
 調査したところ、利益供与の疑いには十分な根拠があると判断できたので、市に対し正式に調査を申し入れる。

2)工事の概要
       落札業者   K建設(契約金額約8200万円)
       下請け会社  I社他
       工事の期間 10年1月6日〜3月末

3)利益供与に至る経過
(関係者)
(あ)K建設営業部長T
(い)暴力団関係者S
(う)暴力団関係者O
(え)下請け会社I社
(お)孫請け会社K”建設(S、O仲介),
(か)孫請け会社O道路(同)

(O、Sによる脅迫)
 K建設が本体工事を落札した後、下請けを希望する数社がK建設に営業をかけた。
 そのなか、09年12月半ばから下旬ごろ、暴力団関係者であるS、O(*その背後に弘道会大石興業)は、K建設の営業部長Tに連絡を取る。
 両名はTに対し、「Sの身内が今回の工事現場近くに住んでいる。振動、騒音があれば工事をストップさせることになるかも知れない」などと述べた。

 同時に、両名は自身の紹介業者を本件工事の下請けに参入させるように要求。
 その際、両名は自身への利益供与も行うように要求したと思われる。
   (上写真2点は、跡地に建つ中学校)

(Tによる契約書の作成など)
 09年12月末から10年1月初めごろ、T、O、S間でK”建設、O道路に解体工事で出たガラ運搬処分の仕事をさせることで話がまとまる。
 I社からの下請け(孫請け)というかたちで合意したと思われる。

 1月10日ごろ、T、O、S、Y(I社専務)、I(K”建設副社長)らが集まり相談。 1月20日ごろ、契約書を作成(略)。
 なお、この契約の単価は相場の2倍。ガラの運搬予定量も約1・5倍。
 この時点で、不当に高額な単価を設定することで、利益供与を行うスキームが組まれた。

4)利益供与状況

(1)上記契約を元にK”建設は10年2〜3月、ガラ運搬作業を行い、O道路はガラ処分
  を行った。
   契約書ではK建設、K“建設、O道路からI社への発注が仮装されていた。
  詳細は以下の通り。

(2)K”建設とO・Sらの間の処理
  まずK”建設が、I社に総額約1200万円を要求。
  I社はこれを支払い、K”建設はその約1200万円のうちから自社分約250万円
 (相場通りのガラ運搬代)を得、残高すべてをO・Sに手渡す。

  両名はこの約950万円のうちからO道路に約350万円支払い、残りの約600万
 円を、O・Sは何の業務を行うことなく利得した。

(3)K建設がI社に損失補てん
 現時点で明らかなものとして、10年2月ごろ、I社とK建設(横写真=本社入居ビル)の間で、「敷地整備」名目で、実態のない追加工事が約350万円で発注され、I社はK建設からそれだけの支払いを受けている。
 (*I社が暴力団関係者O・S仲介業者に仕事を出すメリットがないどころか、赤字に
  なると参入させることを渋ったため) 

5)根拠資料
(略)3点の警察官調書と5点の警察官報告書。

6)最後に
 本件は公共工事であり、落札業者と暴力団との関わりは近年、厳しく制限されており、門真市もその例外ではない。

 ところが供与された金額は約600万円(解体分だけ。別途、跡地建設の中学校建設にも参入の可能性あり)で、元請が約8000万円とすると、割合的にひじょうに高額。
 K建設は工事代金として市民の税金を受け取っておきながら、その相当部分を暴力団に回したことになる。

 類似事例における傾向などを考えると、Tに利益供与した金銭の一部がバックされた可能性も高い。
 門真市においてはこれらのことを考慮の上、十分な調査を尽くしてくれることを強く希望する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-94-117.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆門真市公共工事巡りーー癒着疑惑を追う(第4回)「元幹部K氏とM刑事の関係」
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/22(火) 17:13 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/
2012/05/05 記事の「有料部分」を含む全文を紹介する。
 (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)
 (※有料会員以外は、AJネット上では全文を読めないが)
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
<連載>山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う(第4回)
   「元幹部K氏とM刑事の関係」
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5769

 大阪府門真市の公共工事を巡り、糸正臣氏が自分の息のかかった業者に下請け工事を回すように元請け業者のT営業部長に強要したとして強要未遂で逮捕に(4月27日控訴審判決があり、一審同様、懲役1年6月の実刑)。
 (冒頭写真=左は門真市役所。右は公共工事現場=市立中学校)

 こちらはあくまで“未遂”だが、一方で、同じ工事で、暴力団関係者が関与、しかも背後に山口組系弘道会直系組織「大石興業」(本部・門真市。当時。現在は絶縁)のK若頭(当時。同破門)が深く関与する業者が受注、約600万円を暴力団関係者側が濡れ手で粟で手にしていた。

 これが事実なら、警察は糸氏より強要“既遂”のK若頭側を摘発すべき。100歩譲っても、両方をやらないとおかしいだろう。

 そういうわけで、本紙ではこの連載を3回やって来たが、この4回目から、大見出しをこれまでの「山口組弘道会・府警・地検の癒着疑惑を追う」から、「山口組弘道会元幹部・府警・地検の癒着疑惑を追う」に変えた。

 というのは、山口組で最大勢力を誇る弘道会は警察には徹底抗戦という組織で、今回の件は「大石興業」組織としではなく、K若頭個人が癒着していた可能性大であることがわかって来たからだ。(横写真=大阪府警)

 しかも今回、“未遂”で、また冤罪の可能性の高い糸氏が逮捕され、一方で、“既遂”の暴力団関係者側が何ら罪に問われていないのは、このK若頭と癒着した大阪府警のM刑事が仲介するかたちで捜査4課があえて逮捕した可能性が高いことが明らかになって来た。

 「糸さんの件(逮捕は10年4月23日)だけじゃないですよ。ほぼ同じ時期、大石興業の大石敏雄組長(事件後、絶縁)も別件で逮捕(10年5月10日)されているのですが、どちらもK若頭とM刑事が組んで嵌めたとしか思えない。
 最初は我々も信じられなかったのですが、公判を通じて(大石組長は1審判決懲役8年。控訴中)、そう思わないわけにはいかなくなって来たんです」(関係者)

(これ以下は有料購読部分。戸田HPのみの無料公開サービス!)

 というわけで、今回はまず大石組長の方の事件の概要を解説しておこう。
 大石組長はまず10年5月10日に暴行容疑で逮捕され、続いて5月27日、銃刀法違反で再逮捕されている。暴行容疑は、09年11月、知人男性Y氏を殴ったというものだった。

「ところが、Yは大石が逮捕される前日まで大石の車を運転したり、クリーニングを取りに行ったりしていたんです。本当に憎くて告訴する人間が、なぜ暴行を受けて以降もつきあってるんですか? しかも、Yは堅気ということになっていますが、実はK若頭の舎弟という関係だったんです」(事情通)

 一方の銃刀法の方はもっと不可解だ。
 5月10日の暴行の件で大石組長の自宅を家宅捜索したところ、ベット下から拳銃と実弾1発(覚醒剤も)が出てきたというものだった。

 「ところが、この拳銃、実弾、覚醒剤(パケ8袋、注射器2本)やそれを包んでいた新聞紙のどこからも大石の指紋、DNA、血液も出ていない。むろん、大石の体内から覚醒剤反応もなし。
 しかも、これらが置かれていたのはベットのマットレスの下。こんな簡単なところに、隠しますか?
 実はこの現場に府警4課の捜査員と一緒に出向き、押収書類にサインしろと迫ったのがM刑事なんです(M刑事は四条畷署。暴行罪でやったのは四条畷署単独)」(同)

 このM刑事、数年前まで府警捜査4課の情報係にいて、在阪指定暴力団の情報収集をしていた。
 ところが、捜査対象組織との不適切な関係が明らかになり四条畷署(横写真)に。
 そして、本庁捜査4課への復帰を願っており、それには手柄を上げることが効果があった。

 別の関係者がいう。
「K若頭は以前から、本庁捜査4課に何人か知り合いの刑事がいるが、その紹介でM刑事と知り合ったようです。そして、大石は糸が4月23日に逮捕されることを4月20日に知っていた。なぜなら、K若頭がそういっていたからだ。
  そしてその20日、K若頭とM刑事が京橋の居酒屋で会っていたことが、大石の公判で明らかになっているんです」。

  それだけではない。大石組長の公判でK若頭の携帯電話の着信記録が披露され、4月21日午前10時7分から1分30秒M刑事に、さらに糸氏が逮捕された23日にもM刑事に(午後1時25分から5分20秒)、M刑事からもK若頭へ(午後1時4分から17秒)。
 翌24日にも午前9時5分から11秒M刑事へ、M刑事からも午前11時13分から52秒あったことは明らかになっているのだ。(横写真=大阪地裁)

 なお、K若頭のこの携帯の記録では4月21日と、4月30日にはS氏に5回も掛けていた。
 S氏といえば、この連載2回目で登場する弘道会フロントのS氏のこと。そのことが証明された格好だ。

 それにしても、若頭といえば組織のNo.2で、組長とは本来一体の関係であるはず。全力で組長を守る立場だ。糸氏は4月23日逮捕だが、翌24日は、大石組長の暴行の件で前出Y氏がM刑事のいる四条畷署に被害届を出した日でもある。
 そんな時期に、K若頭とM刑事が直に連絡を取っていたこと自体、疑われても仕方ないし、むしろ、糸氏そして大石組長の件で両者が“打ち合わせ”等をしていたと理解すればもっとすんなり行くのではないか。

 なお、K若頭にもそれなりの動機があった。それは金銭的にひじょうに追い詰められていたことだった。
 いずれにしろ、K若頭が破門になった理由は、組織としては大石組長を嵌め、組を乗っ取ろうとしたと判断した結果だ
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-94-117.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎(第5回)弘道会元幹部との癒着、事件デッチ上げ疑惑ーー大阪府警M刑事の辞職は確実
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/5/30(水) 14:11 -
  
 アクセスジャーナル(AJ)http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/
2012/05/25 記事の「有料部分」を含む全文を紹介する。
 (原文には写真あるので、ぜひネットで原文も見て下さい!)
 (※有料会員以外は、AJネット上では全文を読めないが)
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
2012/05/25
◎弘道会元幹部との癒着、事件デッチ上げ疑惑ーー大阪府警M刑事の辞職は確実
  http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=5805
  (ただし上は有料購読者用のアドレス)

 本紙が徹底追及している、大阪府門真市発注の公共工事を巡る強要未遂事件、山口組系弘道会2次団体の元若頭(破門)と大阪府警のM刑事らの癒着から発したデッチ上げではないかとの疑惑だが、この連載5回目に報じた、「M刑事が辞職した“模様”」との情報はやはり間違いなかった。

 複数の関係者の情報や証言などから、辞職は間違いないことがわかった。
(冒頭写真=M刑事が最後に勤めていた大阪府警四条畷署)
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 (これ以下↓は有料購読部分。戸田HP掲示板のみの特別無料公開サービス!)

 これは実に重大な事実だ。
 定年を待たずに辞める警官は、何らかの問題を起こし、実質、免職であることは少なくない。
 ただし、警察はその警官の不祥事がマスコミで広く流れるなど、よほどの事情がない限り、決して退職金をもらえない免職にはしない。それにより、その警官に警察内部の不正を告発されないため。
 本来なら支払われない退職金は、いわば“口止め料”だ。

 本紙既報のように、弘道会2次団体だった「大石興業」(門真市)の大石敏雄組長(絶縁)の公判を通じ、M刑事とK元若頭の癒着が明らかになりつつあった。
 そのまさに渦中の突如の辞職なのだ。

 言い方を代えれば、この辞職、警察が実質、2人の癒着を認めたということもできるだろう。

 スクープといってもいいのだが、警察の記者クラブに所属し、警察の情報をもらっている大手マスコミは今回も沈黙を守っている。
 いつものことながら、情けない話だ。

 なお、この冤罪の可能性が極めて高い通称「糸さん事件」、地元・門真市の戸田ひさよし市議のHP(上写真)で、本紙連載記事が大きく紹介されている。
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i219-167-237-231.s04.a027.ap.plala.or.jp>

★戸田の3月議会3/13建設文教委での追求質問答弁の全文(1)〜市議会議事録から
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/6/9(土) 19:55 -
  
 これは、「3月議会特集」http://www.hige-toda.com/_mado05/2012/03gikai.htm と
◎糸さん冤罪・門真市公共工事マル暴関係者介入疑惑事件特集
  http://www.hige-toda.com/_mado04/itosan/index.htm
に組み込まれるツリーであり、「ちょいマジ」では
 ▲都市建設部の回答メモがこれです(作成時間が取れず不十分ですが、後日詳細に)
         戸田 - 12/3/21(水)
  http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7082;id=#7082
につながるツリーである。
 門真市議会HPの「会議録検索」http://www03.gijiroku.com/kadoma/
で「3/13建設文教常任委員会」を出して、戸田の所管事項質問全文を抜き出した。
 長文なので3分割して紹介する。
 (この段階では「糸さん」と言わず、「ITさん」としていた)
 ――――――――――――――――――――――――――――――――
◎2012年3/13建設文教委の所管質問議事録(糸さん事件関連)(1)

◆戸田 委員:
  それでは、所管事項の質問に入ります。
 まず、皆さん全く初めて聞く話なので、ちょっと概略をまず説明してからいきます。
 まず、中央小学校解体工事関連事件と私は呼んでいるんですが、2009年末から2010年初頭にかけて、1月か2月ごろに行われた門真市立中央小学校の解体工事に関連して、門真市在住のイニシャルでITさんという男性が解体工事元請のKG建設営業部長のTNさんに対して、自分が下請参入を要請した業者がはねられたことに怒って、2010年1月14日に脅迫電話をしたとして、2010年4月23日に強要未遂罪で逮捕されたという事件です。
 疑惑云々ということなので、もう名前は全部イニシャルとかにしてしゃべります。

 この逮捕は、翌日の新聞各紙でも小さいながら報道されてます。ITさんは、逮捕当初から一貫して無実を訴え、取り調べでは完全黙秘を続けました。
 この1本の脅迫電話と言われるものによって、ITさんはずっと拘留されたまま、翌年の2011年6月あたりにやっと裁判が始まりました。
 同年、つまり昨年の10月27日の大阪地裁判決で有罪、懲役1年6カ月の実刑判決が下され、ITさんはすぐに控訴しまして、この3月23日に大阪高裁で第1回控訴審が開かれることになってます。

 なお、この裁判が始まった後に、実は検察が関係者の重要な調書3本を、弁護士から裁判で争うときにはそれは絶対必要だと要求していたのが、不存在だとずっと言い突っ張ってきたのが、実はありましたということで出して、7月16日だったかの新聞各紙に、検察の情報隠しという一つの実例として大きく報道されたということもあります。

 さて、私はこの事件を実は全く知らず、ITさんのことも全く面識もなく知らず、ことし1月末に大阪拘置所内のITさんから突然手紙が来て、自分は無実だ、助けてほしいというふうな訴えがありました。
 ITさんいわく、
    戸田さんのことは全く知らなかったけれども、面会に来た友人が、この議員なら
    支援してくれるかもしれないと。それで戸田さんの住所がわかる戸田ホームペー
    ジ印刷物を差し入れたので、そこの住所を見て手紙を出した
ということでした。

 また、この方の担当弁護士が後藤貞人弁護士事務所であるということも書いていて、実は後藤弁護士は、私が学生時代にお世話になって以来、30数年来交遊のある人格、実績とも深く尊敬する弁護士なので、弁護士側と連絡をとって面談して、説明を受け、裁判資料もいただいて読んでいって、無罪、冤罪の主張に納得できるところが大であります。

 さて、ITさんは、実は20年近く前は門真市内に事務所を置く小規模な暴力団の親分でしたけれども、1994年ころにある事件で逮捕、投獄されたあたりには、自分の組もその一つ上のランクの組も消滅しています。
 そして、1999年に有罪確定して刑務所に移管され、2008年に出所して一般市民の身分に戻り、息子さんが用意してくれていた中町の小さな居酒屋の店主として稼ぎを得ながら、建設業の看板もかけて仲介業もやっていたようです。暴力団の世界とは縁を切って、一般市民として生活してきたということです。

 なお、参考までに言うと、このある事件というのは、世に有名な「フジフィルム役員殺人事件」で、ITさんがその黒幕とされたのですが、ITさんは自分の組をやめてよその大手の組に移った者たちがやったことで、自分は無関係であって、当時警察が進めていた総会屋追放運動の見せしめと警察の手柄稼ぎに、つぶしやすい小さい自分の組がねらわれた冤罪事件だと主張して、再審請求することを考え続けているようです。

 さて、ITさんが訴えているのは、
   かたぎになった自分が紹介した真っ当な会社の下請要請が実現せず、そのことを自
   分にちゃんとした連絡がなかった一方で、暴力団密接関係者であるXやZのごり押
   しをKG建設側がその下請のIK社も受け入れて、XやZに約600万円の金が入
   るスキームが組まれたし、
    約600万円のそのための実損をこうむった一次下請のI社に対しては、元請の
   KG建設から約350万円が「敷地整備」の名目で実態のない追加工事の代金とし
   て支払われる。

    これらの不正、特に暴力団密接関係者への利益供与は、明らかに警察が罪に問う
   べきだし、門真市もKG建設を指名停止にすべきに事案なのに、それが握りつぶさ
   れて、警察が当初ねらっていた筋書きのみに従って、検事も裁判官も同調して自分
   を有罪にしている

ということです。こういう主張です。

 そして、事は門真市の公共工事に関わって疑惑が呈出しているわけで、ITさんの刑事事件裁判の争点、すなわちITさんによるTKさんへの脅迫電話、脅迫とか威迫があったかなかったかというふうな刑事裁判の争点とは別に、門真市発注の公共工事の実情について真相を把握すべく、所管事項を質問する次第です。
 さて、質問に移っていきます。

 市はこの逮捕事件について、議員や議会にどのように説明してきたか。今まで議会で取り上げられたことがあるか、お答えください。

◎艮(ウシトラ)営繕住宅課長:
  御質問の件ですが、新聞報道後、各会派への記事の内容について説明を行いましたが、直接市が関与しておりませんでしたので、議会では取り上げておりません。

◆戸田 委員:
  では、市はこのITさんの逮捕前、すなわち2010年4月23日逮捕以前に警察から事情を聞かれたり、あるいはまた逮捕後に警察の事情聴取に応じて調書をつくったり、さらにその後、起訴前に検事に求められて調書をつくったりしているはずですが、それらの対応は市として組織的に協議して述べるべき事実を確認したり、あるいは供述した後、述べたことを報告して情報共有したりしているのが普通だろうと思うのですけれども、
実態はどうでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  市が直接関与した事件ではございませんので、組織的には対応しておりませんでし  た。

◆戸田 委員:
  そしたら、聴取に応じる職員の人選はどうやって決めたのか。
 警察から資料を押収されたとか、あるいは警察に資料を提供したとかということはあるのか。
 それぞれの聴取の時期や回数、場所についてもお答えください。

◎艮(うしとら) 営繕住宅課長:
  対応した職員につきましては、当時IT氏と対応した職員が聴取に応じております。
 警察への資料提供につきましては、22年12月に警察のほうから依頼がありまして、産業廃棄物のマニフェストを提出しております。

 事情聴取等の回数ですが、逮捕前に市役所内で3回程度大阪府警本部の担当者が当時の担当職員に事情聴取をしております。
 その後、起訴された後、検察庁で警察調書をもとに2回事情聴取が行われ、その調書の確認のために一度検察庁を訪れたことになっております。

◆戸田 委員:
  さて、市は、このITさんの事件の裁判の内容を今年3月9日、本会議段階ではどの程度知っていたのか。
 裁判の傍聴には行かなかったのでしょうか。
 起訴内容や弁護側の主張、地裁の判決の内容について知っていましたか。
 そして、調書とか証言の記録は読んでいますか。

◎艮 営繕住宅課長:
  3月9日時点での件ですが、昨年の10月27日に有罪判決が出たということを検察庁から連絡がありました。
 裁判の傍聴には行っておりません。
 裁判記録については、一切存じておりませんでした。

◆戸田 委員:
  ここら辺は、私のほうは、市の公共工事に絡むことだからてっきり市が傍聴に行ってるものだとばかり思っていたんですが、話を聞いてみると、意外なことに全く知らない。
 裁判の構造とか進展がどうなっているのか、どんな証言がされているのか、判決の詳しい内容も全く知らないということを聞いて驚いたんですけれども、そういうのが事実なんですね。

 次、今回の議会のこの場での質問に当たって、市側から、聴取や出廷に応じた職員については、氏名はもちろん肩書も議会で言わないでほしい、あるいはネットでも公表しないでほしいと、こう言われておりますけれども、それはどういう事情によるものでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  事件の相手が暴力団密接関係者ということもあり、検察庁から証人の保護のため、記録等については相手側に特定されないよう配慮するとの説明があったと聞いておりますので、同様なことであると思います。

◆戸田 委員:
  今言われたこと、ちょっと勘違いがあるんじゃないかと思うんですね。
 被告とされているITさんは、確かに元暴力団の人ではありますけれども、暴力団密接関係者、今現在そうだ、出所してからでもそうだというふうに検察に認定されているわけではないはずですけれども。

◎艮 営繕住宅課長:
  ちょっと私の誤解、認識違いがあったかもしれません。
 もしかしたら違うかもしれません。

◆戸田 委員:
  さて、2010年の逮捕の前の1月や2月の当時、市はITさんから要望されて面談して、
    暴力団関係者であるXやZが中央小解体工事を請け負っているKG建設と話をつ
   けて、中央小解体工事のガラ処分に介入して利得を得ている、
    これは不当なことだ、KG建設を指名停止にすべきだ

等の訴えを聞いているはずと思うのですけれども、どうでしょうか。
 聞いていたとすれば、聞いていたのにその疑惑を調査しなかったということであれば、それはなぜでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  そういった話は聞いておりませんでした。

◆戸田 委員:
  その当時は聞いていなかったということですね。確認しました。
 次、一般論としてですけれども、市の発注工事において、
   市としては実損がない、その工事自体はちゃんと手抜きなしにやられているとして
   も、また一次下請以下の二次、三次の段階であったとしても、
   「社会通念上、不当な要求、または契約の適正な履行を妨げる行為」があったり、
   相場の倍の価格を支払わせるとか、また逆に相場の半分の価格を強制すると、
そういうふうなことがあったとなれば、これは問題ではないかと思うんですが、どうでしょうか。

 また、市はこういう場合、どういう点で問題であると考えるのか。
 こういうことが起こっていると、どういう悪影響が生まれるかもしれないと思うのか、述べてください。

◎艮 営繕住宅課長:
  元請や下請等に不要な負担がかかるという点が問題であるということと、あと公共工事ということで税金が支払われているわけでございますが、その辺の使途が不適切に使われているというところが問題であると考えております。

 また、どういった悪影響が生まれるかということですが、下請いじめの場合につきましては、その工事の品質低下等に影響を与える可能性があると考えられます。

◆戸田 委員:
  私のほうからもちょっと補足しますと、市の発注した公共工事で暴力団関係者が二次下請か三次、いろいろ絡んで、そこからごそっと金を得ている、これは市の出した税金が食い物にされているという考え、見方もできますが、
 その工事自体はちゃんとやってて、市は別に金を上乗せしたわけじゃないとすれば、
要するに業者が泣いているわけですね、その前後関係の業者が。業者が要するに金をむしられている。

 ちゃんと工事したのに金をもらえないとか、あるいは一方は何にも工事せずに金をどさっと得る、こういうふうなことが起こるわけで、そういうふうなことのしわ寄せというのは、その業者は結局、自腹を切らされた形になりますので、どこかで取り返さないと赤字が拡大する。
 そうすると、どうしても工事に手抜きをするということも十分あり得るし、皆が求めている健全な地元産業の育成ということが、もう大きく崩れてしまうわけですね。
 建設業界のコンプライアンスということが非常にがたがたになっていく。

 こういう弊害というのがありますから、特にリーダーシップを発揮するべきコンプライアンスとか工事の品質、健全な地元産業の育成というところでリーダーシップを発揮するべき公共工事を舞台に、隠れてその中でやっているということについては、やっぱり見逃してはならないということを強く指摘しておきます。
                        以下(2)へ
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB7.3; .NET C...@i60-35-91-71.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◇3/13建設文教委での追求質問答弁の全文(2) 〜20年前建友会の会長はやくざの組長が
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/6/9(土) 20:05 -
  
 門真市議会HPの「会議録検索」http://www03.gijiroku.com/kadoma/
で「3/13建設文教常任委員会」を出して、戸田の所管事項質問全文を抜き出した。
 (この段階では「糸さん」と言わず、「ITさん」としていた)
 ――――――――――――――――――――――――――――――――
◎2012年3/13建設文教委の所管質問議事録(糸さん事件関連)(2)

(戸田 委員):
 さて、次ですけれども、2010年の少なくとも1月や4月の段階においては、市は、このITさんについては、昔、暴力団員であったけれども、現在は暴力団密接関係者とは認識してないと思うのですが、どうでしょうか。
 認識していないからこそ面談に応じたり、KG建設社員へのちゃんと電話の連絡がないじゃないか、伝えてくれと、そんな伝言を伝授したりしたと思うのですけれども、どうでしょうか。

 また、同じ時期にX及びZについては、市は暴力団密接関係者と認識していたのかどうなのか、お答えください。

◎艮(うしとら)営繕住宅課長:
  当時、ITさんについては、認識しておりませんでした。Xさんについては、一切面識等はございません。
 Xさんに関しては一切何も知っておりませんでした。
 Zさんについては、この工事に絡んでの別で工事クレームに対応しただけで、その密接関係者だということは、当時知りませんでした。

◆戸田 委員:
  さて、去年、2011年2月7日に本会議で示した後藤弁護士事務所から詳細な資料を添えた調査依頼書が――これですね、門真市総務部に出されて、この中で落札業者の社員が――つまり元請の社員ですね――架空の工事の発注等を仮想した上で、地元の暴力団関係者に現金約600万円を供与したことが疑われるとして、門真市に十分な調査を尽くしていただくことを強く希望するとしましたが、この調査依頼書の内容は、都市建設部としてはどの程度知らされているのか。

 また、当該工事の住民対策や企業の指導監督に直接当たってきた営繕住宅課としては、当然内容を検討して、調査に当たるものと思うが、どうなんでしょうか。
 全く何か調査されていない感じがするんですけれども、それはなぜなんでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  依頼書の中身については、当時受け付けを行っていた総務部からコピーをもらっており、知っておりましたが、添付されておりました資料までは、詳しくは見ておりませんでした。
 調査に当たっては、工事書類等の資料提供等の協力ができるか等の問い合わせがあっただけで、特に直接市が関与しておりませんでしたし、総務部のほうより特に調査の指示等もなかったため、都市建設部としては行っておりませんでした。

◆戸田 委員:
  最初、弁護士事務所から、
     これだけの詳しい書類を添えて調査依頼を出したのに、門真市から返事も全く
     ない。
     「大阪府警が捜査している」というだけ、電話で催促したらそういう回答だけ
     だったと。
     余りに行政としてひどい
という話があったんですね。

 今聞いてみると、要するに門真市役所の中のお互いの認識としては、そういうクレームとか暴力団密接関係者がかんでいるんじゃないか云々の話は、どうも総務部のほうで判断して、なぜか総務部のほうで、これは調べるべきだと思ったときに、都市建設部のほうに照会なり調査依頼なりそういうのが来る。
 それが来ない限りは、都市建設部としては直接タッチしない、そんな感覚でいたように思うんですけれども、そういうことなんでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  そのとおりでございます。

◆戸田 委員:
  ちょっとそれでは不満足と思うんですが、現実そうであれば、とりあえずそういう事実であった、そういう認識であったということであれば、それは仕方がないですね。
 今後、総務部のほうで、なぜこういう重大なことについて興味を持たなかったのかというのを聞いていきたいんですが、この場では聞けないので、次の質問に行きます。

 さて、2010年当時の施設営繕課、現在の営繕住宅課というのは、主に公共建築物の設計、積算、工事監理を行い、公共工事に関する業者の交渉なども担当していますね。
 また、いわゆる住民対策の主軸になるのも営繕課であるはずです。営繕課がそういう仕事を担当するというのは、昔からずっとそうなんでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  建築工事に関する公共工事に関しましては、営繕課のほうで対応しておりました。

◆戸田 委員:
  そうしますと、業者、地元住民、あるいはトラブル、いろんなややこしい人たち、そういう人たちに直接に当たって対応する、あるいは業者を指導するという最前線の部隊、専門家集団というのが、どうも営繕課であったという認識を持ちました。

 さて、営繕課に在職してそういう最前線部隊で40年近くやっている人もいると聞きましたけれども、そうでしょうか。30年とか20年ぐらいの人もいるということも聞いてますが、どうでしょうか。営繕課の方は、在職が長い人の割合が多いほうではないんでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  専門職ということもあり、都市建設部には40年程度、営繕に在籍した者は2名今現在おります。
 ほかの者については、在職20年以下で、いずれにしましても他部署に比べると多いと思われます。

◆戸田 委員:
  ということは、昔からの門真市でのよいも悪いも、いろんな工事のトラブルとか対策とか業界の事情とか、いろいろツーカーで知っている人が多いであろうということは、当然考えられますね。また、そうでなかったら上手な対応はできないだろうと思います。

 さて、住民対策として、工事現場の現地の自治会長のところに会いに行って説明や協力するのは、必ずやることだと思いますが、どうでしょうか。
 また、いわゆる地元説明会というのをやるとかやらないとかというのは、地元自治会長の意思を尊重しないとできないのではないかと思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  委員のおっしゃるとおりでございます。

◆戸田 委員:
  では、いわゆる地元説明会というのは、どういう段取りでやるんでしょうか。
 説明会を開かない場合というのは、どういう場合なんでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  まず、自治会長のほうに説明会の対象範囲及び説明内容等を説明しまして、その後、説明会の案内ビラの配布を行います。
 説明会を開かないかどうかというのは、周辺住民に影響が少ない場合などの小規模工事につきましては、説明会は開きません。

◆戸田 委員:
  「説明会は必ず開かなくちゃいけないものじゃない。開く、開かないの判断は、市が行う」と、こういうことで理解してよろしいですか。

◎艮(うしとら) 営繕住宅課長:
  ある程度市のほうの裁量で決めさせていただきますけれども、自治会のほうから要望があれば、それは開く方向で検討はします。

◆戸田 委員:
  さて、裁判に出廷して証言した門真市の当局者の方は、このZという人物について、KG建設のTN部長さんから、その部長さんが言った言葉として、
    要するにいわゆる暴力団の下部組織というんですか、そういうものと関係がある    というようなことをその部長さんは何か言うてはりましたけど

と証言しています。

 この言葉を普通に理解すれば、このZという人物に関して、元請会社の部長が、「このZは暴力団密接関係者だ」と認識していた。そして、「元請会社の部長がそういう認識を持っていることを、市の職員はその部長さんから直接聞いて知っていた」ということになります。

 それであるならば、それを聞いている市職員の方は、少なくともこのZという人物に関して、暴力団密接関係者であるかどうかを警察に問い合わせて調べないといけないと思うんですけれども、どうでしょうか。
 何も調べずにこのZなる人物が中央小学校のガラ処理にかかわるのを放置するというのはおかしいと思うんですけれども、どうでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  Zにつきましては、工事のクレームで対応しただけでございまして、工事に不当介入するような情報というのは知り得ませんでした。

◆戸田 委員:
  では、2010年1月、2月当時は、このZなる人間がクレームをつけてきた人だとは知っていたけれども、中央小学校の解体工事のどこかにかかわっているということを知らなかったと、こういうことですね。

◎艮 営繕住宅課長:
  そのとおりでございます。

◆戸田 委員:
  さて、公共工事に際して、地元の自治会長が元請の会社に対して地元企業を使ってくれと下請推薦をしてくるとか、あるいは地元の自治会長が企業や関係者から、自分とこを元請に対して下請として推薦してくれとつつかれるというような事例は、過去、ここ20〜30年の間でいうと、何度か聞いたことがあるんじゃないでしょうか。どうでしょうか。

◎艮(うしとら) 営繕住宅課長:
  私が知り得る限りでは、請負業者からそういったことは聞いたことはございません。

◆戸田 委員:
  艮さんは、今営繕に来て何年ですかね。もっと先輩の長いベテランの人からそういうこともあるよとか、聞いたことないですか。

◎艮(うしとら) 営繕住宅課長:
  少し確認はしましたが、業者から直接そういった話は聞いたことはないということで聞いております。

◆戸田 委員:
  さて、20年ほど前、「建友会」というものがあって、門真市もその存在を認めていたということですが、これはどういう団体ですか。

◎艮 営繕住宅課長:
  門真市内の建設業者を中心としたあくまでも任意団体であるというふうなことは聞いておりました。

◆戸田 委員:
  さて、このKG建設のT部長さんが裁判での証言において、20数年ほど前のこととして、
    当時の「建友会」の会長は、門真市内に存在する砂子組というところの組長さん
    だった。
    現役のやくざの組長さんが建友会の会長だった

と証言しているわけですけれども、かつてはそういう時代もあったということで認識してよろしいでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  あくまでも社会事象としてそういったことは聞いたことがございます。

◆戸田 委員:
  ほかの調書とかを見ると、この建友会の会長がいろんなトラブルを処理したり、苦情処理したり、こっちで下請やってくれと言ってつつかれて困っていると、今回は我慢しとけやという仕切りをしたり、こういうことがいろいろあったんです。
 20年ぐらい前の話ですから、いわゆる暴力団対策というのもまだ牧歌的だった時代だったと思いますね。
                    以下、(3)に続く
引用なし
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●3/13建設文教委の質問答弁(3) 〜イチャモンの営業戦略・金を握らせる業界の常識
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/6/9(土) 20:24 -
  
◎2012年3/13建設文教委の所管質問議事録(糸さん事件関連)(3)
 (この段階では「糸さん」と言わず、「ITさん」としていた)
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
(戸田 委員):
 さて、次の質問ですね。最後のほうになります。
 公共工事を受注する企業やその社員が、暴力団やその関係者からの妨害を恐れる余り、無理からぬ面はわかるとしても、次のような心理に陥ってしまうとしたらよろしくないと思いますけれども、どうでしょうか。

 例を挙げると、
   A、トラブルで工事がおくれると自分の評価が下がるから、多少のごり押しがあっ
     ても受け入れる。
   B、トラブルで工事がおくれると門真市から、あそこの会社はトラブル処理能力が
     低いとして低く評価されて、今後の受注競争に不利になる。
     だから、これを使っても受ける。
   C、いろいろ要求してくる人に対して、仕事の紹介という形式をとるのであれば、
     お金が幾ら渡ろうとも、それでトラブルが避けられるのなら、それで構わな
     い。

こういう三つの心理に陥ってしまうとしたら、これについてはどうでしょうか。
 市の判断をお聞かせください。

◎艮(うしとら)営繕住宅課長:
  そういったことはよくないと思います。
 こういったことを防ぐためにも、本定例会において暴力団排除条例が上程されていると認識しております。

◆戸田 委員:
  確かによろしくないわけで、その場は何とかその人の個人、あるいは会社にとっては都合いいかもしれないけれども、そういうのでずるずると受け入れてしまうと、次から次に利用されていく。結果、歯どめがないということになりますね。

 そして、公共工事にかかわる企業やそこの社員が、さっき挙げたような心理に陥らないようにするために、市はどういう指導や対策を行ったらいいのか。

 取り締まるぞとだけ、もちろんそれも必要ですけれども、そういうことも含めて市が行うべき対策や指導で考えられるところを述べてください。

◎艮 営繕住宅課長:
  暴力団排除条例施行後につきましては、建設業界等への周知、啓発を行いますとともに、適切に運用できるように関係部局と連携を図ってまいりたいと考えております。

◆戸田 委員:
  あと、会社の側、企業の側にも、「そういうふうなことを考えたらだめだよ、トラブルとか何か困ったことがあったら率直に言いなさいと。それで門真市が評価を低くしたりすることはないんだから」という、そういう激励みたいなことも必要と思いますけれども、いかがでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  委員おっしゃるとおりだと思います。

◆戸田 委員:
  もうほとんど最後です。
 このXなる人物が、この門真市の中央小学校の解体工事にどうやって入り込んだかというと、
    自分の身内同然につき合っている家族が小学校の直近におると。
    そこで騒音とか何かが起こったら工事がとまってしまうかもしれないな

ということを言って、自分の知っている人間、会社を下請に使ってくれやという話をしたんですね。
 自分がやっている店に、建設会社の部長や現場責任者を呼びつけてそういう話をしている。

 このことについて、裁判でいろいろ問われたときに、この人は、
    小学校の間近にそういう人間もおるし、やっぱり仕事を取りたいという営業戦略
    的なものもあったので、そういうようなことを話ししました。

「営業戦略」という言葉を使っている。

 弁護士側が反対尋問で、
    今「営業戦略」という話がありましたけれども、そういう話をすると、仕事が取
    りやすくなるものなんですか

と聞いたら、このXという人が、
    はい、これはもう建設業界の通例で、近隣住民に迷惑をかけんようにするという
    のは一般的な常識なんです、こういう言い方で押していけば、もう下請に入られ
    る。

「営業戦略」なんだということをはっきり裁判で言っているんですね。

 片や、この元請、門真市と契約している会社の部長さんは、裁判の法廷の中で、
    何かいろいろ求めてくる人間に、そういう話を全部けって仕事をしたということ
   になれば、もし現場で火事が起こったりシートが破れたり、倒れもしない仮設が倒
   れたりすると、私ども自身が門真市役所のほうからおしかりを大分受ける。

    これはだれがやったんかわからんという事故でも私どもが信用をなくすというこ
   とがありますので、できたらお金に関しては、私ども何ぼ渡ろうが、何ぼ行こう
   が、関知はしないけれども、仕事的に納得してもらえるんであれば、紹介をしてで
   もおさめたいという建設社会での希望的なおさめ方というのは、普通だと思いま
   す。私は普通だと思ってます。

 つまり無茶な要求をされて、この金をやるからおさめてとやったらやばいんだけれども、仕事を回すという形をとって、その人に何十万円とか100万円とか、金が渡るような仕組みをとるのであれば、何ぼ金が渡っても私は惜しくない。
 それでトラブルが起こらないんだったら、それがましだということを中央小学校の解体工事をした元請の会社の部長さんが裁判で証言しているんですね。

 ということは、そういうメンタリティーをこの会社ないしは部長が持っているという現実、裁判での証言なんですね。

 これは、過去、2年ほど前の話とはいえ、かなり重要視しなくちゃいけないんじゃないか。法務課はもちろんだけれども、営繕課としてもね。
 こういうメンタリティーで「やばいときには、仕事という形をとって金を握らせる」というやり方。

 立場は弱いですね。トラブルを起こされたら大変弱いという立場があるんだけれども、でも、それではやっぱりいかんだろうということについては、この裁判の証言記録とかを法務課だけではなくて、都市建設のほうもちゃんと読んで、どういう証言をしているのか。そこで考え違い、あるいは追い込まれて思ってしまっている部分とかは、やっぱり訂正、是正してあげるという必要があると思うんですけれども、いかがでしょうか。

◎艮 営繕住宅課長:
  そういった裁判資料等拝見するようにしまして、今後検討していきたいと思います。

◆戸田 委員:
  今若手の課長さんが答えてもらったんですが、都市建設部の超ベテランのいろんな修羅場をくぐってきた人たちのほうが、やっぱり若手を指導しながらこういう問題については、旧弊というか、古いしきたり、感覚というのは直していくということで、いろいろ指導してやってもらいたいと思いますね。
 これは現実ですからね。

 門真の公共工事をやっている会社の部長がこういう感覚だ。
 これは一つの例ですから、ほかの会社はどうかわかりませんよ。でも、「これは業界の常識だ」と言っているんですから、大いにあり得る話なんで、この辺は業界の意識の刷新というのを門真市がちゃんと進めていっていただきたい。

 そういう意味で法務課もしっかり、何でこれを放置しているのか、私はちょっと理解に苦しむんですけれども、最後に一つだけ言って終わります。

 この事件は、例えばこういう言い方を門真市の顧問弁護士がしているやの話もちょっと聞くんですね、
    「裁判で係争中のことだからコメントしないとか回答しない」
とか。
 大きな間違いなんです。

 これは、門真市が被告になって訴えられている事件じゃないんですよ。
 例えば駅の構内でけんかが起こって、わあっとだれかが逮捕されたと。「私は冤罪だ、違う、犯人は別だ」と訴えた人がおる。
 そうすると、駅は客観的に自分が把握している事実をちゃんと証言してあげる必要がある。

 職員というのは、日本の憲法に忠誠を誓って、公務員試験を受けてやってますから、憲法に定められたことは全部遵守する、擁護する義務があるんですね。
 裁判というのは、被告と原告と裁判官と三者対等というのが日本の刑事訴訟法の原則です。そして、冤罪とかその辺の可能性があると。人は、有罪が確定されるまでは推定無罪というのも大事な司法の原則です。

 今、門真市は、この裁判事件については中立な立場にあるし、あらねばならないんですね。
 どこから求められようと、自分らが把握している事実については、客観的に提供する。
 警察には情報提供するけれども、被告側には正しい情報を一切拒否するということはとんでもない話です。

 そして、本会議でも答弁あったように、誰からであれ、それなりの内容を持った通報があれば、それをちゃんと、暴力団であるとか密接関係者であるやもしれないということを、少なくとも資料が残っている10年、無いときは知らないけれども、ここ数年ぐらいの話であればちゃんと調べるということは、本会議でも約束した話ですから、そこら辺をしっかりやっていただきたいということを要望しまして、私の質問を終わります。
 どうも御清聴ありがとうございました。

○土山 委員長:
  以上で通告による質問は終わりました。
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■「2011年弁護士からの通報握り潰し」についての市の経過報告中の重要点を挙げると
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/6/10(日) 10:33 -
  
■2011年2/7に、糸さんの弁護士である後藤弁護士事務所から詳細な資料を添えた調査依
 頼書が門真市総務部に出され、落札業者たるKG建設の社員が架空の工事の発注等を仮
 想した上で、地元の暴力団関係者に現金約600万円を供与したことが疑われるとして、
 門真市に十分な調査と回答を求めたのに、門真市はなぜか回答もせず、KG建設を調べ
 もせず、さらには2011年4月から総務部長になった森本氏に全く引き継ぎ連絡もせず、
 実際的には握り潰した、という不可解な対応を取っていた!
  (この時戸田は議員失職中で、4月市議選で2年ぶりに議員に復活する)

  公共工事への暴力団関係者関与と架空工事についての、これほど重大で詳細な文書資
 料提出がなされたのが2月冒頭なのに、早々と「調査せず」を決め込み、4月着任の森
 本部長にはこういう案件があった事すら伝えられなかった(従って、戸田の3月議会で
 の事件公表は森本部長にとっては寝耳に水の話だった!)という不思議!

  この「不思議」について、戸田は3月に森本総務部長に経過報告を求め、3/12に情報
 開示請求も行なった。
  その結果、3/27に開示がなされ、経過報告書も出された。
  ここでは、その経過報告書の中の重要点をピックアップして紹介する。

 (※市は戸田から公表追求された以上、「握り潰した=調査しない事に決めた」とは言
   えないので、「現在も調査中」という「苦しい言い訳」をしている。
    これはまた同時に、森本部長体制になって調査していく姿勢に改善された、とい
   う事でもある。議員に復活した戸田の追求があってこその変化ではあるが)
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 
 まず、話の前提として、公共工事の契約や不正通報を所管する総務部の人事について
紹介しておく。
 (「責任の所在」と「詳しい事実」を考えるのに人事は絶対に見逃せない)
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2010年度の総務部・部長     :大西俊行(前年度も)
                    (2011年度・12年度は健康福祉部管理監)
        ・総務課担当次長:福興孝雄(前年度は総務部人事課参事)
         ・総務課課長 :溝口朋永(前年度は総務部総務課課長)
         ・総務課参事 :西口孝 (前年度は総務部総務課参事)
                   (2011年度・12年度は学校教育部次長)
         ・総務課長補佐・文書法規グループ担当:中野康宏
          (前年度は総務部総務課・課長補佐・文書法規グループ担当参事)
         ・総務課長補佐・契約グループ担当  :西口孝

  ●この人事体制が、2/7弁護士通報・調査依頼を握り潰し、新年度引継をしなかった
   た!
   (顧問弁護士の不適切指導の責任も大きい!その顧問弁護士は今も同じ藤田法律事
    務所だ。これも大きな問題だ。)

              ※「総務課」は2011年度から「法務課」に変更された。
 2011年度の総務部・部長     :森本訓史
                  (←前年度は総合政策部次長:秘書広報課担当)
         ・法務課担当次長:福興孝雄
          ・法務課課長 :溝口朋永
         ・法務課長補佐・文書法規グループ担当:中野康宏
         ・法務課長補佐・契約グループ担当  :橋本卓巳
         
 2012年度の総務部・部長     :森本訓史
         ・法務課担当次長:宮口康弘(←前年は総務部人事課長)
          ・法務課課長 :中野康宏
         ・法務課長補佐・文書法規グループ担当:阿部武志
             (←前年は総務部課税課上席主査/府総務部法務課研修生)
         ・法務課長補佐・契約グループ担当  :橋本卓巳
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 
<市の経過報告中の重要点>

1:この件で市の相談を受けて助言指導した弁護士は、「藤田法律事務所」の藤田弁護士
 と山田弁護士。

2:2011年の1/26に後藤弁護士事務所の山本弁護士から総務部契約グループが電話を受
 けて、同日庁内報告。
  2/7に山本弁護士と面談し、調査依頼書と資料一式を受け取り、説明を受けた。
  市当局側出席者は溝口総務課長、西口総務課参事(件課長補佐)、契約グループ主任
 および艮(うしとら)都市建設部営繕住宅課長。 

3:2/7面談で山本弁護士は以下の事を指摘要請した。

 1)旧中央小解体工事の元請けKG建設から暴力団関係者に多額の金銭が流れていると
   の確信を得たので、市に調査を申し入れる。
 2)糸さんが関係する別件での警察資料を調べたら、X・Zは暴力団関係者と見られ
  る。
   X・ZがKG建設と決めたガラ処分単価は相場と比べても約2倍で、その差額が二
   次下請から2名に流れている。
    ※この警察資料は修正済み分が市に提出された。
    ※1次下請は、本来は相場よりも安い経費で自社処理出来るのに。

 3)1次下請からKG建設に請求額が予定より約300万円多く、KG建設の営業部長に
   支払われているように見けられる。
 4)1〜2ヶ月程度で市は調査を行ない、結果を報告して欲しい。
 5)KG建設が市に出した工事完成資料を閲覧したい。どうすればいいか。

4:2/10、市担当者が藤田法律事務所に「現在までの経過資料」を持参し、相談。返事を
 待つことになった。
  市側(総務部):溝口総務課長、西口総務課参事、総務課契約グループ主任
  藤田法律事務所側:藤田弁護士と山田弁護士

5:2/10段階の弁護士相談の結果

  市:調査依頼への書面回答は?
   弁:回答の必要なし(!!)
  市:山本弁護士から提出された資料の真偽の程は?
   弁:たぶん本物だろうが、事件全体の3割程の分だろう。
      警察は全てを見た上で司法判断を行なうと思われるので、本件が立件される
      かどうかは警察の範疇になる(!!)
  
  市:この事案は真摯に調査すべきと考えている。
    積極的にKG建設に事実関係の確認したいと思うが。
   弁:KG建設には確認に行っても問題ない。

  市:通常の聴取ではKG建設が否定する可能性も考えられるので、警察調書の写しを
    用いてKG建設に事実確認をしてもいいか?
    ※本件資料の中の「警察調書の写し」とは、
      ・KG建設営業部長のTN(強要の「被害者」):
        2010年5/13調書(調書の2ページ〜最終7ページまで)
       2010年12/3の「事情聴取結果について」(1ページ〜最終3ページまで)
      ・「仲介者」X氏:
         2010年5/8調書(調書の1ページ〜最終7ページまで)
         2010年9/24調書(調書の1ページ〜最終7ページまで)
      ・「仲介者」Z氏:
         2010年12/6の「事情聴取および領置経過について」
                 (1ページ〜最終3ページまで)
      ・一次下請IK社専務のYG氏:
         2010年12/7の「事情聴取結果」(1ページ〜最終5ページまで)
           ほか「御見積書」等の写しの領置経過の資料多数
      ・二次下請のOB社の所長TG氏:
         2010年12/8の「事情聴取および領置経過について」
               (1ページ〜最終3ページまで)
            ほか資料多数
      ・二次下請のKB社の社長KB氏:
         2010年12/9の「事情聴取および領置経過について」
               (1ページ〜最終5ページまで)
            ほか「支払い通知書」等の資料

6:3/8、山本弁護士から2/15に開示請求されたものを開示しコピーを渡した。

7:2011年3/10、市担当者が藤田法律事務所を訪問し、今後の方向性を相談した。

 市1:警察の捜査資料を市が所持している事に違法性はないか?
  弁1:入手方法や諸事について違法性はない。
 市2:警察資料を用いて警察に調査依頼をする意味はあるか?
  弁2:警察もこの資料を基に捜査しているので、立件できるものなら立件している。
      (※「警察絶対正義主義」!この考えは間違いだよ)
      この資料は被告弁護士に都合がいい部分だけ出したと思われる。(!)
      この資料を根拠にして警察に調査依頼をしても無駄だ。(!!)
      調査は市要綱に沿ってやるものだから対象はKG建設のみ。

 市3:要綱と暴対法の関係は?
  弁3:要綱と暴対法は別次元。処分は要綱に基づく市の判断になる。
     不確実な資料を基に指名除外しても裁判で持ちこたえられないのではないか。     「利益の損失」で訴えられかねない。
       (●何という弱腰!「真実の究明」に対して何という消極姿勢!)

 市4:市は要綱に基づいて調べる義務はないか?
  弁4:義務はない。が、本件が大きく発展するならばKG建設に口頭で聴取するの
     が良いのではないか。
      事情聴取するのは早いほうが良い。KG建設が資料の通り暴力団との関係を
     肯定するのであれば、要綱に基づいて対処すべき。
      国家賠償法の対象になるので注意

 市5:KG建設に事情聴取する場合、この資料を見せる事は可能か?
  弁5:供述者本人に該当部分のみ見せる事は可能。
      山本弁護士から提出を受けた事を話ししてもよい。
      ただし、市として直接関係あるのはKG建設のみ

 市6:山本弁護士からの依頼について、今後の対処は?
  弁6:この資料を見たところ、これを持って「暴力団対策要綱に基づく指定除外に
     該当する」心証は得られない。(!!)
      市として調査を行なうのであれば、KG建設への聴取のみ。
     聴取の結果、要綱に該当する証言がなければ、山本弁護士に「市で行なえる
     調査を行なった結果、調査依頼書にあった事実は認められなかった」と応え
     れば良い。
      「市の顧問弁護士と相談した結果」だと言っても良い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
●2/7資料を読んでも、「何ら問題はない」と考える「ご見識」って何なんだ?!
  藤田弁護士ら藤田法律事務所の感覚がそうとうにおかしい、としか言いようがない!

※この経過報告を見ると、
 ◆当初、市の方は「これは調査しなければ!」という気持ちが強かったようだ。
  しかし、弁護士に「何ら問題はなさそうだ」と言われ、「回答する必要無し」とも言
  われ、やる気が失せた感じだ。

 ■そういう中でも「KG建設に事情を聞く」のはOKだからやろう、という感じだった
  と思えるが、結局それもしなかった。
   それがなぜ、いつどこで判断されたのか、この「経過報告」では全く触れていな
  い!
   2012年3月末ころに戸田に出した経過報告なのだから、その事を書いていないのは
  おかしい!
引用なし
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