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このままでは阪神間にも「維新の風」が吹き荒れる! 在特会研究所 12/3/20(火) 20:41

◆朝日新聞の稲村和美市長の超特大記事を読んで思った事。橋下に怒りも恐怖も無しで 戸田 12/4/4(水) 4:10

◆朝日新聞の稲村和美市長の超特大記事を読んで思った事。橋下に怒りも恐怖も無しで
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 戸田 E-MAILWEB  - 12/4/4(水) 4:10 -
  
 「近畿市民派メーリングリスト」などにさっき投稿した文章を紹介します。
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◆朝日新聞の稲村和美市長の超特大記事を読んで思った事。みなさんは?

 「3/26」と言えば、戸田なんかは1978年3/26の三里塚空港管制塔占拠の快挙と
悔しさを思い起こすのですが(戸田も尼崎の酒井さんも現地闘争に行っていた時
代)、2012年の3/26は朝日新聞の「政治時評2012」に稲村和美さんが、女性・若
手・市民派の尼崎市長としてA3ではコピーしきれない超特大の大きさでインタ
ビュー記事になっていた事に驚かされました。↓
 http://site.greens.gr.jp/article/54694027.html

 「市民派」個人の言い分がブル新(「一般商業紙」のことです)でこれほどの
紙面で紹介されたのは、白井市長でも無かったような気がします。(あったかも)
 「元市民派」として、まずもってご同慶の至りであります。

 稲村さんについては、兵庫県議当選以来、「イナゴン」という怪獣を自分のキ
ャラクターにするという面白みのある女性だと好感を持ってきましたが、尼崎市
長になるに際して「(ソフト)新自由主義者の素面に還った白井市長」の承継者
となった事や、その後労働福祉会館廃止策や橋下ブレーンの上山なんぞに親和感
を持っている事などが取り上げられ、アレレ?と思ってましたので、今回の記事
は稲村さんの内実を知る上でとても興味深いものでした。
 読んだ結果の感想を以下に列挙します。みなさんはいかがでしょうか?

1:稲村さんが「善意の人」であり「努力の人」であり、「明るい善人」である
  事は間違いないと思いました。

2:同時に、「橋下に対して『怒り』も『恐怖』も感じない人」である事も
 はっきりしました。

3:「橋下に怒りを感じない」とは、2つの面があります。
  ひとつは、「ウソをつく事を悪と感じていない」という事です。
  「言葉を大切にする人」であれば、ましてや「公衆に対して言葉を放つ事で
 支持を得て自分の地位を得る公職者」であればなおのこと、「出馬の準備を進
 めておきながら『2万%出馬しない』とテレビ新聞で大ウソをついて府知事選
 に出て勝利した橋下」は絶対に許せない・許してはならないウソつき男である
 はずです。(その後も橋下のウソは数限りなくあります)

  しかし稲村さんは、そういう「ウソつき橋下」に全く怒りを感じていません。
  という事は、自分自身も「言葉に重みを感じていない」し、「公衆に対して
  ウソをつく事を悪い事だと思っていない」人であるという事です。
   私は「ウソはつかない」、もしくは「ウソをついたと非難されるような隙
  のある言い方はしない」という事に常に心を砕いてきました。
   これは普通の市民はもちろん、左派や私が理解する限りの「市民派」であ
  ればとりわけ強く意識する事だと思います。
   だから橋下のような「ヌケヌケと大ウソをついて選挙に勝って地位と権力
  を得る輩」に対して強い怒りを持つわけですが、稲村さんはそういう人では
  ない事が判りました。

4:もうひとつの「怒り」とは、「橋下が自分の仲間を攻撃する事に対する怒り」
 です。
  府知事当選以来橋下によってデマや扇動・差別をまき散らされながら攻撃さ
 れてきたのは、
  ・女性(運動とその施設)・障害者(運動とその施設)・文化芸能関係者
   (運動とその施設)・在日コリアン(とりわけ朝鮮学校に激しい差別扇動
   をしながら!)・日の丸・君が代強制に反対する教員やその支援者・日本
   の戦争責任を考える種々の運動・子ども達(直訴した私立女子高生達を泣
   かせた事に典型)・労働者運動(とその関連施設)・府営住宅居住者・放
   射能毒物ガレキに反対する人々・原発住民投票を進めた人々・・・等々、
   多種多様な人々にのぼります。

  稲村さんは、それらの多種多様な人々、社会的弱者や社会的正義を貫こうと
 する人々を実は「自分の仲間」だとは全く思っていないからこそ、これらの人
 々をデマや扇動・差別をまき散らしながら不当に攻撃した橋下に対して「怒り」
 を持たないのだと判断せざるを得ません。

5:「橋下に恐怖を感じない」というのは、自分を被支配側の民衆の一員(=普
 通の市民)と自己認識していないので、日本の資本主義社会の中の明らかな支
 配者側・権力者である橋下に恐怖を感じない、という事です。
  言い方を変えれば、「自分は橋下勢力によって危害を加えられる事のない、
 橋下と同じ『統治者』側の一員なのだ」という認識を持っている、という事で
 す。(もしくは「橋下と同格対等な市民」という意識?)

  私にとって橋下は自分の様々な仲間を侮辱し傷つけ、私自身にも危害を及ぼ
 す非和解的な「階級敵」であるけれども、稲村さんにとって橋下は「自分にも
 自分の仲間にも危害を及ぼさない、少し手法の違う、すごい面を持っている統
 治者仲間」(もしくは「対等な市民」)だという事です。

6:朝日新聞で稲村さんが橋下について語っているのは以下です。↓↓
   政治に失望していただろう多くの人たちを、再び政治に引き付けた。
   すごいと思います。
  「決められる民主主義」を旗頭に、正解がわからない世の中で、「僕はこう
   思う」と言う。

    抵抗する勢力を徹底的にたたく手法には危うさも感じますが、彼を独裁
   者にしてしまうか、そうしないかは、橋下市長が投げたボールを有権者、
   ほかの政治家がどう打ち返すかで決まると思います。

7:稲村さんの言い方をヒトラーに引きつけて言えば、こうなります。↓↓
   ヒトラーは政治に失望していただろう多くの人たちを、再び政治に引き付けた。
   すごいと思います。

   抵抗する勢力を徹底的にたたく手法には危うさも感じますが、彼を独裁
   者にしてしまうか、そうしないかは、ヒトラーが投げたボールを有権者、
   ほかの政治家がどう打ち返すかで決まると思います。
   (当時のドイツ人の大半が「ヒトラーのボール」をどう打ち返したかは、
    「ドイツの間抜けな牧師の戦後の反省」で明らかでしょう!)

  ◆何よりも稲村さんは、「橋下の4年間の首長政治家活動」という「ボール」
   に対して、不当に攻撃された人々を仲間とも思わず、「手法に危うさを感
   じますが」と言う程度でまとも危機感も批判も持たず、プラス評価すると
   いう「打ち返し」をしていますね。

8:ヒトラー台頭の時代、ドイツの知的女性達や女性の地位向上論者達も数多く
 ヒトラーに親和感を持ち賛同者になっていきました。そういう女性達が本当に
 「知的」であったのかどうかは、今になってみれば異論があるかもしれません
 が、少なくとも「世間的に知的女性とか男女平等論者と見なされている女性で
 もヒトラー賛同者に沢山なっていくものだ」、とは言えるでしょう。 

9:ヒトラー内閣が成立した1933年、ドイツの哲学者ヤスパースは「一人の人間
 が同時に、ナチであり、知的であり、誠実であることは不可能である」と有名
 な警句を吐きました。
  つまり、人間は知的であり、かつ誠実であれば、絶対にナチにはなりえない。
 また、知的なナチ党員がいるとすれば、その者は人間として誠実ではありえな
 い。
  そして最後に、人間的に誠実なナチ党員がいるとすれば、その者は知的では
 ありえないはずだ、というわけです。
  しかし、実際には「知的で誠実なナチ党員」も多数存在したようです。
  それは「知的」とか「誠実」とかをどう定義するかによるのでしょう。

10:今回の朝日の超特大記事を読んで、私は稲村さんは「(私が普通に考えるよ
 うな意味での)正義感を持たない人だな」と判断出来ました。
  また「非常に数多くの民衆が自分らの社会的な仲間だと見なしている人々を
 自分の仲間だとは見なしていない人だ」とも判断出来ました。
  そういう意味で、この朝日の超特大記事は役に立ちました。

11:小泉竹中政治以来、いまだに新自由主義への偏向著しく橋下にも限定的批判
 しかしない朝日新聞が、今稲村さんを大きく取り上げる理由は何か、と考える
 と、エセ商売リベラルの朝日にとって、「統治者感覚の市民派」(言語矛盾で
 すが!)で「橋下にイエス、バット・・な稲村さん」(朝日は「原発にイエス
 、バット・・・」で商売してきたが)はとっても好感の持てる人なのでしょう。
  朝日が安心して宣伝できる「女性・若手・市民派・首長」として。

12:こういう稲村市長が桂むつこ氏支援で4/1出発式に来ていた理由もよく判り
 ます。つまり「類は友を呼ぶ」という事です。
  故竹中労の言葉を借りれば、「上に向かって腐敗する者達」です。
  「知的な女性市民派」達の一部の様子を見ていると、「人は金や地位を求め
  て腐敗しなくとも支配的体制に無自覚に親和してく事で腐敗する場合もある」
  のだとつくづく思います。
   こういう人達にとっては、橋下維新の拡張は民主主義の危機でもなければ
  人権の危機でもない、という事もよく分かりました。

13:それにしても「女性市民派が市長になる時代」がこういうものになるとは、
 今まで戸田は考えてもみませんでした。自分の認識不足を反省せざるを得ませ
 ん。
  でもまあ、「支配体制が激動する時代」というのはこういう現象が発生する
 ものなのでしょう。
  「革命情勢の到来は密集せる反革命を生み出し、それを粉砕する事を通じて
  こそ革命が前進する」、というような言葉もあります。

  みなさんはいかがお考えでしょうか? 
引用なし
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