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愚かで危険な利敵行為〜第4インターの「知事選共産党投票」論を徹底批判する!(1) 戸田 11/11/20(日) 11:20

(2)愚かで危険な利敵行為〜第4インターの「知事選共産党投票」論を徹底批判する! 戸田 11/11/20(日) 11:39
(3)愚かで危険な利敵行為〜これが問題の第4インター「11/14声明」だ 戸田 11/11/20(日) 11:46

(2)愚かで危険な利敵行為〜第4インターの「知事選共産党投票」論を徹底批判する!
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 戸田 E-MAIL  - 11/11/20(日) 11:39 -
  
   ーーーーーーーー(続き)ーーーーーーーーーーーーー

10:いったい第4インターは、なぜこれほどまでに共産党候補のみへの「批判的投票運
 動」に執着するのか?
  詳しくは心理学者に分析してもらうしかないのかもしれないが、戸田が推測するに
 は「共産党へのコンプレックス」が大きいのだろう。
  また「左翼としては保守派支援運動をしたら格好悪い」という、変な「左翼プライ  ド」があるのかもしれない。
  しかし、根本的には「自治体闘争の現場を知らず、自治体に何ら足場を持たない左翼
 インテリ活動家の頭でっかち性のゆえ」と考える。

  今回早くから自分のHPで「チャーチルの故事」を引いて「反独裁共同戦線」を訴え
 平松・倉田への投票を呼びかけてきた戸田の政治判断は、革命左翼としての意識性だけ
 でなく、革命派議員として12年(権力弾圧失職2年含む)の現場体験(旧式な政治の
 場・公明党創価学会の大拠点・「大都市部の貧困地域」である弱小門真市での断固たる
 革命派市議!)の中から出てきている判断だ。

  門真市が「守口市との合併を免れて単独市として継続出来ている」こと自体も、全国
 的にも珍しい「全ての審議会・説明会の議事録の2週間での公表」や「民間委託の場合
 は応募段階から全業者に就業規則や具体金額が分かる給与表の提出を義務づけた」の
 も、今年に「小出先生などの本の市費購入とそれを使った職員の自己研修の通達を出し
 た」り、「PPS電力購入方針を議会で公表した」り、全国初に「ザイトクに厳しい行政
 見解を議会で表明した」事も、「関電が強制してきた長期電力契約の守秘義務部分の公
 開を決定した」事も、そして門真市長が倉田出陣指揮で私のカメラを前にしても断固た
 る橋下批判をブチ上げた事も、決して自然にそうなったのではない。
 
  これらは全て、革命派議員としての種々の改善工作、政治工作、統一戦線工作の中で
 初めて現出し得たものである。

  対するに関西の第4インターの「自治体闘争」における実績はどうなのか?
  関西の第4インターは自派の議員を全く持てないままだし、自派系の住民運動集団も
 市民団体も無い(無いに等しい)し、自派の労働者部隊と言える程のものは微弱なまま
 だと思う。(昔は三里塚管制塔占拠闘争などで存在感を示したが)

  自治体の行政や議会にも、住民の中にも、これといった足場を全く持たない極少数の
 活動家集団でしかない。
  そこから今回のような、民衆の健全な意識と遊離したとんちんかんな、実際的には危
 険な利敵行為的な政治判断が生まれてしまうのではないか?

  自治体住民の運動と無縁で浮遊してきた第4インターの諸君には、府に睨まれたら困
 る貧乏な門真市の自民党市長が、自己の見識として橋下と一線を画してきた意味も、
 倉田落選なら行政報復必至を覚悟して戸田カメラの前で橋下批判をブチ上げた事の重さ
 も、その動画を見て門真市民が「我が市長を誇りに思う」と声を寄せている事の意味
 も、そしてそれらに表徴される「反橋下反維新闘争の死活性」も理解できないのだろ
 う。
  そういう人達が自治体選挙でご大層に「闘争方針」を語るのはお門違いというもので
 ある。

11:ついでに指摘するならば、「梅田候補勝利のために闘おう」と高唱しつづける第4
 インターの諸君は、梅田陣営に支援申し込みに行ったのか?
  事前ポスターを積極的に貼って回ったのか?
  選挙葉書どっさり引き受けて知人のあて先を書いて梅田事務所に持っていったの
 か?
  街頭で梅田支援の演説などをしたのか?
  選挙戦で「勝利のために闘う」とは、そういう実務をこなすこと抜きにはあり得な
 い。 (戸田は例えば倉田氏の選挙葉書を1100枚出したが)

  これは戸田の偏見による誤解だったら謝るが、私には第4インターの諸君がそういう
 汗を流しているとは思えないのだ。
  単に口先で言っているだけのように思えてならない。

  もしそうだとしたら、大衆に宣伝する者のとして極めて不誠実な態度だと思う。
  もし街宣やポスター、葉書で汗を流したのであれば、その体験談を公表してもらいた
 いものだ。
  「第4インターの人々が街頭で共産党候補の宣伝をしていた」という風聞を全く聞い
 ていないので、あえて尋ねる次第である。

12:共産党が独自候補を立てる事自体については、戸田はさほど悪い事とは思っていな
 い。
  そもそも共産党については「革命左翼とは別世界の政治団体」だと考えているし、
 「党員や支持者には単純な善悪2言論ので政治意識で統制しないと持たない組織」なの
 で(だから今回の大阪市長選対応は希有な例外)、「組織支持のお家の事情」としては
 そんなもんだろうと思っている。

  また、個別今回の府知事選で言えば、「橋下さえ落選すれば維新の崩壊は必至」とい
う事情からも、また倉田ではあまりに反橋下の立場が弱く、大阪都構想・財界主導政治
 への親和感が払拭できない、という観点から「左からの批判者」の存在があった方がい
 い、とも考える。

  それはもちろん「それへの支援運動は共産党の固い支持者だけにやってもらう」とい
 う前提の下での話である。
  我々の側は倉田氏に勝たせるための支援活動で手一杯だし、一方共産党側は共産党
 勢力だけで大阪府内全域でちゃんと宣伝出来るのだから、何の問題もない。
  共産党は倉田氏の右ブレを牽制する役割を果たし、非共産党左翼・リベラル派は倉田
 氏当選への不足分を押し上げるという役割を果たせば良いのである。

13:戸田は2008年の橋下出馬の時から一貫して激しく橋下を批判し、宣伝カーを出し、
 ビラやHPで訴え、ポスターを作り、権力弾圧のリスクを背負ってまでも(HPでの選
 挙宣伝がホントは合法なのに弾圧を狙う)、そして橋下的ファシズムと表裏一体のザイ
 トク暴力やザイトク公安弾圧を受けても、断固橋下ファシズムと闘い続けてきた。

  その一方で第4インターの諸君が反橋下でどの程度活動してきたか(どの程度しか活
 動して来なかったか)もそれなりに知っている。
  (反戦反基地運動や反原発運動などで献身的に活動している事も知っている)
  そういう経過があって今、大阪市の住民と大阪市以外の住民の共通項として「府知事
 は倉田を勝たせよう!」という意識に一本化して宣伝扇動しないと橋下・維新の勝利を
 許してしまいそうな時に、第4インター諸君がそれを阻害して敵を利する宣伝を行なっ
 ている事に大きな憤りを感じるのである。

14:★結語
  全ての良識ある人々は、第4インターの「府知事選では共産党候補に投票せよ」論  を一蹴し、反独裁反維新の選挙戦術として、大阪府知事選で倉田候補、大阪市長選で
 平松候補の勝利のために残された期日で全力を挙げよう!
     
15:参考資料1:戸田のHPアピール(10月発表以来)
   http://www.hige-toda.com/_mado04/oosakafutijisen/hasimototo-ru.htm
  かつてチャーチルが「ヒトラーと闘うためなら悪魔とでも手を結ぶ」と方針を立てた
 例にならって、橋下・維新の会候補落選をまずは絶対実現するために、今回は大阪市長
 は平松、府知事は民主+自民(+公明?)連合候補を勝たせるべきだと割り切って考え
 るべきだ!

  平松氏には釜ヶ崎労働者の住民票剥奪を初めとして悪い所もいろいろある。民主党主
 導知事候補にしても同意できない所は沢山あるだろう。
  しかし、それをまず橋下・維新の会を選挙で負かして「大阪ナチス政権樹立」を広範
 な統一戦線で阻止する事が絶対的な必要事項。その上で、平松や新府知事の悪政部分と
 闘っていけばいい。

   ーーーーーー(以下、第4インターの「11/14声明」に続く)ーーーー
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i60-35-88-64.s04.a027.ap.plala.or.jp>

(3)愚かで危険な利敵行為〜これが問題の第4インター「11/14声明」だ
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 戸田 E-MAIL  - 11/11/20(日) 11:46 -
  
    ーーーーーーーー(続き)ーーーーーーーーーーーーーーーー

16:参考資料2:第4インターの11/14声明 (かけはし2011.11.21号)
         http://www.jrcl.net/index.html
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎ 橋下・維新の会との闘争を堅持し梅田氏の勝利のために闘おう
  大阪市長・府知事選挙の新事態
              日本革命的共産主義者同盟(JRCL)関西地方委員会

 <渡司候補の出馬取りやめ>

 一〇月二八日、日本革命的共産主義者同盟(JRCL)関西地方委員会が、大阪府知事・大阪市長選について声明(本紙11月7日号、橋下・維新の会の強権政治を許すな!市長は渡司、知事は梅田に投票を!)を出したあと、一一月五日、渡司考一が市長選への出馬をとりやめるという情勢の重要な変化が生じた。

 この出馬とりやめについて渡司は「ローカル組織だった維新が、教育基本条例などを全国にひろげていくというメッセージを発し始めていることに危険を感じた」「全国の支援者から『なんとしても(立候補を)押さえてほしい』という意見が寄せられていた」と説明した。

 日本共産党大阪府委員長の山口勝利は、渡司の立候補取りやめを「新たな闘争宣言」だとし、「(橋下の)ファッショ的な独裁政治を阻止するために全力を尽くす」と述べ「平松氏には自主的に支援する立場」「当選後も与党になることはない」と説明している。
 知事選については、これまで通り梅田候補の当選のために全力を尽くし、平松とタッグを組む倉田候補は批判していくという。

 共産党は、これまでの平松市政に対する批判は一時的にではあれ抑え、街頭でも職場でも平松の「反強権性」を評価して、平松への投票を呼びかけている。

 こうして、大阪市長選での投票において、労働者市民は強権的手法による新自由主義の実現(橋下)か、よりソフトな形態での新自由主義の実現(平松)かという選択肢しか与えられなくなった。

 そこには、どんな形であれ労働者階級の要求を反映しうる候補者はいない。
 これは、強烈な反動・右派が登場した場合、労働者階級の利益に重大な打撃を与えても、独自性を放棄して資本家のより柔軟な勢力との共闘に走るという彼らの伝統的手法に乗っ取っている。
 渡司の立候補辞退は、大阪の政治に深刻な事態を作り出している。

 <新しい動きが始まっている>

 しかし、この事態は、一様でない複雑な動きを伴っていることも事実だ。
 平松・倉田陣営はもちろん、共産党のこの変化を大歓迎している。
 そればかりでなく、戦闘的な労働運動、市民運動の中にも、共産党への評価は別にこの決定を歓迎する気運が広がっている。

 こうした事態の中でも、自民党中央は、橋下・維新の会の勝利後の協力をあてに平松・倉田陣営への支持を躊躇し続けている。
 これは民主党においても同様で、国会議員を中心に中立の立場をとろうとしている部分がいる。
 公明党などは、府・市議会における維新の会との関係を悪化させたくないとの意向もあり自主投票を決めた。もちろんその背景には、彼らの新自由主義的改革の推進という基本的政治姿勢があってのことである。

 渡司の立候補取りやめの後の、共産党陣営、支持者の反応は多様である。

 党派優先的感覚から、自らの選択肢がなくなったことを残念がる部分もあるが、渡司自身が述べているように「橋下の強権政治・『ファシズム』反対」の立場からの渡司の立候補に批判的で、平松への一本化を求める声が強かったことは、さきのJRCLの声明でも触れた。

 共産党員や支持者に対して、橋下・維新の会の「君が代」起立斉唱条例、教育基本条例、職員基本条例などの強権政治に危機意識を持つ人々からの「平松に一本化すべきだ」との圧力は大きかった。
 大衆運動に積極的で大衆との接触が多い人ほどそれに敏感であったといえる。

 こうした人たちの中から、これまでは敵対的であったり、疎遠であった部分への共闘の働きかけが始まっている。

 それは、彼らより右で、穏健な勢力・潮流に対する接近だけではない。
 たとえば、大阪労連は「大阪中から独裁政治ノーの世論を結集し、梅田知事の実現、橋下・『維新の会』の野望を打ち破る闘争を!」と声明を出し(11月9日)、すでに日航争議などで交流・共闘が始まってはいたが、大阪全労協に対して「橋下打倒・梅田支持」での共闘を呼びかけている。

 また、教育基本条例・職員基本条例反対の闘争でも、日の丸「君が代」強制反対ホットラインなどの反対運動との協力を強め、集会での交流なども強めようとしている。
 教育労働運動においては、いくつかの地域で日教組系組合や教育合同など独立系組合と全教組系組合との共同アピールも出されている。
こうしたことは、これまでの大阪の政治では見られなかったことである。

 <橋下・維新の会を敗北させよう>

 この大阪市長・府知事選において、橋下・維新の会とは異なった方法で教育労働者や公務員労働者に対する攻撃を実現しようとする平松・倉田の陣営への抵抗を放棄し支えようとする労働組合官僚のもとにある連合と共産党系全労連や全労協の勢力が入り交じった「反ハシズム」「強権政治反対」の選挙闘争の共存、あるいは部分的な共闘が生まれようとしている。

 われわれは、こうした変化、実情を無視しない。
 われわれは、こうした運動と「橋下・維新の会の強権政治絶対反対」を共有する。
 しかし、われわれは、「平松への投票の呼びかけ」に含まれる、労働者・市民の利益のための闘争の放棄の危険性、新自由主義的政治への武装解除に対する警告をゆるめはしない。

 われわれは、この選挙戦を通しても教育基本条例や職員基本条例に反対する実際の共同闘争を作り出していくよう呼びかけ、その実現のために闘う。
 さらにその運動の中で、民主党政権の日米軍事同盟の強化、普天間基地の存続や辺野古新基地建設、南西諸島への自衛隊配備、TPP参加強行などに反対し、東日本大震災被災者・福島原発事故被災者への無条件の補償を要求し、もんじゅをはじめとする福井の原発の全面的廃炉をめざす運動の強化と共有化を訴える。

 こうした訴えと努力が結実することによってこそ、たとえ橋下・松井・維新の会が勝利した場合にはもちろんのこと、平松・倉田が勝利したとしても、その後に予想される新自由主義に基づく労働者市民の権利の剥奪、教育や社会の破壊と荒廃と闘う主体的体制が準備される。

 そのためにも今から「ソフトな形態による新自由主義の実現」、平松・倉田(民主・自民)との決別が必要である。

 われわれは、渡司の市長選立候補辞退を受けても、JRCLの「声明」は基本的に正しいと考え、市長選においては「橋下の敗北のための闘い」府知事選においては「梅田の勝利と反資本主義の労働者市民の闘争の強化」を呼びかける。     (一一月一四日)
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引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i60-35-88-64.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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