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「生コン関連業界危機突破!6/27総決起集会・デモ」に労使挙げて2300名が大結集! 戸田 10/7/1(木) 14:10

スト情報第1弾 KU会スタッフ 10/7/30(金) 9:59
●共産党が突如7/28赤旗で「ストは業者の迷惑!出荷再開を」とスト破壊宣伝の愚挙! 戸田 10/7/30(金) 14:31
◎積年の横暴への業者職人の怒りが「ゼネコンざま見ろ・スト沈黙的支持」に? 戸田 10/7/30(金) 15:43
関西のスト情報第2弾 KU会スタッフ 10/8/1(日) 13:37
関西のスト情報第3弾 KU会スタッフ 10/8/1(日) 13:41

スト情報第1弾
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/7/30(金) 9:59 -
  
今、関西の地で何がおこっているのか。

<ストライキの始まり>
 セメント・生コン産業政策協議会(生コン産労・全港湾大阪支部・関西地区生コン支部)は、大阪広域生コン協同組合・大阪兵庫生コン経営者会に対し、7月2日(金)、停滞していた10春闘の解決に向けて、ストライキを通告した。同じく、7月5日(月)には阪神地区生コン協同組合に、7月6日(火)には近畿バラセメント輸送協同組合・交渉団にスト通告、さらに、7月12日(月)からは、近畿コンクリート圧送労働組合と関生支部が近畿圧送経営者会にスト通告した。業種の異なる300社以上の中小企業を網羅するストとなった。

 生コンの原料であるセメント輸送が滞り、建設素材の生コンが建設現場に供給されず、建設現場で生コンを打ち込むポンプ圧送車が現場に来ないという事態が発生した。ストの実施地域は、セメント輸送が近畿一円、生コン関連が大阪府下と兵庫県の一部となった。特に、大阪府下の多くの建設現場で工事が止まった。

 ゼネラル・ストライキとは、団体行動権の一形態であるストライキ(同盟罷業)が、一企業一地方などに限定されず、全国的な規模で展開されるストのことを指す。また、ある特定の地域や都市において、様々な産業・業種が一斉にストを展開することもゼネストという。

 今回ストライキは、様々な産業が結集してはいない。しかし、スーパーゼネコン(竹中工務店・大林組・大成建設・清水建設・鹿島建設)など建設独占が支配する建設産業の現場で、大都市大阪の建設工事が全面的に麻痺する事態を発生せしめている。

 7月30日(金)現在、生コン製造・セメント輸送のストライキは一貫して継続している。ポンプ圧送は7月12日から16日までストを展開後、一旦、中断したが、29日(木)の午後に再度スト通告した。30日早朝からスト突入となった。一ヶ月に及ぶストライキが闘われている。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006/50624025.html
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; YTB730; .NET CLR 1.1.4...@ntoska020081.oska.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp>

●共産党が突如7/28赤旗で「ストは業者の迷惑!出荷再開を」とスト破壊宣伝の愚挙!
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/7/30(金) 14:31 -
  
 阿修羅掲示板への投稿をそのまま紹介する。

◎共産党が突如7/28赤旗で「生コンストは業者の迷惑!」、「事態打開は出荷再開で」
  とスト破壊宣伝の愚挙!    ヒゲ-戸田 日時 2010 年 7 月 30 日 13:27:51
    http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/604.html

 共産党と言えば、一般的には「労働者・中小企業の味方」、「大企業の横暴反対の勢力」、と思われている。たしかにそういう面もある。議会主義の左派国民政党としてよく
頑張っていることも認める。

 しかし、共産党の実態は、6全協・宮顕体制(1955年)以降、一貫して「民衆闘争が
爆発した時には必ず反動の側に組みする秩序派」であり、その時には「権力・大資本に
追随結託して弾圧加担する事に躊躇しない党」であり、「自分達以外に左派・戦闘的反
権力派が存在する事を絶対に認めない夜郎自大」であり、「複雑な事態が起こると全く
対応できない、単純な善玉悪玉論でしか情勢を語れない無能集団」でしかない。
 (60年安保を見よ。全共闘時代を見よ。つい最近の小沢攻撃加担・検察バンザイ姿勢
  を見よ。)

 さて、そうした共産党が、戸田からすれば「案の定」、世間一般からすれば「信じら
れな〜い!」スト破り扇動宣伝を、7/28赤旗の13面「近畿版」で大きな紙面を使って行
なった!
 これは「近畿圏内の赤旗読者にしか伝えられない記事」であると同時に、共産党の
「党としての確固たる見解」でもある。

 思うに関西の生コンゼネストの爆発・長期継続の情報が、大半のマスコミの隠蔽姿勢
にも拘わらず、だんだん広まってきて、「共産党・建交労は何をしてるんだ?」という
疑問が共産党・建交労周辺から出され、また「共産党・建交労と対立する部分主導で
『歴史的な産業ゼネスト』が爆発している」事実を隠蔽したい危機感に駆られて、こう
いう宣伝記事を出したのだろう。

 しかも姑息な事には、ストライキという言葉には必ず「 」をつけて極く一部で使う
だけで、起こっている事態を<出荷停止>とだけ表現して、決して<ストライキ>とは
認めようとしない。
 今関西の生コン関連業界で起こっているのは「正当なストライキなんかじゃない!
一部労組主導の身勝手な出荷停止なのだ!これはやめさせないといけない!」、と宣伝
したいわけなのだ。
 
 問題の7/28記事は、しかし「しんぶん赤旗」のネット
        http://www.jcp.or.jp/akahata/ では見れない。
 7/28号の内容紹介をしている
  http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-07-28/index.html 部分でも、この
記事はタイトルすら載っていなくて見ることが出来ない。
 それ以外で検索しても、この記事全文がテキストで載っているものがネットに
(今のところ)存在しない。

■だから赤旗近畿版の読者以外は、一般市民はもちろんのこと、近畿以外では共産党の
 かなりの幹部以上の党員でないと共産党員ですら、「赤旗でこんな酷いスト破り宣伝 をしてる」なんて知らないままである。
  (関西の建交労以外の建交労の労組員も同様。共産党系の「民主団体」の人達も。
   近畿以外のマジメな共産員は「共産党がスト破り宣伝をしてるなんて、絶対にあ
   るはずがない!そんなの反共デマ宣伝だ!」と言うことだろう。) 

★しかし動かぬ証拠がここにあった! このブログにだけは、問題の7/28記事が画像で
 載っていた! 
 それが、共産党を批判し茶化す「日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+キンピー問題」
 ブログ http://kinpy.livedoor.biz/ の7/28記事:
   自分たちがやると正当、他の組織がやると悲鳴だとw 
     http://kinpy.livedoor.biz/archives/51849521.html だ。
    (画像をクリックすると十分に文字が判読できるし、印刷もできる)
 まずは「論より証拠」・「実事求是」、問題の赤旗7/28記事の概要を文字で紹介して
 いこう。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<7/28赤旗・13面近畿版の生コンスト破壊扇動の記事>

大見出し:・生コン出荷停止続く 大阪
     ・工事現場、悲鳴
     ・事態打開へ「見解」

中央に大きく写真:その説明文
      JR大阪駅北側の梅田北ヤードも生コン搬入が止まっています。=26日、
      大阪市北区

小見出しと記事概要:
 30万人に影響:・出荷停止の影響は、左官や土工、鉄筋工など大阪府下の建設業者お
           よそ30万人に及ぶ深刻なもの。
         ・業界紙の「建設さわやか新聞」も号外を出して「2週間も3週間も
           止められたら、現場は持たん。生死に関わる」、「職人が干上が
           ってしまう」との声を紹介するほど。

 「ストライキ」:・出荷停止の発端は、6/27の「生コン関連業界危機突破!総決起集           会」だった。ここで武健一連帯労組・関西地区生コン支部委員長
          が「交渉で決着しなければ出荷拒否を実行に移す必要がある」と
           述べた。
         ・2日から「ストライキ」が始まり、生産者の広域協も加わること
           で生コン出荷停止の事態になっている。

 社会的支持を:・この事態に対し、建交労関西支部とUIゼンセン(UIゼンセン同
          盟関西セメント関連産業労働組合)は、7/22に「見解」
         (「生コン業界の危機打開への道 問われる業界幹部・労組幹部の
          体質)を発表した。
        ・建交労関西支部の長島委員長は「社会的支持を得る進め方が大事。
          広域協はゼネコンなどと生コン価格などを精力的に協議すべき。
          私たちは、広域協には出荷再開を早急に行なうことを求めてい
         る」と語る。
        ・「見解」では、「このままいけば、広域協加盟企業の倒産の危機を
          引き起こす」と指摘。
        ・建交労とUIゼンセンの2労組は、「見解」を持って、22日は広域
          協に(出荷再開の)要請行動をし、23日には大阪広域生コン卸販
          売協組に要請行動をした。
        ・2労組は、今後ゼネコン各社にも要請行動をする予定。 
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 どうだろうか、このストライキ破壊宣伝のおぞましさは。
 現実に起こっている事実は、投稿下段に一覧で上げてある戸田投稿の通りである。
 生コン関連産業の「業界上げての意思」は既に「生コン関連業界危機突破!6/27総決
起集会」への大結集と決議で示されている。

 その事実を尊重するのが「国民が主人公、労働者と中小企業が主人公の政治」ではな
いのか?
 (共産党系の建交労ら2労組は業界運動の害悪でしかないから6/27集会に参加させて
   もらえない)

 今までゼネコンにどんなにお願いしても生コン価格の安値強制が変わらないからこそ
、「合法的な実力行使」をせざるを得ない、そうしないと大倒産だ、という火急の危機
にあると言うのに、スト破壊・協組行動の破壊のためだけに、「出荷再開」(=武装解
除=唯一の抵抗手段を放棄)してゼネコンと交渉しましょう、などという絵空事・空理
空論を弄ぶ卑劣さよ!

 6/27危機突破集会で表明された経営者、労働者の悲痛な声と状況を、何ら真剣に受け
止めず、「役立たず政党・役立たず労組」となってしまっている自らを反省する事も
せず、党派エゴのために、「新自由主義政治・大企業支配を覆していくのに最も有効な
闘いとして、高度な戦略に基づいて組み立てられた、日本史上画期的なこの生コンゼネ
スト」を誹謗中傷し失敗させようとする醜さよ!

 やっと中小企業労働者がストライキでゼネコンを追いつめているのに、横から「私達
ゼネコンの味方です!公安権力の味方です!スト破壊勢力の味方です!」とばかりに
シャシャリ出て来て「出荷再開しよう!」と、協組に圧力をかけ、ゼネコンにすり寄り
要請する厚顔無恥さよ!

●ちなみに、共産党も建交労も、「建交労は共産党系労組なんかじゃありません!」と
 カマトトぶるが、建交労が共産党直系の労組である事は、業界の常識である。
 かつて関生(かんなま)労組が共産党直系の労組だったように。
  (84年に共産党支配から独立した)
 宮崎学氏流のジョーク的に言えば、
 「なるほど建交労と共産党は、公明党が創価学会と無関係なのと同じほど無関係であ
  る」!

  その建交労関西支部がスト破壊のための誹謗中傷扇動文書としてばらまき、HPで
 も宣伝している「7/22見解」(UIゼンセンと共同作成した形)なるものは、

▲連帯労組を「生コン業界を牛耳る悪者」と描き上げる誹謗中傷デマを主軸にし、
▲生コンストに対する数少ない報道であるテレビ東京・大阪などの報道
        http://www.youtube.com/user/todajimusho#p/u/0/fBUYk0cBtc0
  を偏向報道だと非難して、報道に圧力をかけることを宣言し、
▲「業界が求めている要求や政策は正しいが、今の手段が間違っている」というおため
  ごかしで、労組のストを否定し、協組には「積極的にスト破り=早急に出荷再開し
  て安値で売れ」と強要し、

▲「広域協組は連帯労組らのスト行動を事実上黙認している。それが問題だ」という
  ゼネコンと全く同じような決めつけをして広域協組を責め立て、

▲今価格適正化(値上げ)をしなければもうすぐ大倒産事態になってしまうのが、業界
 共通の認識なのに、平気の平左で「生コン価格改訂問題などは『通年的な課題』であ
 って、今解決しないといけない問題ではない」とウソ宣伝を行ない、

▲これまで再三の価格改定要請を無視して安値強要をし、不当な中小企業支配・協組支
 配をしてきたゼネコンへの怒りのカケラもなく、そういう不当支配を打破する何の具
 体策も示さず、
▲空理空論的に「国民的理解や国や地方の行政官理解を得られれば、価格改定問題の
 道筋は見えてくる」と語って、

ストライキ闘争を敗北させようとする謀略文書に他ならない。

 この間、戸田からの呼びかけも功を奏して、ストライキ労働者への外部からの支援激
励のカンパや檄布が寄せられるようになってきた。大変ありがたい事です。

 共産党・建交労が、積極的にスト潰し行動に躍り出て、それすなわち権力弾圧発動を
誘う状況が新たに生まれた中、外部のみなさんからの支援激励をより一層呼びかけます。
 7/2に開始されたストライキは、もう既に満4週間を向かえました。

■しかも、本日7/30(金)朝から、「圧送」のストが再開されました!(詳しくは別途に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 支援受け入れ窓口は、「連帯ユニオン・関西地区生コン支部」
               http://www.kannama.com/index-2.html
       〒550-0021 大阪市西区川口2-4-28
       TEL:06-6583-5546   FAX:06-6582-6547
       メール:web@rentai-union.com
 ※カンパ用口座はたぶんまだ作ってないと思うので、カンパは郵便か直接渡しでお願
   いします 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【参考】:生コンゼネストに関する過去の戸田投稿(新しいものが上)

7/27★現着朝6時で炎天下終日阻止行動の日々、全て自腹、生コンスト労働者達の奮闘
   を知って!秀逸なテレビ報道も        
       http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/436.html
7/26◎「照準は敵対大手とその物件!」スト状況を劇的に変化させ主導的情報戦を活性
    化した生コン支部!HPでも  
           http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/364.html
7/26・長期化し煮詰まる関西の生コンゼネスト。海外メデアやネットメデアにもよろし
    く! 権力弾圧抑止のためにも 
           http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/367.html
7/25・スト労働者から:闘争カンパを!檄布やメッセージも嬉しい。
    トクヤマ筆頭の権力弾圧阻む世論形成のためにも
        http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/324.html
7/19・歴史を知る経営者からは「中途半端にはしないでくれ」と労組ストに数多く
    期待! 生コン支部HPの注目記事
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/866.html

7/19★勝利的に展開!大阪の工事の8割強が停止!大阪駅ビル工事も!竹中・大林が
敵対継続 http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/862.html
7/13・ありがとう!みなさんの反響のおかげで、テレビ東京が連帯労組に取材に来た
    とのこと   http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/523.html

7/13・無期限スト突入の「近圧労」が実は日本で唯一の圧送労働者の労組です!
    関西生コン業界の先進性が見えてくる  
         http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/520.html
7/13◎ついに12(月)から生コン圧送も無期限スト突入!空前の産業スト関西で拡大!
    損賠攻撃の大資本との決戦へ!  
        http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/517.html
7/7・報道されぬ歴史的事件:「生コン関連業界危機突破!6/27総決起集会・デモ」
   に労使挙げて2300名が!
     http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/121.html
7/7★マスコミひた隠し!関西の生コン関連産業で無期限ストが勃発拡大中!
    大企業支配を覆す高度な闘いに刮目せよ!   
     http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/117.html
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-98-238.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎積年の横暴への業者職人の怒りが「ゼネコンざま見ろ・スト沈黙的支持」に?
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/7/30(金) 15:43 -
  
 (阿修羅投稿の紹介)

◎積年の横暴に対する業者・職人の怒りが「ゼネコンざま見ろ・スト沈黙的支持」に?
 (業界関係者談)

 4週間を越えて続く生コンゼネストは、確かに工事関係者にとって、とりわけ零細
企業や親方職人さんにとっては、非常に辛い話である。
 事態の解決は、本当はゼネコンが労組要求・協組要求を受け入れて生コン価格
適正化(値上げ)、春闘妥結をすれば良いのであって、それ以外に零細企業や親方職人
さん達が救われる途はない。

 そうは言っても、目途も立たず、補償もない工事停止は辛い。
 「スト反対!ストやめろ!」の声が扇動しやすい状況は揃っている。昔、国鉄の
遵法闘争に対して権力側・右翼側の扇動が功を奏した「上尾暴動」のような事態が
いつ起こってもおかしくはない。
 共産党や建交労もそこを扇動しようとしている。

 しかし業界筋のさる人の話によると、「今回のストでは、空前の長期強力ストにも
拘わらず、スト破りの勢いはそれには比例してない感じだ」、と言う。
 もちろん、ゼネコン仕掛けのスト破り行動は日々強くなってはいるが、
「自分らはこの倍以上のスト反対・スト粉砕の動きが起こるのでは、と予想していた
が、その予想ほどではない」らしい。

 その理由について、この業界氏は、
 「ひとつには、業界全体で生コン値上げは絶対に必要だ、という共通認識が深くな
ったので、ゼネコンの方に折れて欲しい、という感情が各社にかなり広がっているの
ではないか」、

 「もうひとつは、生コン以外の建設関係業者も含めて、ゼネコンの積年の横暴に対
して怒りが貯まり貯まっていて、ストでゼネコンがあたふたと対処する様子を見て、
内心ザマ見やがれ、と思う気持ちを持っている人が多いのではないか」、
という分析をしていた。

 戸田なんかには「業界の雰囲気」や「建設現場の空気」は分からないが、業界事情
に通じた人には「今までとの違い」が感じられるのだろう。
 これは、
 ◎歴史を知る経営者からは「中途半端にはしないでくれ」と労組ストに数多く期待!
  生コン支部HPの注目記事  http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/866.html
という話にも通じることかもしれない。

 ちなみに、この業界氏によれば、「共産党や建交労なんか、生コン業界ではほとんど
影響力はないなあ。建交労はセメントメーカーから1000万円もらって手打ちするような
組合で、闘争なんか全然しない事は誰もが知ってる事だ。赤旗や宣伝ビラなんかいくら
出しても関係ないよ。」という事だった。

 さて、4週間を越えようとするストで、まだ妥結や勝敗の見通しは見えない。
 ゼネコンは各方面に圧力をかけ、協組への恫喝や切り崩しを図り、スト破り=出荷
強行を広げようとしているし、スト破り・ゼネコン追随業者を組織的に強化して労組
や協組を少数勢力化しようとしている。
 そして「スト反対・出荷再開」の「世論」を作り出そうとしている。

 スト労組側は、そうはさせじとストで闘いつつ、協組がゼネコンに屈服しないよう
「自らの決議を守れ!」と尻を叩いている。「スト支援・ゼネコンは値上げ妥結せよ」
の声を高めようとしている。

 そして圧送労組が本日7/30朝から「第2波圧送スト」に突入し、経営者とその背後
のゼネコンへの圧力を再度高めた。
 ちょうど竹中・大林などのスパーゼネコンが生コン出荷強行・建設現場への搬入強行
のために多くの会社を従えて大規模なスト破壊作戦に打って出ようとした鼻先でのタイ
ミングに「偶然重なって」しまい、ゼネコンには大きな打撃になったようである。
(ザマミロ!)

 生コンストは、「どちらが主導権を取るか」、「どちらが多数派形成を図れるか」、「どちらが相手を押し切るか」、を巡って、組織戦・行動戦・宣伝戦の各分野において
熾烈な闘いが続けられている。
 ここでゼネコンやセメントメーカーなど大資本ストの不当利得・不当支配を奪えず、
成果を得られずにスト終結に押し込まれたら中小企業と労働者は悲惨な大倒産状況に落
とされてしまう。

 逆にこのストライキ闘争に勝利できれば、日本における新自由主義路線を粉砕して
中小企業と労働者が画期的な成果を勝ち取り、それは全国的な民衆の勝利につながる。

 まさに「天下分け目の関ヶ原」のような決戦局面へと、状況はこの炎天下で煮詰まり
つつある。
 心あるみなさんの支持支援を強く訴える。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-102-235.s04.a027.ap.plala.or.jp>

関西のスト情報第2弾
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/1(日) 13:37 -
  
<産業民主化闘争>

  労働組合の要求と言えば、賃上げや労働条件改善などが想定される。しかし、賃上げ一つとっても、大企業の産業支配の下では、ほとんどの中小零細企業の原資は限られる。大企業労働者と中小零細企業労働者の賃金・労働条件格差は歴然としている。だからといって、個別資本内部での制限のない労資対立は共倒れを生む。

 そこで、関生支部を中心として、関西の生コン産業では、産業の民主化を課題とする。以下、簡略に過ぎるかも知れないが説明する。

 日本の産業構造は、独占資本(大企業)が下請中小企業群を支配下に置く。独占資本が当該産業の価格・技術・品質管理・人材・資金などを独占的に掌握・決定し、中小企業を従属化に置く。少なくとも、建設産業においては典型的である。

 一方で、戦後改革・経済民主主義の一環として、中小企業等協同組合法の制定がある。法は(法律の目的)第1条「この法律は、中小規模の商業、工業、鉱業、運送業、サービス業その他の事業を行う者、勤労者その他の者が相互扶助の精神に基き協同して事業を行うために必要な組織について定め、これらの者の公正な経済活動の機会を確保し、もつてその自主的な経済活動を促進し、且つ、その経済的地位の向上を図ることを目的とする。」と定める。

 中小企業が団結して事業協同組合を結成し、大企業と対等取引できる環境を作るのだ。しかし、協同組合を作れば自動的に力を持つものではない。事業の理念や戦略・方針、団結やリーダーシップの質、事業の運営能力や実務力が問われる。そして、何より大企業や競合する協組に入らない同業他社との対決において、現行の法制度は協組に圧倒的に不利である。事業協同組合運動が成功するには、自助努力はもちろんだが、国家による擁護か、独占資本の販売戦略としての協組利用か、さもなくば、労働組合の実践力が不可欠である。

 中小企業の労働組合は、個別中小資本と一面において賃金労働条件をめぐって闘う。しかし、もう一面で、産業民主化、独占資本の産業支配を覆すために、弱者である労働者と中小企業が共闘する。労働者は団結して労働組合を作る。中小企業も団結して協同組合を作る。両組織の共闘の力が、大企業との対等取引を可能にする。

 たとえば、一生コン工場が、セメントメーカー(太平洋セメント、住友大阪セメント、宇部三菱セメント、トクヤマ、麻生ラファージュセメント)、実際は販売店にセメント代の値上げには応じられないといえば、セメントが入ってこないだけである。ゼネコン、実際は商社・販売店に、生コン販売価格はこれ以下では売りませんといえば、誰もその生コン工場の生コンを購入しないだけである。

 そこで、一地域の生コン工場100社が結集し、協同組合としてまとまった購入、まとまった販売をすれば、いくら大企業といえども無視できなくなる。対等取引条件が生まれる。しかし、そもそも中小企業のリーダーシップだけで、利害が錯綜する100社を結集できるのか、セメントメーカーが作った生コン工場が指導権を握らないか、ゼネコン・商社が工事物件を餌に一本釣りし分断してきても団結は保たれるのか。

 労働組合の指導性と実践力が求められる。関生支部は産業政策闘争と呼ぶ。中小企業への説得と行動を通しての結集、セメントメーカー・ゼネコン・行政に対する説得や行動、政党や世論にたいする宣伝や提案。それは生コン価格の適正化だけではなく、技術や品質や安全管理を担保する安全安心のコンクリート構造物を社会に提供する運動としてもある。

(ブログ・KU会通信より>>http://blogs.yahoo.co.jp/ku_kai2006/50632871.html
引用なし
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関西のスト情報第3弾
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 KU会スタッフ E-MAIL  - 10/8/1(日) 13:41 -
  
<労働協約賃金>

 現在、ストライキしている労働組合(関生支部や近畿圧送労組など)の賃金・労働条件は、毎年の春闘で、集団交渉を通して決定している。生コン製造・輸送、バラセメント輸送、生コン圧送の3業種(職種)は、それぞれ集団的労資関係を基本にし、賃金・労働条件はもちろん、産業政策(産業構造のあり方、協組の事業方針まで範囲とする)も協議・交渉する。
 
 たとえば、建設資材の生コンの場合、労資関係のある生コン工場の経営者は経営者会に結集し、使用者団体として80人位が交渉に臨む。労組側は生コン産業政策協議会(生コン産労・全港湾・関生支部)に結集する労働者150名ほどが参加、200名を越える労資が大きなホールで交渉する。統一要求・統一交渉・(統一行動・)統一妥結となる。
 
 関生支部は、同一労働同一賃金・横断型賃金体系を基本とし、他産業・業種の中小企業労働者と比較すると、高賃金高労働条件となっている。

 妥結された賃上げなどは協約化される。この協約賃金は、生コン業界の賃金基準となる。協同組合内の労資関係のない生コン工場で、労組に加盟していない労働者もほぼこれに沿う。何故なら、労組を作られたくない経営者は沿わざるを得ないからだ。

 一方、協組に加入しない生コン工場(アウトという)は、同時に、労組もない。セメントメーカーの拡販用の安いセメントと粗悪で安価な骨材を購入し、低賃金の製造・輸送労働者を酷使すれば、驚くほど安い生コンを製造販売できる。薄利多売で安値競争をしかける。法令順守や品質管理は二の次である。しかし、多くのゼネコンはこれを買う。悪貨が良貨を駆逐するのである。安心安全なコンクリート構造物が担保されない。

 さらに、建設産業の下請専門工事業の一つであるポンプ圧送工事業については、近圧労組が集団交渉で賃金・労働条件を改善する。建設産業の構造は、発注者がゼネコンに「総価請負方式」「設計・施工一式請負」で発注し、元請たるゼネコンは受注機能に特化し、一次下請が施工管理・資材調達に特化し、二次下請の職長・世話役、その下の労働者が実際の工事を担うという重層的な下請構造となっている。特に、「材」(材料・資材費)「工」(労務費)共の総価請負方式は、ゼネコンの落札時でも、下請単価でも、材工が分離されないところに問題がある。労務費割合の大きい建設産業では、労務費を圧縮することによって低い工事単価が設定できる。総価請負方式は、下請単価を労務費削減によってたたける仕組みを生み出している。産別・業種別・職種別労働組合の企業を超えた横断的な賃金交渉で協約賃金を勝ち取ること、専門工事業の中小企業が事業協同組合に結集し、ゼネコンに対し、適正料金を収受することは連動する。

 下請専門工事業の技能者の減少、技術技能の継承の困難さの多くは、適正な賃金・労働条件が保障されていないことにある。技術技能の向上や安全施工の根幹は、働く者が安心して働ける条件の整備にある。圧送協同組合の共同受注・標準圧送料金の収受は、圧送労働者が圧送業界に未来を托せる職種別賃金の確立のための原資としてある。
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