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6月議会開始。まずは6/13本会議で議案上程と人事承認。戸田はひとつ質疑あり 戸田 11/6/13(月) 6:11

6/17建設文教委:ずさんな当初予算の見積もりに委員会が「喝」(福田議員ブログ) 戸田 11/6/21(火) 9:55
◎ほぼ全議員質疑し所管質問は戸田ら5人で休憩挟んで3:07終了(審議・協議4時間) 戸田 11/6/21(火) 10:23
◆戸田の所管質問・答弁を原稿で:<第2京阪の改善問題について>(標識問題など) 戸田 11/6/22(水) 9:58
◇戸田の所管質問・答弁を原稿で:<2:原発・放射能問題について>(必見です!) 戸田 11/6/22(水) 11:01
なるほど、必見。「原子力発電こそ議論すべき問題」 ゆうすけ 11/6/22(水) 20:46
議会でこれほどの内容が質問出来るのですね なかやましげる 11/6/23(木) 9:48
◆質問・答弁原稿:<3:強まる一方の君が代押しつけについて>(3中事件と府条例) 戸田 11/6/22(水) 12:24

6/17建設文教委:ずさんな当初予算の見積もりに委員会が「喝」(福田議員ブログ)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/6/21(火) 9:55 -
  
 6/17(金)の建設文教常任委員会についても、そのようすを報告しているのは今のところ共産党の福田議員のブログ記事だけなで、まずそれをコメントも含めて紹介します。
 なお傍聴市民は、戸田の記憶では3〜4人でした。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎福田議員ブログ http://hidehiko1962.blog31.fc2.com/

 ずさんな当初予算の見積もりに委員会が「喝」(06月17日 (金)21時49分)
   http://hidehiko1962.blog31.fc2.com/blog-entry-266.html#comment

 今日は建設文教常任委員会が開かれ、豊北ゆう子議員と出席しました。

 議案で問題となったのは、補正予算で、浜町中央小学校の給食棟の建替え工事費で、
当初予算1億2千万円だったものが、ずさんな見積もりで約6千万増の補正を行うものでした。

 年度当初予算の見積もりが、実施設計に基づくものでなく、PFI事業での単価を用い、面積も誤り、他の必要な工事も全く計上されていないという初歩的なミスであるにもかかわらず、どの段階でも全くチェックがされなかったことについて、各会派の議員から問題点が指摘されました。

 しかし、教育委員会の答弁はただ謝罪するばかりで、何が問題点なのか、具体的にどのように改善していくのかについて示されませんでした。

 私は教育委員会に対し、何が問題だったのか、具体的な対策について検討し、9月議会で報告することを常任委員会として求めることを提案し、委員での協議を経て常任委員長が9月議会で報告するよう求めました。

 当然防ぐことのできたミスですが、少人数行政やグループ制、委託関係の数字は信用できるという「委託神話」が根本問題だと考えます。しっかりと検証してほしいと思います。

 このほか大阪府の「使える英語プロジェクト」を活用する補正予算が計上されていましたが、教員への負担増や英語能力判定テストについて質し、問題点を指摘する討論を行い補正予算に賛成しました。

 所管事項質問では、小中学校の朝の門の開錠、見回りを警備委託から地域の方に委ねる事業について「公民協働」を口実に委託料減らしを目的に実施したもので、子どもの安全確保が大きく後退する問題について厳しく指摘し、警備委託に戻すことを求めました。

 また、北小学校と浜町中央小学校との統合にかかる通学路の安全確保について、地元説明会で出された意見を踏まえ対応するよう求めました。

 豊北ゆう子議員の初質問は「道路の安全確保につい」で、具体的な事例も示し、さらなる推進を求めました。落ち着いてしっかりとした質問で◎でした!

 委員会審査は21日(火)の総務水道常任委員会を残すのみで、24日(金)の本会では、議案の採決と一般質問が行われます。

 すでに一般質問の通告が締め切られ、通告内容についてはホームページで掲載されています。(一般質問通告一覧)

 22人の議員中、共産党の4人の議員を含め14人が一般質問に立ち、どの質問も注目です。
 ぜひとも傍聴にお越しください!

06月17日 (金)21時49分|議会 |コメント(2) |トラックバック (0)

 門真市議会の良い変化への兆しか。
 本日、建設文教常任委員会を、午前中に傍聴させてもらいました。

 良い緊張感があり、以前に比べ、質疑内容が良くなったように、思えました。
 議員さんも、市役所の失態に対し、特に「こきおろし」的なものもなく、原因追求、対応、再発防止等、建設的に質疑を進めていたことに、好感が持てました。

 各議員さん当選後のやる気、新人議員さん参入、戸田議員さんのカムバックなど、色々合い間ってのことであろうかと思います。
 いずれにしても、この雰囲気を大切にして、元気な門真に向け、頑張って頂きたいものです。

 市役所の失態数件の件ですが、部署間の連携の悪さとかが浮かび上がっていましたが、それもそうですが、その能力のない職場、職員に、その職務を与えるのに無理があるように思えます。
 また、各職場に、その能力あるものを配置することも、人員配置に無駄を生じるように思えます。

 今回の場合、どの職場であれ、建設・営繕に関わる業務は、その専門職場で請け負わすべきでないでしょうか。
 今回の問題は、職務ミスと言うより、管理失態であるように思えました。

 ただ、一人の議員さんですが、遅れて入室され、議員傍聴席に着かれる際、市民傍聴席前を横切るのに、会釈もなく、そっくり返って通ったのには、礼儀のなさには、いつもながら驚きました。

 福田議員さんのブログ、とても丁寧で解りやすいです。それに、タイムリーで更新頻度も多く、今後とも、市民への発信期待しています。見える議会、行政への取り組みにも、よろしくお願いします。

 ともあれ、門真市議会の良き変化の兆し、すごく期待したいです。市民も、負けじと頑張りたい思いです。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2011/06/17(金) 22:25:38 | URL | 悠々 #kHc7.o4M[編集]
 悠々さんありがとうございます。

「市役所の失態」の要因は、委員会でも意見を述べましたが、少人数行政やグループ制、「民間神話」などがあるのではないかと思います。
 いずれにしても、9月議会での教育委員会としての総括と改善方向の報告を待ちたいと思います。

 「とても丁寧で解りやすい」ブログとお褒めいただいて恥ずかしい限りです。
 引き続き心がけていきたいと思います。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-135-146.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◎ほぼ全議員質疑し所管質問は戸田ら5人で休憩挟んで3:07終了(審議・協議4時間)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/6/21(火) 10:23 -
  
 8人と最も人数が多い建設文教常任委員会
     http://www.hige-toda.com/_mado06/meibo/2011.htm
では、今期はたまたま議長(日高議員・民主党)、副議長(平岡議員・公明党)も含まれている。
 議案審議では日高議長を除く全議員が質疑をした。特に吉永議員の手厳しい指摘が目を引いた。

 11:53に非公開の委員会協議に入って、昼食休憩も含めて1:00まで暫時休憩を宣言。
 午後は1:00開会して3:07に終了。

 午後の所管事項質問では、豊北議員・福田議員(共産党)、吉永議員(緑風クラブ)、岡本議員(公明党)、戸田の順で5人の議員が質問に立ち、全部終了したのが3:06.
 所管事項質問をしなかったのは日高議長と平岡副議長の2人だけ。
 これは新人事になったばかりの6月議会ではやむを得ないと理解できるところ。

 最後の戸田の所管質問・答弁が47分間に及んだが、特段の邪魔もなく、みなさん真剣に聞いてくれて、新議会の良い流れをここでも感じた次第。

 戸田の質問・答弁は次に紹介します。
 (もう10:15!総務水道常任委員会の傍聴に行かねば!)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-135-146.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆戸田の所管質問・答弁を原稿で:<第2京阪の改善問題について>(標識問題など)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/6/22(水) 9:58 -
  
 24日の本会議での一般質問や討論原稿の作成であまり時間が取れないので、戸田の建設文教常任委員会での所管事項質問とそれへの当局の答弁を、それぞれ原稿で、一問一答形式に組み立て直して紹介します。
 原稿以外にもしゃべった事も当然ありますが、その紹介は後日に。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<建設所管事項質問:第2京阪の改善問題について>

戸田: 第2京阪国道が開通して約1年3ヶ月。いろいろな事があると思う。
Q1:一般道本線「1号線」に側道から合流する部分のほとんどが「ミラーなし」、
  「アプローチエリア無し」で大変危なくて、事故が起きているのではないかと思う
   が、実態はどうか?

<答弁:都市建設部・土木課・郷田満課長>
A1:実態につきましては、22年6月に一件、普通乗用車と自動二輪の接触事故があり、
  運転手は軽傷とのことでした。
   側道から本線への合流についての公安委員会の見解としましては、カーブミラーの
  設置を行うことで、それに頼りきってしまう傾向があり、本線の通行車両のスピード
  が速く、視覚、距離感の誤認等でかえって危険とのことであり、事故防止には、一旦
  停止し、目視による確認を行いながら、ゆっくりと前進する方式が最も有効とのこ
  とです。

戸田:
Q2:第2京阪と市内道路との関係でいくつかの改善がされた事が、共産党の門真民報
   などで分かったが、
   1. 住民の要望を受けて改善を進める時には、どういう窓口や枠組みで協議をする
    のか?
   2. 門真市内に存在する道路に関する事は、その所有がどこの団体であれ、門真市
    民の利便や安全のためには、門真市が大いに注文を付けていくべきだと思うが、
    市はどのように動くのか?

<答弁:都市建設部・土木課・郷田満課長>
A2:1. 第二京阪道路開通後より、広報、ホームページで記載しておりまして、第二
    京阪に関する問い合わせについては当課が窓口になっており、地元、住民等か
    らの要望等があれば、事業者に申し入れを行っております。

   2. 第二京阪道路に限らず、国道、府道に関する利便や安全対策につきましては、
    以前より市民からの連絡がありましたら、現場確認後、各道路管理者に申し入
    れを行っております。

戸田:
   既存の市内の幹線道路と第2京阪が接する部分の道路標識の中には、車を進める方
  向に迷ってしまうおかしな表示のものがいくつかある。
   ただでさえ第2京阪によって見通しが全く利かなくなり、多くが斜めに交差してい
  て方向感覚が迷いやすいのに加えて、新しい道路標識において、163号線や中央環状
  線という巨大幹線道路ですら、その接続やその存在方角が書かれていない、というの
  がその特徴で、本当に困ってしまうし危ない。

Q3:1. こういう道路標示の内容は、誰が決めて設置しているのか?
   2. 改善してもらう場合は、どのように話をもっていけばいいのか?

<答弁:都市建設部・土木課・郷田満課長>
A3:1. 社団法人、全国道路標識。表示業協会発行の道路標識ハンドブックを基に公安
    委員会、浪速国道事務所、関連の各道路管理者で道路標示の内容が決められてお
    ります。 

   2. 議員ご指摘の第二京阪道路関連の一部、方向性が解りにくい案内標識内容等に
    つきましては、関係機関と協議してまいります。

戸田:
Q4:寺方とか深野と書くよりも、163号線や中央環状線、八尾枚方線を優先して書いて
   欲しいものだが、道路標示の記載の仕方には何かルールがあるのか? 

<答弁:都市建設部・土木課・郷田満課長>
A4:1. 道路標識の案内は、その土地に不慣れな運転者に目標地への適切な道順を示す
    もので、方面、方向についての情報を事前に運転者に知らせ、円滑に運行させる
    ために設けるものであります。
     道路標識ハンドブックより、直近については、通称名を案内するものとなって
    おりますが、予告標示に関しは、交差図形等のレイアウトに十分注意を払うもの
    で、通称名を表示した場合、レイアウト上煩雑になることが考えられ、全体のバ
    ランスとして見にくいものになる為、予告標示に関しましては、方面、方向を表
    示するものとなっております。

戸田:
Q5:標識を改善しようと思えば、何よりも今の標識実態を具体的に示せるように図面や
  写真でデータを収集整理した上で、各方面から意見を求めて「具体的な対案」を作っ
  て相手側に示して協議していく必要がある。

   その点では土木課の方で既に全標識を記載した図面を確保し、全ての標識の写真も
  撮って番号を付けて整理する、という基礎作業を完了してくれているが、今後は、
  「標識問題に意見関心を持つ人々にこのデータを見せながら、明らかに問題のあるも
  のを洗い出して、改善提起をいろいろ求めながら合理的な対案を作りあげ、その後相
  手側に改善要請と出して協議していく」、という事で理解してよいか?

<答弁:都市建設部・土木課・郷田満課長>
A5:はい、そのとおりでございます。
   市民からの問合せ等がありましたら、お見せ致したいと考えております。
   改善が必要な案内表示につきましては、関係機関と協議いたします。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆仕事が速い都市建設部!
 筈井次長や郷田土木課長が作ってくれた「整理番号付きの第2京阪標識判別図面」と
 「全標識の写真帳」は、とても分かりやすい資料です。
 (土木課が、議会質問に備えて全標識の写真を撮りに行って作成しました。)

◆この資料は現在、土木課に1セット、戸田事務所に1セットありますので、興味のある
 人はぜひ見て下さい。
  戸田はおいおいと、「これは絶対におかしい標識」をパソコンでワードの図で再現
 した上で、それへの改善案(対案)をいくつか作っていこうと考えています。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-31.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◇戸田の所管質問・答弁を原稿で:<2:原発・放射能問題について>(必見です!)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/6/22(水) 11:01 -
  
 戸田の建設文教常任委員会での所管事項質問とそれへの当局の答弁を、それぞれ原稿で、一問一答型式に組み立て直して紹介します。
 原稿以外にもしゃべった事も当然ありますが、その紹介は後日に。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2:原発・放射能問題について

戸田:
 「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」(原発がないと電気が足りない!という脅  迫)がここ30数年来、日本社会全体を覆うように原発推進勢力によって進められて国民
 の洗脳を行なってきた。
  学校教育の場も例外ではなく、それどころか「地球環境を守ろう!」、「地球温暖化 を防ごう!」などの子どもの正義感を利用しながら、教員を手先に使いながら綿密に刷 り込みが続けられてきた。

  学校教育の場で「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む仕掛けを暴露す るテレビ報道があって、「ここまでやっているのか」と、その内容に驚かされた。
  (ネットでもいろいろ書かれているが)
 その手法は、

(1)電力会社の連合体である「電事連」(電気事業連合会)が
  1. 小学生向け・中学生向けにきれいなカラーパンフを作って、それを「副読本」
 として学校に送りつけ、教師に使わせる。
  2. 「原発見学」を学校や教育委員会に積極的に働きかけて、子どもと教員に「原発
    見学」をさせ、「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む。
  3. 教員向けの「セミナー」を行ない、それへの参加を学校や教育委員会に積極的に
    働きかけて参加させ、「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む。

(2)文科省と経産省が共同して、
  1. 小学生向けに「わくわく原子力ランド」、中学生向けに「チャレンジ!原子力ワ
    ールド」というきれいなカラー副読本を学校に送りつけ、教師に使わせる。 
    教え方はそれぞれに「教師用 解説編」を送りつけて教員を誘導する。
  2. 原発問題についての「研修会」に教員を参加させて教員評価と連動させながら
    「原発安全神話」・「原発絶対必要神話」を刷り込む。
 
 というものだった。
  先日、テレビである小学生達が原発が必要か停止すべきかを討論していたが、原発周 辺地の悲惨な状況を知っているはずなのになお、それに心を痛めるよりも「それでも原
 発が必要」とする子どもが7割ほどもいた事に驚いた。

  その子らは「原発がないと電気が足りない」、「原発がないと地球温暖化が進む」と
 いう「原発推進論理」をそのまま正しい考えと信じ切っており、学校と社会での刷り込
 みの「成果」がそこに見られてぞっとした。

 それらを踏まえて、
Q1:こういう「副読本」が門真市の小中学校にも送られているのではないか?
   また、その「副読本」を使って教えている学校はあるか?

Q2:「原発の見学」や「原発問題についての教員セミナー・研修会」に門真市の学校の  子どもや教員は参加しているか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A1:副読本は、直接学校に送付されているようですが、それを使用したということは聞  いておりません。

A2:セミナーを受けた教員や子どもがいるということは聞いておりません。

戸田:
Q3:教育の中で「門真市が福井原発から直線距離で80キロ」とか、「近畿の水瓶である
  琵琶湖が福井原発から直線距離で20キロ」である事を教えてるか?
   また、「福井原発で重大事故が起これば、門真市で生活できなくなる事が十分にあ
  得る」、という事  は教えているか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A4:中学校の社会科では、原子力発電所がある場所やその利点、一方で解決しなければ  ならない問題についても書かれており、両面を学んでおります。なお、80km圏内
  の問題につきましては、今後、今回の事故を受けて国や文科省が一定の見解を出すよ
  うであれば、それに沿って対応してまいりたいと存じます。

戸田:
Q4:教科書の中に「原発は発電の時に二酸化炭素を出さない」と書いてあるが(小学   3・4年社会科、東京書籍)、原発は「燃料棒の猛烈な高温を大量の海水で冷やし続
  ける」システムであり、熱くなった海水を出す排出口周辺の海水温度を7℃ほど高く
  する。
   当然、海水温度が高くなった分だけ、海水にとけ込んでいたCO2が大気中に排出さ
  れていく。

   日本の原発全体から1年間に1000億トンの温水が排出されるが、日本全土に降
  る雨の量は1年間で6500億トンで、そのうち川に流れるのは4000億トン。
   従って原発は、毎年日本の川を流れる水の4分の1に相当する量を7℃温めて海に
  戻している事になる。

   つまり原発は、「海面から大量のCO2を発生させるシステム」であり、「CO2を出さ
  ない」というのは大ウソではないか!

   さらに言えば、運転を停止しても燃料棒が高熱を出し続けるので、それを冷やすた
  めにこれも大量の海水による熱交換が何年間にも渡って不可欠である。

   従って、「原発は運転する時に(運転を停止しても何年間かは)不可欠な海水取り
  込み排出を通じて海水から二酸化炭素の排出を増大させる」と書かなければならない
  はずだ。
   教委はこの教科書記述の誤りをどう考えるのか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A4:教科書は厳しい検定を通って子どもたちに配布されているものであり、教科書にあ  る「発電の時に二酸化炭素は出さない」という記述は間違いないと教科書会社からも
  報告を受けております。

※こういうアホな答弁に備えた戸田の追及原稿↓↓ (実際にはもっと色々言った)

戸田:
 ※科学的には、「核分裂反応は炭酸ガスを出さないが、原発の運転自体は絶対不可欠に
   周辺海水の温度を高めるから、温度を高めた分だけ海水から二酸化炭素を出させ
   る」が正しい表現ではないか!
    子どもから、このような指摘を受けたら教委はどう答えるのか?!

※答弁に窮した教委は、「理科の先生だった川本学校教育部長」が答弁に立って言い訳し
  た。
※この川本部長答弁を戸田が批判。
  (それらの内容については、近日中にテープ起こしから再現して報告する)

戸田:
  私自身は、「二酸化炭素で地球温暖化論」は原発推進のためのマヤカシだと深く疑っ
 ている。
  だいたい、CO2は植物が光合成によって酸素を生み出す材料であって、地球の生命環
境に不可欠のものなのに、これを超危険な放射能毒物よりも悪い邪魔者扱いにしたりす
 る事が間違いだ。
  また、大気の成分の僅か0.04パーセントを占めるCO2が多少増える事を危険視する
 一方で、超危険な放射性物質を大量に生み出し、大気や海にも出してしまう原発・核燃
 施設を必要物と見なすのは、まさに常軌を逸している。

Q5:私は30数年前から原発の危険性を認識しており、福島原発のような重大事故が日本
  で起こる可能性があると考えてきたが、教委の諸氏は福島原発事故のような事故が起
  こる可能性を全然考えずに、「原発安全神話」に浸ってきたのではないか?
   率直なところを語って欲しい。

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A5:今回の事故につきましては、大変重大な事故であり、子どもも含めて多くの住民に  これほどまでの影響があることについて我々も含め多くの人は想像出来なかった事態
  であります。

戸田:
   実は「全ての原発を止めても電気不足は起こらない」のだが、教委の諸氏はそうい
  うデータをしっかり検討する事もなく、電力会社やマスコミが吹聴する通りに「原発
  を止めると電気が不足する」と今でも考えているのではないか? 

  2005年をピークに、電力需要は減り続けています。人口も減ってます。
  「真夏の電力ピーク」というのはたった数日の2〜3時間だけです。
  そして、そちらに渡している「エネルギー・経済統計要覧」という公式機関のグラフ
  にある通り、火力・水力の発電容量だけで、電力ピークを上回っているし、実際の発
  電稼働から見ても、火力の稼働率を40%から70%に上げるだけで、原子力の年間
  発電量3600億KW/Hをカバーできるのです。

   電力会社は、「水力は夏はフル稼働できない」とか「点検のために使えない発電所
  もある」とか言い訳をしますが、実際はわざわざ夏のピーク時に火力の点検を行った  りしています。

   これに企業などの自家発電をもっと電力会社に買わせたり送電を自由化させたりす
  れば、さらにゆとりが増えます。
   自然エネルギー発電の急増は全然必要じゃありません。
   「原発か自然エネルギー発電か」という対比は、自然エネルギー発電の増加には
  長い開発期間がかかる事を見越しての「だから原発維持しかない」というペテン論法
  であって、これに惑わされてはならない。

   さらに昨夜の報道ステーションでやっと報道されましたが、今後当分の主流は液化
  天然ガスを燃やす【ガスコンバインドサイクル発電】であって、実は日本の電力会社
  は世界最高レベルのものをどんどん設置しています。
   原発推進のためにこれをおおっぴらに言わなかっただけなんです。
   この発電は、
   ・起動から1時間で最大出力に達する機動性を持つため、真夏の電力需要への対応
     力に優れている。
   ・原発に比べて、排熱量が約2分の1でクリーンで、簡素。
   ・原発の4分の1のコストで工期も数ヶ月。
   ・燃料の天然ガスは埋蔵量発見がどんどん増えて、価格もどんどん下がっている。

 という、いいところだらけ、反原発の旗手・広瀬隆さんが激賞する発電方式です。

  さて、こういう事実を、ほとんどの国民も議員も行政も知らされないできた。知ろう
 としないできた。

Q6:もしも、子供たちに「本当は原発を全部とめても電気は大丈夫なんじゃないです
  か?」と聞かれたらどう答えるのか?
   ちゃんとした事実に基づいた答えが出来るように、しっかり情報を収集して考える
  べきじゃないですか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

A6:様々な意見があることは事実であります。
 子ども達により適切な答えができるよう、情報を収集していきます。

戸田:
Q7:これは24日の一般質問の中でも提起する事だが、
  1. 門真市も市教委も放射能測定器を持っていないので、早急に配備して何カ所かで    測定できるようにすべき。
  2. 正しい知見を得るために、最低限、反原発で長年研究・活動してきた人の著書や
    原発事故の解説書計5冊程度を教育長ほか各部に1〜2セット置いて幹部必読、
    特に学校教育部は職員必読とすべきと思う。

  これらについて、どう考えるか?

<答弁:教育委員会・教育センター長:苗代敏男(学校教育部・学校教育課参事兼任>

1.市全体として検討する課題と認識しております。
2.一般質問に向け関係部署と調整してまいります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆門真市で原発副読本が使われていない事はよかった。
 答弁全体で、かなり逃げ腰だが、最初の答弁案はもっと酷かった。
「原発問題は国のエネルギー政策の問題だから、門真市教委では答えられない」という
 姿勢だったのをだいぶ追及して改善されたのが、この答弁原稿だ。

 「○○○○と子どもに聞かれたら教委はどう答えるのか?」という聞き方は、「すり合 わせ協議」の中で「国の政策について口を挟めない」という逃げを許さず、「教委が絶
 対に答えなければいけなくなる形」として発案した聞き方である。

 研修書籍の購入については、「賛否両論あるものについて公費で購入する事は出来ない」などというとんでもないアホウな先走り答弁原稿も出してきたので、「これは市長らが前向きに検討していて24日本会議で答える事なので、それと無関係にいらん事を言うな」、「一般質問での答弁に向けて調整していきます、と答えておけばいい話だ」と諫める場面もあった。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-31.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆質問・答弁原稿:<3:強まる一方の君が代押しつけについて>(3中事件と府条例)
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 戸田 E-MAILWEB  - 11/6/22(水) 12:24 -
  
 戸田の建設文教常任委員会での所管事項質問とそれへの当局の答弁を、それぞれ原稿で、一問一答型式に組み立て直して紹介します。
 原稿以外にもしゃべった事も当然ありますが、その紹介は後日に。

 君が代押しつけ問題については、当初、府の「君が代起立条例」を取り上げるかどうか、迷ってました。
 ・どうせ共産党が質問するだろうし、
 ・ありきたりの追及をしても実りある回答は全く期待できないし、
  (市教委自身、9月府議会でどういう強化がされるか見えて来ないと自分の動きを決
    められないし)

という判断があったわけですが、一方で、「でも全然触れないのもなあ・・・」という気持ちもあって考えていた時に、「そうだ、3中川口先生処分提訴事件が門真市議会で全く隠ぺいされてる不自然さを浮かび上がらせて、次につなげよう」という事と、「歌を強制的に唱わせられる事の特殊性について問い質そう」と考えついて、この質問内容になりました。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3:強まる一方の君が代押しつけについて
 (1)門真3中君が代処分事件裁判について

戸田:
  門真市では2008年3月の「門真3中卒業式産経新聞報道事件」に関わって、2009年
 2月に3中校長と君が代不起立の8教員とに対して処分が出され、うち訓告処分を受け
 た体育の川口先生が、処分の取り消しを求めて2009年11月2日に大阪地裁に裁判を起
 こしている。
  これに関して質問する。

Q1:提訴は戸田が議員失職になっていた時期なので、議会への報告や質疑が分からな
  いので聞くが、この裁判について、
   1. 議会への報告はいつ、どういう内容で行なわれたか? 
   2. その際に質疑はあったか?

<答弁:学校教育部総括参事・中野旬史>

A1:1. 訴状が届いた後すぐに、各会派を回り、報告させていただいたとものと考え
     ております。12月の議運等においては報告しておりません。
   2. 特になかったと思います。

戸田:
Q2:この裁判は、今年1月12日に第8回公判、4月20日に第9回公判と進んでい
  るが、
   1. 裁判の内容や進行に関して議会への報告はしているか? 
   2. また、常任委員会や本会議の質疑質問でこの裁判について取り上げられた事
     はあるか?

<答弁:学校教育部総括参事・中野旬史>

A2:1. 報告はしておりません。
   2. 取り上げられたことはなかったと思います。

戸田:
Q3:1. 「教育委員会会議」においては、この裁判の報告や説明はどうなっている
     か?
   2. 質疑や討論(委員の意見表明)が行なわれた事があるか?

<答弁:学校教育部総括参事・中野旬史>

A3:1. 訴状が届いた後の教育委員会協議会において、説明いたしましたと思います。
   2. 特段なかったと思います。

戸田:
Q4:川口先生は残念ながら体調を壊して今年3月末で退職したが、処分撤回の裁判は
  断固続けて名誉回復を図ろうと頑張っている。私もそれを支援する1人だが、次回
  の7月4日公判では、川口元先生と市教委がそれぞれ法廷証言を行ない、証人尋問
  を受けると聞いている。

  1. 市教委からは誰が証言に立つのか?  また何人が傍聴に行く予定か? 
  2. 原告と被告の証言はそれぞれどういう趣旨で行われるのか?
  3. また、7月4日公判では(までには)それぞれどういう書面が出される予定に
    なっているのか? 

<答弁:学校教育部総括参事・中野旬史>

A4:1. 市教委からは、事案が生じた当時課長補佐であった東小学校藤井校長が証言
    に立つことになっております。また、傍聴へ何人行くかは決まっていません。
   2. 今後の裁判の内容に関わることなのでお答えできません。
   3. 7月4日の公判までに、被告側から今のところ期日まで書面を提出する予定
    はありません。
     原告側からどういう書面が出されるかどうかはわかりません。

戸田:
Q5:この裁判については、処分に賛成の議員であれ、産経報道事件も処分も存在しな
  いことにしたい議員であれ、まぎれもなく建設文教常任委員会の所管に関わる事案
  であって、議員も無関心ではいられないはずと思うが、

  1. 原告・被告が裁判に提出した資料を議員が読みたいと思った場合は、教委に求
   めれば閲覧させてもらえるのか? コピーをもらえるのか?
    それとも通常の情報開示請求に従わなければならないのか?

  2. また、今まで議員から教委に対して原告・被告が裁判に提出した資料の閲覧や
   コピーの求めはあったか?

<答弁:学校教育部総括参事・中野旬史>

A5:1. 原告・被告が裁判に提出した資料については、必要に応じて提供させていた
    だきます。
   2. ありませんでした。

戸田:
Q6:次回の7月4日公判の内容に関して、9月議会で議員が報告を求めれば、当然報
  告されるべきと思うがどうか? 

<答弁:学校教育部総括参事・中野旬史>

A6:議員からの求めがあれば報告させていただきます。
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(2)橋下維新の会が6月府議会で強行可決させたいわゆる「君が代起立条例」について

戸田:
Q1:この府条例は、具体的には門真市の
  ・教育委員会:
  ・学校長  :
  ・教員   :
   それぞれに何を強制するものなのか?

<答弁:学校教育部・学校教育課長・満永誠一>

A1:市町村の公立学校の教職員に対しても国歌斉唱時の起立斉唱を義務付けたもので
  ありますが、教育委員会の服務監督権を侵すものではないと把握しております。

戸田:
Q2:「君が代起立斉唱の職務命令」などすべきでないと思うが、市教委はどうする予
  定か?

<答弁:学校教育部・学校教育課長・満永誠一>

A2:これまでも、学校長が教職員を指導する中で、場合によっては職務命令を出して
  まいりました。今後とも必要に応じて対応をしてまいります。

戸田:
Q3:1999年の国旗・国歌法制定時には、過去の歴史や国民の中での反対意見に配慮し   て、「国旗・国歌の義務づけや尊重規定を設けることは適当でない」旨の政府答弁
  が国会でなされ、同法に国旗・国家の尊重を義務づける規定が盛り込まれなかった
  経緯があるのではないか?

<答弁:学校教育部・学校教育課長・満永誠一>

A3:これについては把握しておりますが、教育委員会といたしましては、学習指導要
  領の及び本条例の趣旨に則り対応してまいります。

戸田:
Q4:学校教育で音楽の授業があり、歌を唱う事も教えているわけだが、音楽教育の理
  論などからして、「歌を唱う」という行為は(立つとか座るとかの単純な肉体動作
  とは違って)、「音声を発する」肉体動作だけでは成立せず、歌の内容に精神や感
  情が反応して共鳴共感し、いわゆる「気持ちがこもる」事無しには、少なくとも正
  常には行なえないものだと思うが、
  
  1. 教委は「歌は共鳴共感無しに機械的に唱う事が出来るもの」だと認識している
    のか?
  2. 答弁者は、「歌の内容への共鳴共感無しに機械的に唱う事」が出来るか?
  
<答弁:学校教育部・学校教育課長・満永誠一>

A4:1. 音楽の時間等で歌の指導をする場足は、歌詞の意味等を理解させながら、
     気持ちを込めて歌うよう指導しております。
   2. 心を込めて歌うほうが望ましいと思っております。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆「3中卒業式君が代処分事件」に関連して、「産経報道事件も処分も存在しないことに したい議員であれ」、と言ったのは、日頃は「君が代押しつけに反対!」と言っている
 のに、いざ右翼が来たり処分が出たりすると、それと闘わないで、事件の存在自体を隠
 ぺいして保身を図る共産党への強烈な当てこすりである。
  http://www.hige-toda.com/_mado01/2008/3chuumondai/3chumondai.htm

  またそのことを詳しく知らない共産党新人の豊北議員への啓発のためでもある。
  豊北さん自身は、5中保護者の時に、君が代起立強制に反対して卒業式でも起立せ  ず、教委側の押しつけに反対していたはずだし、そういう運動を支える「卒業 式・ 入
 学式を考え、こころの自由を守る会」(略称「こころの自由を守る会」)という共産党
 系市民団体の一員でもあった。(戸田もその団体の一員だったけど) 

参考:2003年3月議会:文教常任委 戸田の所管事項質問と答弁
   http://www.hige-toda.com/_mado05/2003/2003-3/bunkyoui.htm#a
 (戸田の記憶では、この2003年に、豊北さんは卒業生保護者の一員だったように思う)

(3/13の)五中の卒業式において、非常に感動的で親も生徒も教師も何度も涙があふれるような、そういう式典が進んでいる中で、校長先生のあいさつの後で教育委員会代表として述べた阪口教育委員が祝辞の最後に突然、国歌斉唱のとき座った生徒たちがいるが、ああいうときは起立するものなんですと、すごく威圧的な口調で、命令口調で満場の場で生徒たちを非難し、これで式の雰囲気はぶち壊しになり、親も生徒も生涯の思い出の卒業式に非常な不愉快な思いをさせられるという事件が起こりました。
 (中略)
 もともとこの五中では、ことし、今年度の卒業生の保護者が13名、10世帯ほどから日の丸、君が代を卒業式で強制しないよう求める趣旨の要望書が出されておりました。これら保護者とその生徒たちに対する公の場の非難でもあります。  
(中略)
 それから、実はこの式の翌朝、要望書を出した保護者の一人の方が学校に電話して校長に抗議したところ――委員長、済みません。ちょっと雑音で気が散って困るんですけれども、注意してくれませんか。
  ・・・・後略
 ※2003年当時、自公民の与党議員が戸田の質問を執拗に妨害していた様子も分かる!
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i222-150-201-31.s04.a027.ap.plala.or.jp>

なるほど、必見。「原子力発電こそ議論すべき問題」
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/6/22(水) 20:46 -
  
 門真の議会でこのような質疑がなされたことにまずは、驚きました。戸田さんでなければできない事です。答弁する側の認識の甘さには”アホな”というのが当然でしょうが、議会での質問で原発の危険性を次々に示され、答弁する教育委員会のみならず、出席者すべてが、原発への認識を考え直したことと思います。

 ・・・・・・※科学的には、「核分裂反応は炭酸ガスを出さないが、原発の運転自体は絶対不可欠に周辺海水の温度を高めるから、温度を高めた分だけ海水から二酸化炭素を出させる」が正しい表現ではないか!子どもから、このような指摘を受けたら教委はどう答えるか?!

※答弁に窮した教委は、「理科の先生だった川本学校教育部長」が答弁に立って言い訳した。・・・・・・

 そもそも、30数年前から原発の危険性を認識し、脱原発運動を行ってきた戸田さんに対し、理科の先生が出てきて答弁したところで、的外れな答弁であったろうことは創造できる。それよりも、川本学校教育部長は過日の教諭逮捕で頭の痛いところの答弁である。

 3月11日の大震災の3日後に用があり市役所を訪れたのを思い出したが、少なくとも私が訪れた、幾つかの課は、何の危機感もなく、普段より楽観的に業務に着いていた。これが門真が同じように被災しておれば、市民に対しどのような対応ができるのだろうかと、安全ボケしていると感じた。原発にしても、門真には関係ないではなく、「福井原発から直線距離で80キロ」とか、「近畿の水瓶である琵琶湖が福井原発から直線距離で20キロ」である事」を市民が認識することが大事だと思う。

さらに、門真市も市教委も放射能測定器を持っていないので、早急に配備して何カ所かで測定できるようにすべき。との質問に、今だ測定してなかったことに危機意識のなさにあきれる。門真がホットスポットでない保証などないのだから。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB7.0; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska200079.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

議会でこれほどの内容が質問出来るのですね
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 なかやましげる E-MAIL  - 11/6/23(木) 9:48 -
  
核心に迫る質問です。
私も『週刊金曜日』で広瀬隆さんが京大原子炉の教員の方の資料のグラフを示されていたのを見て、水力、火力だけで日本の電力需要を充分賄っていることを知りましたが、これらの事実が殆ど知られていません。

今後、市役所幹部も多方面の「学習」を深めることでしょう。

▼戸田さん:
>  2005年をピークに、電力需要は減り続けています。人口も減ってます。
>  「真夏の電力ピーク」というのはたった数日の2〜3時間だけです。
>  そして、そちらに渡している「エネルギー・経済統計要覧」という公式機関のグラフ
>  にある通り、火力・水力の発電容量だけで、電力ピークを上回っているし、実際の発
>  電稼働から見ても、火力の稼働率を40%から70%に上げるだけで、原子力の年間
>  発電量3600億KW/Hをカバーできるのです。


以下のような実態を引き出すことも今後の為に大事ですね。

>
>>◆門真市で原発副読本が使われていない事はよかった。
> 答弁全体で、かなり逃げ腰だが、最初の答弁案はもっと酷かった。
>「原発問題は国のエネルギー政策の問題だから、門真市教委では答えられない」という
> 姿勢だったのをだいぶ追及して改善されたのが、この答弁原稿だ。
>
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB7.0...@softbank218130024004.bbtec.net>

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