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12月議会、本日12/10本会議から開会です 戸田 10/12/10(金) 10:57

◎12/21本会議(1)13人もの一般質問よかったし勉強になった。市民に動画で公開すべし! 戸田 10/12/22(水) 11:03
「素朴な疑問」 ゆうすけ 10/12/22(水) 20:55
△「議会を見せてもらえない圧倒的多数の市民を代弁する質問」にお答えします。 戸田 10/12/23(木) 12:12
議会のしくみに無知でありました。 ゆうすけ 10/12/23(木) 23:37
非常に実践的なお話です!! なかやましげる 10/12/24(金) 0:41
再度、読み返しては見るのですが。 ゆうすけ 10/12/25(土) 2:28
▲谷口さんの3質問にお答えします。また候補者→議員教育についても 戸田 10/12/26(日) 21:18
「議員として真剣にやろう!」という気構え忘れるな。 ゆうすけ 10/12/27(月) 0:36
■地方議会改革 ゆうすけ 11/1/15(土) 2:55
■なぜ今、地方議会改革なのか。 ゆうすけ 11/1/20(木) 23:17

◎12/21本会議(1)13人もの一般質問よかったし勉強になった。市民に動画で公開すべし!
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/12/22(水) 11:03 -
  
 中山さん、さっそくの投稿に感謝します。議案書貸与とか照明の事なども指摘ありが
とう。(貸し出し議案書の件については、面白い事があるので別記します)

 議員失職後初めて、本会議一般質問をフルに傍聴しました。(戸田の入場が10:50頃に遅れて、3つある常任委の委員長報告の最後の部分からの傍聴でした。
 全ての議事が終わったのが5:08。午前中1時間14分ほど、午後4時間ほど、ノートに走り書きメモを取りながらの傍聴で、ヘトヘトになりました。

 ぐったり疲れた!早くゆっくり休憩したい!というのが後半の正直なところ。
 議員時代は10時開会からずっとノートを取りつつ、質疑・討論・質問を行なって、時によっては対与党(+対共産党も)バトルも展開し、議会の前後に掲示板書き込みも行なって・・・・と活動していたのですから、それに較べると「体がなまった」ということか。

 ただ、傍聴席の長椅子が全くゆったりしていなくて座りが悪く、座っていて体が疲れる、という要素も大きいです。あの長椅子に2時間3時間座り続ける事は非常に苦痛です。
 これはもっとましな椅子に取り替えてもらいたいと痛感しました。

 ところで、13人の一般質問を聞いての感想を列挙すると、
1:どれもみな、いろんな角度から市政の改善のために光を当てる良い質問だった。
  そう感じたので、質問が終わった時に戸田はそれぞれの議員に敬意を表して拍手し   た。
  (正確に言うと、最後の公明党・山本議員のコンピューター新システム使用促進の質
    問には賛同できなかったので、これだけは拍手しなかったが。)

2:市当局の答弁は「まあまあ」、とか「こんなもんかな」と感じたが、「明らかに答弁 抜け」と思える部分が3つ4つあった。
  質問者が具体的に問うている項目に全く触れず、抽象的答弁すらしていないものがあ
 った。・・・・・と聞いていて感じた。

  そのため、質問者が1回しかない「再質問」の時間を、答弁抜け部分の質問に当てな
 ければいけない場合が見受けられた。(共産党議員の場合)
  休憩中の議場で、まだ理事者(当局者)達が残っている場で、傍聴席からそれを指摘
 したら、答弁者達が「そんな事ないですよ」という顔をしていたが。

3:「再質問は1回だけ」という門真市議会の規則がいかに不当不健全なものであるか、 改めて認識した。
  これだと「答弁抜け」含めた「不誠実答弁」をしても、1回の「再質問」でまたお茶
 を濁したような答弁を繰り返しても「これで打ち切り!」になってしまう。
  「再質問は3回まで。理事者は誠実に答弁する義務を負う」、という規定に改めるべ きだ。

  大阪府議会ほかで既に実施し、一部他市でも始めている「一問一答形式」への移行も
 (本当は)もうそろそろ検討を始めるべきだろう。

4:質問・答弁でやり取りされる言葉や言い回しを聞いていて、新しい制度や施策、新し
 い流れやその実施例などでは、戸田でも分からない・初耳・詳しくは知らない事が多く
 あった。
  戸田ほどの優秀10年議員であっても、失職中もそれなりの情報を得て勉強していて  も、議員の現場を離れて1年半余のブランクは大きいな、と思わざるを得ない。

  この事は、ボランティア議員や日当制議員では、詳しいことは何も分からない、行政
 全般制度全般に渡る種々の膨大な情報を日々得て考える機会が与えられないのだから、
 まさにテレビの「コメンテイター」の如く、極く限られたテーマで思いつきの、その場
 限りの意見を言うだけの飾り物にしかならないのだ、という戸田の持論の正しさを再確
 認する事にもなった。

5:まだまだ問題があるにしろ、議会はそれなりにしっかり行なわれている。みなそれな
 りに真剣に質問し、真剣に答弁している。
  しかし、その様子を有権者の99.98%は全く見ていないのだ!
  (有権者総数を11万人とすると、その1%が1100人、0.1%が110人、0.01%が11人。
  今回の12月議会全体の傍聴者総数は実数でたぶん15人くらい。0.02%にも満たない)

  1日も早く有権者市民に対して「議会審議の動画公開」を行なうべきだ。
  動画公開によって、1定例議会を1目でも見る市民の数がすぐに現状の十倍(150人
 から200人程度)に増え、やがて現状の数十倍や100倍(1500人〜2000人程度)に第激
 増していく事は間違いない。
  (2200人になっても全有権者の2%でしかないのだが)

  市民が動画で見る事で、「議員や行政がそれなりにちゃんとやっている」という信頼 も生まれるだろうし、また「あそこの説明はおかしい」とか「議会運営のここはおかし
 い」とかの有意義な「気づき」や指摘も生まれるだろう。
  また当然、市民が「議員の勤務評価」を行なうための有効な土台にもなるし、「市長
 や市幹部の行政姿勢の評価」をする有効な材料にもなるだろう。

6:「傍聴者に質問原稿をくれるのは(戸田以外は)共産党議員だけ」、という不親切さ をいつまで続けるのか? 自公民の議員達は。
  10部や20部、質問原稿をコピーしておいて希望する人に上げて議会質問に理解を深
 めてもらう事がそんなに嫌なのか!?
  それぞれに市民に有益と思う大事な質問をしているのだから、市民にしっかり理解し
 て、人にも広めてもらう、極々ささやかな配慮をするのがそんなに嫌か?

  戸田が99年来言ってきたように、議場の受付机に各議員が自分のビラや質問原稿を
 置いて、傍聴者に持ち帰り自由にすればいいだけの、極々簡単な事ではないか。
  こういう簡単な事さえせず、自分が置きたくない・質問もしないから置くものがない
 低レベル議員が、「市民説明のために努力する他の議員」が置こうとする事を多数決で 禁止するのだからタチが悪い。
  そしてこういう輩が「行政の改革」だの「議会の改革」だのを偉そうにしゃべってい るのだから、その面の皮の厚さには呆れてしまう。

7:ただ、共産党4議員の中で、亀井議員だけは質問原稿の傍聴者渡しをしたがらなかっ
 た。戸田の議員時代、戸田や支持者が求めても「渡す分を作ってない」、とけんもホロ ロに断られた事が度々あった。
  しかし今回は、昼休み前半に共産党控え室に行ったらまだ置いていなかったが、昼休
 み後半に行って、本人に直接求めたらちゃんと渡してくれた。

  他の3議員が控え室入ってすぐの所に並べて置いているのに、亀井議員だけ置いてお
 らず、措くに入って本人に求めたら「要るの?」とめんどくさそうに言われた、という
 問題はあったけれども。

  実は、今回も「ない」の一言で拒否されたら本気でケンカして亀井議員をとっちめよ
 うと思って控え室に乗り込んだのだが、そういうケンカをしなくて済んだ事は、お互い
 にとって大変良かったと思う。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 参考までに再録
◎平成22年門真市議会第4回定例会一般質問通告一覧表
    http://www.city.kadoma.osaka.jp/gikai/pdf/gikai60-2204.pdf
1:井上まり子(共産党)
   1 統一的、総合的な高齢者施策について
     1:認知症対策について
     2: くすのき広域連合の検証と見直しについて
   2 緑化施策について
     1: 緑化保全と推進について
     2; 市民農園の必要性について

2:風古波(公明党)
   1 交通不便地域の解消について
     1; 民間バス事業者との交渉経過について
     2; ふれあい巡回バス、シャトルバスの存続について
   2 工業系まちづくりについて
     1; 仮称「住工調和条例」制定について

3:土山重樹(新政クラブ=自民党系。ただ、民主党の林議員も加入)
   1 受動喫煙防止について
     1; 未成年者に対する受動喫煙防止対策について

4:中道茂 (新政クラブ)
   1 門真市文化芸術振興基本方針の実施と見通しについて
     1; 協働の受け皿としての仕組みづくりについて
     2; 具体的な文化芸術振興への取り組みについて
     3; 公民協働による文化芸術振興実施機関としての位置づけと展開について

5:吉松正憲(共産党)
   1 公契約条例の制定について
   2 雇用・景気対策について
   3 図書館、学校図書の抜本的拡充について

6:五味聖二(緑風=自民党系)
   1 市内公共施設の建てかえへの考えについて
     1; 市役所や新橋住宅、公民館等の建てかえの考えについて
   2 四宮小学校の体育館建てかえについて
   3 来年度より国が定める武道の推進について
   4 治水対策について
     1; 川や水路等の水辺を美しく、ふれあいや、いやしの場としての治水事業に
       ついて

7:今田哲哉(緑風)
   1 産業振興ビジョンについて
     1; 企業誘致と製造業の転出の抑制について
   2 市内道路の整備について
     2; 幹線道路や生活道路の整備について

8:福田英彦(共産党)
   1 低未利用地の活用と土地開発公社の解散について
     1; 低未利用地の現状と活用状況について
     2; 今後の活用等の計画について
     3; 土地開発公社の現状について
     4; 健全化の経過について
     5; 三セク債を活用した土地開発公社の解散について
   2 包括委託の問題点について
     1; 導入の経過と現状について
     2; 市の方針について
     3; チェックなど今後の体制について
   3 国民健康保険制度の広域化の問題点について
     1; 大阪府の動向と本市の対応について
     2; 広域化の被保険者にとってのメリットについて
     3; 収納率による新たなペナルティーについて
  
9:亀井淳(共産党)
   1 国の補正予算を活用して、市民の暮らし、福祉教育を充実させることについて
     1; 大阪府は円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策について、政府にど
       のような働きかけをしているのか、門真市にはどのように配分がされるの
       かについて
     2; きめ細かな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金、地方交付税の増額分及
       び「雇用・人材貧困・困窮支援対策事業費」や子育て安心子ども基金など
       18の事業費を、門真市としては今後どのように活用しようとしているの
       かについて
     3; 子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進基金を活用し、実施することについて

10:高橋嘉子(公明党)
   1 予防ワクチン接種の公費助成について
     1; ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンの公費助成につい
       て
     2; インフルエンザ予防接種の公費助成の拡充について

11:春田清子(公明党)
   1 高齢者を支えるネットワークの構築について
     1; 高齢者安否確認に関する条例の制定について
     2; 地域包括支援センターの体制強化について
     3; 地域における生活支援サービスの充実について

12:平岡久美子(公明党)
   1 防災について
     1; ハザードマップの見直しについて
     2; 自主防災組織について
   2 児童・生徒の読書環境整備と学力向上について
     1; 朝の読書運動について
     2; 学校図書室の充実について
     3; 図書館司書の配置について

13:山本純(公明党)
   1 電子行政の経費削減と市民サービスの向上について
     1; クラウドコンピューティングの導入について
     2; 電子自治体推進による市民サービスの向上について
   2 受動喫煙防止対策について
     1; 公共施設等の受動喫煙防止対策について
     2; 路上喫煙防止対策について
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-111-248.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「素朴な疑問」
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 ゆうすけ E-MAIL  - 10/12/22(水) 20:55 -
  
議会を傍聴したことのない自分にとって、13人の議員が質問したことはわかりましたが、その質問にそれぞれ市当局が答えるのでしょうが、当局とは誰なのでしょうか。そして、質問した事が、どのように決議されていくのでしょうか。

このようなことを言ってる、公明支持者の自分が笑われそうですが、支持はしてきたものの、政治のことは、まったくの素人で恥ずかしく思います。それと、質問内容は、誰が何を質問するかは、どうやって決めるのでしょうか。

これだけの多くの質問があり、窮地に追い込まれてる事業の救済策がないのが残念で、所詮、議会のための議会をやってるように思います。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska107124.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

△「議会を見せてもらえない圧倒的多数の市民を代弁する質問」にお答えします。
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/12/23(木) 12:12 -
  
 谷口さん、率直な質問ありがとうございます。
 谷口さんの議会に対する知識の度合いや疑問は、まさに「議会を見る機会を実質的に
は与えられていない圧倒的多数の市民」、「議会審議の実態を知らされていない圧倒的
多数の市民」、「議会について無知であるように実質的にはし向けられている圧倒的多
数の市民」、「議会を見せてもらえない圧倒的多数の市民」を代表するものだと思います。

 そしてまた「自分らの議員」を熱く支援して票集めをして議会に送り込む事を何十年
もやっていながら、しかし「議会ってどういうものなのか」、「議員は議会で何をする
のか」等の「肝心な事は何も知らない・考えない」集票者の実態を浮かび上がらせるも
のでもあります。

 そして「肝心な事は何も知らない・考えない」で集票に邁進する集団の票も、「肝心
な事を知って考えて」投票する人の票も、「票としては全く平等」であるために
(「選挙」というのはそういうものです)、「悪貨が良貨を駆逐する」ように、「肝心
な事は何も知らない・考えない」で集票に邁進する集団の組織票に乗っかった「低レベ
ル議員」が続々誕生して議会の多数を占めるのです。

 さらにこうして議会の多数を占める「低レベル議員」達は、「自分らが楽できるよう
に」、「自分らの低レベル(例:違う意見の者と討論出来ない、ものを知らないし勉強
したがらないしたがらない等)さが市民にばれないように」、議会を「頭数の論理」で
牛耳って非民主的・非常識・情報封鎖の議会運営を続けるのです。

 そうした議会では、有権者は「議会審議の実態を知らされない」状態に措かれ続ける
ので議会への関心も知識も無いままになってしまい、低レベル議員と低レベル集票組織
の議会支配が継続する・・・・、という悪循環になります。

・・・・前置きが長くなってしまいました。
 まずは質問に答えていきます。

Q1:当局とは誰なのでしょうか?

A1:簡単に形式的に言えば、行政機構である「市と教育委員会」です。もう少し詳しく
  言えば、「市長とトップとする市役所全体と教育長をトップとする教育委員会事務
  局」です。(ただ、実質的には市長が全てのトップです。)
   本会議では議案説明や答弁をする者として市長と市の各部長クラス、教育長と教育
  委員会事務局の部長クラスが並びます。

   なお、行政議会用語では当局者の事を「理事者」と呼びますが、これでは一般の人
  にはなじみがないので、戸田は市民説明としては「当局」という言葉を使ってます。

  ◆「市当局」・「教育委員会(事務局)」・「議会」の3者の関係や、議会での審議
   や決定の流れについては、「戸田の秋田講演会特集」
       http://www.hige-toda.com/_mado03/akitakouen/index.htm
   の「レジュメ3・4」に格好の説明図があるので
       http://www.hige-toda.com/_mado03/akitakouen/rejyume/r03.jpg
       http://www.hige-toda.com/_mado03/akitakouen/rejyume/r04.jpg
   ぜひそれを見て下さい。

Q2:質問した事がどのように決議されていくのでしょうか?

A2:「議決」というのは議会で採決する事ですが、質問への答弁は「議決」はしませ
  ん。
  ただ、議会での答弁は「当局の公式見解」となる重みを持ったものです。やると答弁
 した事を実行しないとか、逆の事をやるとかになったら大問題になります。
  それだけの重みを持つので、「答弁」を作る際には過去の事例を調べ、市の方針や他 の答弁と矛盾しないように、慎重に原案を作って部長の了解を得、それをさらに市長・
 副市長と全部長による「庁内会議」にかけて市長の了承を得て「答弁原稿」を完成させ
 ます。
  
  これらの過程のあちこちで「質問議員とのすり合わせ」があって、答弁作成側はなる
 べく無難で簡単・抽象的な答弁での了解を得ようとするし、質問議員側は出来るだけ具
 体的で改善が明らかな答弁にさせようとしてあの手この手で攻めるのです。

 ※ただ、低レベル議員の中には「当局者に質問原稿を作ってもらう」者すらいる、とい
  う話も聞きます。当局者側は「議員の質問で改善した」という形で議員に花を持た   せ、実際は自分らがやりたい方向に梶を切る口実にする、というやり方です。

Q3:質問内容は、誰が何を質問するかは、どうやって決めるのでしょうか?

A3:質問内容は質問する議員が決めます。誰が何を質問するかは自由です。
  ただ会派の場合は、この分野の質問はこの議員、という割り振りもあり得ます。

疑問1:これだけの多くの質問があり、窮地に追い込まれてる事業の救済策がないのが残
    念で、所詮、議会のための議会をやってるように思います。

回答1:「所詮、議会のための議会をやってるだけ」という非難は正しくないと思いま
   す。
    腹立ちを覚える気持ちは理解しますが、今回の議会質問では個別の業種や団体
   としては出されていませんが、門真のものづくり産業の育成や中小企業への保護や
   援助を進めるための質問が何人かから出されていますし、意見書採択もされていま
   す。
    (意見書のひとつは実際には大企業をさらに儲けさすだけの企業減税を前提とし
      たもので、いいものとはおもえませんが)

  でも一番大事なのは、困っている当事者が、「何がどう困っているのか」、「どうい う救済策を講じて欲しいのか」を議員に伝えていくことです。
   「そんなこと、こっちが言わないでも議員の方が察して動けよ」と思われるかもし
  れませんが、議員は神の眼を持ってるわけではないので、大概の事は市民から言われ
  ないと分かりません。
  中小企業と言っても千差万別だし、お風呂屋さんと言ってもそれぞれ事情が違う所が
  だいぶありそうです。

   でも「議員は電話一本で駆けつけてくれる(はずの)専門家」です。
   また「市民生活を良くするために市民が高報酬で雇っている専門家」です。
   そして「行政職員よりもずっと気さくに何でも相談できて、市民の気持ちに沿って
  動いてくれて解決力もそれなりにある(はずの)専門家」です。
   しかも全て無料です!
    (○○新聞取れとか○○党に入れとか言う議員もいるかもしれませんが?)

  戸田は市民にもっと「無料の専門家=議員」を活用して欲しいと思ってます。
  ましてや谷口さんは、公明党の議員達から見たら「大恩のある人」だし、公明党議員
 達と「親密な同志」ではないですか。
  公明党議員に自分の事業の窮状を訴え、それが谷口個人の問題に留まらず、貴重な銭
 湯事業を存続させられるかどうかの、地域の文化や公益に関わる事である事を説明し、
 公明党議員に銭湯問題を調査させ、改善策を一緒に考え、それを基にして市への働きか
 けをし、議会質問もさせる、という事が簡単に出来るのではないでしょうか?

◆ここまで書いてきて、ふと気がついたんですが、もしかしたら谷口さんは、公明党議員
 に対して「支援してやる、票を集めてやる」という方向での関わりばかりしてきたため
 に、「自分が公明党議員に頼む(立場になる)」という事に抵抗感があるのでしょう
 か?
 (自治会館問題では公明党議員から冷たくされた、という事もあるようですが)

 でも「議員に依頼する」のは、「主権者として議員を正しく活用する」事です。
 (その頼み事が不公正・違法なものでない限りは)
 
補足:
 議会での質問と答弁の全文は、共産党4議員の分だけは共産党が努力して自分らのHP
 に載せています。
■質問と答弁全文は共産党HPのここに⇒井上 http://kadoma.jcp-web.net/?p=1216
                   吉松 http://kadoma.jcp-web.net/?p=1217
                   福田 http://kadoma.jcp-web.net/?p=1218
                   亀井 http://kadoma.jcp-web.net/?p=1219

 これは共産党議員の努力によって「本会議の翌日には質問・答弁の全文が分かる」ようにしているのです。公明党7議員はこういう努力を全くやろうとしません!!
 門真市民は、(戸田失職後は)共産党議員以外の質問答弁の内容は「議会が終わって
2ヶ月半から3ヶ月経って議事録が公表されてからでないと知ることが出来ない」、
という酷い情報封鎖状態に置かれたままです。
 
 共産党が答弁までも全文アップできるのは、答弁原稿をフロッピーやメールの電子デ
ータで当局者に出させているからです。(議会本番で原稿と違う事があった場合はその
部分を発言通りに追加補修して公表する)
 この手法は戸田が開発してきたもので、共産党がそれにならって続きました。

■今思い出しても腹が立ちますが、戸田が当選した当初、1999年は、当局は「紙の答弁
 原稿」さえ、議員たる戸田に渡そうとしなかったんですよ!
  「他の議員さんにも渡してません。原稿は正式発言ではないので」という口実で!
  議会で質問しない、質問してもその答弁を自分から公表する考えが全くない、そんな
 議員共(公明党8人含む)の都合のために、これほど反市民的な嫌がらせがあった!
 (この時代の戸田HPでは答弁公表はせいぜい「概要」のみ)

■その後たしか2000年3月議会からは紙の答弁原稿を議会後に渡すようになりました
 が、電子データでは渡そうとしない。「他の議員さんにも渡してませんので」と言っ  て!
  そのため、戸田HPにアップするには、スタッフがいちいち文字入力して(後に読み
 込みソフトも使って)アップしないといけなかったのです。
  フロッピーで渡せば簡単に済むし、何ら問題ない事なのに、公明党8人ら4会派議員
 =質問答弁を市民が知るのは3ヶ月後で十分と思っている議員共がそれを嫌がるから!
 
■答弁原稿がフロッピーで渡されるようになったのは、東市長時代の後期、たぶん2003
 年か2004年頃からです。
  それも初めは一部の部局だけ。戸田がある意味「脅し、すかし」して、「再質問はし ないでやるから」と「利益誘導」もしたりして、そこの部長が「これは絶対に秘密にし
 て下さいね」と念押ししてフロッピーで渡すようになってきた。
  それが段々に他の部署にも広がって、やがて全部署から議会終了直後に最終答弁原稿
 が当然のように戸田に届けられるようになったのです。

■答弁原稿がメールで届けられるようになったのは、園部市長(2005年6月〜)になって
 からの、2006年あたりからじゃないかと記憶します。園部市長になってからは、職員の
 情報提供の姿勢が全体的には進んだような気がします。

◆「議員の所に答弁原稿が電子データで届いて、議員がすぐに公表できる」ようになるに
 は、戸田の丸数年の「壮絶な孤軍奮闘」の成果です。戸田の闘い無しにはあり得なかっ
 たのです。
  なお、この件での共産党との共闘や情報交換はほとんどしていません。なぜかと言う
 と、門真の共産党議員団はHP開設の意欲が弱く、戸田に半ば脅し上げられてHP開設
 したのが2003年12月。
   http://www.hige-toda.com/_mado12/kyousantou/index_kyousantou.htm
 HPで質問答弁をアップするようになったのは実に2008年6月議会からです
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=3690#3690
  つまり、門真では共産党も「議会答弁を電子データですぐ欲しいとは思わない議員」
 の一員だったので、この件で戸田のような真剣さを持たなかったのです。

◆戸田が1999年の当選当時から他の議員に言い続けたのは、
 「質問も答弁も、みんなパソコンで作ってるんだから、それぞれに文書データを持ち寄
 れば、議会の全文速報が出来るではないか。正式議事録でない事はそう断り書きを入れ
 ればいい。簡単なHPで済むのだから、議員それぞれがちょっと金を出し合うだけで
 共通のプラットホームとして『門真市議会の質問答弁全文報道HP』が出来るから、そ
 れを作ろうや」、という事です。

  極く僅かの議員個々人の支出で(税金は1円も使わず。今ならブログでもっと安   い)、質問・答弁の原稿をそのまま載せるだけの簡単作業で、市民にとっては議会で
 のやり取り全文が(少なくとも本会議質問の分は)HPで見られる、という素晴らし
 い効果が上がるのです!

  いったい、これに反対するどんな理由があると言うのでしょうか??
  しかし門真の議員達は誰1人この提案に乗ろうとしませんでした。「全議員じゃなく ともちょいちょい質問する有志議員だけでもやろうや」と言っても誰も乗りません。
  そうして現在に至っているのです。

 つまり、戸田を皮切りに共産党議員が質問・答弁を速やかにHPアップして市民に知らせるようになったものの、他の会派議員は全くやろうとせず、そういう「市民に早急に知らせる努力」を全くせず、戸田失職後は共産党4議員の質問・答弁しか速やかな公開がされない、という現在に。

■谷口さん、門真市議会で最も「インターネットを活用せよ」と行政に要求してきたのは
 公明党です。今もそれは変わりません。
  自分らは何もしないくせに、偉そうな顔をしていまも「「インターネットをもっと活 用せよ」と行政に要求し続けています。
 「公明党議員団HP」http://www.geocities.jp/kadomakoumeitou/ を2002年5月に
 開設したものの、議会質問答弁は全く載せず、更新もサボりっぱなしで、しかも「ご意
 見、ご要望をお寄せください。」と書いたすぐ続きに
   但し、特にご返事が必要と思われるものを除いて、原則として返信しておりません
   ので、あらかじめご了承ください。
 と書く非常識傲慢ぶり!

  何を持って「特にご返事が必要と思われるもの」と判断するかは、公明党議員団の自
 由裁量になるから、「我々がめんど臭いとか答えたくないと感じる意見や要望には返事 を出さないよ!」という事になる。
  (戸田HPで批判されもなお)こういう事を載せ続ける神経には呆れてしまう。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 谷口さん、簡単に書き終えて、次は山本議員質問への評価を書いてから通信配布に出るつもりが、長くなってしまいました。
 まずは食事してから、「25日ぶりの通信配布再開」に出ます。

 谷口さんに対して「お前が余計な質問投稿するから、公明党議員や創価学会員の認識の実態が戸田に書かれてしまうではないか。それは利敵行為だ!」という非難が浴びせられて負担をかけてしまうのではないか、との危惧を持ちつつ書いてます。

 しかし「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」とも言います。
 戸田も議員になってあれこれ活動するまでは、議会仕組みや実状はほとんど知りませんでした。
 だから「今、知らないでいる人達に教えよう、伝えよう」と努力します。

 問題は、「知るべき事を知らないままにされている人達に事実を知らせよう」とする勢力と、「知るべき事を知らないままにされている人達に事実を伝えないで放置して、知らないままにしておこう」とする勢力との闘いだ、と言うことが出来ます。
 
それでは。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-89-135-216.s04.a027.ap.plala.or.jp>

議会のしくみに無知でありました。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 10/12/23(木) 23:37 -
  
戸田さんお忙しい中、2時間は要するであろう講義ありがとうございます。また、質問の評価を座布団2〜5枚と、そう考えれば、実のある質問をしてることもわかりました。しかし、山本純さんは、さしずめ「座布団とっちゃいな〜」とのことでしょうか。学会は支援の時期になると、支援協議会なる会合が多くなるのですが、(普段は座談会や折伏の協議会)。ここで必ず行うのが政治学習。学習するのは、DVDやパンフを活用しての党の実績、そして候補者のセールスポイント等々。

戸田さんが、お答えのこと全く知らないことばかりで、私だけではないと思います。選挙の度に、当選させることがすべてで、前記の政治学習にしても、本当に学習すべきは自分達が政治をどう動かすかということだと、今になって思います。それにしても、やはり素人では理解しえないどろどろとした物も見えてきます。

風呂の経営が厳しくなってきて、数年前にもある事業家に相談したところ、「谷口さんぐらい公明に貢献してるんやから、山本ゆきおとか、力になってもらえるやろうが」と言われたことがありますが、そう言われて相談したのが、国金の事業資金でした。しかし、結果として「屁のつっぱり」にもなりませんでした。

浴場業界全体のこととしても、老人無料入浴の助成打ち切りに始まり、ますます業界が斜陽化にありますが、・・・・・・公明党議員に自分の事業の窮状を訴え、それが谷口個人の問題に留まらず、貴重な銭湯事業を存続させられるかどうかの、地域の文化や公益に関わる事である事を説明し、公明党議員に銭湯問題を調査させ、改善策を一緒に考え、それを基にして市への働きかけをし、議会質問もさせる、という事が簡単に出来るのではないでしょうか?・・・・・・との戸田さんの提案。

ここ10数年で門真の風呂屋が半減し、現在17軒となり、”時すでに”といった感がありますが、ここでおっしゃる議員質問に取り上げてもらえるよう、浴場組合としても窮状を訴え、議員に動いてもらうことだと思いました。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska089112.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

非常に実践的なお話です!!
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 なかやましげる E-MAIL  - 10/12/24(金) 0:41 -
  
神戸市長田区の浴場組合のことです。神戸市が売却した土地に温浴施設ができ、この業者と浴場組合が神戸市が仲介して、「公衆浴場料金の3倍以上」という料金設定の協定を結びました。しかし、この業者が「記念日」をつくり、サービス券を乱発し、ほぼ毎日低料金(通常料金の半分ほど)で営業を強行し、組合の申し入れも突っぱねて、組合が市議会に死活問題だと「協定を守るように指導を強めよ」という陳情の準備をし、会派を回ったそうです。この時、暗躍?したのが自民党(今は別会派)の議員で、組合の顧問の肩書きを利用して、結局この陳情は組合が自主的に下ろしました。この時、同じ与党の公明党議員は熱心に組合の話を聞いていたそうです。銭湯の利用者は庶民が多く、銭湯の存続は庶民にとって一大事であり、当然庶民の人たちを選挙基盤とする公明党の議員の人たちも関心をもたれたのでしょう。

こういういろんな業界の人が自らの死活問題だと議会に陳情・請願をすることは大事なことです。議会の大衆化というか、議会が庶民の身近になります。

以前、戸田さんが銭湯への行政の補助金が年間12000円と書かれていましたが、これほど公衆浴場の経営が厳しくなっている中で、今も金額は同じなのでしょうか。そういう方面でも谷口さんのお知り合いの議員の人たちに尽力してもらうのも議会民主化の一歩になるのではないでしょうか。

ちなみに神戸では請願は紹介議員が必要であり、陳情はいりません。所管する委員会で同じように意見陳述ができ、議員と当局との質疑応答があり、最後に会派ごとの態度表明があり、採決がおこなわれます。兵庫県議会は陳情と請願に差をつけていました。陳述できないとか? 門真市はどうでしょうか。

谷口さんも定休日の日にでも傍聴され、さらには請願・陳情でもされたらどうでしょうか。その時のお知り合いの議員の態度にも興味があります。傍聴だけでも注目されますね。この時は、戸田さんと離れて、腕でも組んで黙って座っていたほうが効果がありそうです。

神戸市は市外の人間でも請願・陳情ができます。私も神戸市議会へ何回も公的支援の問題で請願しました。門真市では市外の人間はどうなのでしょうか? 

では。


▼ゆうすけさん:
>戸田さんお忙しい中、2時間は要するであろう講義ありがとうございます。また、質問の評価を座布団2〜5枚と、そう考えれば、実のある質問をしてることもわかりました。しかし、山本純さんは、さしずめ「座布団とっちゃいな〜」とのことでしょうか。学会は支援の時期になると、支援協議会なる会合が多くなるのですが、(普段は座談会や折伏の協議会)。ここで必ず行うのが政治学習。学習するのは、DVDやパンフを活用しての党の実績、そして候補者のセールスポイント等々。
>
>戸田さんが、お答えのこと全く知らないことばかりで、私だけではないと思います。選挙の度に、当選させることがすべてで、前記の政治学習にしても、本当に学習すべきは自分達が政治をどう動かすかということだと、今になって思います。それにしても、やはり素人では理解しえないどろどろとした物も見えてきます。
>
>風呂の経営が厳しくなってきて、数年前にもある事業家に相談したところ、「谷口さんぐらい公明に貢献してるんやから、山本ゆきおとか、力になってもらえるやろうが」と言われたことがありますが、そう言われて相談したのが、国金の事業資金でした。しかし、結果として「屁のつっぱり」にもなりませんでした。
>
>浴場業界全体のこととしても、老人無料入浴の助成打ち切りに始まり、ますます業界が斜陽化にありますが、・・・・・・公明党議員に自分の事業の窮状を訴え、それが谷口個人の問題に留まらず、貴重な銭湯事業を存続させられるかどうかの、地域の文化や公益に関わる事である事を説明し、公明党議員に銭湯問題を調査させ、改善策を一緒に考え、それを基にして市への働きかけをし、議会質問もさせる、という事が簡単に出来るのではないでしょうか?・・・・・・との戸田さんの提案。
>
>ここ10数年で門真の風呂屋が半減し、現在17軒となり、”時すでに”といった感がありますが、ここでおっしゃる議員質問に取り上げてもらえるよう、浴場組合としても窮状を訴え、議員に動いてもらうことだと思いました。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.6...@softbank218130024017.bbtec.net>

再度、読み返しては見るのですが。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 10/12/25(土) 2:28 -
  
戸田さんからの、講義とも言える内容、やはり難しいと感じます。いかに、今までの人生で無関係な分野であったかが思い知らされます。思い返せば、議員に物を頼むのは、「駐車違反切符を切られた時に、議員に言えば、もみ消してくれるで」ということは、(実際にそういうことはないのでしょうが)何十年も前に、よく聞いたものです。自分が支援した議員とのつながりは、その程度のものだったのでしょう。

ここで、長くなった前置きとおっしゃいますが、よくよく考えていかないとあかんと思います。まさに、身につまされることばかりです。公明から立候補する者は、主婦であったり、自営業、サラリーマンと多種多様でほとんどが政治の素人であります。もちろん自分に白羽の矢が立つまでは、公明を支持する一活動家であります。でも、その素人が当選すれば、これだけの難しい議会のことがわかるものでしょうか。一人ひとりが勉強するのでしょうが当選してから、教えてもらうというのもどうかと思います。

私が知る限り、自らが改革を訴え、立候補する公明候補はいません。特に門真においては議席数確保のための白羽の矢なんだと思います。それが、候補者の使命と自覚するのでしょうが。

■当局とは、行政機構である「市と教育委員会」。驚きです、教育委員会がここに来るとは、思ってもいませんでした。教育委員会は役所から独立したものと思っていました。教育に携わるものが、議会のトップに肩を並べるというしくみが理解できません。

■国会は国会中継やマスコミ報道で、何がどうなってるかは、最小限わかりますが、せめて、北河内ケーブルテレビが(例えば、地元夏祭りの一部始終放映)議会中継することはできると思います。

■国会では、政治家と官僚という構図がありますが、市会では、それが、議員と誰になるのでしょうか。

度々すみません。上記3点 教えてください。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska196205.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

▲谷口さんの3質問にお答えします。また候補者→議員教育についても
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 戸田 E-MAILWEB  - 10/12/26(日) 21:18 -
  
 遅れましたが、谷口さんの率直な3質問にまずお答えします。

Q1:■当局とは、行政機構である「市と教育委員会」。驚きです。
  教育委員会は役所から独立したものと思っていました。
  教育に携わるものが、議会のトップに肩を並べるというしくみが理解できません。

A1:戦争遂行のための「皇民化教育」を繰り返さない、という反省の下に教育が時の政
  府行政の支配下に置かれず中立を守れるよう、戦後「教育委員会制度」が発足しまし
  た。ここらへんの事はネット検索などで見てみて下さい。
    市HPでの門真市教育委員会の説明が  
   http://www.city.kadoma.osaka.jp/kyoiku/kyoiku.html
  にいろいろあります。手短によくまとめられていますのでぜひご覧下さい。

   で、「教育長」以下の職員機構が「教育委員会事務局」で、「教育委員さん」と呼  ばれる人達が審議機関としての「教育委員会」(門真では5人)です。
   ただし、「教育長」は5人の教育委員の一員でもあります。
   この「教育委員会」はいわば「教育行政についての議会」なので、「教育委員会事  務局」は内部に「教育委員会」という名の議会からチェックを受けると同時に、
  「市議会」という名の議会からもチェックを受ける仕組みになっています。
 (この「教育委員会」は市議会同様、誰でも傍聴できます。が、傍聴者ほとんど無し)

   普通「教育委員会」と言われるのは「教育行政の役人」としての「教育委員会事務
  局(の機構とその職員)」の方ですが、この職員は市職員(「市長部局の職員」と呼  ばれます)からの出向や学校の先生からの出向です。
   「学校の先生から出世して教育委員会に入った」とも言われますし、「教育委員会  で指導主事などを経てから校長になって学校現場に戻る」場合もあります。

  ◆教育委員会事務局は幼稚園・小中学校の教育(教員人件費だけは府が負担)や生涯
   教育、社会教育、スポーツや文化行政などを取り仕切り、またかなりの金額に上る
   その予算は市会計に組み込まれているので、市議会のチェックを受ける必要があり
   ます。
    なお、これは「教育行政に対するチェック」であり、「教育そのもの」や「教育   に携わる者(教員など)へのチェックではありません。 

  ◆「教育委員さん達による教育委員会」は、常勤公務員になる教育長以外はみな非常
   勤であり、他に職業を持っている事も多く(医者や弁護士など)、で月1回の定例   会での審議では僅かの部分の審議しか出来ません。月額報酬13万3000円(08年度
   は)
    また、教育委員は今は選挙で選ばれるものではなく、「市議会の承認を経て市長   が任命する」ものなので、市議会議員ほどには市民に知られていません。

    なお、市議会に出席するのは行政職員としての教育長と「教育委員会事務局」だ
   「審議機関としての教育委員会」の委員達は出席しません。

Q2:■北河内ケーブルテレビが(例えば、地元夏祭りの一部始終放映)議会中継するこ
  とはできると思います。

A2:まさにその通りです!
  しかし公明党ら与党議員達の大半がそれを嫌がっているので、それが出来ません!
  「会派としての公明党」は一貫して「議会中継には反対」ですよ!
  より正確に言えば、「戸田を議運のメンバーにしない・議運で発言もさせない」、   「議会改革を含む行革特別委のメンバーにしない・発言もさせない」事と、「戸田の
  議会改革提案には全く回答しない」ことによって、そして共産党が発言や提起しても
  それを議題にしない・答えない事によって!

  例えば谷口さんのような公明党にとって「回答をしないと具合悪い人から問い質され
 た場合」、彼らはきっと言い訳するでしょう。
  ・費用がかかるから無理だ(いくらかかるかは調べようともしない)
    ◆不当な委員長副委員長手当を廃止し、高すぎる議会3役手当を削減すれば、
      こんな費用は簡単に出せるのに、全くそれをしようとしないで!
    年間100万円台くらいの費用であれば放映してもらう公益の方が大きい。

  ・議会の規則などを変えねばならない。各会派の同意がいる。
    ◆そんなこと、やる気になればすぐ出来るのに!
  ・ケーブルテレビを持たない・見れない市民に不公平になる。
    ◆「一歩前進」もしないための言い逃れ!
  ・どれほど見る人がいるか不明。極めて少ないのではないか。費用対効果に問題あ    り。
    ◆これも「一歩前進」もしないための言い逃れ!

  ◆「ケーブルテレビ」でなくとも手はいくらでもある。
   最も安く出来るのは、市民有志に動画撮影してもらってYUチューブにアップする
   ことだ。
    市職員か議会事務局職員に業務としてさせてもいい。

  ※撮影・放映で大事な事は、「検閲をさせずにありのままに撮影・放映させる」とい   う事です。お手本は国会中継で、紛糾の様子も議員が居眠りする様子も移します。
    自治体議会の撮影放映の場合は、「演壇での発言しか写してはいけない」とか    「各議員議の採決行動や傍聴席での様子を写してはいけない」とかの制限を付けて   いる所もあり、これでは議会全体の様子を正しく伝えません。

Q3:■国会では、政治家と官僚という構図がありますが、市会では、それが、議員と誰
  になるのでしょうか。

A3:「市議会議員対市長および市職員・教育長および教育委員会事務局職員」という構  図になります。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 公明を支持する一活動家が議員候補に抜擢されて立候補し、当選して議員になる場合、
「これだけの難しい議会のことがわかるものでしょうか?」、「当選してから教えてもらうというのもどうかと思います」、という谷口さんの危惧はもっともですが、本人に「議員として真剣にやろう!」という気構えさえあれば、直に学んで身についていくものです。

 議会や行政の仕組みを本職並に知ってから出馬する新人、という方が少ないでしょう。
戸田もそれほど詳しく知っていたわけではありません。
 本人が「議員になってこれを変えたい!これをやりたい!」、「行政のチェックをしっかりやるぞ!」という決意と真面目さがあれば、「政治の素人でも議員になれる」のが、ある意味では選挙の良い所です。
 公務員の場合は、選挙を経ないかわりに「公務員試験」に受かって一定水準以上の知識が前提的に求められます。

 ただ問題は、そういう議員としてのやる気や真剣さがない人間が「組織の命令で議員になってしまう」場合や、さらに悪いのはその組織が「議員としてのやる気や真剣さ」を議員に発揮させようとせず、「議会や行政を操縦するための頭数」としての議員しか求めていない場合です。

 公明党の場合は「公明新聞」などで行政や議会の基礎知識を書いてますし、たぶん内部用の教材もあるでしょう。
 しかし、実際に最も影響するのは、そこの先輩議員であり、現職の先輩議員集団です。
 これのレベルが低ければ、それに見合った議員教育しかしないし、それを越えようとする意欲的な動きを封じてしまうことすらあるでしょう。

 最初は意欲ある議員でも、やがて「これでいいのだ!」と易きに流れ、真の改革よりも
「自分らの楽なやり方を維持する」方に回ってしまうでしょう。
 そうしていても、少数の「真剣議員」の声は頭数の力で握りつぶせるし、議員の座が危なくなるわけでもないし、任期4年後の選挙まで「議員先生」として楽に過ごせるからです。
 
 何回も掲示板等に書いたことですが、伊賀上野市の公明党議員団は、1999年段階ですでに「議長ら議会3役の選挙での立ち会い演説会開催で、透明性ある議会選挙」を主導して実現してました。
 それが公明新聞に載っていたので、戸田は99年当選直後の議会人事を決める5月議会の時から「門真の公明党もそうするべき」と何十回も言ってきました。
 ところが、門真の公明党は絶対にそういう「先進例」に続こうとしない。門真の創価学会も絶対にそういう「先進例」に自分の所の議員を進ませようとはしない。

 そういうところは個別門真の公明党や創価学会の非常に良くない、レベルの低い部分だと思います。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@i58-94-104-85.s04.a027.ap.plala.or.jp>

「議員として真剣にやろう!」という気構え忘れるな。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 10/12/27(月) 0:36 -
  
当局とは誰なのでしょうか?

A1:簡単に形式的に言えば、行政機構である「市と教育委員会」です。もう少し詳しく
  言えば、「市長とトップとする市役所全体と教育長をトップとする教育委員会事務
  局」です。(ただ、実質的には市長が全てのトップです。)
   本会議では議案説明や答弁をする者として市長と市の各部長クラス、教育長と教育
  委員会事務局の部長クラスが並びます。

前項(上記)での、戸田さんのお答えに少しですが、わかってきました。教育委員会とは、かくも複雑なところであると思います。市HPでの門真市教育委員会の説明で、教育委員会事務局の項目があり、●組織 ●業務案内 ●位置 とあり、そうか!位置を開ければ議会でのポジションがわかると思い、クリック。出てきたのは、地図でありました。画面を見ながら、笑ってしまいました。

戦後の「教育委員会制度」が発足については、勉強しておきます。

Q2で・・・・・・例えば谷口さんのような公明党にとって「回答をしないと具合悪い人から問い質された場合」、彼らはきっと言い訳するでしょう。・・・・・・傍聴に行けない市民のために、言い訳できないよう、推進していきたいものです。

Q3については、「市議会議員対市長および市職員・教育長および教育委員会事務局職員」という構図を、現況は傍聴に行くしか、そのやりとりの一部始終を見ることができないので、来年こそは、がんばって行こうと思います。

■議員候補に抜擢されて立候補し、当選して議員になる。との創価学会と公明の構図について、(戸田さん云々)
・・・・・・公明党の場合は「公明新聞」などで行政や議会の基礎知識を書いてますし、たぶん内部用の教材もあるでしょう。しかし、実際に最も影響するのは、そこの先輩議員であり、現職の先輩議員集団です。これのレベルが低ければ、それに見合った議員教育しかしないし、それを越えようとする意欲的な動きを封じてしまうことすらあるでしょう。

最初は意欲ある議員でも、やがて「これでいいのだ!」と易きに流れ、真の改革よりも
「自分らの楽なやり方を維持する」方に回ってしまうでしょう。そうしていても、少数の「真剣議員」の声は頭数の力で握りつぶせるし、議員の座が危なくなるわけでもないし、任期4年後の選挙まで「議員先生」として楽に過ごせるからです。
   
何回も掲示板等に書いたことですが、伊賀上野市の公明党議員団は、1999年段階ですでに「議長ら議会3役の選挙での立ち会い演説会開催で、透明性ある議会選挙」を主導して実現してました。それが公明新聞に載っていたので、戸田は99年当選直後の議会人事を決める5月議会の時から「門真の公明党もそうするべき」と何十回も言ってきました。

 ところが、門真の公明党は絶対にそういう「先進例」に続こうとしない。門真の創価学会も絶対にそういう「先進例」に自分の所の議員を進ませようとはしない。・・・・・・


■公明議員だけでなく、支持母体の門真の学会が変わらなければ、 この寒さ厳しい時節に”ぬるま湯”につかっていては、風邪をひく。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska101038.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

■地方議会改革
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/15(土) 2:55 -
  
Q1:当局とは誰なのでしょうか?

A1:簡単に形式的に言えば、行政機構である「市と教育委員会」です。もう少し詳しく
  言えば、「市長とトップとする市役所全体と教育長をトップとする教育委員会事務
  局」です。(ただ、実質的には市長が全てのトップです。)
   本会議では議案説明や答弁をする者として市長と市の各部長クラス、教育長と教育
  委員会事務局の部長クラスが並びます。

   なお、行政議会用語では当局者の事を「理事者」と呼びますが、これでは一般の人
  にはなじみがないので、戸田は市民説明としては「当局」という言葉を使ってます。

上記私の質問に戸田さんが答えてくれたものです。14日付けの公明新聞の記事で、「住民が首長と議員の両方を直接選ぶ「二元代表制」の下で、議会が期待される「チェック機能」を果たせず、首長の”追認機関”に成り下がっているとの指摘もある」。門真の議会がまさしくこれであると思います。

12日に「公明党の目指す地方議会改革への提言」を発表しているが、
1.「議会基本条例」の制定推進
2.議会機能の強化
3.「見える化」の推進
4.住民参加の推進
5.議員定数・議員報酬の適正化━ などを掲げたものであるが、

議員定数については、「削減に努力」となっている。削減については、戸田さんと異なるところであるが、あとはすべてが戸田が初当選の時に訴えてきてることであるし、公明の提言が10年遅れていると感じる。それも党本部からの話であって、門真の公明が考えてきたとは思えない。

首長も与党公明も学会票で守られたものであるなら、議会の「チェック機能」を選ばれた議員がもっと厳しくもたなければならない。しかし、当選させるだけで、傍聴はしない住民から選ばれたのでは厳しくというのが無理なのであろうか。

既に改革に着手しているところでは、公明党議員が推進力になっている。過日ここで紹介のあった【まちの種】でも公明の山本節さんを始め、ブログで活躍ぶりがうかがえる。門真においても、ブログでも広報紙でも、ともかく議員の姿が見えるようにしてもらいたい。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska100005.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

■なぜ今、地方議会改革なのか。
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 ゆうすけ E-MAIL  - 11/1/20(木) 23:17 -
  
公明党幹事長の井上義久の話によると、一部の自治体で知事、市長など首長と議会が激しく対立し紛糾する事態が生じていることなどを受け、地方議会や地方議員の在り方に対し、さまざまな問題提起がなされている。そして、「地方議会改革への提言」を発表。

その議論のなかで、「住民自治」の強化という話が出るが、門真の現状を想定すれば、「住民自治」とはどういうことか、全く見えてこない。地方議会改革が、今回の統一地方選の大きな争点の一つとなるとの見方であり、公明党には、明確な提言がある、と。

しかし、門真の公明が議会改革を争点として、なにを言えるのであろうか、門真の公明議員が地方議会改革プロジェクトチームの中島座長の提言を具体化するには、議員自らの「政策立案能力」「現場力」「発信力」を持たなければいけない。とともに、12年前「議員戸田久和君に対する懲罰動議」なるものを、今回の新人候補も含め、党として検証しなければ、党本部の推進することと、又しても、逆行してしまうのではと思う。

「地方議員が何をやっているかが分からない」というのでは、済まされない。今回の提案にある、「出前議会」や「議会報告会」を是非実現してもらいたいものである。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; GTB6.6; .NET CLR 2.0.50727)@ntoska106175.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp>

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