ちょいマジ掲示板

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選挙カーでの選挙活動の是非について。 門真出身京都在住30才 08/11/4(火) 22:51

支持者に対してのアピールかも? チャチャ 08/11/5(水) 0:41
◆左翼議員10年目・連続トップ当選の戸田の体験と分析を述べますが、ちょっと待ってね 戸田 08/11/5(水) 22:02
▲自転車&ハンドスピーカー主体の「理想選挙」での1期め選挙。そこで大問題が・・! 戸田 08/11/10(月) 21:32
・・△補足:「誰に投票するかを決める主たる要素」は、アンケートによると・・・ 戸田 08/11/10(月) 23:04
▲選挙カーでの目に見える・音に聞こえる・内容のある訴えが民衆決起の支えになる! 戸田 08/11/11(火) 0:27
・△選挙カー使わず当選してる人もいるが超々少数。ビラも訪問も禁止の日本の選挙・・ 戸田 08/11/11(火) 1:29
※ほかにも2〜3書きたいことがありますが、それは後日に・・・・・ 戸田 08/11/11(火) 7:03
◆ビラ・演説無しの「挨拶だけ」駅立ちで当選・・・世人の目の甘さを感じます 戸田 08/11/11(火) 6:57

支持者に対してのアピールかも?
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 チャチャ  - 08/11/5(水) 0:41 -
  
>ある、政治家の方と話した際、
>「あの選挙カーは、立候補者が自分の支援者に対して
> これだけ精力的に運動やってますよ。というアピールなんですよ。」
>と仰ってたのが印象に残っています。
>

選挙カーではないのですが、
私が通勤で利用する駅前では毎週決まった曜日に

 「おはようございます。市会議員の○○○○です。
  いつもお世話になっております」

って朝立ちしている議員さんがいます。

ビラを配るでもなく、市政報告をするでもなく、
ただ大きな声で挨拶されてるだけです。

朝立ちといえば、戸田さんや共産党さんのビラを配ったり、演説したりが
普通だと思っていた私は不思議に思い、ある議員さんに聞いたら

 「自分の支援者に対して挨拶ができればいい、ちゃんとやってます
  というアピールなんやから」

って言われたことを思い出しました。

選挙カーについて言えば、

自分の支持政党や支持する議員さんが回っていれば、
 「あっ、頑張ってるな」って思うし、

嫌な政党が回ってくれば
 「うるさいなー」って思うし、

案外、その政治家の方が言われたことは当たってるかもしれませんね。

支持政党や支持する議員のいない人の意見を聞きたいです。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@FL1-118-110-15-138.osk.mesh.ad.jp>

◆左翼議員10年目・連続トップ当選の戸田の体験と分析を述べますが、ちょっと待ってね
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/5(水) 22:02 -
  
 「門真出身京都在住30才」さん、興味深い投稿ありがとうございます。
 久々のチャチャさんもありがとう。
 いずれも大事な話ですね。

 左翼議員10年目・連続トップ当選の戸田の体験からする分析と考えを述べようと思いま
すが、今はまず2つの掲示板での権力追随アホウ共による荒らしやしょうもないタカリ投
稿への対処から始めなければならないので、あと1〜2日だけ待っていて下さい。
 (ここ4日ほど多忙でHP掲示板を見てなかったら、いろんな荒らしなどが発生してい
  たので)

 返答を書くまでの間、このスレッドが一時的にグンと下に下がったりするかもしれませ
んが、必ず返答を書きますから、注目していて下さい。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-35-92-198.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲自転車&ハンドスピーカー主体の「理想選挙」での1期め選挙。そこで大問題が・・!
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/10(月) 21:32 -
  
 「門真出身京都在住30才」さん、投稿ありがとうございます。実はこのテーマ、
回答が遅れましたが、戸田としても掲示板で語りたかった事でもあります。
 
 話の前提として、「選挙や選挙運動については人ぞれぞれ、立場それぞれでいろんな『真実』がある」という事を言っておきます。その上で、勝利した選挙での当事者、特
に統括的立場にあった人間の言うことには、絶対的ではないにしろ、それなりの「真実」
があります。

 さて戸田の話ですが、実を言うと戸田も1999年初出馬での選挙本番の途中までは、30
才さんとほとんど同じ考えでした。
  ・選挙カーなんてうるさいだけ。あれで選挙運動やってる事自体、レベルが低い。
  ・前近代的な遺物。日本の前近代性の象徴。
  ・特に政策や公約も訴えない「名前の連呼」だけなんて最低!
  
 それで戸田は、次のような選挙戦術を立てて実行しました。
 (選挙戦の写真 http://www.hige-toda.com/____2/jisseki.htm
   を見ながら読んで下さい。)
1:選挙カーでの名前の連呼はしない。
2:選挙カーは街頭演説を行なうためと、演説地点間の移動のためにだけ使う。
   駅前や大きな住宅街や団地などは選挙カーの大音響で演説する。
3:「左翼労働組合=連帯ユニオン」からの候補者という立場性を明確にするため、また
   細かい道には入らないから、軽自動車ではなく連帯ユニオンの宣伝カー(大型ワゴ
   ン)をそのまま使う。

4:全般的な宣伝とこまめな演説は戸田の宣伝用自転車を先頭とした自転車部隊で行な   う。
   自転車にハンドスピーカーとラジカセを積んで音楽と戸田の訴えを流しながら、
  門真市全域を、その日ごとに走行ブロックを決めて走り回る。
   (戸田以外の自転車走者はヘトヘトになって涙目でしたが。) 

5:自転車宣伝している間、戸田の名前と「この車は名前の連呼はしません!」と書いた
 連帯ユニオン選挙カーは、音も出さずに幹線道路に止めて「車両看板」としてのみ使っ
 た。無音で流し走行もし、自転車部隊と合流して演説舞台としても使った。

6:選挙カーで音を出しての走行時は必ず戸田本人が助手席に乗る。
   ウグイス嬢ではなく、支援の市民派議員や戸田本人が訴えながら流し走行し、要所
   要所で街頭演説。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 まあ、こういう戦術で選挙本番を闘いました。
 やってみて驚いたのが門真の選挙戦のレベルの低いこと。街頭演説をしているのは戸田
共産党だけ。(それと自転車演説をした回った水谷さん・・・落選)
 それ以外の候補者の選挙カーは名前の連呼だけ。

 それも、「市議会選挙は、ま・す・い。増井○○をお願いします!」とか、「市会は佐藤ちかた、『親が太い』と書いてち・か・た、佐藤親太をお願いします!」とか、幼児に
言葉を教えるような言い方をほとんどの与党側選挙カーがしているのには呆れました。
 (これは割と門真独特の「芸風」らしい。よその選挙カーではたまにしか聞かないの
  で。)
 
 そんな中で、戸田の自転車部隊走行とハンドスピーカー演説を主軸に、選挙カー演説を
副軸に、目にする市民から好評を得ている事を実感し、本人も充実感を持って、選挙戦を
やっていたのです。

 ところが!
 あれはたしか、選挙戦4日めの木曜日夜の反省会で。

 連帯ユニオン選対として張り付いていた、複数の役員が深刻な顔をして、「戸田さん
の選挙戦術を変更して欲しい。支援者達から『戸田の選挙カーが回って来ない、どうな
ってるんだ』、『戸田は本気で選挙をやってるのか』、『ちゃんと選挙カーで回ってく
れ』という苦情や意見が押し寄せていて、これ以上持ちこたえられない。」と言うのです。

 さらに話を聞くと、もともと「過激派、赤軍派、『金権暴力集団の連帯ユニオン』の
候補者」等々の誹謗中傷も流される中で、それぞれに回りから白い目で見られたりもし
て孤軍奮闘して戸田を応援してくれている支持者達が「戸田は今回は顔見せだけで、
本番は次の選挙だと考えている」(門真では保守派候補が実際はそういった手順を踏む
事もあるらしく)、とか「戸田は本気で選挙をやってない」というウワサも流され、
他の人に説明するのに非常に苦労している、だから一刻も早く選挙カーでバリバリやっ
てくれ、というです。

 選挙の実態においては、特に門真での実態においては、当時の戸田が考えてもいなか
った実情があるのだ、という事に戸田は初めて直面させられました。
 実はそういう支持者達の声は選挙戦当初から選挙事務所に寄せられていたのです。
 初日の日曜日(公示日)こそ門真市内を大枠で回るという事で大型ワゴン選挙カーで
回る事を主にしたものの、月曜日からはずっと自転車・ハンドスピーカー主軸で宣伝し
ていたのですから。

 連帯役員達、その中の1人は四国で町議会議員経験・県議選挑戦で選挙体験豊富な人
でもあり、戸田に言いたい事が山ほどあったはずですが、それでもみな戸田の主体性を
尊重してグッと我慢してくれていたのでした。
 「連帯ユニオンの組織候補者」として多大な支援を受けていましたが(特に1期め)、
戸田選挙においては戸田がほとんど主演・監督・脚本演出家を切り盛りする、ある種独
断専行的選挙を押し通していました。(支援住民グループを作って会議を重ねながらで
すが。)

 選挙戦7日のうち4日までそれをじっと見守って支援する忍耐強さを維持してくれて
いたのは、考えてみれば凄い事だと思います。なにせ戸田は選挙初経験なのですから。
 その忍耐強い、戸田の判断を最大限尊重する連帯役員も、とうとうこれではいかん、
とせっぱ詰まって戸田に戦術変更を迫らざるを得なくなってきたという事です。

 その真剣さ、切迫性は戸田の心を強く打ちました。
 それに直面して、戸田は門真における有権者・戸田支援者の心情というもの、選挙
カー宣伝の持つ意味とものを、根底から捉え直したのです。 

 どう捉え直したのか? それは次の投稿で明らかにします。(続く)
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i60-35-90-238.s04.a027.ap.plala.or.jp>

・・△補足:「誰に投票するかを決める主たる要素」は、アンケートによると・・・
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/10(月) 23:04 -
  
 戸田は選挙カーでの宣伝が「誰に投票するかを決める主たる要素」とは思っていません。
 それを決める要因は、上位から「選挙公報」・「選挙ポスター」・「街頭などでの演説内容」となっていて、選挙カー宣伝は最下位だ、というアンケート結果を読んだ事があ
り、一般的にはそれが正しいと思ってます。
  (人に頼まれてとか、上司に言われて、などは除外して)

 ですから、戸田は選挙ポスターや選挙公報を作るのに、自分の考えに基づいて自分で
内容を決め、デザインをして、「これによって新たに200票かそれ以上は期待できる」
というものを作ってます。

 ポイントは「デザイン面でも内容面でも他候補と差別化を図る」、「特定の支持候補
が無い人で、内容に興味を持って読む人ならば戸田に投票したくなるような訴えと説明
をする」、という所です。

・1期め1999年の市議選のポスター  http://www.hige-toda.com/____2/jisseki.htm
       選挙公報    http://www.hige-toda.com/_mado06/kouhou/img/toda.gif
・2期め2003年の市議選のポスター
            http://www.hige-toda.com/_mado05/sigisen/sigisen03/poster.htm
       選挙公報  http://www.hige-toda.com/_mado06/03kouhou/img/toda.gif
・3期め2007年の市議選のポスター
          http://www.hige-toda.com/_mado05/sigisen/sigisen07/poster2007.htm
       選挙公報 http://www.hige-toda.com/_mado06/07kouhou/kouhou_toda.jpg

 しかし同時に、戸田の場合は、選挙カー宣伝も街頭演説をしっかりこまめにやる、
という意味で大きな役割を果たしてます。
 これは決して「元々の支持者に対する、『これこの通り頑張ってますよ』という
アピール」だけではありません。
 現実的に、戸田の演説を聞いて戸田への投票を決める人を作り出している、と確信を
持ってます。

 選挙が終わってから、時には何年も経ってから、「○○の場所で戸田さんの選挙演説
を聞いて戸田さんに投票する事を決めた」、と語る人にちょくちょく会いますから。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-107-126.s04.a027.ap.plala.or.jp>

▲選挙カーでの目に見える・音に聞こえる・内容のある訴えが民衆決起の支えになる!
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/11(火) 0:27 -
  
 さて、「支援者達から『戸田の選挙カーが回って来ない、どうなってるんだ』、
『戸田は本気で選挙をやってるのか』、『ちゃんと選挙カーで回ってくれ』という苦情
や意見が押し寄せていて、これ以上持ちこたえられない」という、選対役員からの深刻
な訴えに直面して、戸田はどう捉え直したのか? 
 それは、

1:ハンドスピーカーでは、演説者の周辺とそれに面した近所の家には聞こえるが、それ
 以上の範囲には決して声が届かない。
  通り1本違えば戸田がやって来た事すら認識されない。
  見通しの利く直線上でも、50mも離れたら何を言ってるのか分からない。
 
2:自転車部隊での宣伝も、それが目に入った人しか、戸田が来たことが分からない。
  圧倒的多数の人、圧倒的多くの面積の人にとって、戸田は存在しないままである。

3:選挙カースピーカーでの訴えの場合は、通りの裏側にも、直接目にしない人にも、
  戸田が来たことが分かり、訴えている内容も、かなりの程度認識される。

4:(公明党創価学会や保守派が大きな顔をしている門真では特に)斬新な新人(しかも
 「市民派」・左翼)候補を支持する「庶民」(市井の人々)にとって、窓ガラスを少し
  だけ開けてそっと手を振る事自体が、ひとつの勇気ある「民衆決起」である。
   手を振らずに室内で聞いて、「よし、戸田さん頑張れ!」と思う事自体も「民衆決
  起」である。

   そしてそのような民衆に対して安心感を与え、励ましを与え、共鳴共感を作る事が
  戸田のような立場・思想信条の候補者が果たすべき義務である。
   その具現が、選挙カーを大いに使って「目に見える・音に聞こえる・内容のある」
  宣伝と訴えをする事である。

5:公明党創価学会や保守派が大きな顔をしている門真で、左派候補(議員)に特に求め
 られるのは、「力強さ」であり、「断固として闘う姿勢」であって、「品性」や「行儀
 の良さ」は、それらの土台があってこそのものである。
  「力無き正義は無力なり」が少なくとも門真での現実である。

6:「選挙カー宣伝なんかうるさい・ダサイ」、「選挙カー宣伝なんかなくとも私は理性
  的に考えて候補者を選択する」、というような「意識的な自立した人々」に対しては
  どう捉えるか?

  ・・・そういう人達がいたとしても、より弱い立場の、数としても圧倒的に多い
  「戸田の選挙カーを待ち望んでいる人々」の期待に応える事を優先する。
   戸田の選挙カー宣伝を聞いて「うるさいから嫌だ」と思う人がいたとしても仕方な
  いと割り切る。

 このように判断を切り替えてから、戸田は残り3日(木曜・金曜・土曜)の選挙戦では
選挙カーをフルに使って猛然たる宣伝を行ないました。 

 で、その結果が次点の共産党吉松候補にわずか29票差の最下位当選。

 戸田本人は(当時の)「定数28人中の20位から悪くとも25位あたりで必ず当選できる」
と「手応え」を感じていたので、これはちょっとショックでした。
 ・99年市議選:戸田は最下位当選の1313票 (全候補者平均得票:1583票)

 門真の世間や「選挙通」の下馬評では「せいぜい600票程度の泡沫候補」と思われてい
たし、連帯ユニオン側も当落は半々とヒヤヒヤしてたらしいので、その中では「大方の予想を覆す勝利」ではありました。
 この時は共産党が上からの指令で無理して現有5議席だった所に6候補を立てたため、
本来は当選確実だったベテランの吉松議員が票割りミスで戸田の後塵を拝して落選すると
いう番狂わせ。

 選挙カーの面から考えると、「選挙戦7日のうち半分以上は選挙カー宣伝をしなかっ
た」(初日の日曜日は大枠回りとして選挙カーをそれなりに程度使ったが、月曜・火曜・
水曜は自転車・ハンドスピーカー宣伝が主軸)というトンデモない戦術をやってしまい、
残り3日間で戦術転換をして選挙カーを人並みに使った、という事です。

 こんな選挙をやったのは全国的にも珍しいでしょう。
 全く冷や汗もののきわどい勝利です。
 当時の連帯ユニオン役員達の「戸田の自主性を最大限尊重しつつ、これ以上は危ない!
との判断を的確に行なって戸田を真剣に説得する」という姿勢と力量には、今だに頭が下
がる思いです。
 それがなければ、戸田は絶対に落選していました。 

 この初回選挙での体験から、戸田は(日本の選挙の現状では・左派新人が当選するには)
「選挙カー絶対必要論」に意識を固め、その後の体験からもそれを深めていきます。
 そこら辺の話は次の投稿で。 
                (続く)
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-109-75-85.s04.a027.ap.plala.or.jp>

・△選挙カー使わず当選してる人もいるが超々少数。ビラも訪問も禁止の日本の選挙・・
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/11(火) 1:29 -
  
「選挙カーはうるさいから市民に迷惑だ、私は使わない!」との信念で、選挙カー使わ
ず当選してる人もたしかにいます。
 有名なところでは昔の東京都知事選挙での青島幸雄。
 選挙カーどころか選挙運動もせず、選挙広報を出しただけで海外旅行に行って、「後
は有権者が判断して下さい」として、それでも当選しました。
 今戸田が知っている範囲で2人くらいの「市民派女性市議」でそうした人がいます。

 でもそういう人は極々少数。当選議員の1000人に1人くらいしかいないでしょう。 
 そういう人が当選できるには、数多くの恵まれた条件が重なった場合だけです。確率
1000分の1くらいの。
 それと現状打破を激しく訴える左翼候補の場合は、今の日本ではどのような選挙であっ
ても選挙カー無しでは絶対に当選できません。

 選挙のあり方もまた、その国の歴史経過、社会状況、文化状況を色濃く反映します。
 日本の場合、法律面で「自由な選挙」、「選挙戦での自由な言論活動」を抑圧する縛りが多すぎます。

1:どんな選挙でも住民との直接対話の機会である「個別訪問」が禁止されてます。
  「買収行為の土壌になる」という口実で。

2:自治体議員選挙の場合は、選挙期間中は一切ビラ配布禁止!
  ビラで訴える事も著しく制限されており、出来るのは国会議員や自治体首長選挙で限
 定的に出来るだけ。
   テレビ演説も同様。
  
3:HPやブログでの訴えさえも禁止であるように誘導されてます。 
   それに反して「選挙期間中もネットで自由に訴えている」のは全国で戸田(と極々
  少数)だけです。勇気と決断力がないと出来ない状態です。

4:有権者の政治意識も決してレベルが高いとは言えない。
  それに加えて近年は人々が生活に追われ、どんどん時間的余裕も無くなってきて、
  演説があってもそれを聞きにいくゆとりが薄くなる一方。

5:そうした日本的状況の中で、選挙カー大勢の人々に・直接・詳しく訴えが出来るほと
 んど唯一の道具である。
  現実の大半の候補者は名前の連呼だけの、元々の支持者に見せる効果しかない、一般
 市民にとっては単なる騒音でしかない、下らない使い方をしているとしても、これを禁
 止してしまったら、選挙言論の自由を封殺する弊害の方がはるかに大きい。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-89-136-241.s04.a027.ap.plala.or.jp>

◆ビラ・演説無しの「挨拶だけ」駅立ちで当選・・・世人の目の甘さを感じます
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/11(火) 6:57 -
  
>支持政党や支持する議員のいない人の意見を聞きたいです。
との事ですが、戸田からも一言。

 駅で朝立ちするのにビラ配布も演説もせず、ただただ挨拶するだけ・・・
 「おはようございます!○○です」、「行ってらっしゃい」、という感じで。

 これ、「自分の支援者への挨拶」、という場合もたしかにあるでしょう。選挙本番の時やその少し前に候補者がやるのはその要素が大きい。
 選挙本番で公明党候補が大勢の運動員と共にズラリ並んで大声を張り上げ、米つきバッ
タみたいに挨拶を繰り返すのはまさにその典型です。
 自分らの勢いと動員力を示す事で公明党支持者を鼓舞し、非支持者には威圧感を与える
効果があります。

 けれども無名の新人時代から駅で「挨拶立ち」だけを続けて(ビラもまかず演説もせず)当選を果たした例も数多くありますから(寝屋川市でトップ当選に躍り出た例さえある)、これは「支持者への挨拶」ではなく、「支持していなかった人々を支持者に変えて
いく運動」=新規の集票行動として絶大な効果を果たした、という事になります。

 いやしくも議員になろうとする人間がビラも作らず演説もせず、すなわち自分が何を訴
えたいのか、何をやりたいのかを全く示さず、「おはようございます!」、「行ってらっしゃい」を言って立っているだけなんて、戸田からすれば有権者市民を舐めた行為です。
 市民をバカにした破廉恥な行為に思えてなりません。

 しかしそういう「挨拶だけ駅立ち」は、現実には「市民受け」して当選につながる確率
が大です。
 「挨拶だけ駅立ち」を続けられるだけのツラの皮の厚さと体力さえあれば、それに見た
目の「マジメっぽさ」が加われば、自治体議員くらいならかなり当選出来るわけです。
 
 こういう現実を知って戸田が思った事は、「世間はなんて甘いんだろう」という事です。

 世の中に低レベルな議員ばかり多すぎるものだから、「議員を目指す者たる者は最低限
これが出来なければならない(=自分がやろうと思う事、自分の問題意識を演説やビラで示す)」という「目利きの基準」が出来ていない人が多い、という事がまず1点。

 そして世の中、やはり「善意の人々」が多いもんだから、滅多に人がやらない事・自分
は出来ない事をやっている人を見ると、「ああ、よく頑張ってはるわ」、と善意で思ってしまう人が多い、と言うことが2点め。

 たしかに「朝に駅立ちして1時間や2時間頑張る」なんて、普通に生活してる人には出
来ません。
 (そもそも普通の市民が生活のために仕事に出る時間帯に、仕事もせずに駅立ちして生
  活出来てるわけですが・・・) 

 ですからその駅立ちが「挨拶するだけ」の何ら内容が無いものであっても、何度も続け
ていたら、半年とか1年続いていたら、世人の甘い善意から(自分には出来ない事を)「よく頑張ってる」という好評価を受けるわけです。

 「挨拶するだけとは、人を舐めたマネしてるな」、と批判的に捉える市民は、日本では少数派です。
 しかし、本当は多くの市民が「仕事にも行かんと挨拶してるだけじゃアカンやろ。あん
たは何がしたいんか、ちゃんとビラを出して、演説でも説明してくれよ」、という感覚になっていかないといけません。

 戸田はそう思います。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-221-208-139.s04.a027.ap.plala.or.jp>

※ほかにも2〜3書きたいことがありますが、それは後日に・・・・・
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 戸田 E-MAIL  - 08/11/11(火) 7:03 -
  
 タイトルの通りです。
 それではまた。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i220-221-208-139.s04.a027.ap.plala.or.jp>

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