ちょいマジ掲示板

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生活保護問題について:匿名メールへのとりあえずの7/5返信。(参考資料提示) 戸田 08/7/21(月) 17:02
■匿名Bさんへの長文の7/21第2信:戸田の「ちゃんとした答え」として 戸田 08/7/21(月) 17:17
朝日新聞朝刊「生保申請45%」 中山 茂 08/7/22(火) 10:01
朝日新聞関西版 中山 茂 08/7/22(火) 10:21

生活保護問題について:匿名メールへのとりあえずの7/5返信。(参考資料提示)
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/7/21(月) 17:02 -
  
 「匿名メール」さん、6/30メールありがとうございました。
 いろいろ片づけないといけない事が多くて、返事が遅れていてすみません。

 じっくり書いた返信を出そうとは思っているのですが、まだその時間がとれま
せんので(数日くらい以内には出そうと思っています)、とりあえず、議論の前
提として読んでおいていただきたいものを(戸田HP内の戸田の意見や分析など)
挙げておきますから、まずはそれらを読んでおいていただきたく思います。
     ↓↓↓
●生活保護に関して「市民の間にある黒い渦」について:05年10月議会質問 
   戸田  - 07/10/24(水) 2:12 - 
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=2656;id=

●Aさん主張が「歪んだウップン晴らし」であることを指摘批判します 
  戸田  - 07/10/24(水) 2:02 - 
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=2655;id=

◎戸田の質問全文と準備メモ5;住民の共感を得て共に進む地方政府としての姿勢           
     戸田  - 07/3/17(土) 9:16 - 
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1246;id=

▲自公財界結託政権が悪化させた諸問題メモ(1)格差と貧困。所得再分配が逆方向の日本 
          戸田  - 07/3/13(火) 9:35 
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1217;id=

▲自公財界結託政権が悪化させた諸問題メモ(3)格差・貧困問題の追加 戸田 - 07/3/13(火)
     http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1219;id=

▲自公財界結託政権が悪化させた諸問題メモ(4)生活保護、補足率1〜2割こそ問題 
       戸田  - 07/3/13(火) 10:45
    http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1220;id=

▲議会答弁無視・無知のズボラ行政糾弾!(1):広報での生保費増説明の改悪糾弾! 
      怒りの戸田  - 06/12/18(月) 16:13 - 
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=823;id=

◎みんなで考えよう!門真の生活保護と国保の問題
    http://www.hige-toda.com/_mado04/kokuho/index.htm
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-93-161.s04.a027.ap.plala.or.jp>

■匿名Bさんへの長文の7/21第2信:戸田の「ちゃんとした答え」として
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 戸田 E-MAILWEB  - 08/7/21(月) 17:17 -
  
 匿名さんへ。大変遅れましたが、「ちゃんとした答え」としての第2信を送ります。
 「ちゃんとした答え」というのは片手間では書けません。匿名さんには耳障りな言葉
もあろうかと思いますが、戸田の本気の回答だと言うことで受け止めて下さい。
 「匿名さん」というのは書きにくいので、以下では「Bさん」とさせてもらいます。

1:Bさんが本当に真剣に「生活保護の不正受給を無くしたい・調査させたい」と思って
 いるのならば、少なくとも戸田に対しては実名・住所・電話を伝えて下さい。
  そうでない限りは、メールで書かれてきても調査も対応もいたしません。

2:文面からしてBさんは、おそらくは門真市民で低所得な人だろうとは思いますが、本
 当にそういう人の真面目なメールかどうか、裏付けがありません。
  また、低所得な人々を苦しめてきた根元たる自公政権への批判に意識を向けずに、実
 際は「低所得の人どうしの間でいがみ合い・足を引っ張り合う」構図にどっぷりはまっ
 て憤りに駆られてしまっている事が、大変残念です。

 ・本の生活保護は貧困者補足が非常に低く、本来はもっと多くの人が「権利としての保
   護」を受けられるべきなのに、そうなっていない。
 ・生活保護の不正受給は極くわずかであって、圧倒的多数の受給者が慎ましく、肩身の
   狭い思いをして受給しているのに、過剰な疑念とバッシングを受けていること。
 ・貧乏人どおしの敵対や足の引っ張り合いは、何の救済にもならないこと。
 ・生活保護を受けていない低所得者の困窮は、低すぎる年金など、生活保護以外の制度
   が悪すぎるためであって、それの改善を求めるべきであって、生活保護への攻撃や
   支給費削減要求は貧困問題の改悪になるだけであること。

 等々を、分かってもらえるはずの検討資料を多数紹介したにも拘わらず、何ら具体的反
論意見も述べずに、「読ませてもらいました。でも納得できない」では、全くがっかりです。
 どこがどう「納得できない」のか具体的に示してもらわないと、対話しようがありませ
ん。
> そして本当に生活保護を受けたくても受けられない方もおられると思います

 ↑・・こういう気の毒な人を作り出しているのは、政権批判とまっとうな貧困対策要求
  に意識が向かわないで、生活保護攻撃の黒い怨念にとりつかれている人間が、日本で
  は多いからだという事にぜひ気づいて下さい。
   (政府や行政がそれを煽り・利用している)
  そしてBさんも無意識にその一員となってしまっていることも自覚して下さい。  
  
>きりつめて生活してるのに給料は上がらないのに税金ばかり上がるのには不満です。

 ズバリ言いますが、Bさんの生活の向上(と納税者としての納得)を実際に図るには、「生活保護不正受給疑念」に100の怨念を注いでも何の効果もありません。
  そんな所に怒りのエネルギーを向けるよりも、70の力でいいですから、「絶対に選挙
に行って自公以外に投票する」、「給料を上げるために連帯ユニオンなどの労働組合に入
って要求行動をする」ことに力を注いで下さい。

  政権を変え、職場の力関係を変えない限り(労働者としての要求行動をしない限り)、
税金は正しく使われないし、給料も上がりません。   
 「地元行政に対して注文を付ける」ことも「政治を変える」事の大事な一環ですが、
弱者間での攻撃や根拠があやふやな非難では行政をよくできません。

3:行政の制度自体など外形的・客観的に明白な事例ならば、匿名での問題提起であって
 も調査などしますが、個々人の給付事例や不正疑惑などについては、戸田が通報者と緊
 密に連絡を取り合って、協議や確認できる保障がないと、役所に対して重みがないし、
 正確な調査ができず、また通報者への調査結果の報告もできません。
  
  ましてや「メールアドレスだけ」では細かいニュアンスを伝えきれないし、通報者の
 信頼性も薄く、微妙な個人情報が外部流出させられる恐れもあって、不適切です。 
  必ず戸田が直にあって話をする、電話でやり取りして細かく事実確認するなどの関係
 性が絶対に必要です。

  本当に門真市民かどうかも不明、名前も住んでいる所も名乗らない人と細かい話をす
 る事はとうてい出来ません。
  「行政チェックを職務とする議員であっても」そうだし、また「議員という公人であ
 るでからこそ」、あやふやな話で他人や行政をつつくわけにははいかないのです。

4:特に生活保護の場合は、「保護を受けているか否かも個人の秘密情報」ですから、
 市 当局以外の人間からの調査が難しいし、市の方でも「○○は保護を受けている・
 いない」、「疑惑通報の通りに不正があった・改善させた・不正は無かった」等々の
 回答を外部の者に出せない、という事情があります。
  市が外部に公表できるのは、不正受給の事実が確認された場合だけで、その場合でも
 実名を出して公表するのは悪質で刑事事件として立件された(逮捕など)場合くらいで
 す。

5:実際に、「保護を受けていない人が、受けていると勘違いされて陰口を言われてい
 た」とか、「過去に受けていたが今は受けていないのに、保護を受けていると思われて
 生活内容を非難されていた」という例もあります。
  適正な受給なのに、市民の側が法的な無知から不正受給と思い込んで陰口を広めてい
 た、という例もあります。

  また、そういう間違った不正通報やウワサであっても、逆に正しい通報で不正受給を
 無くした場合でも、「その人が保護受給者か否かも秘密」のため、市が通報者市民側に 何とも答えられず、「市は何もしない・癒着している」との誤解を解くことが出来な
 い、という面もあります。

6:Bさんが唯一「自分が直接知っている事例」として挙げている「保護を受けながら男
 性名義のマンションに男性も一緒に暮らしてる人」については、

 A:「その女性が保護を受けている」という事の裏付けは何ですか?
   当人がそう言っていたのですか? 周囲の人からの伝聞ですか?

 B:「男性名義のマンションに一緒に暮らしてる」とは具体的にはどういう事ですか?
    なぜ「男性名義」と分かるのですか?
   女性が自分の住居を持っていて、男性のマンションに入り浸っているのですか?
     ・・・これなら「個人生活の自由」の範囲内かもしれません。
   男性名義のマンションを自分の住居として届けていて、同居人として保護を受けて
  いるのですか?
   その上で役所が保護認定しているのならば、正当な理由を役所が認めたからではな
  いですか?
   もし女性が「役所に隠し事している」と言うのであれば、具体的にはどういう所で
  すか?
  
   ざっと挙げただけでもBさんの情報には、戸田からすればこれだけの疑問や不明な
 所があります。
  とうていメール情報だけでどうこうするような精度の情報とは言えませんし、たとえ
 Bさんがその女性の実名住所等をメールで出してきたとしても、Bさん自身が戸田に実
 名を出して話をしようとしない限りは、それで役所に問い合わせする事はできても、そ
 れ以上に調査を深めたりすることはできないでしょう。

7:既に示した資料などからも分かるはずですが、ケースワーカーの人数不足で十分なチ
 ェックがしきれていない、という面はあるかもしれませんが「門真の生活保護は監視が
 甘い」とか、いう事ではないと私は考えています。
  「合言葉に離婚したら門真に行ったらいいって噂がたってる」事自体は事実かもしれ
 ませんが、いい加減な憶測による噂に過ぎません。
 
  日本全体で憲法と法の趣旨にそぐわない・貧困者の補足救済の度合いが低い対応をし
 ている中で、門真市が相対的に適正な受け入れをしていて、他市が厳しすぎる結果、  「門真市が保護を受けやすい」という現象や印象が発生した事はあるかもしれません
 が、それは何ら咎められるべきものではありません。
  「比較的相対的に立法趣旨に忠実な行政をしている」として評価されるべき事でしょ
  う。(門真市が「特に人権に優しい生活保護」をしているとまでは思えませんが。) 
  上記のような、法の趣旨を理解しない、いい加減な憶測が、適正な審査をしている行
 政マンにプレッシャーをかけ、「北九州市型」の冷血行政に押しやる事の方を心配すべ
 きです。

8:Bさんは「生活保護を受けている人はささやかな娯楽も外食もせずに家でひっそりし
 ているべき」とでも考えているのですか?
  戸田資料にある「毎日喫茶店に来ていた老婦人を来れなくした人達」みたいに。  
  もしそんな「引きこもり生活」しかできないお金しか保障しないとすれば、精神的に
 も身体的にも種々の病気を誘発し、かえって医療費などの行政出費を増やしてしまうこ
 とでしょう。

  Bさん、「健康的で文化的な最低限の生活(の保障)」とはどういう事なのか、考え
 てみて下さい。
  パチンコ通いが文化的とは言い難く不愉快だ、という感情は理解できますが、本や新
 聞にカネを使うのも、パチンコにカネを使うのも、決められた支給費の中でどう使おう
 が個人の自由に属することだと、認めなければなりません。

  人が汗水垂らして仕事している時間にパチンコで時間を潰しているのは腹が立つかも
 しれませんが、仕事がなく収入がないから生活保護を受けているわけで、パチンコに行
 こうが喫茶店に行こうが、カラオケに行こうが、不正受給でない限り、限られた金の中
 で自己責任で金を使う事に他人がとやかく腹を立てるべき筋合いの事ではありません。

  保護者それぞれの生活は、それぞれに尊重されるべきものとしてあるのです。
  地域での個々人の消費は、地域のお店の経営と雇用に役立っている、という面も併せ
 て考えて下さい。
  
9:戸田は、生活保護問題について、実名を明かした責任のある通報であれば、真剣に調
 査していきますが、匿名のあやふやな情報では動きません。 
  また、確度の高い情報もないのに「何か不正があるのではないか」という仮定に立っ
 て生活保護受給者を調べ回ることもしません。

  ただ、行政に対して適正な審査や生活・就業指導ができるだけの人員や体制の整備を
 する事や、保護から脱却しやすい社会環境や制度を作る事、市民の中にある誤解や偏見
 を解く努力をする事は求め続けます。
  「市民の不満がたまる」事を解消する道はそれしかありません。決して生活保護受給
 者全般に厳しい目を向けたり、市長や行政をその方向に動かそうとする事によってでは
 ありません。 

10:私が議員になって痛感したのは、門真市政・市民意識の向上改善を阻害してる主要因
 のひとつが、「生活保護者がけしからん」という、後ろ向きでいつまでも同じ所をグル
 グル回るだけの、本当の政治批判の発展性も合理性もない黒い怨念だ、という事です。

  匿名手紙でしつこく書いてくる人もいるし、居酒屋でも、市民勉強会をしても、それ
 ばかり言って不満をあたり散らす人がいます。
  そういう人は、一方で自分の権利や給料を守ることは自分で何もしない、選挙に行く
 ことすらしないで、生活保護問題で文句を言うだけ、という場合がほとんどです。

  門真市民は、これを脱却しないと門真をよくする事もできないし、自分の生活をよく
 する事もできません。私はそのように強く考えています。
 改めて、以下の文を掲げておきます。 
     ↓↓↓
●生活保護に関して「市民の間にある黒い渦」について:05年10月議会質問 
    http://www.hige-toda.com/_mado05/2005/2005_9/toda_situmon.htm

 また、市民の間では生活保護費支出が財政を傾ける元凶だと思ってしまっていたり、不
正受給が膨大に存在するかのような風評が抜きがたく存在しています。
 それらは一般市民の黒い渦を巻いている感すらあって、私は市民の間にできているミゾ
の深さを感じさせられます。  
・・・・・
 また、不正受給の問題も国の調査結果報道によれば全国平均1%となっており、仮に門
真市で水面下の不正受給も含めてその数倍あるという大胆な仮説を立てたとしても、受給
者が1000人いれば950人ほどは、やむにやまれず保護を受けて慎ましく暮らしている人々
です。
 受給者の圧倒的多数のまともな人々が、誤解に基づく生活保護迷惑論・不正論の嵐の中
で心を傷つけられて生活を送っていることを思うと、私は胸が痛む思いです。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
11:さて、Bさんへ。
  長文になりました、以上が戸田からの回答です。あなたの感覚意見とは正反対かもし
 れませんが、どうかじっくり考えて下さい。
   次から生活保護問題で戸田にメールを出される時は、あなたのお名前・住所・電話
 を明記して下さい。
  そうでない場合は、今後は対応をしませんので悪しからず。

 なお、具体的事実の通報ではなく、意見を述べたいのであれば、「ちょいマジ掲示板」
   http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=
に投稿する、という手もあります。
 こちらはメールアドレス記載無しでも、ペンネームさえかけば投稿して社会に公表でき
ます。 

 この文章を書き上げるのに5時間超を使いました。全くの匿名の人に時間を割くのは、
これが限度です。それでは。
                   7/21(月) 午後4:52 戸田ひさよし
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@i58-94-93-161.s04.a027.ap.plala.or.jp>

朝日新聞朝刊「生保申請45%」
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 中山 茂 E-MAIL  - 08/7/22(火) 10:01 -
  
大阪の中山です。
以前、生活保護問題で書き込みをした者です。
二二日、朝日新聞の一面トップに標題の記事が載っています。
06年度は34万8276世帯が窓口に訪れ、申請されたのは15万5766世帯で、申請率44・7%だそうです。
戸田さんにメールを送った匿名のBさんと同じく、生保にたいする偏見がまだまだ強いです。行政はこの「世論」を背景に、強引な「指導」(水際作戦と言うそうです)がなされているのでしょう。
日本国が定める最低生活費以下の収入しかない世帯はその差額が生活扶助費として支給されます。これは当然の権利であり、条件にそろっている(処分可能な不動産などがない場合など)世帯は無条件で支給されます。本来、窓口ではすべての申請を受理しなければなりません。しかし、窓口で申請させない「説得と教育」が横行しているのが現状なのでしょう。この「申請率45%」の現状がそのことを如実に物語っています。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)@softbank218130024025.bbtec.net>

朝日新聞関西版
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 中山 茂 E-MAIL  - 08/7/22(火) 10:21 -
  
中山です。
関西版にすでにダイジェストが載っていました。本紙2面には時々刻々で詳しい資料も載っています。
では。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200807210052.html

生活保護相談後に申請した人、大阪・浪速区は21%(1/2ページ)
2008年7月22日
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 全国各市と東京23区の生活保護窓口へ相談に訪れた人のうち、生活保護の申請をした割合(申請率)は06年度、45%程度にとどまっていた。朝日新聞社が情報公開法に基づき厚生労働省から資料を入手した。生活保護の窓口で申請をさせない違法な「水際作戦」の広がりをうかがわせる。国が社会保障費の抑制策を進めるなか、低所得者層を救えない一因と指摘されていた。(永田豊隆、清川卓史)

 生活保護制度では、福祉事務所の相談窓口は、住民から保護申請を受け付けた後、収入や資産などを調査して保護を開始するかどうか決める。本人の意思に反して申請を受け付けない行為は生活保護法違反となる。

 申請率は05年度まで、基となる相談数の集計方法が市区の福祉事務所によってまちまちだった。06年度からは、相談に来た世帯の数を基に統一され、申請率が正確に出るようになった。集計方法を誤り、再集計不能の京都市を除く全市区分を朝日新聞社が分析した。

 06年度は34万8276世帯が相談に訪れ、うち15万5766世帯が申請。申請率は全国平均で44.7%だった。政令指定市は41.2%、それ以外は46.7%で、都市部の方が低い傾向にあった。

 指定市で最も低かったのは、北九州市の30.6%。06年当時、申請率の上限など数値目標を設ける保護抑制策が批判されていた。市は「親族による扶養など生活保護以外の指導に重点を置いた結果の(低い)数値。『不適切』との指摘を受け止め、改善を始めている」という。

 指定市での最高は千葉市の70.5%だった。市によると、福祉全般に通じたOB職員を窓口に配置し、必要な場合は保護につなげているという。


生活保護相談後に申請した人、大阪・浪速区は21%(2/2ページ)
2008年7月22日
印刷
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 ■同じ市のなかでも格差■

 同じ市のなかでも格差は大きい。保護世帯が全国一多い大阪市では、24区のうち北区の72.4%から浪速区の21.8%まで50ポイント以上の差があった。東京23区でも、足立、板橋、世田谷区は区内の福祉事務所間でも30ポイント以上の開きがあった。

 05、06年に北九州市で保護申請を断られた男性が相次いで孤独死するなど、窓口で申請書を渡さず相談扱いにとどめる「水際作戦」が法律家や福祉団体から批判されるようになった。厚労省も一部自治体への監査で06年度当時の相談記録を調べたところ、「申請意思を確認していないなど申請権の侵害が疑われるケースもあった」という。

 政府は、生活保護基準以下の低所得者のうち、実際に保護を受けている割合(捕捉率)を現在調べていない。しかし、複数の研究者らは15〜20%程度と推計しており、欧米諸国と比べて低いとされている。

 厚労省は今年4月、保護申請の意思を確認し、意思があれば速やかに申請用紙を交付するよう通知。自治体への監査でも、窓口対応の記録の点検を強化した。

 厚労省保護課は「相談したうえで生活保護以外の方法で解決するケースもあるし、対応が丁寧な福祉事務所に多くの相談が集まることもあり得るので、今回の申請率が妥当かどうかは一概に評価できない。ただ、06年度当時、申請意思の確認が不十分な例があった可能性もあり、今は徹底を図っている」としている。

     ◇

 〈生活保護制度〉 国が決めた「最低生活費」を世帯収入が下回る時、その差額が支給される。自治体の福祉事務所は保護申請を受けると、預貯金などの資産、働く能力、親族の援助などを調査し、保護の要否を判定する。申請を受ければ、必ず調査と要否判定をしなければならない。最低生活費は居住地や世帯構成で異なるが、大阪市や東京23区に住む3人世帯(33歳、29歳、4歳)の場合、家賃や医療費分を除いて約16万7千円。


▼中山 茂さん:
>大阪の中山です。
>以前、生活保護問題で書き込みをした者です。
>二二日、朝日新聞の一面トップに標題の記事が載っています。
>06年度は34万8276世帯が窓口に訪れ、申請されたのは15万5766世帯で、申請率44・7%だそうです。
>戸田さんにメールを送った匿名のBさんと同じく、生保にたいする偏見がまだまだ強いです。行政はこの「世論」を背景に、強引な「指導」(水際作戦と言うそうです)がなされているのでしょう。
>日本国が定める最低生活費以下の収入しかない世帯はその差額が生活扶助費として支給されます。これは当然の権利であり、条件にそろっている(処分可能な不動産などがない場合など)世帯は無条件で支給されます。本来、窓口ではすべての申請を受理しなければなりません。しかし、窓口で申請させない「説得と教育」が横行しているのが現状なのでしょう。この「申請率45%」の現状がそのことを如実に物語っています。
引用なし
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90)@softbank218130024025.bbtec.net>

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