'2000-7月 なんでも掲示板 記録 


 Re: もちろん知ったうえでのお知らせなんですよ
                            日付: 2000/07/31 6:31:02 名前: ヒゲ-戸田

 ご安心下さい。ちゃんと「自由・論争掲示板」は全て読んでいますから。
その上で、こちらだけの読者もいるのでそういう方への「ちょっといい話」的なお知らせと、「過去の記録」への保存の意味で書き込んだものです。

 記事の中でハンドルネーム「ひまた」さんの奥さんが実名で載っているので、そこらを考慮してとりあえずああいう書き方で書き込み紹介しておいた次第です。 今後もよろしくお願いします。



Re: ところでひまたさん、朝日新聞に点字と絵に突起のついた絵本の記事が・・
                                  日付: 2000/07/28 3:45:14 名前: ひまた

 ところで戸田さん。 ちょいマジ掲示板、たまには目をとおしてくださいよ。

> ところで、7/24(月)の朝日新聞大阪版(25面)に、豊中の元ベテラン女性教員(現在
> 非常勤教員)が「点字と絵に突起のついた」ユニークな絵本を出版された、という記事
> がありました。「カッピーのぼうけん」という本です。
> 目の見えない子供や親でも絵本を読める・読み聞かせできる、健常者も点字を知って障
> 害を特別視しない心を持ってもらいたい、という願いでつくられたとのことです。

 私の奥さんがその絵本の絵を描いています。



 この件、動労千葉・中野委員長の発言から見ると・・
                         日付: 2000/07/27 5:06:50 名前: ヒゲ-戸田

 共産党・共産党勢力の対応について、ホームページで動労千葉の中野委員長の発言があったので紹介します。 http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no/f1967sm3.htm
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・・・・・・いまひとつ、日本共産党・革同の上村グループがこの急先鋒(せんぽう)です。ただ、全労連も真っ二つです。共産党も「四党合意」をめぐって見解をいまだ出していない。だけど、国労内の共産党は最強硬派です。
 全労連だけでなくて、あらゆる戦線で、国労の態度をめぐってどういう立場をとるのかで分岐が起きている。そのくらい国労の存在、去就が重大な意味を持っていることを、特に国労の組合員は認識しなければならない。そういうことが分からない幹部を吹っ飛ばさなければダメだ。そうじゃないと国労は前進しないですよ。
 七月一日以降、「演壇占拠」を「暴力行為」とするキャンペーンが国労の中で出ています。中央執行委員会の声明やエリアの機関がさかんに言っている。
自分たちの組合員に「暴徒」という言葉を吐いている。
・・・・・・・ ・・・・・・・・・
 国労の中央本部の権力を握っている者たちは、闘争団の三分の二以上も反対しているのを承知しながら大会を強行して、それに反対したら、これを「暴力」だと言う。彼らは機動隊まで導入して会場に入ろうとした。それで組合員がパクられている。
 そういうことをやって、闘争団が演壇に殺到したことを「暴力行為」なんて言う権利がどこにあるんだ。「だけどやっぱり暴力はまずいよ」と言う客観主義者がいる。「本部も悪いけど、あの暴力も悪い」と。そんな言い方はない。どっちかに立つしかないんです。
本部が悪いから こういうことが起こったんです。

 私は、「演壇占拠」は、全体の行動の総和だから、これは正義であると断々固として宣 言することが必要だと思います。臨大強行こそ、巨大な暴力である。これを弾劾しなけれ ばならない。
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 やっぱり闘争団売り渡しの国労内の革同派(=共産党)、社民党が汚れ役やってくれているので大助かり?しかし国労以外の共産党系は見解が分かれているようなのがせめてもの救い。赤旗ですっきりしたことが書けないのはこのせいだったんですね。

  中野委員長発言の最後の部分。
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 闘う労働運動の形成と一体
最後に、動労千葉の闘いですけれど、新「DC会館」をつくりました。ここを拠点に二十一世紀に羽ばたいていく。JR総連を解体して、若い労働者を結集したいと思っています。その上で、国鉄闘争の勝利は、闘う労働運動をどう形成していくのかという運動と表裏一体です。その運動の前進に応じて国鉄闘争の勝利の度合が決まる。
 国労や動労千葉が中心となった運動がどんどん広がることが敵に脅威になるわけだから。そういう意味で、十一月の動労千葉と全国金属機械港合同、全日建運輸連帯関生支部の三組合が呼びかける集会に、今年はなんとしても五千人を集めたいと思っています。
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 おお!我が連帯ユニオン・関生支部も断固共闘ですね。さすがは武委員長!異議なし!



 関係のHPと重要記事を紹介します。   日付: 2000/07/26 0:17:47 名前: ヒゲ-戸田

 ここで、国労闘争関係のHPをまとめて紹介しておきます。事態の推移をご注目下さい。

@「電脳キツネ目組」HPの中の国労闘争紹介
        http://www.zorro-me.com/miyazaki10/007123.htm
        http://www.zorro-me.com/miyazaki10/007123_2.htm
@がんばれ国労闘争団          http://www.jca.apc.org/ouen/
@国労闘争団ともにネット         http://www2s.biglobe.ne.jp/~tosodan/
@ビデオプレス               http://member.nifty.ne.jp/videopress/
@社会民主党に四党合意の再考を求める要請書
                    http://www.jca.apc.org/ouen/shaminyo.html
●準備3号/重要・続開大会をめぐる情勢(7.22) http://www.jca.apc.org/ouen/junbi03.html
 この中の記事が事態を理解するのに重要だと思うので、抜粋を紹介します。
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 8月26日13時 社会文化会館で続開大会が決定。
臨大開催にあたっての条件整備の核心は何か?
・・・・・・
 このように宮坂書記長の言う8・26続開大会の条件整備の核心とは、運輸省の意向を汲んだ闘争団多数派の切り崩しであることは明確である。4党合意はこのように闘争団が頑張っていれば、全く意味がなくなってくるのである。

「4党合意」について指摘した当初の疑義や噂は、実は真実に近いニュースソースであった。
「和解金」については1人・80万円、雇用については、JR西日本下請け系列を含 めての受け入れで数十人程度などである。JR東日本の受け入れはその体質からして拒否されている。・・・・・・・・・・・
・・・JRに法的責任がないことと引き替えに、東京地裁が認めている「例え不当労働行為があったとしてもJRに責任はない」を逆手に取った清算事業団責任論である。 ・・・・ごまかしもいいところだが、「解決金」の額が余りにも少ない点が宮坂書記長達のネックである。この額からすれば和解金どころか見舞金であり、闘争団の要求とはその前提からして全く違ってくるからである。

 国労闘争団は、明確にその解決案の事実を受けいられるかどうかで闘いを組むことだ。

 包括的解決案などは国労本部が勝手にでっち上げた大言壮語に過ぎない。そしてその手続き論を先行せざるを得ないことが解決案そのものの水準の低さの証明でもある。なぜ「JRに法的責任がないことを認める」「大会(臨大)で決定する」を前提とし たかの理由がはっきりとしてくる。解決内容が全くお話にならない和解金や雇用だからである。故に、その解決案がもし最初から明るみ出たら、国鉄闘争が大会で到底、終結できる見込みがないからである。

 ジャンケンにおいて必ず勝つ方法はルール違反のジャンケンの後出しである。だが今回は全くそれと逆なことが国労本部とJR・運輸省の間で起こったのである。JR・運輸省は最初からグー(話にならない解決金と雇用)を出していた。そして国労・宮坂達はそれを知っていてチョキを出したのである。負けは当たり前である。
 またジャンケンゲーム終了こそJR・運輸省がJR完全民営化法案の成立を控えて望んでいたことであり、まさか宮坂書記長が負けのチョキを出すとは思っても見なかったことであろう。宮坂書記長達が何らかの理由でJR・運輸省よりももっと早く闘いをやめたかったからである。

 国労闘争団がその解決案の事実(結論)に期待したり目を背けてはならない事態に立ち至って
いる。「4党合意」派の闘争団においても、団員がその解決でいいかどうかを問うべき時に来てい
るのである。

 社民党に対して四党合意を再考する署名・ハンガースト・支援に立ち上がろう8・26続開大会が開かれようと「4党合意」に基づく本部方針は先が明確に見えてきた。その話にならない解決案に納得するなら続開大会を受けるべきであり、そうでな ければ「4党合意」反対の大衆行動に決起するときである。社民党に対する再考をうながす要請行動は全国に呼びかけられて、今、その署名は続々集められてきている。改めて「4党合意」問題に対する全国の労働者の関心の深さに驚かされる。

 7月25日〜28日、衆議院第2議員会館前の座り込みを計画している。さらに27日正午から非暴力直接行動のハンガーストライキを決行する準備が進んでいる。
 働くものの人権を守るネットは、多くの闘争団・家族、争議団、職場の労働者、支援の労働者に呼びかけを行っている。
「4党合意」NO!、社民党に再考を求めるハンガースト・座り込み行動に結集しよう。



 7月1日の臨時大会での闘争団家族の発言です。
                               日付: 2000/07/26 0:05:45 名前: ヒゲ-戸田

 7月1日の臨時大会での闘争団家族の発言(抜粋です。詳しくは以下のHPへ)
                http://www.zorro-me.com/miyazaki10/007123_2.htm

一北海道旭川音成子府闘争団家族、藤保実年子さん一

・・・・・・・・・・・・ どうして本部は闘いを放棄するんですか国労の正しさを信じて闘ってきた私たちの14年間がどうなるかの瀬戸際です。だれが責任とってくれるんですか。JRに責任ないということを認めてしまうと、後は何が残ってるんですか。子どもが聞いたって分かるじゃないですか!責任ないものに「何とかJRに戻せ」「何とかお金を出せ」、責任ないものに何でそこまでしなきゃならない。責任があるから補償するんだろう。だから、「JRに責任ない」ということを認めてはいけない!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 大変興奮しているんで私言葉悪いかも知れませんが、みなさん勘弁して下さい。これは14年間の怒りだと思って聞いて下さい。今私たちが国労の旗にしがみついて「切り捨てないでくれ!」と泣き叫んでいる姿が目に見えますか。この中には、差別という大人社会の犠牲にされ、子供なりに心傷つき、「お父さん、正義は勝つんだよね」、一緒にコブシを固めてきた。いくら14年たって社会人になっても、今でもJRで働く父親の姿を求めてがんぱっているんです。

 そういう子どもたちがいっぱいいるんです。息子の正しさを証明したい。数々の署名を集め、肩身の狭い思いをしながら、精神的苦痛に耐えて、今でもがんぱって書いる親 たちもいるんです。それなのに、本部独断でこういう「4党合意」を決定するとは何事ですか!闘争団に何の相談もなく、そして「4党合意」するにあたって、何の保証があるわけでもなし、何の担保もないのを分かってで、無責任に私たちの人生を勝手に決めないで下さい!私たちが望んでいるのは、どんなに苦しくたって、どんなに辛いことがあったって、夫の解雇撤回、政府の責任でJRに戻すご『と、私たちの悩み苦しんだ14年間に謝罪すること、闘争団そして家族は、この要求は一歩も譲れません!

 国労の全面解決要求かちとるまで私たちはがんぱりますぜひ「JRに責任ない」などという議論じゃなくって、国労の旗に自信と誇りを持って、支援者の前に出ても恥ずかしくないような闘いの方針を議論して下さい。
IL0勧告を生かす国労としての闘いを、全面解決要求をかちとるまでがんぱって下さい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今日一日、どれだけの方が私たちを支えて、一緒にこの暑い中座ってくれたか。みなさん一緒に見てて分かるでしょ。分からなかったですか。私たちはILO勧告を生かした全面解決要求をかちとるまで闘うために、そういう議論をして下さい。支援者を裏切るようなことはしないで下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・                  (国労共闘全国協議会のパンフより)



 じゃあ共産党が闘ってくれるかというと、そうでもないわけで・・
                            日付: 2000/07/25 23:20:14 名前: ヒゲ-戸田

 上記のような社民党の闘争破壊加担に対して、「正義の共産党」が敢然と闘ってくれているのか、というとそうでもないようで、「4党合意」路線に走った社民党とそれに激しく反発する大半の闘争団を横で見ながらも、4党合意路線を粉砕する闘いはなぜか組まないで、「4党合意路線に消極的支持を与えている」ように思えます。
 共産党も大々的に支援してきた、日本屈指の労働争議が重大局面を迎えているというのに、7/1臨時国労大会の紛糾―休大会についての赤旗報道は極くわずかのものでしかなく、4党合意路線への厳しい批判が見られない「客観報道」にとどまっていました。

 この点について、参考になるHP記事の抜粋を載せておきます。
がんばれ国労闘争団 http://www.jca.apc.org/ouen/ のHPの中の準備3号/重要・続開
大会をめぐる情勢(7.22)の記事の抜粋 http://www.jca.apc.org/ouen/junbi03.html
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 続臨時大会開催をめぐる情勢と闘いの呼びかけ 8月26日13時社会文化会館で続開大会が決定。臨大開催にあたっての条件整備の核心は何か? 続臨大を開催するにあたって、本部宮坂書記長は、エリア本部などの役員の早期開催 要求に対して、しばし慎重な態度で臨んできた。
 宮坂書記長は、8月26日の続開大会開催にあたりその条件整備として、国労闘争団 との話し合いをまず第1に上げ、「国労闘争団全国連絡会議」(以下全国連絡会議)との話し合いに入ることを中央委員会決定とした。

 この全国連絡会議との話し合いこそ7・1臨大以後の情勢の核心をなすものである。周知のように「4党合意」以後、全国連絡会議は、革同派の闘争団が多数を占めている、札幌闘争団、釧路闘争団、小倉闘争団などいち早く「4党合意」を評価して、7・1臨大開催に賛成し、臨大開催に反対する闘争団と意見対立をして、事実上機能停止に陥ったのである。

 もともと全国連絡会議は、闘争団の任意組織であり、意見対立が克服されない以上、国労闘争団の総意を代表するものにはなっていないのである。にもかかわらず、宮坂書記長が全国連絡会議との話し合いを続開大会の条件整備の第1に上げたのは、明確な意図があるからである。

 その意図するものは、「解決案なき続臨大開催に反対する闘争団」の切り崩しである。全国連絡会議との話し合いとは、「4党合意」に反対している闘争団の恫喝と話し合いをしているというポーズと同時に闘争団の分裂を固定化して、反対派を切り崩していく為に行おうとしているのである。
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@この記事で「革同派」といわれているのが、国労の中で共産党系と目されている人々のことですから、共産党も(自らが作り出したものでないにしろ)、4党合意路線に反対していないようであることが伺えます。詳しいことは赤旗と国労支援の各種HPを読み比べていけば、見えてくるでしょう。

 最悪のパターンとして考えられるのは、共産党・共産党勢力が4党合意路線に反対する国労闘争団と支援勢力を丸ごと「過激派暴力集団」扱いして排撃キャンペーンを張っ ていくことです。そうならずに、不当首切りの責任者である政府とJR資本に対する闘いの再構築を図って4党合意路線粉砕で大同団結していく途に共産党も積極的に参与してくれることを、戸田としては望んで止みません。



 社民党は国労闘争潰しの「4党合意」押しつけを直ちにヤメるべし!
                            日付: 2000/07/25 22:14:03 名前: ヒゲ-戸田

 市民派躍進で面目一新したはずの社民党だが、まだまだ旧いボス交体質の部分に引き回されて、とんでもない悪行に手を染めてしまっている。一刻も早く手を切らないと心ある労働者・市民から見放されてしまうことを社民党に強く警告しておきたい。それは言うまでもなく、14年間も闘い続けてきた国労闘争を潰して権力・JR資本に売り渡す「4党合意」の国労(闘争団)への押しつけのことである。

 詳しくは別記HPなどを見てもらうとして、国鉄解体民営化に名を借りて「国家的不当労働行為」を為してきたJRに「法的責任がないことを国労がまず大会で認める」という全面屈服・武装解除を国労に強要して、それから「何らかの救済措置」を考えてあ げましょう、という全く恥知らずで度し難い闘争破壊を、与党3党のみならず社民党が、というよりも社民党が闘争からの逃走を図りたがっている国労本部と積極的に合作して、国労闘争団を切り捨てにかかっているのである。

 「4党合意」承認を狙って強行された7/1臨時国労大会は、闘争団・家族と支援者達の火を噴くような決起によって、ギリギリの所で休会に追い込むことができたが、8/26 続行大会での承諾強行の危機が目前に迫っている。

 なんで社民党がこんな闘争破壊に手を染めたのか、ということでいうと、我が宮崎学総裁の「衆院選挙で社民党必敗と踏んだ社民党の労対部分が、今のうちにと与党との取引に選挙前に走ってしまったんやろ」という分析が説得力があるけれども(詳しくは <任侠の立場から国労のクビ切り反対闘争を支援する。>http://www.zorro-me.com/miyazaki10/007123.htmを見て下さい)

 7/28に行われる社民党大会で、この誤った「4党合意」路線を撤回して、国労闘争支援の立場に戻ることを社民党に求めてやまない。そのためにメール・FAX他の手段で社民党関係者への働きかけも行っていく。以下に電脳突破党・キツネ目組のHPからのダイジェストを掲載する。
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<任侠の立場から国労のクビ切り反対闘争を支援する。> (抜粋)

・・・で、結局、日本最強の労組だった国労もガタガタになってしもたんやけど、その中の根性ある連中が、そのまま14年間この「闘争団」ちゅうのを組んでがんばっておった。
・・・・・・・・・・・・・・・ ところが、ここにきて、急に国労の幹部連が、「このさい、野中広務さんにゴメンナサイと謝って、闘争を中止しようや」、みたいなことを言うて、7月1日に「もう闘争 はやめよ」と決定しようとした。これを「4党合意承認」ちゅうんやな。が、これは失敗した。なんせ、「JR、すなわち会社側は法律的になにも悪いことをしていないことを認める」というんやから、それやったら、なんで闘争してきたんや?ゆう話になる。
 それも、それを認めて恭順の意を表していたら、なんかええことあるんか、ゆうたら 「あさって7月3日に野中広務様が我々にお会いしてくださる」、というだけの条件ゆうんやから笑わせるやろ。そこで、全員の雇用が確保されるとかいう保証は全くゼロ、100パーセントの投降路線や。・・・・・・・・

★「4党合意」のヒミツ★
 なんで、急に国労が弱気になったか、ちゅうと、この問題を「穏やかに解決しよう」 ということで、自民、公明、保守の3与党と、なんと土井たか子の社民党が、合意してしまいよったんや。
・・・・・・・・・この話はじまった、つまり野中路線に投降する、ちゅう話でたんは、たぶん、総選挙 のだいぶん前や。そんときの予想では「自民党圧勝」やったし、ちまたでは、社民党解党、いわれとったやろ。しやから、社民党幹部らが、この闘争を切り売りしてしまいよったんや、とにらんで おる。旧社会党というのはそういう連中が食いつぶしてしもた「革新政党」なんやね。
・・・・・・・・・・・
 ところが、社民党は総選挙で予想外の健闘をして、保坂展人とか、辻元清美とか労組的でない議員が当選してしもた。しやけど、いまさら「いや、実はこうなるとはおもわないで、国労闘争を売り払ってしまいました」とはまさかいえない。
・・・・・しかし、このままやったら気の毒なのは、闘争団の1047人、やったかな、最後の頼み、としておった大組織に、自分らのしらんまに裏切られてしまったわけや。・・・
 組織なんかつぶれてもかまへんから、最後まで戦え、というのだ。それでこそ労働運動というのは未来が開ける。それを「この団結を次の飛躍に備えて」とかいうていつまでも戦うふりだけして、組織を温存してきた結果がこうなってしもたんや。・・・・・

★個闘の労組マン登場★
 ところが、ここに、弓削章吾ならぬ、リストラされたサラリーマン・労働者の味方、設楽清嗣(東京管理職ユニオン書記長)が「1000人もクビ切られたあげく、労組に まで裏切られるのを黙ってみとられんで、宮崎さん」と一人で救援に乗りだしよったん や。・・・それに、闘争団の家族には、一喝されて、委員長が逃げ出したとかいう、なんやえらい元気のええおばちゃんとかおって、わし、こおいう強いタイプすきやし、こ の戦いはそういうおばちゃんらががんばっておるかぎり勝てる。
・・・・この闘争に限って、「闘争団」を応援することにした。それはいまや自分の労 組幹部からも邪魔者扱いされる「弱いもの」になってしもたんやから、これを助けるのが任侠の道だからである。
                                  2000年7月23日未明  宮崎学



黒田清さん・日本共産党・部落差別問題、そして統一戦線を考える
                     
日付: 2000/07/25 19:28:25 名前: ヒゲ-戸田

 ここ10年くらい黒田清さんと言えば、一般的には「日本共産党を応援する文化人」 と見なされているだろう。(以下、日本共産党は単に「共産党」と略する)ご本人も共産党支持を公言して「私は半分共産党という意味で「半共」です」、と特にこの2〜3年は言っていた。

 しかしその黒田さんに、共産党とどうしても認識の違う重大な問題がひとつあったことを知っている人は少ない。共産党側はもちろん両者の違いの存在を公表しないから、共産党支持者の人々は当然それに気が付かないし(つまり黒田さんは共産党の主張に全面賛成と誤解したまま)、一般の人々もそこまで突っ込んで考えないから気が付かないできていることがある。

 それが部落差別問題に対する捉え方なのである。黒田さんは共産党の主張する「部落差別は解消されつつある。解同(部落解放同盟)こそが差別を助長している」という「反同和論」には決して組みすることがなかった。
 同時にまた、この問題での認識の不一致について、公に論ずることはしなかった。

 そのことに戸田が気づいたのは、96年の京都府知事選挙で、新聞赤旗全面を使った共産党候補者と黒田さんとの対談記事を見た時だった。京都は特に同和政策に絡む問題がいろんな意味で多い所で、共産党はいつものように同和攻撃宣伝を盛んに行っていたのだが、なんと黒田さんとの対談では共産党の主要政策のひとつであるはずの同和問題に全く触れていないのだ。

 京都の多くの良心的活動家をして、「共産党があのエゲツない同和攻撃を控えてくれたら共産党候補支持に踏み切れるのになぁ」と嘆かせていた 「重要課題」が黒田さんとの対談の場合だけ消えている、というこの事実!それから注意して赤旗を調べてみると、黒田さんとの対談ではどこでも同和問題がいっさい出されていないことがはっきり判った。
 黒田さん自身は反差別をはっきりと掲げて部落差別問題に向き合い、報道でも取り上げ、解放同盟はじめ同和行政や反差別の運動方面との交流も多い人である。

☆ここから判断されるのはただひとつ。部落差別問題について、黒田さんと共産党との間に大きな認識の違いがあること、しかしそれを公然論議化させないことや、共産党の宣伝媒体に黒田さんが載る時はこの問題に触れないことについての双方の了解が存在 したという「確かな推論」である。

 思うに黒田さんは、大局的に見て共産党を(いろいろ問題はあるにせよ)伸ばしていく ことが大事だと考えたのだろう。それが軍国教育を受け敗戦時14歳、焼け跡闇市を体験して朝鮮戦争時代に新聞社に入り35年、市井のドロくささの中で叩き上げてきた庶民派ジャーナリストならではの、「前衛神話崩壊(60年安保)」以降の左翼運動や反差 別運動から直に社会運動に入った人や「ヤメ共」的な体験の人(=共産党への批判や恨み節が先に立ってしまうタイプの人)とは違う、黒田さんの政治的判断だったのだと思う。

 共産党との認識の違う部分について、「小異を残して大同につく」大同団結の精神と、公に論議すれば必ず共産党叩きの反動勢力に利用されてしまう不利がはるかに大きい、という判断で対処していたのだろう。
 この問題について、戸田はずっと黒田さんに聞いてみたいと思ってきたが、切り出す機会を作れないままに、遠い所に逝かれてしまって果たせなくなったことが残念だ。

 ささやかな例だが、97年6月の門真市長選挙で元共産党市議の候補を推す「住みよい門真市政をつくる会」に戸田が参加した時、赤旗の黒田さん対談記事の例も持ち出して、当初の政策案にあった「差別を持ち込む解放教育をやめさせる」、という項目に異議を唱えた結果、「いじめや差別を持ち込むかたよった教育をなくする」という文言に変えてもらったこともあった。(門真の共産党勢力もそれを受け入れてくれた)

 また97年・98年の学童保育の市民集会で、従来の共産党勢力の他に(共産党と犬猿の仲だった)連帯ユニオンや、社民党勢力も参加できてより幅広い結集を図れたのも、「黒田さんの賛同」という旗印があったればこそできたことだと思う。

@共産党ほか様々な立場性を持つ左翼勢力・社民勢力・市民住民運動・労働運動・農民漁民運動・・・が護憲平和・自治・共生の幅広い統一戦線を地域に根ざして形成していくことこそが日本社会を良くして行く途だと、戸田は確信しているが、その「肝いり役」の1人として、黒田さんへの社会的な期待は大きかったと思う。

 それは、有り体に言えば、共産党とそれ以外の左派勢力・市民運動勢力の間の大きな障壁のひとつとして差別問題の認識があり、この障壁を溶解するか留保して共闘する作風をつくらない限り、幅広い統一戦線は形成できないのが日本の現状だからだ。ある意味では「これから」、という社会状況の中での他界だった。つくづく惜しい人を亡くしてしまった、と思わざるを得ない。ご冥福を祈ります。



門真に寄せられた黒田さん・黒田ジャーナルからの支援を振り返る
                            日付: 2000/07/25 16:17:02 名前: ヒゲ-戸田

 戸田が初めて窓友会の例会に顔を出したのは、90年夏の太融寺での例会だったと記憶しています。まだ「よつば牛乳関西共同購入会」で仕事していて、生野区に住み、娘が10ヶ月あたりの頃、自己紹介のほかにも南北朝鮮統一の画期的な第1回「汎民族大会」のことなども話させてもらって、窓友会の新人紹介に載せてもらいました。

 その後、極くたまにですが友人も誘って顔を出させてもらいながら、97年に門真の 学童保育の全校設置の運動をしゃべらせてもらったり資料を送らせてもらったりして、以下のようなご支援をいただきました。

    <学童保育運動に関して>
@97年4/25日刊スポーツ「ニュースらいだー」に<「一部の子」のためと拒否する門真市>と題して、門真市の学童保育問題を取り上げて、行政と「与党」側の姿勢を厳しく批判。・・・・・門真の役所と議会筋でエライ騒ぎになった。
 黒田さんの記事に「けしからんから市議会として抗議すべし」、と息巻く議員もいたことが、5/18集会で共産党議員から紹介された。(呆れるね、全く。)

@97年5/8日刊スポーツ「ニュースらいだー」に、再び学童保育のことを取り上げ。
@97年「5/18学童保育を求める門真市民集会」の賛同人と賛同メッセージ。
 ==========================
 学童保育保育制度の充実は、私が念願としている「男女共同社会」の実現のために、なくてはならないものです。それを「一部の者」のためだからと拒否する姿勢は、まったく民主主義に反した考え方で、強い怒りを覚えます。「一部の者」は集まって、堂々とみんなが同列に生きる権利を主張しましょう。        「黒田ジャーナル」 黒田清
==============================
 この集会は、従来からの学童保育運動の陣形に加えて、共産党国会議員と辻元清美社民党国会議員、人権派弁護士、連帯ユニオンや戸田の市民運動仲間がともに賛同メッセージを寄せたり参加するなど、かつてない幅広い集会になりました。

@98年「10・2北巣本ふれあい裁判提訴集会」への賛同と、この事件について窓友新聞でも触れていただきました。

   <戸田と議会改革への支援>

@戸田が98年に市議選に挑戦することを決意した当初から、戸田の推薦人として黒田さんが名前と顔写真を寄せて支援してくれました。選挙本番のポスターや広報にも。
@当選後の99年9月議会での戸田懲罰問題で、窓友新聞に写真付きで記事掲載。
@99年12月議会での戸田への辞職勧告決議問題について、窓友新聞で紹介。

@2000年2月〜3月の戸田攻撃問題で、2月の日刊スポーツ「ニュースらいだー」にカバン禁止問題などを取り上げて、門真市議会の多数派側を厳しく批判。大谷昭宏さんと共に、「門真市議会の正常化を求める2/25市民集会」「同3/20市民集会」の賛同人になっていただいた。(大谷氏はテレビ番組で取り上げ、2/25集会で講演も引き受けてくれました。)
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆ほかにもあったかもしれません。今まで光を当てられることのなかった門真での運動を、広く世間に知らせていただいたことに改めて感謝を捧げます。  黒田清さん、ありがとうございました。



黒田さんの写真も載せずに死亡欄に一括した読売新聞の無惨
                           日付: 2000/07/25 11:25:21 名前: ヒゲ-戸田

 黒田さんの死亡を伝える24日(月)の朝刊各紙では、朝日・毎日・サンケイとも社会面で黒田さんの写真と解説付の記事にしていたが、「古巣」の読売新聞だけは、写真もなしで、「死亡欄」の中に一括掲載という冷淡さ。読売で勤続35年、社会部長10年以上を務めた日本有数のジャーナリストの死を伝えるにはあまりにおかしな扱い方である。

 「ネベツネ帝王」に逆らって読売を飛び出し、ナベツネ的マスコミへの批判を実践した黒田さんを「日本有数のジャーナリスト」として評価したくない、世間に注目してもら いたくもない、という読売新聞のホンネがよく分かる扱いだった。



黒田清さん死去!ああ、かくも気骨のジャーナリスト死す。合掌。
                             日付: 2000/07/25 11:06:49 名前: ヒゲ-戸田

 月曜朝刊を見てビックリ。日本で数少ない気骨のジャーナリスト=黒田清さんが 23(日)午前2時、膵臓ガンで亡くなった。享年69歳。

 大阪生まれの黒田さんは、読売新聞大阪本社で35年間社会部一筋で叩き上げた「ブ ンヤ」魂の硬骨漢。社会部長・編集局次長でコラム「窓」や「戦争展」の活動を切り広げる内に、東京本社のナベツネ(ファシスト政治家=中曽根との盟友関係を誇る読売新聞の帝王の、あの渡辺です)に疎まれて、真綿で首を絞めるような妨害をされていくこ とに見切りをつけて、87年大谷昭宏氏ら同志ともども退社して「黒田ジャーナル」を設立。

 「ジャーナリズムの使命は権力を監視・批判することである」という命題を真っ向から掲げて、「権力批判の喪失」・「権力のお先棒担ぎか同伴者」に堕落してしまった既存 マスコミ(読売・サンケイはその右翼的急先鋒)に対抗する良質のジャーナリズムを創生することに情熱を注いできました。その現れが「窓友会・窓友新聞」であり、黒田ジャーナルであり、若きジャーナリストの養成活動などでした。

 ニッカンスポーツのコラム「ニュースライダー」連載や、毎月の窓友会例会を継続してきたのも、市井の人々との語らいと交流を何よりも大切にする黒田さんならではのことだし、熱烈なオバちゃんファンが多かったのも黒田さんの気さくな人柄の故でしょう。

 「窓友会・窓友新聞」というのは近畿を中心に、全国で確か3000〜4000位の会員・部数ですが、ベースになっているのは市井の庶民の喜び・苦しみ・悲しみ・ふれあいで、そこに「市民運動家的な人々」も「有名人」もちょっと混ぜてもらっている、という感 じで、そこがいわゆる「市民運動」とはちょっと違う、「普通の人々」にホントに広く開かれた集まりだと思います。

@庶民に根ざしながら、「権力を監視できるまともなジャーナリズム」・「護憲と反戦平和の運動」・「反差別・人権の運動」を基幹とする黒田さんに共鳴して、87年の窓友会発足まもなくから、戸田も時々窓友会に入会して例会にも参加し、紹介してもらったり、発言させてもらったりしてきました。
 そのご縁で、(詳しくは別記しますが)門真での「学童保育運動」へのご支援や、戸田の議会バトルへのご支援も数々していただきました。本当にありがとうございました。
改めてお礼を述べさせていただきます。

@「足で書くジャーナリズム」に裏打ちされた「黒田ジャーナル」の凄さと市井の人々への真心を知らされたのが、95年の阪神大震災直後のことでした。なんと被災地に住所を持つ全ての窓友会会員、何百人かを全て訪ねて(避難先も含めて)、その安否 を確認し、その人々の助けになるような報道をねばり強く続けたことです。
 長期に渡って混乱を極めた被災地と被災者の中に分け入って、「全ての被災地会員」を訪ね歩くような「会」が、窓友会・黒田ジャーナル以外にあり得るでしょうか?ただただ、敬服するばかりです。

@ガンとの闘病生活、さぞお疲れになられたことと思います。どうぞしばしお休み下さい。そして天上でまた目を開かれて、日本と世界の逝く途を見ていて下さい。
 「中曽根・ナベツネ」的な勢力が跋扈している世紀末日本で、黒田さんの提唱した「共生の○(マル)社会」を目指す潮流がますます必要とされています。 21世紀をともに迎えることができなかったのは、本当に悲しくも残念でしたが、黒田さんに励まされ、黒田さんの分まで私達は歩んでいきます。

                  ☆「黒田さんの思い、必ずや引き継がれん。合掌。」―戸田

黒田さんの葬儀・告別式は、7/31(月)午後1時〜、大阪市北区の太融寺にて。
葬儀委員長は盟友の大谷昭宏氏、喪主は長男の悟氏。 戸田も参席いたします。



 新パソコン不調に泣かされています。もう20日以上も・・
                          日付: 2000/07/25 8:24:13 名前: ヒゲ-戸田

 ペンティアム600、20GB(30GBのはずだったけど注文間違いで)の新パソコンになったら、バリバリ・スイスイと作動できる・・・・と期待していたんですが、未だに本調子になってくれず、「お使い番」に奮闘・苦闘してもらっている毎日です。膨大なデータを旧パソコンからノートパソコンへ移動させ、新パソコンを設定して各種ソフトを入れて、データを移転させ・・・・これであとはスイスイのハズが・・

 600・20GBのくせに動きがやたらと遅い!CD書き込み機能付で買ったのにちゃん と書き込みできない!・・・などなどワヤクチャなことばかり。そのために、ここ20日ほどは事務所パソコンがまともに機能しない状態が続いており、議会での答弁や議事録裁判での被告側答弁書など興味深い情報も、HPへの掲載ができていません。掲示板への書き込みさえ事務所パソコンは使う気になれず、
自宅パソ コンからのみしています。

@専門家のサポートも受けながら懸命の作業をしていますが、あと何日かはこの状態から脱出できないことが予想されます。新パソコンでスイスイいくのは、うまくいって今週後半、下手をするともっとかかって盆休みを越すかどうかもあり得ると踏んでいます。掲示板以外の部分の情報更新にご期待のみなさん、今しばらく注目しつつお待ち下さい。

@データやソフトをいっぱい抱えてパソコンを使っている場合に、新旧交代をスムーズにやるのはかなりの大仕事であることを実感させられました。優れたスタッフと専門家を有していてさえこの苦労ですから、戸田個人ではどうしようもありません。それにパソコン不調だとホントに精神衛生上よろしくないこと甚だしい。あれもこれも手に着かないっていう感じです。パソコンは有力な道具ではあるけれども、場合によってはトンでもない足引っ張りにもなるものです。



 Re: 勉強せねば!7/19市民派議員研修会で刺激を受けました
                              日付: 2000/07/24 8:46:18 名前: ひまた

 一村市議。私も何度かお会いして話したことあるし、彼の本会議の質問傍聴したこともあります。
しっかりした人です、外野からの野次が多かったけれどね。(笑) 数年前のことですがいろいろお世話になりました。戸田さんの先輩(大学)になるわけかな。ちなみに彼もブレザー・ノーネクタイ派ですね。ひとりいるだけで議会(議員)全体がひきしまるというのかな、貴重な存在ですよ。



 Re: 勉強せねば!7/19市民派議員研修会で刺激を受けました
                            日付: 2000/07/22 12:18:17 名前: たけし

 さっそく一村市議のHP拝見しました。
http://www.kita-osaka.co.jp/ichimurak/ う〜ん、頑張ってますねえ。それに「いい顔」してます。

市民派議員研修会をもっと頻繁にやって連帯とアイデアを育ててください。



 勉強せねば!7/19市民派議員研修会で刺激を受けました
                          日付: 2000/07/22 9:39:22 名前: ヒゲ-戸田

 今回は泉南市の名物市民派議員=小山さんが主催者になって、「議会改革」をメインテーマとして泉南市で開催され、三重県からの3人の町議を初めとして、近畿各地から ユニークな活動を進めている約20議員が参加。大半の議員が自分の通信を持参してくれたので、あとでじっくりその活動スタイルや考え方を知ることもできました。

 議会運営について、話し合ってみると各市町村ごとに驚くほどスタイルが違っていて、市民派議員と言えども、ついつい自分の議会の延長でよその議会を考えてしまう、という「井の中の蛙」に陥りがちなことがよく分かりました。

 議員の質や運営の基本的な方針を見て、「先進的な議会」とか「後進的な議会」とかおよその判断はできるのですが、「後進的」な議会の中にも一部良い制度があったり、議員の体質としても「この点はよそより立派」ということがあったり、逆に「先進的」な議会の中に他よりもずっとおかしいことがあったり、と実にいろいろです。また、どっちが良いとも悪いとも判定できない「スタイルの相違」もあって、それぞれに「議会とはこうやるもの」と思い込んでいる部分もあります。

 豊中市議の一村(いちむら)さん(3期め)は、視察旅行は参加拒否・廃止論、議会質問に関して詳しい内容は理事者に教えず「すりあわせ」一切拒否、という強硬派で予算の中におかしな支出を探し出して証拠固めをしたら、たとえ議会で可決されても監査請求を起こし、「不当支出の返還訴訟」も起こして、市側をしてその部分の実質的な「執行停止」に追い込んでしまう、という強腕議員です。

 一億円の返還訴訟を起こされたら、市長は「たとえ勝訴したとしても」、弁護士への着手金・裁判費用・一億円の返還を免れた成功報酬などで、「自腹で300万円」くらいもの出費を強いられるそうで、市長としてはクレームを付けられた部分の支出についてかなり慎重にならざるをえない、とのことです。この強腕を裏打ちするのが日頃の学習・調査研究であることは言うまでもありません。

@そのほかいろんな分野に渡って、他の議員の話を聞いたりや通信を見たりして、戸田自身の議員としての勉強不足を痛感させられました。もっともっと行政の実態に突っ込んでチェックしていかないといけないし、チェックに留まらず、自分自身の街造り構想も持たないといけません。

@今までは「市民感覚を持った議員」としての議会の実態報告に力点があり、それに関連して4会派とのバトルが派生し、このバトルとHP活動にかなりの労力を割いてきましたが、(そのおかげで)戸田叩きを敢然と跳ね返して確固たる存在感を築いた2 年目の現在、「火の粉が降りかかったきたら断固闘う」姿勢は継続しつつも、議員本来の調査研究に力点を移し、「行政に脅威を感じてもらえる議員」・「体系的に政策提言ができる議員」に成長していかなければならない、と考えます。
勉強しなければ!



7/17合併行革特委、合併問題を市が説明。公明党の合併積極姿勢ほか
                           日付: 2000/07/18 17:49:56 名前: ヒゲ-戸田

 10;00〜10;45。(メンバーは別途「これが門真の議員さん」参照のこと。)
 やる気まんまん姿勢の富山委員長(公明)による進行の下で、市側から合併問題についての詳しい検討資料が提出され(戸田も後で入手。見たい人は戸田事務所まで)、それの説明がなされたあと、福田議員・早川議員・宮本議員より質疑あり。市としては、合併に「前向き」姿勢をにじませつつ、現段階では「これから研究して考えていく課題である」、という説明姿勢。

 4会派23議員は既に合併推進で「議員連盟」を結成しているが、中でも公明党の積極推進姿勢が鮮明。(選挙公約時から) 早川議員の質疑の中でも、「合併に向けて議会が動かないから分かりにくい」という自治省ホームページでの世論を引用していたので、門真で4会派の「議員連盟」が推進役になって「議会主導で」合併を進めようということだろう。

@福田議員の「門真市で寄せられている市民の声はどうか?」という質疑に対する市の答弁は「今のところ問い合わせはない」、というもの。

★・・ということは、市民からの要望や意見が全然出ていない・はっきりしていない段階なのに、ちょっと急ぎ過ぎじゃないんかい?「議員連盟」だとか「特別委員会」だとか作られているのに、市民への説明や市民からの意見聴取はまるっきり後回し、という今の手法そのものが「市民軽視」「市民不在」の「お上主導方式」でよろしくない、と 戸田は考えます。
 「調査研究」するにしろなんにしろ、「門真市」という行政単位をなくするかどうするかの大きな問題なのだから、今の段階から市民に問いかけ、全市的な討議を興していくべきではないでしょうか。

☆市民のみなさん!合併問題について意見や疑問・提言を出し合っていきましょう。「地方分権の時代」=合併が必要、という唱い文句の下で、市民の知らないところでレールが敷かれてしまうことがあってはなりません。



 Re: ふと思いつきの一服の清涼剤;神戸の最年少議員HP
                           日付: 2000/07/16 2:15:02 名前: 若竹りょう子

 > なかな良くできたHPだし、青年らしい初々しさが伝わってきます。

 私も訪問してきました。さわやかで、読ませる工夫もされている素敵なサイトでした。
早速井坂さんとコンタクトを取り、相互リンクさせてもらうことになりましが。
 戸田さんのおかげでお友達がひとり増えました。ありがとうございます!
みなさんも井坂さんのHPへぜひ一度行ってみてあげてください。 ではまた。



 戸田HPにカンカンらしい被告側弁護士。・・でもねえ・・
                       日付: 2000/07/15 13:38:23 名前: ヒゲ-戸田

 被告側の3弁護士の筆頭弁護士は、市の顧問弁護士をやっている人で、「北巣本ふれあい裁判」で戸田にとってはおなじみの方。この人が珍しく激しい言葉で、「我々の出した答弁書をホームページで<日本一恥ずかしい答弁書>なんて書かれて、黙って提訴取り下げになんか応じられますか!」と法廷で永島弁護士に抗議していました。

 閉廷宣告のあと、戸田がこれに対して「実際に恥ずかしい内容じゃないですか。異論があったらどうぞHPに書き込んで下さいよ」と応じる場面もありました。まあ、今回弁護士としても苦しい話であったことは理解できる。「議員に議会の議事録を見せないことを正当化する」ってこと自体がムチャな話なのだから。しかし「引き受けた以上はどんなことでも正当化しないとしかたない」、とは言え、答弁書の主張はムチャクチャ過ぎる。(近日中にアップしますのでお待ち下さい!)

@問題点を何ら具体的に示すことなく、議事録に戸田が評論を加えたことをもって「恣意的な解説を加えて、議会や議員の品位を汚した」などと決めつけていること。

@個人の思想や「やってもいない行為」で処罰してはならないのは近代法の大原則であるのに、「どんな条件を付けて公開したとしても、戸田はこれを破って、<恣意的な解説と誹謗中傷>をやるに違いないから」、戸田に議事録を見せないのは正当だった、と強弁していることである。

@こんな暴論で、被告側弁護士3人は、「議員に対して議会の議事録を見せない」ことを正当化しようとしているのである。これを、およそ議会のなんたるか、近代法のなんたるかをわきまえない「日本一恥ずかしい答弁書」と評してどこが悪いのか?法律家として自信があるのなら、名誉毀損でもなんでも戸田を告訴したらいいだろう。

@もうひとつ言ってあげよう。それほど「議事録を戸田に公開しないことが必要だった」、というのなら、7月からの議事録全面公開は「明らかに公益に反する」ことになってしまうはずだが、なぜこれに異論を唱えないのか?
 戸田という議員の行動様式は変わっていないのに、7月以前は公開禁止で7月からは全面公開、ということを同じ議会が決定している矛盾を「公益=議会の品位を守る」という立場から説明して下さいよ、弁護士さん。



Re: 本日戸田に申し渡された「厳重抗議書」。そのまま紹介します。
                          日付: 2000/07/15 3:15:17 名前: 吉岡孝

> 信義に反する文書を掲載した。

って。きっと、ホームページでの報告もしないし、これから議会には絶対に逆らいません、という意思表示だと取ったんですねえ。あの後、大本議長、めちゃめちゃご機嫌だったですもんねえ。内幕を書いたのがイケナかったのでしょうか。

>貴殿の常々の行動とは言え、他人の心を無視し、挑発的、挑戦的な姿勢に対し、
 民主議会を構成する我々

 常々の行動、という表現に、この人達がどう捉えているか分かりますね。

 それにしても、民主議会、というのなら、公明党のあの答弁は一体何だったのか。
戸田さんの質問に答える、というのは、市民、そして国民に答える、ということでもあるはず。
あの答弁は、イヤガラセ以外の何者でもないでしょ。

 自分達へは優しさを求めるが、他人への優しさは必要ない、と考えているのでしょうか。
あの日の唯一の傍聴人としても、あの答弁には、まったく納得いきません。こうなりゃ、こちらからも厳重抗議書、送ってみましょか。って、実は公明党本部には送ったんだけど。



 本日戸田に申し渡された「厳重抗議書」。そのまま紹介します。
                         日付: 2000/07/14 22:51:23 名前: ヒゲ-戸田

 先週の本会議での「発言禁止事件」・「議長命令違反行為への戸田の陳謝」と、それらに関するHP報告に対して、議長・副議長・議運委員長連名の「厳重抗議書」が本日戸田に手渡されました。副議長・議運委員長と戸田が面談しての席で厳重抗議の弁とともに、でありました。

 「戸田の陳謝」と「後日のHP書き込み」とを対比させると、「その場限りの詭弁・「非人道主義者」ということになる、というのですが・・・・双方を読まれての、皆さんの感想はいかがでしょうか?
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 門真市議会議員 戸田久和 殿

                     門真市議会   議長 大本郁夫
                             副議長 中井悌治
                  議会運営委員会 委員長 吉水丈晴

    一般質問に係わる陳謝についてのホームページに対する厳重抗議書

 貴殿は、7月6日の本会議における一般質問での議長命令に反する行為などに対する
7月7日の本会議での陳謝について、7月9日、自身のホームページに、別添の通り、信義に反する文書を掲載した。これは、本会議での陳謝を無にするものであり、7月7日、午前の5会派を代表する副議長・議会運営委員長との話し合いにおいて「良く分かりました」と返事し、陳謝したことは、その場限りの詭弁である。

 我々が、貴殿を信頼し、最善の解決策として誠心誠意努力したことを無にする行為であり、貴殿は我々の気持ちを踏みにじった非人道主義者としか言いようがない。よって我々は、貴殿の常々の行動とは言え、他人の心を無視し、挑発的、挑戦的な姿 勢に対し、民主議会を構成する我々として許されるべきものではなく、厳重に抗議する。
=======================
注)「別添」文書は、以下の通りです。 大紛糾!翌日延長された本会議。
発言禁止・「陳謝」・公明ゴリ押し崩壊の大激変

                              2000/07/09 11:06
7/6本会議@;質問途中で「発言禁止命令」、戸田抗議で本会議中断!
                              2000/07/09 11:50
7/6本会議A;戸田発言禁止で本会議再開、一般質問終了  2000/07/09 12:08
7/6本会議B;明日へ延会決定。処罰強硬論の公明党孤立化の意外な展開!
                              2000/07/09 13:23
7/7本会議;ああ堂々の戸田陳謝で収拾。質問つぶれは残念だったが・・
                              2000/07/09 14:36
問題の質問項目を最後に持ってくる、という手もあったんですが・・ 2000/07/09 21:08
「外部団体について質問禁止」は誰のためか?門真の非常識の改革を!
                               2000/07/09 22:23



開廷即終結!議事録裁判、戸田側の請求放棄で。原告側が不同意だったが・・
                               日付: 2000/07/14 13:50:40 名前: ヒゲ-戸田

 開廷即終結!議事録裁判、戸田側の請求放棄で。原告側が不同意だったが・・

 大阪地裁806号法定、本日は行政関係裁判が立て込んでいて、10;15開廷予定が10;21に
ずれ込み。他事件の傍聴の中に戸田の旧知の人たちもいて、意外な再会も。
 さて、戸田側の永島弁護士によると、昨日行った「提訴取り下げ申請」に対する被告側弁護士の回答として、「被告の一部の同意が得られないので、取り下げへの同意はしない」、という行政裁判としては誠に珍しい対応だったので、当方としては被告側の同意がなくてもできる「請求放棄」という戦術で臨むことにした。

 開廷と同時に、永島弁護士が法廷に於いて「請求放棄」を通告し、「議事録を議員に見せろ裁判」は2000年7/14/の第1回公判開始早々に終結した。被告側の出廷人は、門真市の顧問弁護士でもある安田弁護士他弁護士らしき人と、議会事務局の2人。

@昨日の記者会見で「非常に珍しい裁判なので、取り下げせずに争って欲しい気もするんですが・・」、という感想を言う記者もいましたが、「委員会議事録の全面公開」というスッキリした公開が実現した事実は、「訴えの利益がなくなった」という意味で大きいものがあります。
 「過去5ヶ月に渡る閲覧妨害」の責任を損害賠償請求という形でこれから裁判で争い続けるよりは、門真市議会の現場での改革前進に労力を払う事が、「提訴諸費用約20万円を棒に振ってでも」、現段階では有意義だ、という判断の下に請求放棄に踏み切った次第です。

@せっかくこちらが好意も含めて、提訴取り下げを申し出ているのに「同意が得られない」という被告は誰なんでしょう?連絡が付かないからなのか、「被告の位置に置かれてもいいから、戸田と裁判で争わないと気が済まない」、という感情に捕らわれているからなのか、はて? ちなみに「被告」は大本議長と各委員長6名と東市長の計8名です。

@この裁判に関係した面白い話は今夜追記の予定なので、ご注目を・・



この書き方では削除やむなし。門真ウォッチャーさん、再考求む
                                    日付: 2000/07/14 8:54:07 名前: ヒゲ-戸田

「門真の学校給食」と題した書き込みを13日午後11時にしてくれた「門真ウオッチャ-」 さんへ。
 なかなか思わせぶりかつ、問題提起的な書き込みでしたが、この書き方では「怪しげな誹謗中傷の類」と判定して削除せざるを得ません。特定の団体(もちろん個人も)に対して、ホームページ掲示板で、「不正行為をしている」と断定した書き方をするには、よほど確かな根拠(決定的事実)を示すことが必要でしょう。もし、「門真ウォッチャー」さんがそういう確度の高い情報を持っているのなら、取りあえず戸田あてにメールや郵便でそれをお示し下さい。

・・・以下の部分が特に問題だと思います。・・・・

#「悪いので手間かかる。・・市場で売れんようなくずの野菜を地場産やいうて、高い値段で買ってるらしい。・・値段は農協の言い値で、・・・・」

「らしい」とは言っても、これでは全ての業者・全ての学校現場がそうだ、と決めつけて侮辱するも同然。「市場で売れんようなくずの野菜」が学校給食で使われている (=誰もそれをチェックしない)ことは、常識的に考えればありえないと思います。 「高い値段」、「値段は農協の言い値」ということと合わせてその根拠をお示し下さい。

#「おかしいことに、先生の組合が、農協の言い値で決めてる。・・・」 これも常識的には考えられ
ないこと。教組が給食食材の納入価格にタッチすることはないはずですから。
門真ウォッチャーさんの根拠をお示し下さい。

@総じて、門真ウォッチャーさんの握っている「事実・証拠」とウォッチャーさんの「推理」をまずはっきり分けて下さい。その上でその推理が合理的で正しいと思う「判断根拠」を示して説明していただきたいと思います。

@掲示板への書き込みにおいては、「決めつけ」については特に慎重な書き方が必要です。
  「門真ウォッチャー」さんに再考をお願いします。



 ファックス通信「仰天情報」ありがとう!  日付: 2000/07/13 12:07:28 名前: 若竹りょう子

 戸田さん、お元気でご活躍の様子、たのもしいです。 さきほど「門真市仰天情報」ファックスが届きました。明瞭簡潔、元気が溢れていて、思わず書き込みに来ちゃいました。

 議員にまで会議録を見せないとは異常ですね。小金井市議会では、ほぼ100%どの会議も傍聴できます(先日は会派等代表者会議も、通常密室状態で行うものを、ドアを開け放して行いました)し、本会議録や委員会会議録は当然公開、その他の会議の要点記録も情報公開条例を使えば何でも出てきます。

 また、シルバー人材センターをはじめ、市がなんらかの出資や補助をしている団体・組織についての質問ができる、というのも常識です。情報公開条例には土地開発公社に情報公開制度を持つよう求める一文すらあります。

 市民にとって透明性の高いシステムという点ではかなり進んでいるほうでしょう。あとは議会議論の内容が問題になっていきます。

 門真に戸田さんが出現しなかったら、今ごろどんな状態が続けられていたのかと思うと、戸田さんの存在や働きは大きいですね。

 これからも頑張ってください。 若竹りょう子の湧く湧くだより http://www.wakuwaku.org



7/13に取り下げー記者会見することが決定!新ネタあれば会見で紹介
                              日付: 2000/07/11 8:55:31 名前: ヒゲ-戸田

 昨日大阪地裁の司法記者クラブと打ち合わせして、7/14公判の前日の7/13に裁判取り下げ手続きをし、この日の午後3時半ころ記者会見をすることに決定しました。

@提訴後の報道で市民の反応が大変大きかった。これが「門真市議会がおかしすぎる」、という世論を形成して議会改革への良い圧力になった。

@提訴後の経過〜議事録全面公開の動きが出てきた。6月末公開の可能性も出たが結局 「7/1情報公開実施に合わせる」形で7/3より閲覧・コピーができるようになった。

@世論に配慮して「カバン禁止・ネクタイ強制」の馬鹿げた「議運決定」の戸田への押しつけは口にしなくなり、事実上無効になったも同然になった。「微速前進」ながらも、常識的な議会運営の動きが少しは出てきたことは、喜ばしい変化である。

@しかし一方で、「シルバー人材センターに関連した一般質問に発言禁止命令をかける」、という暴挙が行われ、議会事務局もこれをあくまで正当と思い込んでいるなど、別の非常識部分も露呈している。

@今後も正しく行政チェックでき、市民の期待に沿い市民に開かれた議会に改革していくために奮闘していく。

 ・・・・・・という趣旨で新聞・テレビの皆さんに説明していこうと考えています。

☆なにか新たな「事件」が持ち上がれば、絶好の機会だから13日の記者会見で訴えでいきますが、なんかネタがあるやろか?



戸田からのプレゼント;議事録見せろ裁判の取り下げを決断!
                           日付: 2000/07/10 13:44:44 名前: ヒゲ-戸田

 7/3情報公開実施によって、委員会議事録のコピーが自由にできるようになった(事務局での閲覧も旧来に復活した)ことは結構なことなのだが、2/3以来5ヶ月も議事録 閲覧妨害をした4会派側への責任追及としての「損害賠償請求100万円」の件は解消されていないので、(4会派側からの謝罪などがないまま)、どうしようか思案していた所でした。

 7/6・7/7本会議・代表者会議・議運の様子を見て、従来の「何でも一緒の4会派に よる非常識運営」を少しは脱却して、「ある程度是々非々的で常識的な議会運営の方向 へ微速前進しようとしている」方向が伺えることを前向きに評価して(慎重な言い回しやね)、この際、あえて議事録見せろ裁判を取り下げすることを決断しました。(意固地になってこの流れに逆らってあがいている裸の王様会派もあるようですが・)(守口市では認められているシルバー人材センター関連の質問を禁止した問題は残っていますが、これは別途解決していきます・・・)

 これで、大本議長はじめ各委員長は「被告」の立場を解かれることになります。おめでとさん。ただし、裁判所へ行って正式に取り下げ手続きをするまでは、7/14公判へ向けた手続きは止まらないわけで、12日か13日あたりに手続きしようかと思います。

 これで「日本一恥ずかしい裁判」に「議事録見せないのは正当だ(だった)」、という 「日本一恥ずかしい弁論書」を議長側が出さなくてもすむようになります。(議長側弁 護士もホッとするでしょう)
 ただし、これからもあまりに不当なことがあれば、告訴でもなんでもやって闘ってい きますから、それを念頭に置かれて議会運営をお進め下さい。そして少しずつでも議会改革を進めていって欲しいものです。

 それでは大本議長初め各委員長の皆様方、「議事録見せろ裁判の正式取り下げ」のニ ュースを心待ちにしていて下さい。  なにか戸田への不当攻撃がない限りは、7/14以前に取り下げ手続きしてきます。



「外部団体について質問禁止」は誰のためか?門真の非常識の改革を!
                            日付: 2000/07/09 22:23:33 名前: ヒゲ-戸田

 今回の議会事務局による、戸田への事前の「質問制限の指導通告」や本番での質問禁止命令は、大本議長個人の考えによるものではなく、またことさらな「戸田処分策謀」によるものでもなかっただろう。

「議会が効果を上げるためにはどうしたらいいか」、を考えるのではなく、条例や前例の文言を真理の如く祭り上げる形式主義の「決まり事」が牢固として門真市議会・行政に存在している中で、戸田独特の「やたらに詳しい質問通告書」で「外部団体に関わる質問」
 (ホントは「市の外部団体への監督責任の実態についての質問」だが)を事前に堂々と出したものだから、形式主義的思考しかできない「議会関係者たち」から「こんな質問を許してええんか」という疑問と不満が噴き出して、戸田への「質問封じ対策」が発動されたのでしょう。

 助役や保健福祉部長が名指しで、質問の矢面に立たされ、しかも定款違反を放置してきた怠慢が明らか過ぎて、「木で鼻答弁」するにしてもあまりに分が悪い、議事録に残すには具合が悪い、という判断もあったのでは、と推測します。「個人攻撃やないか」 という同情論的反発もあったとか。
 市幹部が公務としてやったことを問うことを「個人攻撃」と言うのは全くの見当違いですが、「従来なかった質問スタイル」に驚きと反発が起こった事は事実でしょう。

 しかし、門真市が多額の税金を投入し、土地建物も提供している公益団体が定款違反しようが、監督官庁の指導に反しようが、市の監督責任を問う質問をしてはならない、などという議会義務局見解などは全くもって非常識の極みと言わなければならない!
 議会の行政チェック権能破壊のこのような妄言は必ずや打破していきます。

☆9月議会でこの質問を貫徹するために、各種判例・他市の例を調べ上げ、あくまで質問禁止するのなら裁判告訴も辞さずに闘いを進めていきます。まったくとんでもないことです。こういうことに詳しい高砂市議の井奥君も「こんな質問禁止がまかり通るなら大変な事だ」と危機感を持っていて、資料を送ってくれることになりました。
 「学習するぞ、学習するぞ、学習するぞ!」



問題の質問項目を最後に持ってくる、という手もあったんですが・・
                              日付: 2000/07/09 21:08:05 名前: ヒゲ-戸田

 実は前の晩ちょっと考えていました。シルバー人材センターへの市の監督責任問題の質問が第4項目になっているのを、本番で最後の9項目目にして読み上げれば、たとえ 「発言禁止」を喰らっても、被害が最小限で済む、ということです。
 しかし、重箱のスミつつきで文句つけるのが趣味みたいな議員もいる門真市議会のこと、それをやって文句つけられたらカッコ悪いな、と「案外小心な」戸田は思ってしまいました。
 後になって、「そんなことは問題にならへんがな。ちょっと電話で聞いてくれたらよかったのに」と親切で言ってくれる議員が何人かいました。ホント、電話して聞けばよかったですね。

@「しゃべり終わるまでは、その質問が不適切とは断定できないはずだから」、という 「論理への信頼」でもって、「やっぱり通告順番通りにやって、注意されたらそこの部分を飛ばして次に進み、最後にそこをやり直そう」、という戦術に、いろいろ考えた末に決めた、というのが実態です。

@「そこの部分を飛ばして」、ということで、大本議長の最初の注意(禁止?)の時に、第5項目の差別落書きに移って行ってたら、どうなっていたでしょうね。「注意(禁止命令)1回だけ」で全ての質問禁止になっていたら、もっと激しく怒りまくって議長に噛みつき、「議長命令違反に陳謝」する気にもなれなかったかもしれません。



 ふと思いつきの一服の清涼剤;神戸の最年少議員HP
                         日付: 2000/07/09 20:18:52 名前: ヒゲ-戸田

 神戸の最年少議員、井坂君のHPから「議会について」というページを紹介させてもらいます。
 政令指定都市だけあって、門真市よりだいぶ報酬が多いですね。
      http://www.densuke.co.jp/isaka/
 なかな良くできたHPだし、青年らしい初々しさが伝わってきます。



Re: 連帯ユニオン・石やん、ヤマト運輸不当解雇はねかえそうな、頑張ろう!
                              日付: 2000/07/09 19:19:28 名前: ヒゲ-戸田

 せっかく裁判で勝利したと思ったら、今度は怪しげな「エセ交通事故」を理由に「インネン付けられの被害者」の側である石やんを解雇とは、門真の京都ヤマトもえげつないことをするもんだ。
 連帯ユニオン仲間として応援するから頑張ってくれよ。石やんもたった一人でヤマトで争議になってからもう5年か。小さい子どもも抱えて奥さんともども大変だよな。これからもちょいちょい書き込みして、いろんな報告や質問をしてほしい。

さて、
> 何故市役所の待合室の椅子は入口に全部向いているのでしょうか?
> 椅子の前にテレビがあるのですが音声はカットしているし、(別に、静かでいいのですが)
> 人が、通るたびに視線があって不自然に思うのは、私だけでしょうか?

 ウーン、こういうことは指摘されて初めて考えるなあ。
「待たされている間、市民の退屈さを紛らわすため」+「テレビの音が出たらうるさい」 という
ところから始まって、+「市民に役所の窓口の方を向かれたら監視されてるようで仕事がやり
にくい」=今のスタイルになったんやろうと想像するけど、いっぺん聞いてみるわ。
 ベンチをどっちに向けても一長一短と思うけど、確かに頭の後ろから呼ばれるのは分かりにくい
面があるわな。

> それと、門真団地のど真ん中に携帯電話の大きなアンテナが立ったのですが、電磁波の
> 影響はないのでしょうか?近くには、小学校もありますし、老人世帯も多数居られ
> るようですし、少し心配です。

 ウーン、これは現場を見てみないと何とも言えないなあ。見に行ってから考えましょう。
 電磁波問題については、週刊「金曜日」発行の本を読んでみます。



7/6本会議B;明日へ延会決定。処罰強硬論の公明党孤立化の意外な展開!
                               日付: 2000/07/09 13:23:56 名前: ヒゲ-戸田

 さあ、本会議再開で懲罰動議が出てくるなら出てきやがれ、「命令違反行為の陳謝」 だけなら筋の通った堂々たる陳謝をしたるわい」、と意気込んでいたら、「明日に延会することだけを議決する」ために4:40に本会議を再開して、すぐ延会決定して散会となった。ありゃりゃ・・・各方面からの情報を総合すると(具体的には?って聞かないでね)

@シルバー人材センターへの市の監督責任についての質問が一般質問の範囲外かどうか(共産党は範囲内と主張しているはず)の論争は問題からはずれ(ホントは大きな問題なんだけれども)、戸田の「議長命令違反行為をどう決着つけるか」が問題になっている。

@この点で、いつもの「仲良し4会派」の見解が公明党とそれ以外の3会派ではっきり分かれて対立している。
 すなわち、公明党は「戸田の議長命令違反行為だけでの陳謝では全然足らない」(もっと広範囲に渡る戸田の言論・行為を謝罪させる・懲罰にかけるべき)、と強硬に主張し、これに反して緑風クラブ・志政会・市民リベラルは「戸田が陳謝の意志表示をしている以上、それ以上の懲罰などはせずに収拾すべし」、というもので、これに共産党も賛同している。

@つまり「共産党vsいつもの4会派」という構図が、「公明党vs新4会派(3会派+共産党」という構図に、変わってしまったということである。この件についてだけではあっても、これは「大事件」である!

@背景には、「懲罰を戸田が受け入れるわけがないから(その通りです)、また大騒ぎになって今度はさらに裁判沙汰にもなって負ける(これもその通り!)じゃないか」、「そんな馬鹿なことをするよりも戸田に陳謝させて収拾したらいいじゃないか」、「戸田に陳謝させた方が今後の行動を縛るのに効果的」(それはそうだ)、というある意味での「常識論」と「市民からの批判への意識」(いずれも結構な事です)があります。(「戸田との闘争疲れ」もあるかもしれませんね。戸田も疲れますけどこういう事には飽きない性格なので、必要とあらばいつまでも・・・)

@ところが「戸田ケシカラン!」に凝り固まって、こういう「常識」を理解できないのが公明党。戸田に強硬処分(懲罰)を喰らわせないと腹の虫が治まらない(らしい)(特に誰かさんと誰かさんは)けれども自分の会派からは今回議長も議運委員長も出していない。これが他会派からは、「裁判になった時に矢面に立たなくてもいい立場にいて、好き勝手で展望のない強硬論ばかり言う」、という不満を買うわけです。(なるほどこれじゃとても「責任政党」とは言えませんね。)

@「少しお互いに頭を冷やして冷静になって処理するために」明日に延ばしたって事らしいですが、
実態は「公明党に頭を冷やしてもらうため」、という事でしょうか?

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 以上は、戸田の「政治評論」です。



 7/6本会議A;戸田発言禁止で本会議再開、一般質問終了
                           日付: 2000/07/09 12:08:10 名前: ヒゲ-戸田

 戸田への対処(処分攻撃?)を、全議題を片づけてから行うことに決まったらしく、2;20より本会議再開。ただし、戸田やり残しの6質問は許されずに、前半3質問の答弁を聞くのみ。情報公開の実績以外はほとんど「木で鼻答弁」(木で鼻をくくったような、ということ)が行われた後、(まあ、市側の不当性を浮かび上がらせるための、答えにくい質問ではあるけれど)、寺前議員(緑風)、福田議員・中西議員(共産)、鳥谷議員(公明)の順で一般質問と答弁が終了し、3;48に再び「暫時休憩」
 残るは公明党など4会派提出の意見書採択と、戸田処分の問題のみになった。さあ、どうなるか?

@共産党に対する「木で鼻答弁」に比べて、公明党に対する答弁のバカ丁寧なこと!(鳥谷議員の質問自体は良いものだと評価できる内容だったが)質問者の言っていることに輪をかけてなぞりまくって、前向きな感じ一杯に「検討していきます」、と答えてあげる丁寧さ。 とても同じ保健福祉部長の答弁とは思えないほど!

@この部長の、戸田への答弁もヒドイものだった。2つ聞かれたうちのひとつにだけ「木で鼻答弁」をかましてお終いだもんなあ。 7/6午後4時作成



7/6本会議@;質問途中で「発言禁止命令」、戸田抗議で本会議中断!
                          日付: 2000/07/09 11:50:10 名前: ヒゲ-戸田

(この報告と次の報告は7/6当日議会現場―事務所の通信で書き込みしようとしたもの ですが、事務所パソコンが入れ替え調整中で使えなかったので、掲載遅れていました。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 初めはスイスイ進んでいた本会議だったが、やはり「悪い予感」が当たってしまった。 10:46頃、戸田の質問項目4(土井助役と中東保健福祉部長の門真市シルバー人材センターへの監督責任について)の途中で、大本議長が「一般質問の範囲を超えているので、発言を禁止します」、と言ってきた。ちょうど土井助役への質問の所だった。

「不本意ながら次に移ります」と戸田が言って、中東保健福祉部長の監督責任へ移ると、すかさずまた「発言禁止」と言われたので、「残念ながら次の質問項目(差別落書き事件)に移ります」と言って質問しかけるた時、「発言禁止ですから降壇して下さい」という意味の事を命令されてしまった。

「エッ?それじゃ、シルバー人材センター関係以外の他の質問まで全部禁止?それはひどすぎるじゃないか」とビックリして、 後ろを振り向いて大本議長に強く抗議した所、「暫時休憩」を宣告されてしまった。
10数名の傍聴人が口々に強く抗議し、議員がぞろぞろと退席する中、傍聴者に対して戸田が事態を説明しつつアピールを行なう。「議場占拠や!」と文句言う議員もいたが、「休憩に入った」のだからそれには当たらない。廊下や事務局内でも騒然たる状況に一時なった。 10;56〜11;15 代表者会議。その後12;50からまた代表者会議。

 これからどういう展開をするか、今のところ戸田にとっては全く不明。戸田への懲罰を息巻く声も(当然ながら)あるようだ。 引き続き、議会の状況にご注目下さい。      (7/6午後1時作成)



大紛糾!翌日延長された本会議。発言禁止・「陳謝」・公明ゴリ押し崩壊の大激変
                                 日付: 2000/07/09 11:06:41 名前: ヒゲ-戸田

 詳しくは別個報告していくとして、この定例議会最終で次々と大事件が起こりました。(本来、淡々と進んで7/6の午後2時前には楽に終わるかと見えたのですが、風雲続きの門真市議会は、そうはいきませんでした。)以下にその要点を報告します。

          <7月6日本会議紛糾と翌日延会事件の要点>

@戸田の質問の中で、シルバー人材センターへの市の監督責任を問う質問途中で、大本議長がなんと「発言禁止命令」!(議会前日に戸田が危惧していたことが起こってしまった)
@戸田がこれに反発。後ろを振り向いて「発言禁止・降壇命令」を出した大本議長に激しく抗議した。「市政の範囲外だから質問禁止するというのは全く不当」、「しかも質問を途中で切り換えたのに、他の質問まで全部禁止するとはひどすぎるではないか」・・10数人の傍聴者からも激しい抗議の声の中、「暫時休憩」が宣言される。10;50頃

@以降、スッタモンダの中で、2;20に本会議再開して残りの一般質問・答弁を片づけ、3;48にこれらを終了してまた休憩、4:40再開で延会(会期延長)を宣言するだけで終わるまでの重要ポイントは次の通りです。

☆たとえ異論があっても「議長命令には絶対に従う」という「議会の決まりごと」がある中で、戸田の反抗は「あまりにひどい行き過ぎ」として全議員が捉えた。
 そこの部分で感情的反発を強く持つ議員も多かった。

☆戸田としては、「市政の範囲外だから質問禁止」という議長の判断は承認できないが、「議長命令違反」行為に出てしまったこと、後ろを向いて議長にいわば「カミついた」こと、は不適切な行為だったと反省した。ここの部分は「甲子園野球の審判絶対主義」みたいなもんで、バリバリの市民派議員でも(腹の中はどうあれ)従わざるを得ないのが一般的であるらしい。(「乱闘」が結構許されている国会はいわばプロ野球の世界か。)

☆そこで戸田は、「議長命令違反行為については謝罪する用意がある。(ほかの事では謝罪しない)それでも懲罰ウンヌンというなら断固受けて立つ!」、という方針を立てた。(大本議長にも休憩中に直接陳謝しましたヨ!)

☆大きな変化というのは、4会派議運体制が従来の「公明党(+軍師)主導引き回し」から、「緑風クラブ(吉水幹事長・議運委員長)主導の是々非々運営」に切り替わったことが、この紛糾事態の収拾をめぐって明白になったことである。

☆即ち、「議長命令違反についての戸田陳謝で収拾すべし」という緑風・大本議長・志政会・リベラルの3会派+共産党と、「ケシカランから懲罰すべし、あれもこれも陳謝させるべし」と強硬主張の公明党、といういまだかつてなかった構図になったのである。

☆「質問禁止」も大問題だけれども、門真のこれまでの状況を考えると、こちらの変化の方がより重要な問題とすら言えるかもしれない。
☆公明党以外の「3会派+共産党」主導で「戸田陳謝で収拾―しかし本日収拾はムリー冷却時間をおいて明日収拾」という判断の下、一般質問終了のち延会となった次第。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
@そして7月7日、10時開会予定が1時まで延びましたが、これは公明党の不満(追及)をなだめ抑制しつつ、戸田にも陳謝内容を念押ししつつ(よけいなことは言わずに、命令違反行為について明確に陳謝すること)、収拾解決するための調整でした。

@本会議冒頭、戸田が「堂々たる陳謝の弁」を述べ、紛糾事態は収拾。最後に残った「少年法改正を求める意見書」審議で、戸田と共産党が反対、提案4会派がまともな答弁もせずに賛成多数で可決、という「従来パターン」で全て終了しました。それにしても大波乱と大変化の6月定例議会でした。



額面150万円・手取り128万円、2日後残り11万円のトホホな話
                               日付: 2000/07/09 9:32:52 名前: ヒゲ-戸田

6月30日に支給された、いわゆる夏のボーナス。一般の議員に支給された金額は次の通り
              (議長・副議長は月額報酬がちょっと多い分、当然これより多くなる)

@支給額=150万0600円
@戸田の手取りは=128万4066円。・・所得税20万9034円と議員年金7500円が引かれている。
  バツイチ単身者の戸田はゴッソリ引かれているが、扶養家族などのある他の議員は手取り
  130数万円ありそう。

@あちこちへの支払いのラッシュ!(概略) ・大口借金の一部返済=30万円 ・養育積み立て=25万円 ・印刷機購入=18万円 ・パソコン代金=12万円 ・スーツ・ジャケット代=8万6000円(3着分〜暑がりなので年中夏物ばかり)・通信6号印刷代金=8万4000円 ・スタッフへの雀の涙手当=7万円・バイクのローンボーナス分=5万円 ・クレジットへの一部返済=3万円

★支払い総額=117万円!
@従ってボーナスの残金は= 11万円と4066円  アリャリャ・・・
===============================
 まったくトホホな話です。・・・しかし戸田はくじけません。「24時間闘う議員の事務所として必要な備品」がほぼ完全に揃ったわけで、今後はその種の大口出費はなくなるでしょう。
(・・・クーラー1台欲しいけど・・・)けれども、議会と市政を強力に改革していくためには、事務所・スタッフの維持費、各種印刷・通信代、・・・が常に必要です。

☆そういうわけで、皆さんの熱いカンパを引き続きよろしく!
 市民の応援があってこそ議員は闘うことができます。
  (扉ページのダルマさんをクリックするとカンパ振り込み先が出てきます)



 なかなかこう言えるもんじゃない。辻元清美はやっぱりすごい!
                          日付: 2000/07/09 8:28:12 名前: ヒゲ-戸田

 遅れてしまったけれども、戸田の一押し政治家=大阪10区(高槻・島本)で、「当選圏外候補」から這い上がり、「絶対優位」の公明党前職候補(自民が比例区に回って選挙協力)に731票の差を付けて当選した、社民党の辻元清美さんの当選第一声を紹介します。
 有力民主党前職の女性候補もいて、日本有数の激戦区となった10区で、わずか731票 (!)で、「市民派国会議員として初めて小選挙区で勝利をもぎ取った」、その直後の26日午前1時にこれだけの文書を発表できるのは、ホンマに凄いことです。では・・
==========================
 第104回航海記 「辻元清美の当選第一声アピール」
               http://www.kiyomi.gr.jp/new/index.html

・ NPO法人への税の優遇措置にただちに取り組みます。
・『右折レーン増設』公共事業にトライして、実情を情報公開します。

高槻・島本の市民のみなさん。
 私をみなさんの代表に選んで頂いてありがとうございます。この大阪10区から小選挙区でただ一人選ばれる衆議院議員として国会でちゃんと活躍できる政治家だと承認していただきました。これからはその選択が正しかったことを私の政治活動を通してみなさんに示させていただきます。いまは6月26日午前1時。まだ選挙後の政権の枠組みも定まっていません。どういう形の連立政権がどういう力関係のなかでつくられていくのか。そこがまだ未定です。

 しかし、新政権がどんなものになるにせよ、私はまず真っ先に取り組み実現したいこ とがあります。それはNPO(非営利活動)法人に対する税金を下げたりゼロにしたりする優遇措置です。
 私が前国会で2年前にこのNPO法を成立させて以来、この税の優遇措置は懸案になったままで、2年後と定められた見直し規定の年がことしなのです。NPO法人への税 の減免措置が実現すると、市民団体やボランティア組織への寄付が免税になったり控除されたりして、飛躍的にNPO活動がしやすくなります。小さなことのようですが、実はこれが日本の社会構造・経済構造を変革する起爆剤として機能し、大きなターニングポイントとなるのです。

 私はもうひとつ、高槻・島本のみなさんといますぐいっしょにトライして共に考えたいことがあります。それは「国道171号線に右折レーン増設を試みる」ということです。これは今回の総選挙で公明党の石垣候補が選挙公報にも載せておられた公約です。私はこの選挙期間中一貫して「右折レーン増設を公約して出てきただけの自称”本物の政治家”が国会でほんとにちゃんと活動できるのか」と批判してきました。

 もちろん、私も高槻・島本を車で走っていて、国道171号線に右折レーン増設が必要と感じています。ぜひ実現すべきものでしょう。しかし、このことを公約に掲げてそれで国会議員に選んでほしいというのはいかがなものか、と批判してきたのです。この「右折レーン増設」は私の公約にありませんでしたが、私はきょう、今後の政治活動の中で実現に向けて努力してみようと決意しました。

 それは単純な地元への利益還元的発想によるものではありません。私はこの比較的とっつきやすいシンプルな(と見える)課題に取り組んでみて、いわゆる日本的土建政治構造の一端を情報公開によって市民の前に明らかにできるのではないかと考えています。

 私は1期目の3年8ヶ月の間、この種の政治活動にはノータッチでした。これから始まる次の2期目には初めて取り組んでみます。どんな結果が出るかは判りません。どういう官庁とどのような交渉をしてどのような反応があったか、「右折レーン増設」がどのように実現可能あるいは不可能になっていくのか、その過程を市民のみなさんに逐一報告していこうと思うのです。日本政治の病巣ともいわれる公共事業システムの内幕を市民に情報公開するいいチャンスです。

 異論反論オブジェクションが多々あるのは承知のうえです。しかし、このように個別の政策課題について市民と政治家が情報公開しながら取り組み、何がどう問題なのか、どこに是正すべきポイントがあるのかなど、具体的な事項をともに考えて打開していくのが本来的な社民的(社会民主主義的)政治手法だと思います。

 情報公開はインターネットの私のホームページや社民党の機関誌「月刊社会民主」に私が毎月連載している「続・永田町航海記」などでおこないます。もちろん上のふたつの他にも、いくつもすぐ取り組む課題が山積していますが予算措置の必要なものはそのベースのところから始めます。

これらのことをお約束して、高槻・島本の市民のみなさんへの私の当選第一声とさせていただきます。                           2000年6月26日



 ありがとう&がんばってね&疑問      日付: 2000/07/06 13:24:52 名前: 石しゃん

 戸田さんのホームページに私の闘争を紹介していただき有り難うございました。その後も色々苦しいことなどありましたが、強引な大企業の横暴にせめて一矢報いるまで闘う決意です。
 戸田さんが、古臭い慣習を打ち破って、一部の人にしか、光の当たらない澱んだ政治を正し誰もが笑える門真を作ることに日夜奮闘しておられる姿に敬意を表します。今後も門真の一市民として戸田さんが活躍するのを期待し応援しています。

 さて、この間、市役所に久々に住民票を取りに行ってふと気がついたことなんですが、何故市役所の待合室の椅子は入口に全部向いているのでしょうか? 椅子の前にテレビがあるのですが音声はカットしているし、(別に、静かでいいのですが) 人が、通るたびに視線があって不自然に思うのは、私だけでしょうか? それと、門真団地のど真ん中に携帯電話の大きなアンテナが立ったのですが、電磁波の影響はないのでしょうか?
 近くには、小学校もありますし、老人世帯も多数居られるようですし、少し心配です。



 「懲罰連続議会」の後「質問禁止議会」なんてね・・
                      日付: 2000/07/05 23:04:38 名前: ヒゲ-戸田

 昨年9月議会から12月議会・3月議会と連続した懲罰・問責・辞職勧告、また懲罰の数々。この6月議会でもし仮に「質問禁止」だの、それから派生してまた懲罰だのとなったならば、また門真市議会の不名誉が全国に伝わることになってしまいます。また却って「門真のシルバー人材センターで何があったんや?」ということにもなっていくでしょうね。

@せっかく「委員会議事録公開・コピー可」でやれやれ、となって「平和的議会」になりかけているんですけどねぇ・・「1年連続で議員処罰が続く、他に例がない異様議会」となってほしくはないですけど、「火の粉が降りかかる」ならば払わねばならなくなります。



 よもや大本新議長が「質問禁止」するとは思いたくないが・・・
                             日付: 2000/07/05 22:49:51 名前: ヒゲ-戸田

 議長には「不適切な質問」を「制止」したり「禁止」したり、その議員の他の質問も含めて「発言禁止」にしたりする裁量権が与えられています。 ・・・・もちろん、正しい判断の下で行使することを前提としてのことですが・・・本日夕方の段階では、戸田と議会事務局が見解の不一致のままに分かれたこの問題。あす6日本会議の場で、大本議長はどういう議長ぶりを見せてくれるでしょうか?
 よもや戸田の質問途中で、「その質問はあかん」ということで制止したり、発言禁止にしたりすることはないものと思いたいのですが・・・・

@それにしても、戸田があすの一般質問でこの原稿通り質問するとは限らないし、人の話を最後まで聞かずに、「それは質問範囲を越えている!」と断定してしまうのも、大きな間違いのもとにもなりかねません。人それぞれに、「話の運び方」「レトリック技術」というのがありますしね。人の話は最後までじっくり聞いて、じっくり考えて判断するのが常道でしょう。

@議長3回目の21年在職議員たる大本議長のことですから、太っ腹な判断をしていただけるものと信じております。



 市幹部の公務に対する質問なのに、話がおかしくないかい?
                           日付: 2000/07/05 22:28:02 名前: ヒゲ-戸田

 議会事務局から昨日もらった文書には、
  <補助金団体に対する一般質問の範囲について>
社団法人門真市シルバー人材センターは、市から門真市補助金交付規則に基づき補助金が交付されている団体であり、当センターに対する質問の範囲は、補助金の使途に限定される。
  ===================   ・・と、ある。

@ここにまずおかしな所がある。戸田が質問しようとしている対象は、「市幹部たる土井助役・中東保健福祉部長の公務の中味について」なのであって、断じて「シルバー人材センターに対する質問」ではない。

@両者を混同して、「どっちにしろシルバー人材センターの運営に関すること」=「だから市政に対する質問の範囲を超えている」、として質問禁止をしようとするのは、暴論というものである。

@両者は断じて一緒ではない。これを一緒くたにしておいて「質問禁止」とするのならば、市税をつぎ込んだ公的団体に対する市の指導監督責任が全く問えないに等しくなってしまう。このような珍論法が今まで幅を利かせてきたからこそ、いわゆる第3セクターの無軌道経営・ズサン経営が放置されて「誰も責任を問われないままに、市民に赤字がかぶさっていく」構造が続いたのである。

@市幹部が公務としてやっていることは全て議会での質問対象になって当然だろう。



これが「市政の範囲外だから質問禁止だ」なんて納得できますか?
                             日付: 2000/07/05 21:57:20 名前: ヒゲ-戸田

「市からの補助金交付団体に対する質問は、補助金の使途に限定されるから、戸田議員のシルバー人材センターに付いての質問は、一般質問の範囲を超えているから、発言制止されてもしかたない」、というビックリするような議会事務局見解が示されたので、それに反論しつつ、当初の質問の仕方を変えたのが以下の質問文です。しかし、議会事務局はこれでもダメだと思うというので、戸田はもの分かれせざるを得ませんでした。

 これほど理を尽くした質問がもし禁止されるとするならば、市の税金と人員をつぎ込んでいる外郭団体・第3セクター類に対する、市の指導監督責任も、市民に対する説明責任もなしで、市議会でほとんどチェックできないも同然になってしまいます。
 市民の皆さん、議員・職員のみなさんはどう思いますか?

=========== 戸田の質問原稿より引用 ==============

質問項目の第4は、土井助役と中東保健福祉部長の門真シルバー人材センターへの監査責任について、であります。

 門真市シルバー人材センター(以下、単に「シルバーセンター」と略します)は、大阪府知事の認可を受け、大阪府商工労働部雇用推進室対策課の監督指導を受ける公益団体であり、その運営に当たっては設置目的に沿って、会員たる門真市の高齢者による自主的・民主的な運営を旨とすべき団体であります。
 と同時に、門真市が毎年3千数百万円の補助金を出し、副理事長には市の部長級幹部を公務として配置し、事務局長には市の幹部職員を出向で配置して、センターの土地建 物もしが提供するという組織であります以上、市からの補助金が正しく使われているか どうか、法規則や定款に違反した運営がないかどうか、監督官庁からの指導に違反していないかどうか、などをチェックして、もし違反状態があればこれへの改善指導をする責務が当然であるはずです。

 そうでなければ門真市の納税者に対する、市としての説明責任を果たすことはできません。なお念のために申し添えますが、「定款違反であるけれども事業運営として、補助金の用途としては正常である」、というような論は成り立ち得ません。
 もし定款に定められた機関が設置されないままに事業運営や当然予算執行が行われているのならば、それは設置すべき機関の運営費を組み込まないなどの不正常な予算執行をしているということであり、不正常な予算執行の中に年間3千数百万円という大きな割合を占める門真市からの補助金が組み込まれてしまっている、ということに他ならず、当然補助金の不正常な使用ということで、門真市としての監督責任が問われることになります。

 さて、そういった認識の上で、本年5月まで長らくセンターの監事を努めてきた土井助役にお訊ねします。

まず第1点め;シルバーセンター定款に於いて「常任理事を置く」ことおよび「評議員会を置く」と定められているにも関わらず、これを置かないでセンター事業を行ってきたことは明白に定款違反の事業運営であり、不正常な予算執行すなわち補助金の不正常使用であるはずです。
 にもかかわらず、土井助役はセンター監事時代に、毎年の監査報告に於いて、「法令もしくは定款に違反する重大な事実はないと認める」としてセンターにお墨付きを与えてこられました。結果として不適切な行為だと思われますが、ベテラン行政マンとして土井助役は現在、この件についていかがお考えでしょうか?見解をお聞かせ下さい。

第2点目;実情としては、従来からの慣例に従っただけ、というのかもしれないが市派遣の監事だった人間としての責任と改善の方向をどのようにお考えでしょうか?見解と、もしすでに改善提言をされているのであればそれをお聞かせ下さい。

次に、この間、センターの副理事長を務めている中東保健福祉部長にお訊ねします。

まず第1点め;本年度5月総会に於いて、「常任理事を置かない」という定款違反はようやく改善されましたが、「評議員会を置かない」という定款違反はあえて改善しないままであり、定款違反の事業運営すなわち、不正常な予算執行による補助金の不正常使用が継続したままであります。なぜ、こういう不正常な補助金使用状態を容認しているのか、それとも「評議員会を置かない」ことが定款違反でないと考えていらっしゃるのか、見解をお聞かせ下さい。

第2点め;社会常識として当然会員に公開すべき総会議事録や、大阪府が「公益団体として当然会員に公開すべき」と再三指導している理事会議事録を、シルバーセンターはかたくなに公開拒否しています。定款や監督官庁からの指導に違反していないか、また当然の社会常識に反していないか、などをチェックして、改善指導をする責務があるはずの、門真市派遣のシルバーセンター副理事長として、中東部長は、この総会議事録・理事会議事録隠蔽問題について、どういう見解を持っているのか、どういう指導や提言をされているのか、もしくはする考えがないのか、ご回答願います。

 定款違反の継続や議事録隠蔽などの不正常運営が明らかになり、5/28会員総会で会員からの不満も多発したにもかかわらず、総会以降まったく理事会が開かれず、問題点が放置されたままで改善のメドが不明のままであることも、合わせて指摘しながら、この項目の質問を終わります。

========================== 以上、引用終わり====



アホウなやつもいるモンだ。「入信(宗教歴)を公開せよ」なんて普通思いつかんぞ
                                 日付: 2000/07/04 19:25:16 名前: ヒゲ-戸田

 忙しさにまぎれて紹介が遅くなってしまったけれど、このハガキはたしか6月16日あたりに届いていたもの。「門真市民一同」が旭区の消印でくるのもご愛敬だが、「公人ならば○○を公開せよ」と 思いつく限りのことを書いた中で、逮捕歴や運動歴はまだ分かるが、「入信(宗教歴)を公開せよ」なんて普通思いつかんよなあ。
 よほど「宗教と近い所にいらっしゃる方々」なのだろう。どんな宗教なんだろうかねえ?
「毎日ホームページチェックしといたる」と書いてるけれども、なんかホームページなんて見ている人間とは感じられないなぁ。

 だって戸田のホームページをよく見ていたら、ここに「公開せよ」と文句たれていることの半分以上はとっくに分かるはずだもの。「インターネットにでたらめばかり掲載していたら・・」という言い方、某大団体関係者を想像させるなぁ。

@その人たちは自分で戸田のホームページを見てもいないのに、「あれにはホントのことを隠している」、とか「ウソばっかり書いている」とかの口コミを広げているらしい。
「具体的事実を指摘しないで、誹謗中傷する」、という例のやり方だよね。



ついに委員会議事録をコピーしたぞ!手間と費用がかかったけど・・・
                              日付: 2000/07/04 16:31:00 名前: ヒゲ-戸田

 7/3より、「委員会議事録を閲覧するだけなら議会事務局にて2/3議運以前のやり方で自由に」、「議事録コピーを求めるのなら情報公開手続きをしてもらった上で」、という話になっていましたが、ホンマかどうかやってみました。
 結果は、「議事録を情報公開申請する」―「議会事務局で<情報提供>として対応する」―「情報公開コーナーに指定の議事録を持ってくる」―「それを戸田が同コーナーのコピー機でコピーする」、という手順でコピーできることが確認されました。

 いざやってみると、分量が多くて大変なので、本日は取りあえず「議運記録のうち、1999年・2000年分と1998年の一部」と、「文教委議事録のうち、1999年と2000年の分」の152ページ=1520円分をコピーしました。ファイルから資料を外して2枚並べて、A−3サイズでコピーしてファイルに戻していく・・・・ かなりの手間でした。

 戸田が当選以来の委員会議事録を各種揃えるだけでも、また労力と費用が必要です。

☆議員が議事録を手元に置くためだけに、なんでこんな苦労をしなくちゃならんのだ?という疑問も湧いてきてしかたありません。取りあえず、今までと比べると大きな前進ではありますが、ウーム・・・・

☆閲覧の自由は取り戻した、手間と費用さえ出せば自由に議事録コピーができるようになった。
・・・・・・この新しい状況の中で「議事録見せろ裁判」はどうなっていくのか?どうしていくのか?
本会議を終えたら弁護士と相談しながら考えていきましょう。
 第1回公判は7/14に設定されていますが・・・  

なお、この議事録公開の申請は「情報提供」で処理されたため、「情報公開の受付件数」からは除外されることになります。



情報公開初日、公開申請者は戸田含めた5名で良好な滑り出し・・・
                         日付: 2000/07/04 15:56:15 名前: ヒゲ-戸田

 情報公開制度を作ったのに使う人が全然出てこない、という例がちょくちょくある中で、門真市は立派なものです。朝9時の公開申請1番乗りは「税金見張り番」メンバーで門真市在住の小林さん。公園課の食料費について公開を申請。

2番手は戸田で、
◎議会に関して;委員会議事録・行政調査(視察旅行)の記録・議会の交際費一覧、
◎市に関して;市長の交際費一覧・市が保管して然るべき門真市シルバー人材センターの理事会議事録(存否確認が眼目)、
◎教委に関して:「学校適正配置審議会」の議事録・日の丸・君が代に係わる教委から学校長への指示文書、・・・・・の閲覧とコピーを求めました。ほか、午後からは市内の共同保育関係者が保育関係で開示請求しただけでなく、公明党の議員2名も公開申請に来ていたのは立派でした。

 以上、市民2人と議員3人が初日に公開申請したことになります。窓口の情報課や対象機関の職員は、初めての対応に緊張しながらも一生懸命、という感じでした。確かに申請者がズラッと並んだり、資料をドサッと申請されると対応する方は大変ですし、窓口での混乱もありうるでしょぅ。役所側・利用者側双方の理解と協力で、この新しい制度をより良く育てていきたいものです。

 なお、門真の情報公開コーナーは、北河内7市の中では上位の広さで寝屋川市並とか。その分情報課の従来のスペースが狭くなったのはお気の毒でしたが、ここらへんは役所 側の「ヤル気」と前向き姿勢が伺えそうです。



本会議は7/6(木)だけで終わるでしょう。戸田は質問2番手、聞きにきてね!
                               日付: 2000/07/04 15:30:09 名前: ヒゲ-戸田

 昨年6月議会での質問者9人に対して今年はわずか6人。しかも昨年9月議会から「質問時間1人20分以内」の制限が付けられているし、特に問題のある議案もないという こと、上程される意見書も公明党提出のひとつだけ、ということから考えると今定例議会は7月6日(木)の本会議だけで終了すると見てよいでしょう。

 各常任委員会からの報告と質疑、採決のあとの一般質問に於いて、戸田の質問は田伏議員に次いでの2番手なので、議事がスイスイ進むならば(進みそうですが)登壇するのは10時半から11時あたりかな、と推測しています。
 10時前から控え室に入れるようにしておきますから、見どころ・ポイントの説明や、戸田からの資料配付など含めて早めにおいで下さい。

@それともうひとつ。現在使用している議員控え室を戸田が使えるのは、この議会が最後になるはずです。4会派による多数決定によって、議場前に130万円ほどかけて「議員1人あたりの平均控え室面積に基づいた」、3畳ほどしかない、「無所属議員専用控え室」に次の議会の時は移されていることでしょう。

@「門真市議会の座敷牢部屋」として、きっと各地からの視察・観光の名所になるでしょうが、この面積では机・1人用イス、ロッカーを置くので精一杯になるでしょうね。せいぜいお客さん1人をいれるだけで一杯になる議員控え室・・・思いっきりシュールな話ですねぇ・・
 そういうことも含めて、7/6本会議にぜひ傍聴に来て下さい。



議会短信F;7/3総務水道常任委、3議員が議案質疑、1議員が所管事項質問
                                  日付: 2000/07/04 14:54:13 名前: ヒゲ-戸田

<委員長(進行役)〜村田(公明)、副委員長〜宮本(志政)、委員〜五味・増井(緑風) ・青野(公明)・林(リベラル)・石橋(共産)>(敬称略)

 専決処分の承認を求める1件については、質疑なし、全員賛成で承認。リサイクルプラザなど4件の建築工事請負契約の締結については、青野議員、石橋議員、五味議員の3人から質疑があった後に、全員賛成で可決。
 門真市消防団や非常勤消防団に係わる条例の一部改正の2件の付託議案については、質疑なし全員賛成で可決。所管事項に対する質問では、宮本議員から、門真市ホームページの告知宣伝について・市民の行政参加と理解を促す内容充実について・今後のインターネットを通じた様々な行政サービスの方向性について、が質問され、11:05に閉会。

@ちょっと気になったのは、4件の工事契約に関して石橋議員がそれぞれの設計金額や予定金額・参加業者名と各社の入札金額などの一覧資料の配付を求めたのに対して、「委員会での審議は原則として口頭による。理事者側に資料提出を求める時は委員会全体での決定による」というこれまでの「決まりごと」を盾に、4会派の委員が「資料提出を求めない」という態度を取ることによって、資料提出なしで審議することになったことです。

@これなどは「合理的に審議をするのにはどうするのがいいのか」、ということと無関係に旧来の「決まりごと」に拘泥している典型例です。当局が答弁用に作成している計数的な資料を出してもらって、それを見ながら話を聞き、審議するのが合理的であるのは誰が考えても分かること。1件ごとに石橋議員が同じ質問して、理事者が数字や会社名をズラズラと読み上げる のを聞くだけでは、メモを取ることすら追いつきません。

@「文書資料を議員に渡さない方が、委員会審議にとって有益である」という理由はどうしても思い浮かびません。なんでこんな「決まりごと」ことが継続しているのか、頭をひねってしまいます。
・・・誰か教えーて!



 匿名イヤガラセのハガキが送られてきました!
                        日付: 2000/07/04 14:07:39 名前: おつかい番

 先日、戸田の自宅へ送られてきた匿名のハガキです。
           ↓
 http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/shinbun/6-15hagaki.htm 御覧下さい。



議運冒頭、戸田が誤報記事を謝罪!イヤー、謝るっていいもんですね。
                      
日付: 2000/07/04 12:05:07 名前: ヒゲ-戸田

 議運冒頭、戸田のために議運委員長・議長らの正面に特別席を設けていただいて、戸田からの「謝罪申し出」に従って、例の誤報記事について謝罪することになりました。
 理事者側も勢揃いの下での、戸田の「歴史的な」謝罪発言の要旨は以下の通りです。(戸田に謝罪させる日を待ち望んでいた、という方々いらっしゃましたらおめでとうございます。)

============ 戸田の謝罪発言要旨 ==============
 私のHPの「ちょいマジ掲示板」の6月27日早朝6時54分の書き込み記事の中で、「6/20議運で委員会議事録の公開や、本会議傍聴者に議事進行表・一般質問項目などを配布することなどが決定された」と書いたのは事実に反することでありました。

 この日の議運では、決定したのではなく、「各会派でもちかえり検討」となったものであり、これについて同日の13時38分に訂正記事を掲載したとは言え、「平日早朝か らの7時間弱もの長きに渡って」、事実に反することをそのまま載せていたについては、関係各位の皆様方に深く謝罪するものであります。かねがね記事の正確さについては注意を払ってきたつもりでありますが、このような 誤報記事を出してしまったことについては、自分自身、深く恥じ入るものであります。

 今後このような誤りが起こらないように充分に注意していきますので、「皆様方の一層のご指導ご鞭撻」をよろしくお願いいたします。
(*原稿は作らなかったので、こんな要旨をしゃべった、と記憶に基づいて再現)
===================================
◎イヤー、すっぱりと謝ると気持ちがいい!
  「ありがとうという感謝の心、すみませんと言う素直な心」やねぇ。



議会短信E;6/30議運で議事録全面公開など決定!門真の因習についに風穴!
                                日付: 2000/07/04 11:30:18 名前: ヒゲ-戸田

10:50に開始された議運では、冒頭理事者(市側)より、入札価格等の事前公開制度実施についての報告がなされたあと、理事者退席。次に本会議にかけられる要望・意見書の取り扱いについてや、議事進行の協議。今回もいろいろな要望・陳情・意見書が議長宛に届けられているが、本会議に上げられるのは、公明党提出の「少年法の抜本改正を求める意見書」のみ。
(この意見書については、4会派が賛成で共産党が反対意見。戸田も反対意見ですが、これについては別途説明します)

☆さて、注目の委員会議事録公開などの議会改革ですが、概要次のことが全会派一致で議運において決定されました。
============================
◎委員会記録の取り扱いについて〜公開に当たっての議会の対応
 1;法制上の委員会の記録の開示については、議員、理事者、市民とも可。
 2;記録内容は全文とし、議会運営委員会は概要とする。
       (*閲覧の原則不許可や全文公開禁止の先例は廃止)

◎「会派機関紙に関する申し合わせについての先例」を廃止し、削除する。
 (*「委員会・協議会の内容の機関紙掲載に当たっては事実関係を明確にすること等、慎重を期すること」などが先例としてあった。)

◎会議録の処理について (略)

◎傍聴人に対する資料配付について
 1;傍聴者に「議事日程」「一般質問通告書」を配布することとする。

◎上記以外の公文書の取り扱いについて
 1;全部開示を原則とするが、条例に基づき、個人情報に係わるものなどは非公開示とする。例えば請願・陳情の署名簿、傍聴人調べは非開示とする。
=================================
★やっとここまできましたね。「情報公開に向けての見直しについて」という表題のこの決定は、議運後さっそく適用されるものだと思ったら、そうじゃなくて「情報公開実施の7月1日以降、実際は7/3(月)からの適用だ」との大多数見解だったため、この日に委員会議事録を見るのは「おあずけ」になりました。

★委員会議事録の公開は(戸田の闘いに押されて公開するのではなく)、「情報公開条例実施に伴い、自動的に、公開されただけである」、という立場をとりたいのが4会派側の心情でしょうね。
 戸田からすれば、ほぼ5ヶ月も議員に議事録見せないとは嫌がらせ以外の何ものでもないし、議事録見せろ裁判を提訴しなかったら、委員会議事録の公開に当たって、あっさり全部開示となったかどうか、ということも考えます。裁判を起こしたことが全部開示の促進剤になったと、戸田は判断しています。  取りあえずはよかった、よかった。



議会短信D;6/30文教委員会、3議員が質問し10:30終了
                    
日付: 2000/07/04 10:09:55 名前: ヒゲ-戸田

<委員長(進行役)〜今田(緑風)、副委員長〜山本(公明)、委員〜戸田・吉水(緑風)・亀井(共産)・風(公明)・上杉(志政)>(敬称略)

 付託議案はごく簡単なものがひとつだけだったので、質疑なし・全員賛成で可決。
 所管事項についての質問では、戸田と亀井議員・風議員の3人が質問。

@戸田の質問は、日の丸・君が代について「唱う唱わない・立つ立たないの自由」を教委が学校長にちゃんと指導したのか、という点と、教育勅語や教育基本法についての見解と、審議会議事録公開への対応などについてですが、詳しくは「当面のご注目」の6月議会コーナーでご覧下さい。

@亀井議員は、学校給食のことで、@先割れスプーンから箸に切り替えるべきではないか、Aせめてランチルームだけでも陶器の食器にすべきでないか、B教委の学校給食現場に対する視察の取り組みについて(試食して帰るだけの人もいるが、作業工程をじっくり見て、現場の声を聞くべき)、ということを質問。

@風議員は、@国旗国歌について、として卒業式・入学式で(立って唱うことになっている時に)着席している教員が見うけられたことを挙げて、「内心の自由」を態度で示している先生の行為は適切かどうか、教委はどう指導しているのかを質問。次に、A学校給食の献立のバランスについてどう改善されたか、を質問。

◎日の丸・君が代押しつけと、教委指導よりも抑圧的姿勢を示す一部校長の生徒児童・保護者への対応のおかしさへの批判と、昨今のタカ派的な「教育問題論調」批判を強く 打ち出した戸田。日の丸・君が代押しつけと教員への統制強化の方向を示す公明党=風議員との対比が明らかになった場面でもありました。



新設!門真市のHPはここを見て!意見感想を戸田HPにも寄せてね。
                           日付: 2000/07/03 8:29:04 名前: ヒゲ-戸田

 6/30夜からスタートした門真市ホームページ。  http://www.city.kadoma.osaka.jp/
初めにしてはそれなりの出来だと思いますがいかがでしょうか?
市民からの要望や意見提出でよりよく進化させていきましょう。
 戸田が報告しておいたように、このHPは大手企業の系列会社に発注して、基礎部分 だけで300万円かけて作ったものに、市側が手を入れて完成させたものですが、費用効率から見たらどうなのか、という点はこの種の相場に詳しい人からの意見を待ちます。

 掲載されている写真類は著作権などの問題で転載には許可が要るでしょうが、市の情報を伝える文書自体は、いちいち「コピー・貼り付け」するたびに転載許可を求めなければいけないとは思えません・・・戸田としては気軽にやらさせていただきます。 リンク集の発展がこれから楽しみです。門真医師会はすでにHPを作っており、大変 便利になっています。
 議員・会派もそれぞれにHPを持ってくればさらに面白くなりますね。

@まずは共産党議員団、ぜひぜひ早くHPを開設して下さい。
@インターネットのことを最も早く議会で取り上げながら、自分ではHPを開設する様子を全然見せない門真公明党さん、言行一致が大事ですよ。早く開設して下さい。
@ほか、緑風クラブの五味議員、志政会の宮本議員、市民リベラルの田伏議員などパソコン・インターネットに慣れた議員諸氏の活躍も期待したいところ。

@全部が全部、パソコン・インターネットできなくちゃいけない、という画一主義もおかしいですから、「ワシはインターネットなんぞやる気はない!」というガンコおじさんがいるのもいいことですけど(そういうものと無縁な市民の方が圧倒的に多いのですから)、今一歩踏み出せる環境にあるはずの議員はインターネット世界にも出てきて欲しいものです。



ちょっと中休みで報告が止まっていましたが、報告予定を取りあえず・・
                           日付: 2000/07/02 11:52:33 名前: ヒゲ-戸田

 選挙支援疲れの後、例によって七転八倒しながら「一般質問通告書」を書き上げ29日に提出(今回の質問議員6人のうちで2番乗り)し、30日の文教常任委質問をやり、同日議運冒頭でのHP誤報記事に関して「戸田当選以来初めての謝罪!」を行い、額面 150万円=手取り128万円のボーナスからあちこちに支払いして残金10万円という悲惨をくぐって、疲れました。

 書きたいこと、書くべきことがどんどん浮かぶのですが、ここ2〜3日はビール中心に骨休め。市の職員は「質問締めきり」の29日4時以降、「役所的に整合性を持った」答弁を作るために大忙しで、夜9時10時までの居残り作業も始まりますが、議員としてはちょっと一息ついて、来週から役所側との「すりあわせ」をしながら7月6・7日の日本会議での質問原稿を作成していくことになります。(一般質問しない議員はこの労力が全く不要ですが・・・)

 今から、我が連帯ユニオン東大阪ブロックの交流会に行って、久しぶりに仲間達とワイワイ やってきます。今後早急に書き込む予定の記事の概略は以下の通り。
=====================
@文教常任委員会の報告。戸田・亀井・風議員の質問と教委の回答など。
@150万円(=手取り128万円)ボーナスとその使い道。トホホな話。
@議運での「戸田謝罪!」のオモロイ話。
@やっぱり凄い議員や、辻元清美の当選第一声をご紹介。
@門真市ホームページが始まった!
@7月3日(月)から情報公開開始や戸田もやりまっせ!みなさんもどうぞ!
@「委員会議事録の公開」がついに議運で決定!ただし7/3開始で・・
@議会改革微速前進?傍聴者に議事日程や一般質問通告書コピーが・・
@戸田事務所に新鋭パソコンと中古印刷機導入、戦闘力さらにアップ!
@旧来のHP容量限界に付き、大容量HPを増設しました。
@迫力の「戸田一般質問通告書」全文公開! 他5議員通告書も公開。
@不法設置物撤去で「水政課」頑張る。古川橋駅前の鳥の大群によるフン害防止で
 職員が奮闘中!新実験も開始。
@衆院選挙の結果を考える。
             ・・・などなどです。お楽しみに。 (早よ書かないかんなぁ・・・)



 失業者ユニオンの部屋からご挨拶   日付: 2000/07/01 10:20:55 名前: ヒゲー戸田

 本日は久しぶりに大阪市西区にある我が連帯ユニオンの建物にやってきました。
そこに同居している失業者ユニオンの中のパソコンから、このあいさつ文を打っています。
リストラ首切りで資本家がやり放題のこの日本の現状を、労働者の団結した力で打開していくためにみんな頑張っています。労働現場の問題についての心配・悩みも解決していきます。

 戸田のホームページからすぐリンクしていますので、見てください。
                       (以上、テスト送信も兼ねて・・・)