■そりゃぁ選挙は「自党一番、他はダメ」だから。社民党のことでは・・

(03/11/08書き込みより)

 投票できるのは1人1票だけなので、どの党でも当然「我が党が一番正しい、他はダメ」と宣伝します。
 ですから、我々が革新の立場から見て、「社民党と共産党が第3勢力として踏ん張って欲しい」と思っても、共産党が社民党を「あそこではダメだ」と言うこともあるでしょうし、社民党が「共産党なんかじゃダメだ」ということもあるでしょう。
 ますます細った「革新票」という「小さなパイ」を奪い合うために激しく争うこともあるかもしれません。選挙は厳しい「バトルロワイヤル」ですから、それはそれでやむを得ません。

 ただ、護憲・反戦・革新の民衆勢力を統一戦線的に拡大していく、という立場を持って、他党批判の場合にどういう観点で、何を重点において批判するかが大事ですし、有権者に対しても自分の政党に投票してくれさえすればいい、というのではなくて、幅広い視野と情報を提供して自分の頭で考え行動することを促すような宣伝教化に配慮すべきでしょう。

 社民党について言えば、県連や地方によっては民主党にすり寄り過ぎる所もあるし、「総与党」的な旧来型の所もありますが、土井さん的な「頑固に護憲平和」勢力と市民派勢力との融合が指導部のかなりの部分を占めているところが、期待できる所です。

 特に近畿比例区の6候補者を見れば、土井さん以外は全部チャキチャキ市民派の強者ばっかりで、「社民党では全国最左派候補集団」と言ってよいくらい。
 また、門真市では社民党組織はまだありませんが、守口市では三浦さんを支部長として「社民党守口支部」が2年前から誕生しており、これも強烈な左派です。

 かつて門真守口にあった右派的な「社会党」とその基盤勢力は、ほとんど全て「民主党」勢力に変わっていますから、現在の大阪・守口の社民党勢力の政治姿勢はそれとは異なっていますし、さらに市民派的・左派的な方向に発展しようとしています。
 次の市議選までにはそういった市民派的な「門真社民党」が誕生するでしょう。
 (戸田はあくまで無所属の独立左翼として社・共・市民派の共同を推進する)

 さて、門真・守口の(特に「科学的社会主義」の共産党支持者の)みなさんは、そういった状況というものを聞かされているでしょうか?また戸田HPや三浦HPその他の資料で自分で情報を得ているでしょうか?