「ストップ!民族暴力」声明文案と2/24会議よびかけ 

 各位へ。       2月21日(金) 午後発信 戸田ひさよし

★ 2/24会議において、以下の「3月声明文」原案を検討し、修正・確定させ、3月上旬記者会見の日取りと段取り、今後の行動予定と組織構想を討議しますから、発起人・参加者各位の事前検討をお願いいたします。
 また、2/2(月)夜7時から、エル大阪501で行なわれる会議には、2/21昼段階では関西テレビが取材に来ることが決まっており、本日これから戸田の方から連絡先を知っている報道機関にFAX・メールを流して取材を呼びかけていきます。
 週刊「金曜日」もこの運動を記事にしたい、との意向を寄せております。

★ できるだけ多くの報道機関・雑誌によって「ストップ!民族暴力」結成の動きが取材され報道されるよう、多くの人々に知られるよう、各人はこのメールを積極的に転送して下さい。
 また、戸田HP内の全ての記事は全て戸田への連絡不要で引用転載自由ですから(ただし著作権は戸田のみに存する)、自由にお使い下さい。また戸田HPの 「自由論争掲示板」http://bbs1.kze.ne.jp/hige-toda/に「ストップ!民族暴力」に関する意見や情報を積極的に投稿して下さい。


「ストップ!子ども達への民族暴力。行動する日本人ー大阪」

「3月声明文」(戸田原案)


  この日本社会の住む全ての人々に呼びかけたい。全ての青年達、大人達に思い起こしてもらいたい。私達が子ども時代に学校に通った頃、通学路で突然、回りの人間の誰からか襲われるかもしれないなんて危険を毎日感じることがあっただろうか?
 学校では楽しいことばかりじゃなくて、辛いことや苦しいこともあったかもしれない。でも、目に見えぬ恐怖に対して、毎日の学校の行き帰りに、子供の身で怯えなければいけないなんてことはなかったはずだ。

  人の親として、社会人として想像して欲しい。
 もし自分の子どもや親戚の子ども、近所の子どもたちがそんな怯えた気持ちで毎日学校に通っているとしたら、どんなに毎日が心配で悲しく辛いことだろう。
 自分自身や自分の同級生がそんな暴力の被害者になった子供たちは、どんなに心が傷ついてしまうことだろう。どんなに大人社会に対する絶望と不信を持ってしまうことだろう。

  この日本社会の中で、残念ながら現実に、そんな辛い目にあっている子どもや親たちがいることを私達が知る時、私達もまた、悲しくて辛い気持ちがする。

  戦後ずっと、様々な事件に絡んで「北朝鮮」の名前が出るたびに、まるで恒例行事のように、何の罪もない朝鮮学校に通う子供たち、朝鮮籍韓国籍の子供たちが嫌がらせを受け、襲撃を受けてきたこと知る時、そして拉致問題以降はさらに差別と排外意識が湧き起こる中で、新たな襲撃事件がいつ果てるともなく蔓延していることを知る時、私達は情けない気持ちになり、日本社会に責任を持つ日本人(全ての日本国籍保有者を指す。以下同様)として、卑劣な犯行者に憤りを感じざるを得ない。

  卑劣な襲撃者が狙うのは、ほとんどが女子児童・生徒という非力な絶対的弱者であること、最近は大人の卑劣漢に加わって、大阪府では半数以上が日本人の中学・高校の年齢の男子の便乗犯的うっぷん晴らし犯行として行なわれているようであることなども、さらに私達の気持ちを暗くする。

  圧倒的大多数の日本人は他民族の子どもを襲撃することなど考えてもいないし、そういう卑劣漢を嫌悪しているのに、通勤通学の日常風景の中でそういう子どもへの襲撃を見ることも聞くこともまずないのに、しかし、私達の知らない所で現実に襲撃事件が起こり、報道によって初めて事件の発生を知らされることに対して、私達は大いなる居心地の悪さを感じるし、そんな卑劣漢による事件が「日本社会の現実」として報道されざるを得ないことに、日本人として心の痛みと怒りを感じるのである。

  だから私達は、私達の子供時代がそうであったし私達の子供たちがそうであるように、この日本社会に暮らす他民族の子供たちが毎日何の恐怖もなく学校に行けることを保障してあげると同時に、私達が日本社会に責任を持つ日本人としての尊厳を維持するためにも、実効ある運動と仕組みを作ろうと決意した。
 このままでは朝鮮籍韓国籍の子どもだけでなく、何かの事件をきっかけにそれ以外の民族・国籍の子供たちもまた卑劣漢の被害を受ける危険性があることも、私達は併せて考えた。

  そして私達は、小さな力量しかない私達が行なえる当面最も有効な方法として、まずは、朝鮮学校の通学生が通う鉄道沿線ごとに、「他民族の子供たちへの嫌がらせ・襲撃は許されざる犯罪である」こと、そういった犯罪を予防・摘発すべきこと、犯罪は民間人でも「現行犯逮捕」ができること、を啓発宣伝し、一方で子供たちを激励したり相談を受けたり、不幸にして犯罪が起こった時には犯人情報を流したり求めたりする、日本人の組織を作ることを構想するに至ったのである。

  それを私達は「ストップ!子ども達への民族暴力。行動する日本人ー大阪」と名付け、2/6相談会で準備会結成を確認し、2/24相談会でこの「3月声明文」を採択して記者会見を行なって広く社会的にアピールし、併せて朝鮮学校を訪問して私達の意思を伝えると共に、本年5月中旬に結成集会と第1回駅頭宣伝を行なうべく、今後精力的に沿線ごとの会員と世話人(公開連絡先・事務所)を拡大していくことを確認した。

  この「ストップ!子ども達への民族暴力。行動する日本人ー大阪」(略称「ストップ!民族暴力」もしくは「ストップ!」)の会員は、あらゆる思想信条の違いに関わりなく、純粋に「日本に住む他民族・他国籍の子供たちへの嫌がらせ・襲撃を許さず、それを抑止・廃絶する実効ある運動と仕組みを作る」という一点のみにおいて同意をし、自分の都合が許す範囲において駅頭の啓発宣伝などに参加する責務を自覚する日本人男女によって構成されるものである。
 運動をより機動的で有効なものにするために、「ストップ!」は各種各層から幅広く人材を求めるとともに、平日にかなり自由に動けて社会的影響力も大きい自治体議員の参加を積極的に追求する。

  会員は氏名の公開を基本として、特に沿線ごとの世話人には氏名・肩書・連絡先を公表して運動に責任を持ち、子供たちの「盾」になりうる人を配置する。
 私達の趣旨に賛同する在日外国人は、「協力会員」として氏名の公開を基本として登録する。
 その他、シンボルカラーや組織の詳しい構成や規約などは、5月中旬の結成集会までに今後詳細に検討されていくことになる。

  他民族他国籍の子供たちへの暴力に対して、憂慮を表明したり新聞に投書したりするだけの時代は過ぎ去った。今はそういった犯罪を抑止・廃絶する実効ある運動と仕組みを日本人の責任と勇気において作って、具体的な行動を起こすべき時代である。
 「痴漢は犯罪である」ことが社会的認識として定着したように、他民族他国籍の子供たちへの暴力も犯罪であることを社会認識として定着させ、それを許さない社会的風潮を作っていかなければならない、と私達は考える。

  私達は多くの心ある日本人男女が、早急にこの「ストップ!民族暴力」に参加されることを強く念願するし、大阪以外の全国各地で私達と同様の運動が起こっていくことを念願する。

  併せて、政府がこともあろうに朝鮮学校に対しては「北朝鮮情勢」を理由に大学入学資格を認めない(英語教育の国際校にだけ認める)というあからさまな民族差別施策を準備していること(2月21日の朝日新聞報道)に対して、私達は言葉にしようもないほどの怒りと情けなさを感じ、強く糾弾するものである。
 このような日本政府の政策こそが卑劣な襲撃犯を生み出す土壌である。政府が早急にこの民族差別政策を撤回し、全ての外国人学校に平等に大学入学資格を認めることを要求する。

    上、声明する。(案)

                 2003年3月  日

  「ストップ!子ども達への民族暴力。行動する日本人ー大阪」準備会

          代表;戸田ひさよし (門真市議)
          副代表;長崎由美子  (大阪市生野区在住)
          ほか:○○○○
             ○○○○
          現段階での各沿線の世話人とその連絡先
             ○○○○
             ○○○○

 総合連絡・問い合わせ先;
   門真市新橋町12−18 三松マンション207
                 戸田ひさよし事務所
             電話;06-6907-7727 FAX:06-6907-7730
   メールアドレス;hige-toda@pop02.odn.ne.jp
   HP;http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/ 内
     「ストップ!子供たちへの民族暴力」を発足させよう!
      http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/12/stop/stop.htm

 

「ストップ!子ども達への民族暴力」2/6会議報告と2/24会議ほか協力要請

(戸田の各方面の友人・知人のみなさんへbccで送信したものを紹介)

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 発信遅れてすみませんが、2/6に行なわれた「ストップ!子ども達への民族暴力。行動する日本人ー大阪」(以下、「ストップ!」と略する)準備会の第1回会合について報告します。
 このメールの転送大歓迎です。ぜひ多くの人々にこの動きを伝えて下さい。

  ========== 2/6第1回会議(相談会) ============

【参加者】
   戸田、松平要(東大阪市議)、長崎ゆみ子(大阪市生野区)、三浦たけお(守口市)、
   土川秀孝(守口市)、田之上(門真市)、平野(和泉市)、打越淳一(吹田市)、
   片山(吹田市)  

【検討内容】
    「ストップ!」の趣旨と意義、立ち上げ方、シンボルカラーとグッズ、会員の集め方、
    朝鮮学校の子ども達の害状況、朝鮮学校の位置と鉄道駅の関係、     

【討議結果】
  1;「ストップ!子ども達への民族暴力。行動する日本人ー大阪」を会の名称とする。
    現段階は準備会とする。
  2;準備会の代表を戸田、副代表を生野区の長崎とする。
  3;「3学期中=3月冒頭」の宣伝行動・結成集会は、時間的に準備が間に合わないこと、
    及び4月選挙で議員関係者の時間が取れないことと駅頭ビラが錯綜することなども
    考慮して、第1回宣伝行動・結成集会は5月に行なうこととする。
  4;ただし「3学期中=3月冒頭」に「ストップ!」結成準備会名による声明文を朝鮮学校や
    在日外国人社会と日本社会に発して、記者会見を行なうことで、子ども達への民族暴
    力を抑止する世論形成と「ストップ!」への結集呼びかけを図る。
  5;この「3月声明文」作成と発起人の拡充に向けて、戸田、長崎らを責任者として精力的
    に取り組んでいく。
    戸田作成の1/30呼びかけ文は、ちょっと過激な感じがして腰を引く人がいそう、保守
     的人々も含めて超党派的に、広範な市民が(議員も)結集できるものに改修する)
   6;2/24(月)、夜7時から、エル大阪501号室で、第2回会議を行なう。
     ここで、「3月声明文」の最終確認と声明発表・記者会見の日取りとその準備分担を
     決定する。
  7;シンボルカラー、統一グッズについては諸案が出たが、デザイン的見識の不足もあっ
    て決定するには至らなかったので、今後広く意見を求めて鋭意検討して、5月宣伝ま
    でには決定・作成・調達することとする。
  8;府内の朝鮮学校の位置と鉄道駅の関係については、打越が調査して明らかにして
     いく
    (戸田も)

【追加情報】
   小沢福子大阪府議も発起人に名乗りを上げてくれた。
     (発起人と、公表OKの会員・協力会員については戸田HPの「ストップ!」特集
      http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/12/stop/stop.htm
       で公表していきます。新情報についても同様。)

   ある雑誌から、「ぜひ取り上げたい」として電話取材があった。

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皆さんへのお願い。

  1;2/24会議(エル大阪501、夜7時〜)にきて下さい。
  2;「ストップ!」の発起人(氏名公開)や会員(氏名公開は任意)を増やして下さい。
  3;「3月声明文」やシンボルカラー、統一グッズ、会の運営・宣伝について、あなたの
    意見をお聞かせ下さい。 [ レスポンス投稿 ツリー表示 ]