●やっぱり違法建築だった!(10u超なのに建築申請なし。重量・高さは・・)

日時: 2005/02/15 11:20:32 名前: 戸田  

 結論から早く述べておくと、この冨山氏屋上プレハブは床面積が10uを越えておりな がら法的義務である建築申請を全く出さずに勝手に建築したものだったので、この点だ けでも建築基準法に違反する違法建築であることが判明した。
 同法では、床面積が10uを越える増築をする場合は建築前に建築申請を出して審査を 受けて、(構造や高さ、重量などを調べて)OKとなって「建築確認」が出てからでな ければ建築着工してはならないことを定めている。
 だから冨山氏屋上プレハブは、まず建築申請をせずに建てた、という一点において「違 法建築」なのである。
 ほかには、既存の3階建て住宅の屋上に建てたので、
1;「高さ」はどうか、隣地の日照などで適正かどうか。
2;「重量」はどうか、既存住宅の強度の範囲内に収まっているかどうか、 の2点も問題となる。
 2/14に都市整備監察課という「違法建築取り締まりのプロ」の部署の谷村課長と佐藤 係長に聞いたところ、
1;「高さ」については、冨山氏指定の(実際に建築をした)業者にデータを出してもらってから調べることにしている、とのこと。  
 ただし、それがいつまでに出されるのかとか、ホントに出されるのかについては詰めた話はしていないようである。いつまでに出せ、とうことも求めていないようだ。
 また、既存住宅の設計図面は年数が経って廃棄されているので、その高さが不明だと言う。  
 それなら、プレハブの図面は出たのだから、既存住宅の高さを監察課で実測して足  し算すればいいだけなのに、この「違法建築取り締まりのプロ」達はそういうことは全然する気がないようだ。
2;「重量」については、驚いたことに、「どうやって調べたらいいか、まだ考えていない」(!?)と言う。  
 実は谷村課長は当初戸田が話を聞いた時には、重量の問題を既存住宅の設計強度の問題としてだいぶ強調していたのである。  
 そもそもまともに建築申請をすれば、監察課の上の階にある「建築指導課」で書面等で重量も出して(出させて)審査するのだから、1/15に建てられたプレハブの重量が全く分からない・算定することができない、ということがヘンである。  
 書面から算定できなければその業者を呼んで調べればいいだけの話ではないか。  
 既存住宅屋上の重量強度(許容量)についても、「全然分からない」(!)と言う。  
 もしそれが本当ならば、門真市内のちょっと年数の経った建物の屋上に増築する場合には重量の審査が全く出来ないままに「確認」(建築OK)を出すほかないことになる。そんな馬鹿なことがあるだろうか。  
 既存住宅の屋上重量強度をどこかで調べて(どうしてもデータがなければ冨山氏側に出させて)、それとプレハブの重量を付き合わせて判定すればいいだけの話なのに、この「違法建築取り締まりのプロ」達は、重量のことをどう算定するか全然考えていなかったらしく(ホント?)、戸田から突っ込まれてようやく「そういうことも含めてこれから検討していく」と答えたのみ。
●さて冨山氏宅屋上の「無申請」違法建築は、高さや重量の面では適法か違法か?
 その答えはいつ出されるのだろうか?
 市民からの疑惑通報を受けて議員たる戸田が市に通報いたのが1/28。
 外から見ただけで、どう見ても10u(6畳=9.9u超)は越えているこの代物が申請を出さずに勝手に建てたものだと判明したのが遅くとも2/1。
 図面を出させたのが2/9で、ここで正式に10u超過が確定したのだが、高さや重量の面で答えが出されるのはいつだろうか?