人民新聞社・山田編集長への不当弾圧事件
人民新聞社へのガサ入れ、編集長の不当逮捕糾弾!
長年交流のある山田洋一編集長・人民新聞社への権力弾圧を戸田は許さない!
人民新聞社HP>>>https://jimmin.com/
人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会>>>http://support-yamada.skr.jp/
   ◎最新情報は「自由論争掲示板」「ちょいマジ掲示板」を見て下さい2017/11/23開設 2018/8/11更新
7/18神戸地裁不当判決糾弾!2018/8/11
<人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会 抗議声明>

↑↑2018年7/18(水)昼前。人民新聞・山田編集中に「有罪」(執行猶予3年)のとんでもない不当判決!庁内での集約集会と抗議シュプレヒコールの後、正門前歩道で抗議幕を広げて撮影している所に神戸地裁職員が執拗に妨害行動!こんな馬鹿げた嫌がらせにこれほど熱中できる神経が怖い。◆門真市議の戸田と豊中市議の木村君も抗議発言。
7月18日、神戸地方裁判所101号法廷で、人民新聞弾圧事件の判決公判が行われ、川上宏裁判長、市原志都裁判官、嶋美穂裁判官は、山田編集長に対し「懲役1年。執行猶予3年」の有罪判決を言い渡しました。人民新聞編集部は、強い怒りをもって抗議します。

今回の事件は、要するに「過激派」に送金しているのを止めたいのだが、それ自体は法違反にならないので、「キャッシュ・カードを自分以外の人間に使用させたのは詐欺罪」という公安警察の無理を承知の逮捕・起訴であり、判決はこの公安のストーリーを追認しただけのものです。これが懲役1年、執行猶予3年の刑罰に値するというのですから、驚きです。

判決は社会に大きな影響を与えるものですから、裁判官は慎重に考慮するべきものですが、神戸地裁の3人の裁判官は、いとも簡単に公安に奉仕する軽薄な判決を出しました。これが一般に適用されると、市民団体や企業の日常活動への影響は大きく、一般家庭の子どもへの仕送りもできなくなります。安倍首相だって秘書に預けているカードを回収しなければならないでしょう。

しかし権力は、企業の社長や一般家庭にこれを適用する気はありません。「あくまで権力に逆らう輩だけに適用するので、他の人々は安心しなさい」という暗黙の了解があるのです。安倍首相が成立させた秘密保護法や共謀罪などと同じです。法の適用は権力の恣意に依るのです。

つまり、「法の前の平等」という法治原則は葬り去られ、権力者の恣意による専制主義の時代に入ったことを意味します。安倍首相の森友・加計疑惑などの逸脱行為には法が適用されないことにも、法治主義から専制主義への移行が見られます。
今回の弾圧事件は、公安警察のハラスメントを銀行資本と裁判所が奉仕・支援するという形で進行したことも、専制主義の到来を示唆しています。

これは世界的傾向で、歴史は再び市民革命を要求しています。人民新聞編集部は、安倍政権の専制政治に終止符を打ち、協同・共生社会の実現に向け紙面改革に取り組みます。

引き続きご支援ご協力をお願いします。

2018年7月20日 人民新聞社

尼崎での2/17(土)支援集会へ!
★最新情報★ 2/16(金)に初公判決定!支援の大傍聴を!
         山田氏保釈を勝ち取り、2/17集会に本人を迎えよう!
件名:初公判2月16日10時半に決定!!最新告知文を拡散お願いします。

本文:
 みなさま、園です。
さっき弁護士から連絡あり、予定通り2/16に決まりました!その次は4月25日午後です。
時間がないので、以下拡散お願いします。あふれる傍聴者を見せつけましょう。
傍聴券配布はしないので、先着順です。公安関係者などに席を取られないように、10時までには集合をお願いします。
なお2/16のやり取りが長引いた場合、予備裁判日に3/22が入っています。
16日中に保釈申請を行うので、一番うまく行った場合、17日集会に山田さんが戻ってきます。頑張りましょう!!

==========転送・転載お願いします===========

★「人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会」結成、初公判2/16に決定!
人民新聞編集長を取り返すため仲間が結集
2/16初公判、2/17尼崎集会・2/24東京集会へ参加を。賛同人にぜひ実質的な共謀罪適用を許さず、警察・検察は即時保釈し、押収物を返せ!

★初公判、ついに決定!多くの参加を!間近なので、拡散をお願いします
2月16日(金)10時半〜神戸地裁101号大法廷(神戸駅徒歩5分)
(傍聴券は先着順なので、10時までには来て下さい)
地図:http://www.courts.go.jp/kobe/about/syozai1/kobemain/index.html
※終了後、裁判所ロビーで報告会開催
※次回は4月25日(水)午後の予定です。

★関西と関東の集会に参加し、編集長を釈放させましょう!

関西:2月17日(土)18時〜
場所:「小田地区会館3Fホール」(JR尼崎駅から南へ5分。尼崎市長洲本通1-15-38)
地図:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/…/institution/05_053.html
(駅北側の「小田公民館」ではありません。間違えないようお願いします。)
スピーカー:木村真(豊中市議会議員)「森友学園問題と人民新聞弾圧」
・ガリコ美恵子(イスラエル在住、人民新聞執筆者)「パレスチナに対するイスラエルの暴力、エルサレム首都承認問題を報告」
・「どるめん」金成日さん(地元尼崎より):不正と闘う山田さんの過去映像など
・趙博(浪花の歌う巨人・パギやん)の歌
・人民新聞社、オリオンの会から経過報告
・「関西生コン」への弾圧もさせない!西山直洋(全日建連帯労組関西地区)ほか

関東:2月24日(土)18時〜
場所:日本キリスト教会館4階(地下鉄早稲田駅から徒歩5分)
地図:https://www.hoshien.or.jp/images/map/map_150406.jpg
――人民新聞・オリオンの会への弾圧抗議集会
言論弾圧・共謀罪適用を許さない!岡本公三支援の何が悪いのか!
ただちに山田編集長を釈放せよ!
スピーカー:浅野健一(同志社大学大学院教授・メディア論)
足立昌勝(関東学院大学名誉教授・救援連絡センター代表)、
園良太(人民新聞社)、オリオンの会ほか
詳細チラシ(拡散して下さい):http://support-yamada.skr.jp/2018/01/30/65/

★救援の専用口座ができました。カンパをお願いします!
弁護士費用、救援活動などに使います。

ゆうちょ口座 記号:14300 番号:87859841
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ
他の銀行から:店番号438 8785984
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ

「人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会」共同代表:木村真(豊中市議会議員)、戸田ひさよし(門真市議)、田中壽雄(みんなに見てほしい映画を自主上映する会尼崎)、田中末広(オリオンの会)、脇浜義明(人民新聞社)
ブログ:http://support-yamada.skr.jp/

★議員、弁護士、刑法・憲法・メディア学などの学者の方々の賛同人を募集します!
賛同人になれる方は、people (at) jimmin.com へご連絡下さい。
賛同議員:丸尾牧(兵庫県議会議員)、高木隆太(高槻市議)、川口洋一(高槻市)、中西智子(箕面)、山下慶喜(茨木)、高橋登(泉大
津)、手塚隆寛(枚方)=以上大阪府、井奥雅樹(高砂)、北上哲仁(川西)、酒井一(尼崎市議)、大島淡紅子(宝塚市議)、大津留求(伊丹市議)=以上兵庫県、是永宙(高島)=滋賀県、尾和弘一(和歌山県岩出市)
賛同学者:足立昌勝(関東学院大)、浅野健一(同志社大)、下地正樹(阪南大)、松葉祥一(同志社大学)
賛同弁護士:永嶋靖久、喜久山大貴(京都弁護士会)
・多彩なこれまでの賛同者約500名と各界の抗議メッセージ!:
https://jimmin.com/2017/11/22/protest-to-arrest-and-raid/

<みなさんへの呼びかけ>

人民新聞編集長・山田洋一さんが不当逮捕・起訴されて2ヶ月経ちます。山田さんは極寒の神戸拘置所でも頑張り続け、人民新聞も編集部の努力で発行され続けています。

しかし山田さんの逮捕・起訴は、被害も被害者も無いものを「詐欺罪」に仕立て上げ、安倍政権を批判するメディアを狙い撃ちで長期監禁する、あってはならないものです。
稀代の悪法・実質的な共謀罪の開始です。押収された新聞社のPCや名簿もまだ返されていません。
一刻も早く保釈させ、荷物を取り返し、2月以降に始まる裁判に勝利しなけれなりません。

この弾圧の問題点と裁判報告などについては、以下をぜひご覧ください。

・兵庫県警・神戸地裁・地検の問題点
https://jimmin.com/2017/12/25/proceedings-of-oppression-to-peoples-news

・これは共謀罪の先取りだ(趙博):http://support-yamada.skr.jp/2018/01/22/51/

・全ての言論人・メディアはこの弾圧に抗議すべき(浅野健一同志社大教授):
https://jimmin.com/2017/12/22/every-journalists-should-protest-against-oppression-to-peoples-news

・「勾留理由開示公判」での弁護士・本人陳述:https://jimmin.com/2017/12/22/release-our-editor

・編集長からのメッセージ:
https://jimmin.com/2017/12/27/new-year-message-from-editor-in-chief-in-jail

・年末の激励行動報告:https://jimmin.com/2017/12/29/action-to-kobe-detention-center
他にも多彩な解説/報告。https://jimmin.com/

山田編集長は地元尼崎市などで幅広く人間関係を作っていました。そこで関係者が声をかけ合い、広い枠組の「支援する会」を結成しました。早期保釈を求め、差入れや裁判闘争を支えていきます。2/17の尼崎結成集会にご参加下さい。
また東京でも本件関係者が家宅捜索を受け、押収された荷物が戻っていません。弾圧に抗議し、弾圧の拡大を防ぐために、2/24に東京集会
を開催します。ご参加下さい。

先立つ抗議声明には、すでに多くの地方議員、弁護士、法学者に賛同を頂いています。
みなさまに、改めて会の呼びかけ人に加わることをお願いします。
神戸地裁は山田編集長を保釈せよ!地検は起訴を取り下げよ!兵庫県警は荷物を返せ!
ともに声を上げて下さい。

2018年2月1日 人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会

◆人民新聞編集長 山田さんをハガキで応援しよう◆
山田洋一さんが11月に兵庫県警生田署に不当に勾留され、年末には神戸拘置所に移送されました。
長期勾留を目的としたこのような措置に、遠くから歯がゆい思いをしている方も多いのではないでしょうか。

あなたの声を、拘置所に届けてみませんか。
現在も接見禁止がつけられ、弁護士やお母さん以外とは、面会も手紙のやりとりもできない山田さんをハガキで応援し、後押しする取り組み
です。

当該の山田さんはすぐに読むことはできませんが、郵便物を受け取る拘置所職員と、解放後(あるいは接見禁止解除後)に山田さんに読まれることを前提としたアピールであり、早期解放を求める声を届けることで、職員から当該山田さんへの接し方の改善をはかるのが目的。
山田さんへの応援はもちろん、拘置所職員、あるいは司法への怒りなど、皆さんの思いを届けてみませんか。

送り先:〒651-1124 兵庫県神戸市北区ひよどり北町2丁目1 神戸拘置所 山田洋一


★速報★「山田編集長を支える会」結成!

人民新聞編集長を取り返すため仲間が結集
呼びかけ人に入り、2/17尼崎集会へ参加を
実質的な共謀罪適用を許さず、警察・検察は即時保釈し、押収物を返せ!

2017年12月29日 山田編集長を支える会
共同代表:木村真(豊中市議会議員)、戸田ひさよし(門真市議)、田中壽雄(みんなに見てほしい映画を自主上映する会尼崎)、田中末広(オリオンの会)、脇浜義明(人民新聞社)

★「支える会」結成・初公判集会に参加を
2月17日(土)18時〜
小田地区会館3Fホール(JR尼崎駅から南へ5分。尼崎市長洲本1-15-38)
地図:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/institution/05_053.html

★「支える会」の議員、弁護士、学者などの呼びかけ人を募集します!
people@jimmin.com へご連絡下さい

★救援の専用口座ができました。カンパをお願いします!
弁護士費用、救援活動などに使います。
ゆうちょ口座 記号:14300 番号:87859841
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ
他の銀行から:店番号438 8785984 <(438)%20878-5984>
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ
電話:080-8316-4285

<呼びかけ>
●人民新聞の新体制作りを始めた矢先の弾圧(中略)

●起訴後の経過報告−−保釈不当却下!
起訴を受け、弁護士より保釈請求をおこないましたが、12月19日に却下されました。これに対し準抗告を20日に行いましたが、即日却下されました。

検察官・福居幸一らは「保釈申請に対する意見書」のなかで、人民新聞社がネットを使って「捜査活動を批判」したり、押収物還付や釈放を求めて神戸地方検察庁・
生田署に抗議に行ったことを「公判における検察官の立証活動に対する妨害を企てる可能性」として理由に挙げました。不当逮捕に抗議したこと自体が、
釈放を認めない理由になるというのです。

また、編集業務はパソコンを使って遠隔でもできるので、釈放後に逃亡するおそれがあるなどとも述べ、この意見書自体とんでもない言いがかりです。
しかし芦高源裁判長、西野牧子裁判官および神原浩裁判官は「罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由がある」として却下を行いました。
全てのパソコンなどを押収されている状況で、「証拠を隠滅」できる訳がありません。検察および裁判官に怒りを持って抗議します。

●編集長は元気!−−差入れに対する検問(中略)

●より幅広い「山田編集長を支える会」結成!参加を
山田編集長は地元尼崎市などで幅広く人間関係を作っていました。そこで関係者が声をかけ合い「山田編集長を支える会」を結成しました。早期保釈を求め、
差入れや裁判闘争を支えていきます。初公判は2月以降に予定されます。
本弾圧は実質的な共謀罪の始まりであり、すでに多くの地方議員、弁護士、法学者も抗議賛同しており、皆様に改めて会の呼びかけ人になる事を求めます。
そして2月17日、尼崎の立ち上げ集会にご参加下さい。編集長を保釈せよ!共に声を上げて下さい。


▲写真クリックでPDFファイルが開きます
12月27日、神戸地裁に対し保釈を求める要求行動、神戸地検に対し起訴取り消しを求める要求行動、編集長がとらわれている神戸拘置所への激励行動を約30人で行いました。

・ 神戸地方検察庁への抗議
神戸拘置所では、数十人の職員および増員された警察官らが通り道を封鎖し、締め出しを行いましたが、拘置所の建物の真下でせいいっぱい声をあげ、激励と抗議を行いました。
翌日の接見で、編集長へも声がしっかり届いていたことがわかりました!本人は元気にがんばっているとのことです。
より広い枠組みでこの弾圧をはねかえす取り組みをつくっていくために、「山田編集長を支える会」が結成されました。2月17日には尼崎で集会を行います。今後ともぜひご支援をお願いいたします。

▲神戸地方検察庁への抗議

▲検察庁職員に起訴取り消し要求書を手渡し

▲拘置所受付への通路をブロックする職員・警官

▲声は中へもしっかりとどいた!
12/27(水)18時〜神戸地検・地裁に釈放要求(神戸駅)
19時〜差入れを妨害する生田警察署に抗議申入れ・編集長激励
神戸拘置所なら拘置所へ

★拡散、支援を★人民新聞弾圧、編集長の保釈請求を裁判所が却下し、弁護士が再申請「準抗告」中です。神戸地裁に保釈しろ!と集中させて下さい
地裁:078-333-0110

神戸地方裁判所 >> 〒651-1413 兵庫県神戸市中央区橘通2-2-1

兵庫県生田警察署 >> 〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通2丁目2-25

Twitter>>>人民新聞(編集長不当逮捕弾劾) 
12/8(金)夜7時〜ドーンセンター5Fでの緊急抗議集会へ!

Twitter>>>人民新聞(編集長不当逮捕弾劾) 


ドーンセンターアクセス>>>http://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.html
★人民新聞社に家宅捜索!編集長が逮捕!

【拡散】人民新聞、編集長が「詐欺罪」なる全くのでっち上げ不当逮捕!事務所の家宅捜索は立ち会いを阻止され、撮影録音したら追い出すと脅され、あわや当たり公妨も。周辺住民を検問。違法の極み!
安倍政権と共謀罪下、全てのメディアと運動への弾圧です。編集長と押収品返せと抗議を!

弾圧情報>>>福岡市民救援会HP   
 

★生田警察署前で抗議行動実施★(人民新聞社HPより)

編集長への不当逮捕・勾留について、11月22日昨晩、生田警察署(兵庫県警)に対して緊急の抗議行動を実施しました。緊急にもかかわらず、十数名が駆けつけてくれました。市会議員や遠方から駆け付けた参加者もいました。19時半に現地集合し、「編集長を返せ!」と2時間近くに渡って訴えました。また、警察署周辺の通行人へビラ配りを行うなど、周知活動を行いました。

警察側の対応は、同署前入口に多数の署員を配置し、その後ろで逮捕を行った兵庫県警公安三課の職員を配置させ、「危ないので下がってください!」「近所迷惑です!」と称して高圧的な対応に出るなど、不当に次ぐ不当な対応を継続しています。
最後に、逮捕翌日かつ雨天であったにも関わらず、多くの有志にお集まりいただいたことに、感謝申し上げます。

私たちは弾圧に屈することなく、

編集長の早期奪還に向けて、

救援活動・抗議行動を継続していきます。

以下、「抗議行動に参加はできないけれど・・・」という方に向けてのお願いです。
(1) 警察署への抗議電話、
(2) 本件に関する弁護士費用等カンパ、
(3) 各集会での発言、救援チラシ配布
(4) 「協力したい」ことのご連絡、
を随時募っております。
よろしくお願いいたします。

★抗議電話先
勾留先の生田警察署(兵庫県・三宮駅最寄):078−3330−110
兵庫県警:078−3417−441

★編集長救援カンパ
編集長の早期奪還、新聞継続のためにお願いします。
郵便振替口座:00940−5−333195 人民新聞社

 

【人民新聞社 抗議声明】全世界の民衆の闘いを伝えてきた人民新聞社への不当弾圧
編集長不当逮捕・家宅捜索に抗議し、即時釈放・返却を求める

人民新聞社 2017年11月22日

●新体制作りを始めた矢先の弾圧

人民新聞社は1968年に創刊し、毎月3回発行しています。
日本中・世界中で権力とたたかう人々の声を伝えてきました。
この夏に大阪府茨木市に事務所を移転し、世代交代と地域密着でより広い協力体制を作り、編集体制の強化を進めていました。

その矢先の11月21日、突然編集長が兵庫県警に不当逮捕され、事務所が家宅捜索されました。
容疑は「詐欺罪」で、新聞社とは関係が無く、内容も不当そのものです。
私たちは編集長の即時釈放と、押収品の返還を求めます。

●事務所を包囲する異様な捜査

21日朝7時、尼崎市の編集長の自宅が家宅捜索され、兵庫県警生田署に連行され逮捕されました。続けて9時ごろ、20人以上の警察が茨木市の人民新聞社の事務所を包囲し、社員1名が来ると家宅捜索を開始。こちらが各所に電話したり撮影・録音することを禁止し、社員は軟禁状態にされました。

後から来た社員には令状も見せず、立ち入りを妨害。マンション入口に検問を張り、出入りする他の住民全員に職務質問しました。住民を怖がらせて移転した事務所を孤立させる狙いが明らかであり、捜査の不当性が際立ちます。


●全てのパソコン・資料を押収する不当捜査

この結果、新聞社は全てのパソコンと読者発送名簿も押収されました。
新聞発行に多大な影響が出ており、兵庫県警に断固抗議します。また、大事な名簿が押収されてしまったことを、読者・関係者の方々にお詫び致します。

報道では「自分名義の口座を他人に使わせていた」とありますが、それだけで「最初から口座を騙し取った」と言い切り、逮捕や家宅捜索まで行うのは明らかに不当です。私たちは今回の逮捕・家宅捜索は、人民新聞社の新体制へのあからさまな弾圧であると考えます。

●実質的な共謀罪の適用の可能性が

今回の件で東京でも警視庁が2箇所を家宅捜索し、関係者に任意出頭を要求しており、弾圧の拡大が懸念されます。
6月に成立した稀代の悪法「共謀罪」は、犯罪の無い所に「犯罪をした」と物語をでっち上げ、市民運動や報道機関を弾圧・萎縮させる目的です。
警察は、実質的な共謀罪の適用を始めたと考えます。

●私たちは弾圧に屈せず編集長を取り返し、新聞発行を続けます

私たちは、弾圧には絶対に屈しません。新聞の発行を続け、権力の不正を暴きます。全ての報道機関と社会運動が同じ危機感を持ち、抗議・協力して頂くことを呼びかけます。

・兵庫県警は編集長を今すぐ釈放せよ!
・全ての押収品を今すぐ返還せよ!
・捜査、弾圧の拡大をやめよ!

勾留されている三ノ宮の生田警察署:078−3330−110
捜査している兵庫県警:078−3417−441

ぜひ、ともに声を上げてください。

【人民新聞社】
〒567−0815 大阪府茨木市竹橋町2−2−205
電話:072−697−8566 FAX:072−697−8567
HP http://www.jimmin.com
メール:people@jimmin.com
ツイッター:@jimminshimbun

★救援カンパをお願いします★
編集長の早期奪還、新聞継続のための救援カンパをお願いします。
郵便振替口座:00940−5−333195 人民新聞社
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これはフレームアップだ!

「フレームアップ」とは  (日本大百科全書から)
政治的反対者を大衆から孤立させ、弾圧、攻撃の口実とするため一定の既成事実を歪曲(わいきょく)、変造して利用したり、事件を捏造(ねつぞう)することをいう。一般には「でっちあげ」と訳す。
政治的対立が激化している場合によく用いられる政治技術で、大衆心理を巧みに操作、利用することによって効果を発揮する。歴史上有名なものに、1933年ドイツ共産党を弾圧するために用いられたナチスによる国会放火事件、フランスのドレフュス事件、アメリカのサッコ‐バンゼッティ事件などがある。日本では、三鷹(みたか)事件や松川事件などがこの種の事件だといわれている。