韓国文化放送ラジオ・インタビュー! 2006/5/5

<転送歓迎>
こんにちは。犯罪都教委&3悪都議と、断固、闘う増田です!

 さきほど、件名の電話インタビューを受けました! 韓国で、8日(月)19 : 20〜放送されるそうです。韓国にお知り合いのいらっしゃる方は、聞いてくだ さる ようにご連絡いただけたら嬉しいです! 一部を以下にご紹介します。関心をお 持ち の方は、添付ファイルに全文を付けましたので、開いてみてください。

<インタビュアー>
 去年韓国社会は日本のV扶桑社の歴史教科書V波紋と島根県のV竹島の日宣布 V などのため大きな憤怒を感じています。今年に入っても独島(ドクド)問題で両 国の間の葛藤が大きくなっていると 感じております。
 増田ミヤコ先生は、歴史教科書と独島問題について関心はもっていらっしゃる んで しょうね。また、独島の領有権論難はどう考えていますか?
<増田>
 はい。地理・歴史・政治経済を教える教員として、これらは避けて通ることの でき ない問題です。私の免職は、扶桑社教科書を批判して生徒に教えたことを教育当 局が 憎悪したことにありますが、私は扶桑社教科書は「日本の恥」だと思っています 。こ んなウソだらけの「歴史偽造主義」の教科書で、生徒達に正しい歴史認識を育む こと はできません。まともな判断力を持ち、生徒達の未来に責任を持つ教師ならば使 える わけがありません。
 独島(竹島)問題については、韓国の方々は日本人に対して「どうして分から ないのだ?」と、いらつく感じをもたれていらっしゃると思います。私は日本人の大部分 は「1905年」という年が、何を意味しているかを全く知らない、という現状 があることが一番問題だと思っています。その上、日本人の大部分は1952年のサ ンフ ランシスコ講和条約の問題も知りません。条約や歴史について詳しい情報が報道 されず、よほど関心のある人でなければ事実を知りません。摩擦が起きた時だけの表面的 な報道で、感情的に反応している国民が多い、というのが実態です。

 私は、島根大学で内藤正中先生に教わったことがあります。内藤先生の意見に成 です。独島・竹島問題は歴史の清算を日本がきちんと行ったうえで、初めて冷静 に話 し合える問題だと思います。

<インタビュアー>
 先生は、正しい歴史教育をしたために、こういう目にあって後悔していません か。
普通に教科書を教えていれば、こういうことにはならなかったと思うんですが。
<増田>  全く後悔したことはありません。私は、1989年、昭和天皇の死んだ時の日本の異常さに、それまで、きちんと侵略と植民地支配や天皇の戦争責任について教えてこ なかったことを後悔しました。これからは、自分が、どういう目にあっても、き ちん と教えて自分の職責を果たそうと決心したのです。ですから「逃げない、隠さな い、 誤魔化さない」で、教育をしてきて全く後悔はありません。
 正しい歴史認識を育てることをしていかなければ、日本人なのに日本の歴史を 知ら ない人達が大量に出て、それでは、日本は隣国の人達から信頼されるわけがなく 、ア ジアで孤立していくと思います。

<インタビュアー>
 先生は免職されることになりまして、教師の身分は維持されますが、学生を教 える ことはできなくなりました。これからこんな状況をどのように乗り越える御考え です か?
<増田>  
 考えられるあらゆる手段を使って解雇撤回のために闘っていきます。裁判闘争 が中 心になるでしょう。ただ、韓国の方もご存じだと思いますけど、日本の裁判所は 行政 を勝たせることにしている、という現実がありますので、楽観はできません。で も、 私は教員として正しい教育をしてきた、という自信があり、教え子達も応援して くれ ますので、決して、負けるつもりはありません。

<インタビュアー>
 今月11日韓国を訪問されると聞きましたが。
<増田>
 はい。釜山市民団体協議会の方から招かれまして、「日韓のより良い未来を目指し て」というテーマで私の体験を交えながら、お話しをさせていただきます。うま く話せるか、ちょっとドキドキしますけど、韓国の教員や市民の方と率直に意見を交 わし たいと思って、楽しみにしています。

<インタビュアー>
先生が教壇に復帰できるように、私たちも心から応援しています。
<増田>
ありがとうございます。