門教学第1245号
平成17年3月22日
門真市議会議員 戸田ひさよし様
門真市教育委員会
平成17年3月17日付けにて申し入れのありました「五月田小学校長の問題行動に関
する申し入れ」につきまして下記のとおり回答いたします。
記
1.五月田小学校長に事情聴取をしたか?していないとすればなぜか?いっするつもりなのか?
戸田議員が五月田小学校へ行かれた3月9日(水)、電話にて、校長より報告をうけております。3月16日(水)の夕刻、大阪府教育委員会事務局教育事務所より、戸田議員から申し入れがあったという連絡を受け、17日(木)再度校長より事実確認を行いました。
2.学校長が本件のような議員からの申入書の受け取りを拒否することは正当か否か?
議員に限らず、一般市民、保護者等からの様々な要望については耳を傾け、校長として丁寧な対応を行い、申入書は受け取ることが適切と考えます。
3.受け取りを拒否する理由として「読んで内容を十分に覚えた」という明らかな虚偽を述べることは正当か否か?またこれはあまりにも相手を馬鹿に侮辱する言葉と思わないか?
校長から事実確認では、「読んで内容を十分に覚えた」という言い方はしていない 「内容はしっかり読ませていただきましたので、お持ち帰りいただけないでしょうか」
と丁寧に話をさせていただいたつもりであり、議員を侮辱するような思いは全くなかった。議員が不愉快な思いをされたことには、改めて、申し訳ございませんという気持ちをもっているとのことです。
4.本件のような対応をする(しかも教委の指示を受けた上で)森校長は、校長としての資質に欠けるのではないか?
前述しましたように、校長は議員を侮辱するような思いは全くなかったと言っております。ただ、教育課程に位置付く学習活動の一部として行う卒業式に、法規法令に則り国旗掲揚、国歌斉唱を適切に実施しなければならないと思っているところに、市議会議員として、卒業式における国旗の掲揚・国歌の斉唱を行うなという内容の申し入れであり、申入書を受け取ることで、その内容を了解したと思われることを避けなければという思いがあったため、「内容はしっかり読ませていただきましたので、お持ち帰りいただけないでしょうか」と丁寧にお話をさせていただいたとのことです。
当初、申入書を返そうとした今回の対応は、校長として請願についての認識が足らず、不適切な対応であったと考えます。しかし、日常の勤務におきましては、教職員をしっかり取りまとめ、積極的に教育改革に取り組んでおります。また、保護者・地域からの信頼も十分に得ている校長と認識しております。
5.本件の受け取り拒否行為について、市教委の見解を出されたい。
議員からの申入書を受け取らず、返そうとしたことにつきましては、校長として認識不足であり、今後改めなければいけないと認識しております。
6.当該の森康太郎学校長に対し、二度とこのような行為を誰に対してもしないよう指導・教育されたい。
校長には、今後の適切な対応について指示いたしました。
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