【戸田議員の申し入れ内容について、五月田小学校長に確認した内容】

事情確認実施日時:平成17年3月17日(木)17:40〜19:00
事情確認実施場所:門真市教育委員会

●3月9日(水)4時過ぎに五月田小学校へ訪問された時の状況について、また、「申入書」の受け取りを拒否したのか  

 戸田議員が学校に来られたのは4時過ぎ頃、学校では会議室で職員会議をしていた。
 職員室の番をしていた事務職員が戸田議員の名刺を持ってきたので、市議会議員が来られたということで、職員会議の仕事を中断し対応させていただいた。  
 受け取りについては、「内容はしっかり読ませていただきましたので、お持ち帰りいただけないでしょうか」という対応をした。

●「十分読んで内容を覚えましたので、これはお持ち帰りください」と言い、受け取り拒否の意思を明確に示したのか。

 「内容を覚えました」とは言っていない。申入書の内容を丁寧に読み、「内容はしっ かり読ませていただきましたので、お持ち帰りいただけないでしょうか」と言った。拒否を明確に示したという思いはなかった。議員が不愉快な思いをされたのであれば、あらためて申し訳ないという気持ちをもっている。

●議員が「コピー機じゃあるまいし、ちゃんと覚えられるわけないでしょ。デタラメなこと言わないで下さい」「議員からの文書を受け取り拒否をするなんてどういうことですか」「教委に報告を上げるべきはずなのにそんなことをしていいと思うんですか」等々抗議されたことは覚えていますか。  

 大声で言われたので、何を言っておられたのかはっきり覚えていない。「議員からの 文書を受け取り拒否をするなんてどういうことですか」というようなことを言われた覚えはある。「申し入れ等があれば、一般にはどうしているのか」と問われたが、答えなかっ たのは覚えている。

●議員からの抗議後、受け取ったことについて、どのような思いがあったのか。  

 大きな声で一方的な抗議を受け、プレッシャーを感じた。とても、話し合いをするという状況ではなかったと思う。受け取らないと大きな問題になるかと判断して受け取った。校長として、議員を侮辱をしたという思いはまったくない。議員に対して、「失礼なことがあったようで申し訳ございません」という思いで謝った。

●校長は当職の訪問と文書渡しを事前に知って、十分に考えた上で3月9日の言動を行ったということについて

 戸田議員が学校をまわっておられるということは連絡を受けていた。
 議員からの申入書については、教育課程の中で学習活動として行う行事の中身について、市議会議員として、それを行うなという申し入れであり、校長として受け取った場合、それを了解したことになるのではと悩み、当初、内容を読んで理解した後、お持ち帰り願えませんかとお願いした。冷静な判断ではなかったかと思う。  
 請願権ということについては、認識不足であった。請願権ということについては、今後このようなことがないよう努めていく。

●校長の言動は、「あえて相手を怒らせ騒動を産み出す」以外の何ものでもなく、円滑な学校運営を大きく阻害するものである。  

 そのような思いはまったくなかった。議員が不愉快に思われたことに対しては、いつでも謝らせていただく。