〜「2本目の懲罰に対する反対討論」 共産党 石橋議員〜 2001年3月26日 本会議


 私は日本共産党議員団を代表して、ただ今採決に付されております、議員戸田ひさよ し君の2回めの懲罰に対して反対の立場から意見を述べるものであります。懲罰の中味に反対の趣旨については、先ほど申し述べた中味とおよそ同一であります。
 しかも、同一議会の中で、同一人に対して2回も懲罰の動議が提出される、これはまさに異常であり、異例のことであります。この懲罰動議そのものが、これから先の、先に申し述べた「自由闊達な議会の議論」、この障害とならないように心から望むものであります。

 今日の「出席停止5日間」という、合計10日間の懲罰の結論となるわけでありますけれども、この中味に同意しかねることを申し述べて反対討論といたします。

 

 



〜「2本目の懲罰に対する賛成討論」 志政会 稲田議員〜 
2001年3月26日 本会議


 採決にあたり、公明党、緑風クラブ、志政会、市民リベラルを代表して、懲罰に課することに賛成の立場から討論を行います。今回の懲罰の対象となった、戸田議員の弁明における発言は、あまりにも独善的で、反省するどころか、詭弁をろうし、重ねて議会及び職員を誹謗するものである。あまつさえ、民主的なルールにのっとって運営されている本市議会に対し、「ひきつけを起こしながら進んでいく門真市議会」と誹謗したことは、議会人としてとうてい許すことのできないものであります。また「ひきつけ」という差別的言辞を平気で口にするその人間性に対しても怒りを覚 えます。

 自ら省みることのない戸田議員は、これまでにも懲罰事案をくり返し、本来なら除名処分が適当であると考えるのであります。しかしながら、過去にも戸田議員は除名処分されることを懸念して、いたずらに世上を騒がせ、多くの市民の失笑を買ったという経緯があります。今回もまた、自己の保身に汲々として、弁明をくり返すその姿にむしろ憐憫の情を禁じえないところであります。

 よってあえて除名処分とせず「出席停止5日の懲罰」を課すことに賛成の意を表し討論と致します。