門真生コン問題で市民107名が固定資産税の集団ボイコット!
                                 
01/05/22記

★市民107名がすでに署名捺印!
★原因は住居直近への生コン工場建設を市が安易に認可し、工事・操業規制要望に全く応え
  ようとしてくれないこと。
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■5月23日(水)夜8時〜 「グリーンハイツ門真」1F集会室
    住所:門真市大池町15-23   電話:(管理人室)072-885-5584
  ☆行事内容:固定資産税ボイコット署名提出前夜にあたっての住民の会合

■5月24日(木)午後2時   門真市役所本館1Fホール集合
 ☆行事内容:住民若干名で、固定資産税等不服申し立て書(署名)と申し入れ文書を市長宛
   に提出する。
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◇テレビ・新聞が取材に来ることが予定されています。結果は5/24(木)の夕方から夜にかけて
  のテレビニュースや、同日夕刊か翌5/25(金)の朝刊に出るでしょう。

◆市当局に対する近隣住民の怒りと不信感はかなり強いものがあります。門真市始まって以来
 の「納税者の決起」を迎え、生コン問題にそれこそ「全庁挙げて取り組む」ことが求められてい
 ます。いつまでも「統括部署は特に決めていません」、「深夜や休日の操業も規制できません」、
 などとノンビリしたことは言っていられませんよ。



これが近隣住民の申立書です。  01/5/22記

  東 市長殿

平成13年度 固定資産税・都市計画税賦課の不服申立書

 大池町に所在するグリ〜ンハイツ門真は隣接する門真生コン(大久保建材)の建設・ 操業に伴い資産価値が急下落致しました。これも門真市が住民の生活を二の次に考え、申請を安易に許可した事が大きな原因と考えます。その後も門真市の態度に全く誠意が感じられず、よって賦課の不服申し立てを行います。住民に納得のいく説明をされ、当方が了承するまで納税はお断り致します。(5月31日の振替全納を含む)尚この間の延滞金の発生は無きものとさせて頂きます。

    (申し立て住民各人の氏名・住所・押印)             平成13年5月 

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  門真市長殿

(申し入れ文)

 門真市大池町に所在する門真生コン(大久保建材)の建設・操業により周辺の住民は 多大なる迷惑を被っています。その上門真生コンは24時間操業対応をするという営業 案内を出しており、住民の不安は増すばかりです。これも門真市が門真市生活環境基本条例や門真市開発行為指導要綱などがあるにもかかわらず、何の抵抗もなく安易に申請を許可したことが大きな原因と考えます。

 「美しい町」「きれいな大気は私たちみんなの願い」と書かれた広報“かどま”をどれほど苦々しく読んでいるかご存知でしょうか。一体どんな門真市にしていきたいとお考えでしょうか?どう考えても私達がここで暮らしているということを忘れているとしか思えません。
 4月19日に門真市がグリ〜ンハイツ門真において住民説明会を開催され、そのなかで住民の不安・要望などの意見が出され、それを真摯に受け止めいただけたと期待したのもつかのま、5月8日の三者会談の席における市側の態度は無責任極まりなく激しい憤りと深い悲しみを覚えます。
 このような市政では、第二、第三の門真生コン問題が発生するのは必至です。

 納税は市民の義務であることは十二分に承知いたしておりますが、しかし同時に門真市にとって市民の安全と生活を守ることが義務であると信じてきました。しかし今回の件はその義務を放棄しているとしか思えず、よってここに門真市にたいして賦課の不服申立て書を提出することにいたしました。

※住民の窮状を、担当部課のみではなく市役所全体の問題として厳重にお受けとめいただきたい
  と思います。

    平成13年5月 日            大池町住民有志 グリ〜ンハイツ門真住民有志

 



5/24固定資産税等ボイコット署名が119人に増え、市に申し立て。
                                                                01/5/25記

 大池町の門真生コンの件で、固定資産税等の支払いボイコット(不服申し立て)の署名者が当初の107名から119名に増え、市役所に行く住民も「若干名」見込みと苦しいところだったのが、当日になってみると16人もの人が来て、朝日放送・毎日放送の取材陣、戸田と共産党の石橋議員・福田議員、住民支援の労組員若干名も合わせて、市役所1階ホールはなかなかの盛況ぶりだった。

 2時に2階の市長室にみんなで上がり、住民から口上を申し述べ、申立書と署名簿を 提出。市長・助役は公用で不在だったので幹部職員が対応。当初しゃべるのを譲り合っていた住民からも、これまでの不満を示す声も上げられたりしつつ終了した。新聞社からはなし(前夜の住民会合も同様)で、マスコミとしては、「まだニュースにする(できる)段階ではない」ということらしいのが少し残念だが、今後の動き如何で報道されていくだろう。

 119名が集団で固定資産税等に不服申し立て、というのはもちろん門真市始まって以来の事件だし、他にもそうそう例のないことだと思うのだが、戸田が話した記者の中には、「準工業地帯だからしかたないんじゃないですか」、と生活者としての感覚から遊離 した役人みたいな解説をする記者もいて、ちょっとガッカリさせられたこともあった。

@提出行動のあと、会議室を借りて議員と参加住民が、6月議会への請願書提出を中心に今後の方
 策について懇談し、「私らの願いが議会でどう扱われるのか、絶対に議会傍聴に行きます!」という
 ご婦人もあった。全ての会派が住民の切実な願いを支援してあげてもらいたいものだ。