「門真市北巣本の道路用地不正使用・産廃問題についての調査報告書2」
     (報告書1の一部を修正・補充、新しい動きも追加)から、HP公開用に編集したもの。

                         作成者;門真市議会議員・戸田ひさよし
                         作成日;2000年2月4日

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    @ KN氏;「刑事告訴を行なう方向で、弁護士や周辺住民との相談を行っていく。」

   @ 大阪府環境整備部(25日、電話で話をした):「24日は現認状況やスケジュール
     の 都合、 報道も同席していたことなどからして、あれで留めざるをえなかったが、
     「これでお終い」 と考えているわけではない。所有者たる公団の責任において、
    土壌の実態を把握して対処 させる方向で公団と協議し、指導してゆくよう考える。」
     とのこと。

 1月26日;戸田が、「大阪府開発公社北河内事務所」・「日本道路公団枚方工事事務所」・
      「大阪府
枚方土木事務所」を訪問して、各所で実状調査を行い、資料提出なども
       求めた。

        (質問事項等、詳しくは戸田HPなどで)

     KNさん宅も訪問して、上記調査とのすりあわせとして再度聞き取り調査。

     夜6時頃、戸田がT建設に電話。女性事務員が対応、社長ら不在とのこと。

     戸田が「そちらの言い分も十分聞きたいので、戸田まで電話して欲しい」と伝言、
         自宅と携帯の電話番号伝えた。(現在までの所、連絡なし)

 

 1月30日;KNさんと戸田が「日弁連・公害対策環境保全委員会・廃棄物問題部会副部会長」の
      増田健郎弁護士に、ビデオ・写真を見せ相談。

     同弁護士は、公害調停委員会メンバーでもあり、産廃問題の専門家で、全国の産廃
      不法 投棄問題の現場のほとんどに足を運び、能勢町・橋本市・豊島での産廃・ダイ
      オキシン 除去にも携わっているベテランである。

 

その増田弁護士曰く

   「環境基準を越えるダイオキシンが検出される可能性が極めて高い」

   「問題の土地のすぐ向かいに小学校や幼稚園があり、早急に環境調査をさせる必要がある。」

 

 2月1日;大阪府庁・用地室に戸田が出向いて聞き取り調査
     大阪府警・生活経済課に出向いて事情説明
     道路公団枚方事務所より、回答有り。

 

   ▼94年の土地取得当時は土地は正常な状態にあったことを現場で確認している。

 

☆草刈りの件、 T建設に98年に委託した。

     約10社を対象に毎年入札で決めてきた。(毎年違う業者)

 

   ▼不法占拠については昨年末にKNさんより聞くまでは報告なかった。

 

 2月2日;大阪府枚方土木事務所が戸田事務所へ来訪、回答を寄せる。(KNさんも同席)

  回答概要;▼T建設に対する「勧告文書」は89年3回、90年1回、91年1回出している。
            86年より、KNさんからの通報を受けてパトロールを強化した、という記録がある。
       ▼原状回復の現認報告書はない。また T建設からは「始末書」もとっていない。
           ▼94年の公団への売却時は、外見上問題なかった、との担当者の話。
       ▼89年頃、KNさんから受け取ったビデオは所在不明。残っていないものと思われる。
       
▼里道については現在も公用廃止にはなっておらず、国からの機関委任事務として、
         枚方
土木事務所に管理責任があることは承知している。

    (回答文書については別紙、または戸田HP参照)

 

   ◎土木事務所の用地管理の姿勢が甘すぎる、という問題が払拭できる回答ではなかったと
    戸田らは
認識した。

 

里道の管理責任も何ら果たしていない、と考える。

 

                          (以上、2月4日作成)