▼わたしは番号になりたくないと思っているあなたへ。櫻井よし子さんの行動提言▼ 櫻井よし子さんや田中康夫さんたちが早くから作っている「国民共通番号制に反対する会」http://kokuminbango.hantai.jp/ の最新の行動提言です。 【 わたしは番号になりたくない・・・と思っているあなたへ 】 住民基本台帳ネットワークシステムは,多くの欠陥を抱えたまま,8月5日から本格稼働を始めました。しかし,そうは言われても,「こんな制度が始まるなんて知らなかった」とか,「自分には番号をつけてほしくな〜い」という人は多いと思います。でも,「スタートしてしまった制度を止めることなんかできない」と思っている人も多いと思います。 ■「住基ネット離脱が違法」とは笑止千万 自分が住んでいる市町村に住基ネットから離脱してもらうという方法です。住基ネットは市町村が責任を持って管理する仕組みなので,市町村が「個人情報の保護に不安があるので参加できない」と判断すれば,その判断にもとづいて住基ネットから離脱すればよいというわけです。 「そんなことは許されない。違法だ」と,片山総務大臣や小泉総理大臣,石原慎太郎東京都知事など市町村の実情を知らない人たちは勝手なことを言っていますが,3年前
,住民基本台帳法の改正として住基ネットを法制化するときに,小渕元総理は3回にわたって個人情報保護に万全を期することを約束し,それは住民基本台帳法附則1条2項として条文にも明記されたのです。この約束が実行されないまま,住基ネットだけは稼働
させるというのはあまりにも無責任です。 ■あなたが実践する,はがきと手紙大作戦 だれでもできる具体的な方法を,私たちは2つ提案します。 もう1つは「住基ネットから離脱してほしい」というお願い文を自分が住んでいる市町村長と市町村議会議長あてに出すことです。市町村議会が住基ネットの実態(住民にとってのメリットはほとどなし,市町村にメリットなし,費用と責任は市町村負担)を知るならば,9月の議会で住基ネット問題を取り上げてくれ,自治体の予算から多額の経費を住基ネットに使うことに疑問をいだき,「住基ネットから離脱して不都合がないのであれば離脱すべきだ」という意見で議会がまとまる可能性があります。 ■実はすでに番号がついているけれど 7月22日からの住基ネット仮稼働の時点ですでに国民全員に番号がつけられてしまっています。 ■終わりのはじまり 住基ネットによる国民の番号管理が始まりました。法律がスタートしてしまい,もうおしまい。と考える人もいるでしょうが,国民みんなが住基ネットのことを知ったのはつい最近のことです。みんなの力で住基ネットをストップさせるのはこれからです。 |