住基ネット、ウイルス情報更新は2週間ごと!

「住基ネットワーク稼動へ向けたドタバタ」
    http://www.jj-souko.com/elocalgov/contents/c1095.html から引用


住基ネット、ウイルス情報更新は2週間ごと

 住基ネットで、各市区町村が利用するコンピューターのウイルス対策ソフトが2週間に1回の割合でしか更新されないことがわかったと報じる2002年7月26日付の Mainichi INTERACTIVE の記事。
 コンピューターウイルスは世界中で1日数種類から10種類が発見されており、「2週間に1回」の更新に専門家から「論外だ」と批判の声が出ているとも。  ・・・・・・・・・・・

 ・・・・住基ネットでは、全国的な運用・管理を担当する地方自治情報センターが、各自治体のコンピューターに対し、2週間に1度の割合で新種ウイルスの情報を配付する計画 になっていることがわかった。
 地方自治情報センターの戸田夏生・システム担当部長は「住基ネットはインターネットとは異なり、閉じたネットワークで、毎日の更新は必要はない。影響が出そうなウイルスが出た場合は必要に応じて更新する」としている。
 しかし、ウイルス対策ソフトの大手メーカーは「複数の感染経路を持ち、感染力の強いニムダのような複合型ウイルスが出ている。閉じたネットでも感染の危険は十分にあり、企業や自治体では1日1回のウイルス情報更新が標準だ。2週間に1度では話にならない」と指摘する。