■8/14枚方市の自動交付機で住民票コード記載

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 枚方市の証明書自動発行機でこの1年間に交付された市民43人の住民票184通に、本来印字されないはずの住民票コードが誤って記載されていたことがわかった。14日、市が発表した。

 市によると、今月12日、発行機の1台が紙づまりし、職員が用紙を見て初めて気づいた。プログラムの保守担当メーカーのプログラムミス、事前テストの不徹底が原因で、記載ミスは住民基本台帳ネットワークが稼働した昨年8月以降続いていた。
 住民票コード番号の悪用などはいまのところないという。

 枚方市は昨年2月に発行機を導入し、昨年8月、住民票の住民票コード欄に自動的に「謄写省略」と印字されるよう設定した。しかし、窓口で異動届を出した後に発行機を利用した場合、「謄写省略」の上に住民票コード番号が重ねて印字されていたという。

(2003年8月15日 朝日新聞 大阪東部版)

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