市役所玄関付近自転車問題、ようやく解決の兆し。はやくスッキリさせよう!

 市庁舎回りの自転車問題、特に市民が出入りする本館・別館の玄関付近の自転車置き場がつねに朝から満杯で、自転車で来庁した市民が置き場に不自由する、という問題はずっと以前から指摘されてきた。
 毎年の決算特別委員会で公明党など与党会派から、市職員の自転車の置き方に問題があるというニュアンスで、同じような質問・答弁の繰り返しが行なわれてきたことは既にHPでも書いた通りである。

この問題についての戸田の見解とスタンスは、

●問題の追及の仕方に全く芸がない。

●根本的な責任は市当局にある。「従業員に雨ざらしにならない自転車置き場を保障
 する」のは雇用者として当然の責務である。玄関付近は市民専用置き場として、そ
 れ以外の部分で職員専用の屋根付き自転車置き場を増設するべき。

●職員は「お客」たる市民に配慮するのが当然で、お客が置くべき場所を従業員が先
 に占めてしまうのはとんでもないこと。市職労は職員のモラルのに適正化を図る必
 要がある。これは要らざる「公務員バッシング」を招かないためにも必要なこと。

 こういう見解を以前から市当局と市職労に述べて改善を促してきており、あんまり改善しないのなら、戸田が朝の自転車置き場の様子や職員が玄関付近に自転車をおいている所を時間経過ごとに写真に取ってHPにアップするよ、ということも言ってきた。
 それで、選挙も終わって一段落したし、ということで写真撮影・HPアップに本腰を入れようかと思って「カウンター」を購入し、庁舎回り全般について平日午後の写真撮影も始めた矢先、市の方から(総務部・辻中次長兼総務課長)自転車問題の解決に向けて本格的に取り組み始めたことを知らされた。

 それによると、本館(保育所申し込みや生活保護課のある建物)と別館(住民票や国保の手続をする建物)の玄関付近の屋根付き自転車置き場は「来庁者市民専用」とし、それ以外を職員専用として分離することや、「置きっ放し自転車」の調査を徹底して、職員の合理的必要性のあるもの以外は期限を切って処分し、その分スペースを作 ること、などを進めていくという。

●大いに賛成である。戸田としては分かりやすい表示をすることと、「雇い主の当然の
 責任として」、職員に屋根付き自転車置き場を保障することを申し入れておいた。
 「屋根付きにするとスペースが不足する」とか「場所がない」などと市は言うが、
 そんなことはない。本館裏手の木立の間とか、6中正門付近とか、設置場所はいろ
 いろある。職員用だけでなく、公用自転車も雨ざらしにしない方がずっとモチがい
 いのだから、自転車の雨よけは真剣に考えるべきことである。