問題の「厚生労働省による焼却施設労働者健康調査のHP発表」紹介

  「厚生労働省のHPに載ってるよ」と言われてもすぐにはわかりにくいもの。こういう順番でたどりつくことができます。
 ダイオキシンの調査を担当しているのが、
 【厚生労働省・労働基準局・安全衛生部化学物質調査課】という部署です。

まず、【厚生労働省HP】http://www.mhlw.go.jp/index.html

そこの中の、【報道発表資料】http://www.mhlw.go.jp/houdou/index.html

さらにその中の、【労働基準局http://www.mhlw.go.jp/houdou/bukyoku/roudou.html

そしてその中の、【01/11/08 ダイオキシン類による健康影響等の調査結果(平成12年度分)について】   http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1108-4.html をクリックすると、


厚生労働省発表
平成13年11月8日(木)

ダイオキシン類による健康影響等の調査結果(平成12年度分)について
− 大阪府豊能郡美化センター等廃棄物焼却施設関係労働者 −


という報告書が出ます。その中の、

(2) 調査結果

ア 血液中ダイオキシン類濃度

 8施設の調査対象者145名の各施設ごとの血液中ダイオキシン類濃度は、別添3のとおりであり、最大値は、132.9pg-TEQ/g脂肪、最小値は、6.7pg-TEQ/g脂肪であった。
 調査対象者145名の血液中ダイオキシン類濃度の平均値でみると28.4pg-TEQ/g脂肪であった。これは、これまでに実施された一般住民の測定値とほぼ同じである。
 今回の結果で、血液中ダイオキシン類濃度がやや高かった者(100pg-TEQ/g脂肪以上)は、6名おり、その6名の異性体濃度は、ポリ塩化ジベンゾフラン類についてもやや高く、焼却施設内の作業によりばく露を受けている可能性がある。
 なお、この程度の濃度では健康影響が生じるレベルにはないものであるが、各人に対して、保護具の使用等の徹底を説明していくことが望ましい。   ・・・・・・・・ とする【別添3】の内容が、

http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1108-4.html#betu3
【全国8施設の施設ごとの労働者の血液中ダイオキシン類濃度】

であり、この中の「施設A」から「施設H」までの8施設の内の「施設F」が門真市環境センターなのです。