■恐縮です。諸野脇先生が「『確信犯』登場」と誉めて下さいました■

 「HPの選挙活用の論理」の執筆者である「諸野脇@ネット哲学者」の諸野脇先生からメ ールをいただきましたので、ご本人の了解を得て以下に紹介させていただきます。


2003年5月25日
   戸田ひさよし 様
 はじめまして。諸野脇@ネット哲学者です。貴ホームページで拙論をご紹介いただき、ありがとうございました。アクセスの急増に驚きました。  私のメールマガジン(インターネット哲学【ネット社会の謎を解く】 No.037)で、戸田さんのことを待ちに待った「確信犯」としてご紹介させていただきました。(該当部分を下に付けました。ご覧いただければ幸いです。)
 ネット社会に成り代わって、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
 どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
            諸野脇 正 (しょのわき ただし)
                 【e-Mail】  ts@irev.org
                 【Web Site】  http://www.irev.org/


反響特集 10 「確信犯」登場
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● 突如、アクセス急増! インターネット選挙関係の文章
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 ホームページのアクセス統計を調べていて、驚きました。
 「アクセス数が千?」
 インターネット選挙関係の文章へのアクセスが四月下旬から急増していたのです。次の二つの文章へアクセスが集中していたのです。
   インターネット選挙になるべきだった選挙
    http://www.irev.org/shakai/isenkyo1.htm
   インターネット選挙は公職選挙法違反か
    http://www.irev.org/shakai/isenkyo2.htm
 この二つの文章へのアクセスが、トップページへのアクセスより多いのです。
 異様なアクセス増加です。「なぜ?」
統計をさらに調べて、分かりました。「年間アクセス日本一の市議HP」からこの二つの文章にリンクしていただいたのです。
戸田ひさよしの自由自在ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/index.htm
私の文章を「HPの選挙活用の論理はコレ!」としてご紹介いただきました。トップページ右側の「戸田の特選HP!」のコーナーでリンクしていただいていたのです。(現在は、更新されて「なんでもリンク集」の中に移動しています。
http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/link.htm
ご紹介、ありがとうございました。

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● 「確信犯」登場
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戸田氏のホームページに嬉しい文字をみつけました。
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│ 選挙期間中もHP断固更新! │
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選挙期間中は「更新」を自粛する議員が多いのです。極端な場合は、ホームページを閉鎖したり、音声だけにしたりする議員までいました。 ホームページ「更新」を公職選挙法に違反していると考えるからです。しかし、既に詳しく論じたようにその考えは間違いです。
しかし、戸田ひさよし氏は「断固更新」しています。
戸田氏は、ホームページでご自身を次のように表現されています。
┌─────────────────────────────────┐
│ 懲罰・問責・辞職勧告・怪文章の四冠王達成議員 │
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すごいです。 「四冠達成」という表現に注目して下さい。つまり、戸田氏は「懲罰」などを受けたことを誇りにしているのです。「悪い」市議会から「懲罰」を受けることは恥ずかしいことではないのです。誇るべきことなのです。「懲罰」を受けるのは覚悟の上なのです。
もう読者の皆さんもお気づきでしょう
待ちに待った「確信犯」の登場です。戸田氏は「確信犯」なのです。
だから、戸田氏はホームページではっきりと宣言しているのです。
┌─────────────────────────────────┐
│ 選挙期間中もHP断固更新! │
└─────────────────────────────────┘
川崎磯信氏が次のような幟を立てて米を販売していたことを思い出します。
┌─────────────────────────────────┐
│ 私はヤミ米屋です   │
└─────────────────────────────────┘
川崎氏は、こっそり「ヤミ米」を販売してもよかったはずです。しかし、川崎氏はそうはしませんでした。これは抗議のための「ヤミ米」の販売なのです。
戸田氏も、こっそり「更新」してもいいはずです。しかし、戸田氏はそうはしませんでした。宣言して「更新」したのです。これは、こっそり「更新」するのとは別の意味を持ちます。公職選挙法の間違った解釈に抗議しているのです。
もし、氏が公職選挙法違反で告発されたならば、最高裁まで闘い抜いて下さるでしょう。
氏は「懲罰」は覚悟の上で「不正」と闘っているのです。ネット社会の進歩のために闘っているのです。ありがたいことです。
他の議員も、戸田氏のホームページを注目するべきです。このホームページが告発されないならば、選挙期間中にホームページを「更新」しても問題にはならないのです。
総務省は、こんなにはっきりと宣言して「更新」しているホームページすら告発できないようです。もしそうならば、今後「更新」したホームページを告発することは出来ないはずです。
選挙期間中もホームページをどんどん「更新」しましょう。
(社会科・道徳という授業があります。これらの授業では、なぜ「確信犯」を取り上げないのでしょうか。「確信犯」を考えれば、社会・道徳がよく分かるはずなのです。残念です。)