2012年12月20日 本会議 |
※ 「議会質問」は、「分からない事を聞く」ことではなく、行政当局に認識を深めさせたり、施策を改善させたり、 ※ 従って、議会本番以前に、追及議員と当局者との「すり合わせ協議」と言う名の「攻めぎ合い」があり、それ ※ 議会本番での質問・答弁は、(ほとんどの場合は)既に完成させ、お互いに了解した原稿の読み合いですが、 ※ (日常会話での「一問一答形式」ではなく)「一括質問と一括答弁」というおかしな形式で、 |
項目1:税金浪費の「コンビニ住民票発行制度」について |
◆戸田委員(制限時間20分に合わせてしゃべります!) さらにこのコンビニ発行を実現するために、2011年度に支出したのが、システム経費だけでも、
さらに2011年度の実質的なシステム経費支出も加えて考えた場合は、1人当たり5万1890円という途方もないコストになる。 この計算に間違いはないはずだが、どうか?
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●市民部長 まず、平成24年11月末までの経費についてでありますが、 次に、休日開庁の日にちと出勤体制と来庁者数についてでありますが、 |
項目2:中央小解体工事での「社会通念上不当な要求の受け入れ」などについて |
◆戸田委員 Q1:裁判資料がやっと11月6日に入手出来たようだが、1昨日の質問すり合わせで、 その中には起訴状や論告求刑などの検察側文書も、弁護側の弁論文書も含まれていなかった、 という事を初めて聞いて、驚き、呆れている。 とんでもない失態だが、なぜこんな事が起こったのか、市側の責任はどうなのか、補足請求をどうするのか、
もうひとりのZという男は、裁判証言記録で「山口組系の児玉組の組員だ」とか「組員だった」と言われているだけでなく、 こういう住野やZという人物から呼び出されて「振動問題など起こったら工事止めなあかん」旨を言われ、 の3点を認定するのが当然ではないか?
9月議会の建設文教委では、「中央小解体工事で埋戻し用土の伝票を業者に出させなかったのはミスだったが、 という事は、門真市では、今まで、埋戻し用土については、業者に見本を示させて点検するだけで、 ガラや有害物が混じっている可能性を全然チェックできない、こんな事を続けていてよいのか?
しかし9月議会では「土はダンプ約140台分が必要だった」、 私のいつものやり方とは違いますが、今回はここで第1回目の質問を終え、答弁を聞いてから再質問と指摘に入り |
●都市建設部・中野部長 |
●総務部長 |
<再 質 問> |
◆戸田委員 1回め答弁を聞いての感想ですが、中央小事件については、答弁としては歯がゆいものを感じますが、 今後の実質的な展開を見守る事とします。 しかし、中野都市建設部長の答弁には驚きました。 ダンプ140台分もの土を必要とする工事について、自分が所管課長だったのに、
いろんな言い訳をしてますが、市はとうとう、「住民票や印鑑登録証明書の従来発行数の2割がコンビニ発行に移 この事業の本質は、コンピューター利権と国民管理のための住基カード発行を拡大するためのエサです。
さらに、公明党もこの事業の経費た発行数の説明を受けているとの事だが、 圧倒的多数の市民にとっては何年かに1度程度しか需要の発生しない、 私の後でコンビニ住民票制度を質問する公明党の春田議員は、
この予測でいくと、コンビニ発行は市の年度内見込みの
このコンビニ住民票発行制度では、需要見込みが過大水増しのデタラメで、 予約システム構築と同様、計画作成段階で、まともな分析やチェック無しで計画が進んでしまった、 予約システムの場合は、パソコン操作の不具合は多いが、
「PDCAサイクル」という念仏を唱えているだけでは、全然不十分だろう。
◆残り時間たった1秒だった! |
総合政策部・稲毛部長 まず、議員の再三の指摘を無視して押し通した自分の責任をどう考えているのかについてでありますが、職務に応じた責任のとり方は、いろいろあるものと考えますが、まずは、様々な教訓を活かし、一層市民の皆様のための職務に精励することが責任を果たすことであると考えております。また、人事評価制度も導入しており、総合的な判断がなされるものと考えております。 次に、「予約システム構築と同様、計画作成段階でまともな分析やチェックが行われていないで計画が進んでしまった、という点で共通の問題があると考えるべき」についてでありますが、公共施設予約システムにつきましては、早期の構築のため、経費の縮減に重きを置き、パッケージシステム対応を行った結果、施設利用者の利便性に問題が生じたケースであると認識をいたしております。 今後、新規事業を実施するための計画策定については、市民ニーズ、業務の提供方法、内容の精査に努め、費用対効果をはかり、市民の皆様にとって有益なものかを見きわめることが重要であると考えており、引き続き、一層努力してまいります。 また、「予約システムには大きなメリットがあり、コンビニ住民票制度の小さな利便を与えただけの事実をどう考えるのか」についてでありますが、先ほど御答弁申し上げましたとおり、主眼の違いがありますものの、当初のサービス利用見込みが下がったことから、新規事業を実施するに際しましては、検証・検討を強め、一層努力してまいります。 次に、「PDCAサイクルの4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善するということだが、これだけでいいのか」についてでありますが、今年度より、Check(評価)として実施している事務事業評価について、市民の皆様のご意見を広く市政に反映するため、「市民ご意見番制度」の実施を行うなど、外部の視点を取り入れる措置を講じており、その検証機能の強化を推進いたしております。 今後におきましても、計画と実績との比較検討、要因分析など見直しの必要な事業については、鋭意、改善を図ってまいります。 また、「プラン・計画を策定する段階の正しい点検チェックを実施する手法をどう考えているのか」についてでありますが、先ほど御答弁申し上げましたとおり、今後、新規事業を実施するための計画策定については、市民ニーズ、業務の提供方法、内容の精査に努め、費用対効果をはかり、市民の皆様にとって有益なものかを見きわめることが重要と考えており、引き続き一層努力してまいります。 次に、「責任幹部に全く処罰を与えなくてもよいと考えるのか」についてでありますが、まずは、市民のための職務遂行が重要であると考えております。また、人事評価制度も導入しており、管理職の責務に応じ、総合的に評価されるものと考えております。 また、「副市長や市長の責任について、どう考えるのか」についてでありますが、選挙や議会における人事同意などの場面において、総合的に判断がされるものと考えております。 次に、「来年夏には、コンビニ住民票制度を絶対に「事業仕分け」にかけるべき」についてでありますが、本年度より、「事業仕分け」を進化させ、より多くの市民の皆様の御意見を取り入れる仕組みとして、アンケート方式による「市民ご意見番」制度を事務事業評価において、新たに導入いたしており、市民ニーズに即した事業をさらに展開できる執行管理に取り組んでまいります。 その中におきまして、引き続き、コンビニ証明発行事業も対象としており、その際には、ご意見番の皆様へ、これまでの本会議における議論内容も参考資料として配布いたし、検証してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜ります様、お願いいたします。 |