質問2:2000年度から2010年度に至る、 1.それぞれの発行はいくらか? 年々減少傾向か? 2.また、そのうちの郵便発行はいくらで、各発行数の何%を占めているか? 市民部は9・21回答文で、「2008年度以前は郵便発行を区別した統計無し」と答えているが、私は2002年3月議会質問で、 「住民票交付申請件数は、2000年度で9万2401件、 そのうち郵送による請求3万48件」と述べており、この数字は当時の市民課が私に教えたものです。という事は、かつては郵便発行の数を集計していたが、その後集計しなくなり、実態把握できなくなったという事か? 質問3:今回私が、「郵便発行のうち業者からの申請の割合はいくらか?」と尋ねたところ、「そういう集計はしてないので分からない」との回答だったが、
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【 市民部:市原部長答弁:(Q2・3) 】 |
次に、平成12年度から平成22年度までの住民票と印鑑登録証明書の発行数でございますが、平成19年度からデータが残っておりまして、住民票が、 また、印鑑登録証明書につきましては、 また、郵送請求につきましても窓口手数料との差額をつけた平成21年度以降のデータの確認がとれまして、 また、郵便請求で、一般市民と業者とを分ける集計についてですが、平成14年3月議会の答弁で申し上げた数につきましては関係書類から拾いあげたものと思われます。議員のご質問を受け、先日、平成22年度の関係書類で集計したところ、 過去の業務上の統計につきましては、業務実態を把握する意味から今後必要に応じて取るようにしたいと考えております。
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質問4:9・21回答文では、年間2万通コンビニ発行の場合、コンビニ委託料+発行数に 左右されないシステム経費で、合計655万円。全て市の独自負担になる。 また、2012年1月開始から2012年度末までの15ヶ月間、コンビニ発行に不可欠 な住基カードについて、発行手数料500円を無料にし、 その発行を月1000枚、2012年度では1万2000枚=600万円分と見積もっている。 その上に、手数料を窓口発行300円、郵便発行400円に対して、コンビニ発行は 1.そうすると、市の計画で、2012年度に市がかぶる負担の合計はいくらか? |
【 市民部:市原部長答弁:Q4 】 |
次に、コンビニ交付実施後の市の負担額であります。 で、合計が2千1万6千円でございます。 また、平成25年度以降については、平成24年度と同様に で、合計が946万1千円でございます。 平成24年度から10年間での市の負担合計は1億516万5千円となります。一方で運営費が年間約650万円であった北部市民サービスコーナーの廃止による効果額や、人件費の抑制など行革効果が見込まれます。
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質問5:市民部は、 1.「この事業案は、2010年7月にあった総合行政情報システム再構築の選定委員会で 選定されたNECのプレゼンテーションの中にそれがあり、その内容を当時の総務 部情報システム課長から聞いて初めて知った」、と9・21に回答してるが、 それに間違いないか? 2.「本事業計画は、2010年8月に総務部情報システム課が意志決定し、総合政策部企 質問6:この「事業計画意志決定・企画課に提出」段階では、 質問7:これら重要点はその後もなんら調査検討されずに、事業計画が進行し、9月議会 への提出予定にまでなったはずだが、それに間違いないか?
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【 市民部:市原部長答弁:Q5・6・7 】 |
次に、コンビニ交付の発案提起でございますが、 なお、当初予定しておりました住基カード15ヶ月無料交付につきましては、他市でのサービスを参考にし、今年度の5月に市民課と企画課において、この案を決めたものでございます。 事業計画の提出にあたり、議員お示しの の点につきましては、検証が十分ではなかったと思われますが、 などの市民サービスの向上が図られるものと考え、提出したものでございます。 また、情報システム課から出された平成23年度事業計画は、総合政策部においても市民サービスの向上という視点に重点をおき、事業化の検討を行った結果、採択となり、当初予算に計上されたところでございます。
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質問8:部課長らは、こぞって 「窓口での住民票発行が減って混雑緩和になり、配置職員の人件費を減らせる」 と説明しましたが、私がちょっと突っ込んで聞くと、 実際にはそういう試算も実態調査も何らしていない、 妄想・捏造の類である事がたちまち判明しました。 そもそも、年間2万枚がコンビニ発行に回り、窓口負担が減ったとしても、 部課長らは、こんな簡単な計算すら、今回私に指摘されて初めて知った有様です。 1.こういうデータも試算もない、根拠もない妄想・捏造を市の幹部がこぞって信じ切 2.門真市が誇る「市役所事務改善事例集」の、【失敗事例】に、 3.こういう妄想・捏造の類の理由説明に、副市長や市長も、問題点を見抜けなかった ・・・・・・0分48秒、 通算14分31秒 :残り05分29秒 1.「同センター廃止の分、住民票の窓口交付が増えたので、それを緩和する措置を取 3.特に、住民個人からの郵便請求に対しては、料金を窓口300円への100円上乗せ
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【 市民部:市原部長答弁:Q8・9 】 |
次に、根拠もない妄想・捏造とのご指摘でございますが、 議員お示しの「市役所事務改善事例集」における失敗事例につきましては、承知しておりまして、将来にわたる詳細な試算等を十分に行わなかったことにつきましては、今後の課題の一つであると考えております。 なお、本計画を進めるにあたっては市長、副市長も含め、市民の利便性の向上を重視し、組織として検討してまいったものであります。 1日平均83.3通の発行減少での職員負担軽減が、年間1千万円近くの公金投入に見合うか否かにつきましては、意見が分かれるところでございますが、先程も申し上げたとおり、一定、経費は必要と判断いたしました。 また、北部市民サービスコーナー廃止により、せいぜい年間500万円までの事業とすべきということにつきましては、そういう観点もありますが、 なお、交付窓口の増設や郵便請求の推奨・優遇措置や住民本人名義での郵便請求の無料化等につきましては、今後の動向を踏まえながら対応を検討してまいりたいと考えております。
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質問10:同じコンビニ利用とは言っても、税金保険料の納付と違って、住民票・印鑑登録 1.毎月毎年発生するものでなく、ひとり平均2年に1回、10年も20年も必要とし という点において、全然性質が異なるものではないか? |
【 市民部:市原部長答弁:Q8・9 】 |
住民票等のコンビニ交付と保険料や税金のコンビニ納付との違いですが、
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質問11: 2.また、住基カード取得者でないと使えないのに、「コンビニで住民票が取れて便 |
【 市民部:市原部長答弁:Q11 】 |
本事業を進めるにあたっては一定の経費がかかるものでありますが、 市民に安心して市独自のサービスを受けていただくためには、高いセキュリテイ対策が施された住基カードを利用・普及させることは必要不可欠であると考えております。
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質問12:本事業のように、財政も握っている部署から新規事業を提起された場合は、市民 また、その外部の部署にそれを指摘して再検討を求める事は、非常にしづらいの |
【 市民部:市原部長答弁:Q12 】 |
他の部署から新規事業を提起された場合に、市民部自らによる需要の調査等を省略してしまう場合が多いのではないか、 今後はこういったケースの場合、他の部署とともに検討を行い、また、内容等に問題点がある場合には、再検討を求めていくことも必要であると考えております。
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質問13:最後に、 2.市民ニーズの実態把握や公益性、費用対効果、優先度の判定、などをしっかり検討 3.「市民の利便性」に大きく関わる事業の場合は、計画案段階から市民に公表して評 以上で、前向きな答弁を期待しつつ1回め質問を終わります。
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【 市民部:市原部長答弁:Q13 】 |
事業の維持や新規開始にあたって、「事業仕分け」の体験からどのような教訓を得たかとのご質問につきましては、事業仕分けにより、継続事業などを検証するにおいて、 また、新規事業においても、 市民ニーズの実態把握や公益性、費用対効果、優先度の判定、などについては、非常に難しい問題ではありますが、 市の基本的な施策に関する計画等や新たに義務を課す場合には、
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☆「再質問」で浪費事業を誰もおかしいと思わない組織体質を指摘し痛切に停止要求! |
<再質問> 職員のみなさんが質問にしっかり答えるべく、誠意を持って連日頑張ってきた事に敬意を表します。 個々の職員はマジメなのに、なぜ、 という税金浪費事業が、 ・・・・・・0分29秒、 通算00分45秒 昨日昼までは比較的まともだった市民部の答弁案が、午後の庁内会議で、あくまで事業正当化論強化の方向でクレームがついたのでしょう、出費も少なく偽装するため、夜9時までかかって答弁案改悪がされました。 そこでは 私の指摘で、さすがに水増し部分や「理論値混ぜ込み」は引っ込みましたが、本日の答弁では「人件費抑制の行革効果」など無内容な言葉で事業正当化がされています。 ・・・・・・1分00秒、 通算02分08秒 いったい、この事業を取りやめて誰が困るでしょうか? 誰も困りません。 私達は「賢い行政、キラリと光る行政の門真」を目指しているはずです。 偶然に9月議会上程中止になったのは、もっけの幸いです。 |
【解説】 |
「再質問」の演壇に立った時には議場タイマーで「残り4分」。 そして戸田の「切々たる説教」が時間ピッタリに終了! ■しゃべり終わった時、議場タイマーはまさに「残りゼロ」!芸術的な終わり方だった。 ◆「再質問」の時間をどう使うかは、その時々でいろいろ。 実際に答弁案を書く課長クラスにとって(答弁を読み上げるのは部長)、「じゃあ、 よい答弁を相手が拒否した場合は、相手の不当さが浮かび上がるような質問をする ◆今回は、「コンビニ住民票」問題では、当局の対応が今の段階では頑迷なので、9月議 前夜9時までかかった「最終答弁案」が経費大幅減少偽装を含んだ大開悪答弁だった ただ、残り時間が少ないので、ほんとうはもっといろんな例を挙げてしゃべりたかっ 例えば、 なんていうセリフも、ぜひ言っておきたかった。
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