◆戸田質問2:保育行政と市長の姿勢について(園部市長はなぜ市民の前に出ない?)

 

 保育園の一挙4園民営化問題では、3万人とか数千人規模の署名を背景にして市長との話し合い要求が出されたのに、園部市長は一度も保護者と話し合おうとしませんでした。

 「保育園問題程度で出ていくのは市長の価値が下がる」とか、「自分の方針に反対する人達の前に出ていくのは嫌だ」、 などと園部市長は思っているのですか?

 たとえ物別れに終わる事が予測できたとしても、保護者の前に出ていって自分の熱意 と誠意を伝え対話するのは、市民参画を謳う市長であれば当然なすべき事ではないでし ょうか?  

 なぜ保護者と話し合いしなかったのか、理由を答えて下さい。
 振り返って見れば、園部市長は05年に市民参画拡充も掲げて当選したのに、まだ一度も 市民との対話集会を行なっていませんが、それはなぜですか?

 市長は一般市民にとって身近な存在、顔の見える関係であるべきだ、と、私は思うし、多くの市民もそう考えているはずです。
 今後は積極的に住民との対話集会をやるように姿勢を切り替え、少なくとも住民から要 望が上がった場合は、対話集会をやるべきではないですか?

 市長本人の考えを示す答弁を求めます。

 

 

【 北口・総合政策部長による答弁 】

 

次に保育行政と市長の姿勢についてであります。

保育園の民営化につきましては、これまでの間、説明会等の場を設けまして、市長の意向を受けた職員がご説明申し上げると同時に、保護者等の意見を十分に拝聴し、理解を得るよう努めてまいったところであります。

また、選定委員会等に委員として複数の保護者に参画していただき、保護者の意見の反映に最大限努めてまいったところであります。

市民の皆様との参画と協働、市政運営を共に考え共に進めていくためには、信頼関係の確立が不可欠であると認識しております。

市民の皆様とコミュニケーションを深めるよう、様々な機会をとらえて努めているところであり、また、今回、パブリックコメント制度の導入など市民の 皆様の参画による市政運営を実現するための施策も実施いたしております。  

今後におきましても、引き続き、機会の拡充に努めてまいる所存でありますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

以上