「戸田がもう議会から消えるかも」と皆を驚かせた「再質問」での「惜別あいさつ」!

 

 ママさんら傍聴者だけでなく、職員にも議員達にも驚きを与えた、午後一番での戸田 の一般質問の「再質問」の場を借りた「惜別あいさつ」発言。

これは、

 1:戸田弾圧事件での07年4/25高裁不当判決―上告からもうすぐ1年2ヶ月になる。
   そろそろ最高裁の決定が出てもおかしくない。弁護士の予測では、早ければ今年の夏か秋に出るのではないか(遅ければ年末か来春)、とのこと。

  2:無罪判決を得るために頑張っているけれども、日本の司法現実からして、上告棄却が  出る可能性の方が残念ながら高い。

 3:棄却の場合は、ある日郵便で通知が来て、棄却決定の日から、戸田は議員クビ切り・2年間は立候補禁止(投票権もなし)となる。
   もし8月か9月にそうなると、9月議会で戸田は質疑質問する事はできなくなる。
   議員でなくなるのだから(次の市議選は2011年の4月) という状況から、6月議会の最後に状況報告とあいさつをしておこうと思って行なったこ とです。

 以下にその「再質問」(あいさつ)を原稿で再現します。この原稿の通りに発言し、 1回め質問と併せて、制限時間の20分にピッタリ併せて終えました。  
(残り時間0秒の職人芸で!)

 

 

 

 答弁に突っ込みたい部分もありますが、要望や指摘に留めます。

 第二京阪については、市が英知を絞って対策に当たって下さい。
 市長と市民との対話について、踏み出す気持が見えない答弁だった事を強く批判しておきます。

 橋下問題については、橋下のデタラメさと危険性をしっかり見据えて対処しないと道を誤る、という事を強く指摘しておきます。

 最後に、私が議員として質問をするのは、今任期中はこれで最後かもしれない、という事を述べておきます。
 連帯ユニオン近畿地本委員長でもある私は、一連の労組弾圧の中で、コジつけ弾圧で 逮捕・起訴され、07年4月25日の「公民権停止2年ほか罰金」の高裁不当判決以降、最高 裁に上告して争っているところです。

 最高裁からはまだ何の通知もなく、審理準備で時間がかかっているのかもしれませんが、ある日突然、上告棄却の通知郵便が来て、議員の座を剥奪されてしまう可能性があ る、という状況です。
 ※9月議会、12月議会等で議員の座にいない可能性もあるので、本日このような発言を決意した次第です。

 もしそうなったとしても、私は胸を張って生きていくし、次の任期の時には必ずや議員として復活するでありましょう。

 一般質問を行なう議員が昔は毎回4〜5人前後だったのが、99年の私の当選以降は10人前後に増え、03年には14人を記録するに至り、さらにこの6月議会では、議員定数が6減 の22になっての13人の質問ですから、議長以外議員の質問率61.9%と、過去最高になりま した。
まさに隔世の感があります。

職員の方もそれに応じて懸命に頑張り、情報隠しをしせず誠実に答弁を作るという面で は年々改善されて来ている事を、私も実感しています。

※質問原稿作りが私が一番遅くて、職員に迷惑をかけていることについては、この場でお詫びしておきます。

議会運営は、9年ぶりに私への派遣議員排除がなくなったなど、少しずつは改善されてきましたが、
※午前中にも見られた発言の抑制のほかに、
議会決定の速報なし・議員の賛否行動の公表なし・録音録画禁止など、まだまだ有権者市民(※傍聴者)に無礼な状態です。

議員の皆さん方には、私の去就の如何に拘わらず、一刻も早く大幅な改善に真剣に着手 され、今年中にはいくつかの改善を成し遂げる事を強く訴えておくものです。

時間も迫ってきました。逆転無罪で議員任期を全うする事を念じてはいますが、そうならない場合も想定しての、私の6月議会質問最後の発言をこれで終了します。

ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

※印の部分は、休憩時間に手書きで原稿に追加したもので、従って当初の時間計算には   入っていない。    実際には、手書き追加部分を盛り込むために、1回め質問を読むスピードを全体で   20秒早める事によって、手書き部分を盛り込んで読み上げつつ残りゼロ秒で再質問を   終了した。    (演壇では自分で持ち込んだタイマーで時間チェックしながら原稿を読み上げてい     る。時折顔を上げて議員達や傍聴者も見ながらね!)