☆戸田が公明党提起の「7/7クールアース・デー」創設等提起の意見書に賛成討論!

(この意見書は、公明党がまず提起し、それに共産党も含む全会派議員が賛成して、  共同提案者となって上程されたもの)


 

議員提出議案第4号:「クールアース・デー」(地球温暖化防止の日)の創設等を求める意見書

【 戸田の賛成討論 】  

 この意見書について公明党幹事長の村田議員より丁寧な呼びかけと説明がありました。出来るだけ多くの人の賛同を得る議会での意見書(採択に当たって)、当たり前(の事)ですけども、私、丸9年このような呼びかけを頂いた事が全く無かった。非常に異常 な事態でしたが、今回、(戸田にちゃんと呼びかけがされたのは)正常化された一つの兆 しだと思って大変その点を歓迎致します。

 そしてこの『クールアース・デー』の中身についても、環境問題での意識啓発をし、行動を深めていくという点についても、私は賛同致します。

 ただ、手放しで何も言わずに賛成っていうわけにはいかない点がいくつかありますので言います。  

 今度開かれるサミット、私はサミット粉砕・サミット反対の立場を明確にしております。

 サミットというのは、実態は特権的な国々・特権的な階級が世界を分割支配し、収益を 上げて行く為の儀式に他ならない、私はそのように思っております。

 7月7日のサミット開始は日本における、反サミット・反グローバリズム闘争の画期的 な勃発の日として記念されるべきであろうと、そのように考えて私は7月7日の日、サミ ットを契機とする事を受けとめたいと思います。

 それから7月7日という事は、ある意味、大変いい日だ。七夕(たなばた)である事だけじゃなくって、『戦争は最大の環境破壊だ』という言葉がございますね。

 7月7日、1937年=昭和12年の7月7日。  北京南西の盧溝橋(ろこうきょう)で盧溝橋事件が発生し、日中戦争の勃発した日であ ります。

 用意万端整えた日本軍、それが銃撃が飛んできたという事を口実に、日中戦争をガーッと広げた日。  
  『戦争は最大の環境破壊だ』という事を改めて思い起こす日としても、7月7日という事がふさわしいのではないか、というい事も思います。

 それから、「環境」という事について。
  誰しも賛成する「環境の保全・向上」。
  けれどもその背後に、ややもすれば別の問題に目を向けるという事が仕掛けられている 場合もある、という事も同時に複眼的な思考で考え置く必要があると思います。

 その事を端的に示すのが、あの1991年湾岸戦争勃発時、アメリカを含めた多国籍軍がイ ラクに侵攻して行った時の、油まみれ・石油まみれの水鳥の写真であります。
皆さんも覚えていると思います。非常に象徴的な、印象的な画面でした。  

 『戦争は最大の環境破壊である』という事をそのまま示している、という事が先ず一つ と、実はあの水鳥は、イラク・フセイン政権の砲撃によってできた汚れではなくて、アメリカが全て仕掛けたヤラセであった!
  それをイラク・フセインを悪者にする為の世界的なデッチ上げ宣伝であった、というこ の二つの面があるわけですね。

(与党議員何人かが先ほどから何やらブツクサ文句。「関係ない事言うな」ってか?)  

 環境問題という事を考える時に、『戦争こそ最大の環境破壊』という面で、そして我々がこの地球を、「地球丸」を子々孫々きちっと残していく為に意識を高めなくちゃいけないという点、それともうひとつは、「環境」という言葉を口実にしながら、大事な問題から目を逸らせていくという事も裏にある、危険性があるという事を考えながら、この問題を考えていくべきだ。  ま、こういう事を指摘しまして、私の賛成討論と致します。どうも、ありがとうござい ました。