2007年9月議会 一般質問通告書 戸田ひさよし  2007月9月20日

 
件     名

要        旨

(これはあくまで概要であって本会議での質問そのものではない)

1;今田議員の職員借金問題について

・今田議員が「複数の職員から借金を重ねていた」事が判明し、新政会から除名処分を受け、議長宛の陳謝文を出すという事件があった。「行政をチェックするべき議員が、職員に頼み込んで借金を重ねていた」とは不祥事の極みであり、行政と議会への信頼を揺るがす重大事件である。

・市はこの事件について、どのように把握し、問題点をどう認識しているか?

・職員に対してどのような対応を取ったか? ある種の「職員への圧迫行為」でもあるのではないか?

・その他いろいろ。

2;日恵製作所セクハラ訴え事件と男女共同参画条例について

・門真市桑才新町33-9にある「日恵製作所」大阪本社が「名古屋営業所の女性社員に対して06年3月に大阪本社幹部がセクハラ事件を起こし、退職に追い込んだ」として、女性とその所属する労組から企業責任を追及されている。

・既に男女雇用均等法等において企業のセクハラ防止に関する規定がなされ、05年3/31には「何人もセクシュアル・ハラスメントを行ってはならない。」と明言し「事業者の責務」も規定した「門真市男女共同参画推進条例」が施行されている。

・8/14には私が女性と共に市に「門真市男女共同参画推進条例」違反疑念についての調査・指導の申入れ」を行ない、8/16には被害女性と労組が門真市役所を訪れ、人権擁護委員と人権相談員に対して被害の実態と事実経過を説明し訴えた。市としてはこの問題をどう認識しているか?

・門真市にとっても門真市民にとっても、門真市内の企業の品位向上を望んでいるのであり、「門真市内の企業がセクハラ居直りで全国的に有名になってしまう」=「門真市の名前まで汚される」ことは迷惑以外の何ものでもないが、市としてはこの問題をどう認識しているか?

・市内企業の「品格の向上」や「男女共同参画推進条例の遵守」について、市の見解は?

・その他いろいろ。  

3:粗大ゴミ有料化の公募意見の公表に際し、不 正な情報操作を した事について

・家庭の粗大ゴミについて、「来年4月からの有料化実施」、「今9月議会での条例議決」を目論んだ市は、市の有料化計画決定策定段階での市民説明会開催を拒否し、議会議決の後に「有料化ありき」の押しつけ説明会で事足れり、という姿勢で進んでいる。

・この手法・姿勢自体、ゴミ問題について広範な市民論議を起こすのを阻害し、お上の決定押しつけ型政治を行なうものであり、市民の見識向上・参画意識向上を阻害する。

・広報6月号で「粗大ゴミ有料化についての市民意見の公募」をし、広報8号で結果を公表したが、その内容は、寄せられた市民意見のうち、多数派であった反対意見を小さく見せ、反対市民の怒りや憤慨を削ぎ落とした、「情報操作」だった。

・6月号での説明自体、「議会の議決が必要」な事を市民に隠蔽するもの。議会軽視も著しい。

・公表紙面がそもそも小さすぎる事、HPでの全文公表を排除した思考、民生常任委員会でのニタニタ笑いながらの居直りと不誠実な答弁など、許し難い。

・責任所在の明確化、市の謝罪、HPでの全文公表、再発の防止、などを求める!

・その他いろいろ。
 

4:保育園政策の問題について

・公立保育園4園の一挙的民営化計画のはらむ諸問題について。

・市民の切実なニーズに応える公的役割を果たし、市の補助基準を満たしているのに、新設の無認可保育施設が補助金を出してもらえていない問題について。

・保育課が市民や保育施設・団体に最低限必要な説明を果たさない事が、相変わらず多々ある事について。
 

・その他いろいろ。

5;門真における 「政治家と金」の諸問題について

・6月議会以降の、国や大阪府・大阪市の動向を踏まえた、議員の政務調査費の支給基準・領収書添付公開の義務づけなどに関する首長の責任性や見識、政治倫理条例制定の必要性について。
 園部市長自身の、府議時代の政務調査費還付請求への対応実態なども踏まえて。

・「市民には知らされていない」・「市民の納得を得られそうにない」、議員への特殊な手当の支出 を漫然と容認し続ける事の、市長としての責任について問う。

・その他いろいろ。