6月議会 共産党吉松議員 本会議討論原稿
28番の吉松正憲でございます。日本共産党を代表して議案第38号、第41号、第4 3号、第46号に反対の立場から討論をおこなうものであります。 門真市事務分掌条例の全部改正については、今回の機構改革の理念が、小泉構造改革に 沿った園部市長の少人数行政であり、門真市は「人員削減先にありきではない」と答弁し
たものの、質疑を通じて、グループ制の導入など大幅な機構の改編であるにもかかわらず、 職員への説明や職員から意見を聞く手立てがきわめて不十分であること。職員のやる気を
引き出す、職員の意識改革のためというのであれば、なおさら、十分な時間と手間をかけ て、説明を行ない、意見を引き出してこそ大きな改革に活かせると思うものでありますが、
たった3ヶ月しか、準備期間が取られておらず、今の職員数1098人を825人に削減 すること、すなわち人員削減先にありきが動機となっているといわざるを得ません。
最後に、門真市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例及び門真市ひと り親家庭医療費の助成に関する条例に一部改正については、国が施設入所の知的障害者に
対する医療費の公費負担を廃止したことによるものであり、助成措置を講じようとする本 条例を理解できるのでありますが、これまで無料の医療費であったものが、一部負担金が
生じるものであり、反対せざるを得ません。 |