5;職員・議員・市民3者の切磋琢磨や意識向上について
・市政を改善改革していくためには、市長らも含めた市職員・議員・市民の3つのジャンルの内部でそれぞれに切磋琢磨をし意識向上に努めることと同時に、それぞれのジャンルから全体を改善させていく立場に立って、相互乗り入れ的に、他のジャンルの人々に切磋琢磨と意識向上を促す提起をしたり、そういう効果をもたらす仕組みを作ってあげたりすることが必要だと思います。
@実例のひとつとして、「市立保育園のありかた懇話会」への市民公募にあたっての募集要項に 「提出作文は開示請求があれば開示するものとします」との一文を加えることを、私が提起したの
ですが、担当部局は「市民が萎縮するかもしれない」などと理由を付けて拒否したことを挙げてお きます。
「懇話会委員にはなりたいが、自分の見解を人に見られるのは嫌」というような程度の「市民」 を想定して、そこにおもねってどうするのか?
それでは市民をバカにしていることになるし、市民相互の切磋琢磨を誘導して、市民総体の見識レベルを高めることには全然なりません。 「門真の市民はその程度のもの」と行政が勝手に決め付け、諦めているのと同然です。
・また、たとえば、市職員は市民意識の向上や議会への関心向上のことについては考えないし、提起もしない、ということでは市政改革に対して無責任でしょうし、議員や市民は職員には注文を付けるが自らの意識変革には無頓着であっては、本当の市政改革は実現できないでしょう。
・こういったことについて、園部市長の「哲学」や「社会観」、「民間企業経営や議員生活によって養った洞察」を聞かせていただきたい。
・「自分が創意工夫をしないだけなく、創意工夫をする人の妨害をして仕事をさせないことで自分の 地位やメンツを保とうとする人」や、悪しき「横並び主義・護送船団思考」で「誰それの提起だけを聞くわけにはいかない」という口実を立てて、意欲的な提言を握りつぶしている例、「もの言えば唇寒し」の例が門真市政の関連でまだまだ払拭されていないのではないでしょうか?
・園部市長が把握しているところでは、どうですか?
・まだそういう風潮が払拭されていないとすれば、それを改善するにあたっての「市長のイニシャチブ」について、園部市長はどう考えているか、聞かせて下さい。
以上の質問は、市長自らに答えて欲しいものです。
まあ、それがどうしてもしにくいと言うのであれば、市長の考えを正確に反映した人が答弁して下さい。
次からの、1回め質問の最後の項目には、別に市長からの答弁でなくても良いのですが、
●職員の中で、議員から「戸田にはどれそれの文書を見せるな」とか、「戸田からの要求は受け入れ るな」とか、あるいは「戸田だけが提供要求を出している文書は戸田に提供するな」とか、「戸田から文書の提供要求があっても議会の同意がないと見せられない、と対応しろ」とか言われた体験のある人はいるか、いないか、答えて下さい。
私の体験では、どうもある種の議員がそういうことを職員に言いつけ、職員もまたそういう押しけにビクビクしているような気がしてならないのですが、それは私の勘違いでしょうか?
本当の所はどうなのでしょう?
職員からちゃんと聞き取りをして、本当の所を調べてその結果を答えて欲しいと思います。
答弁される部長クラスの人々の体験も含めて、事実を答弁して下さい。
それではこれで1回めの質問を終わります。
市長および幹部職員からの真摯で前向きな答弁を求め、不足部分があれば再質問を行なうものと します。
「良薬口に苦く、忠言耳に逆らう」という言葉もありますが、ご清聴ありがとうございました。
・・・・・4分15秒 通算16分15秒 残り3分45秒
【答弁】辻中市長室長
職員・議員・市民3者の切磋琢磨や意識向上に ついてであります。
言うまでもなく、市政は行政のみでつくり上げ ていくものではなく、広く市民の皆様が市政に参 画され、住民代表である議会と行政が両輪となり、
市民の皆様ともども門真市政を推し進めてまいる ものでございます。
当然市長として、常に危機意識を持ち、これまで積み上げてきた知識と経験をもとに、経営感覚 を取り入れ、行政のかじ取り役としてまた、説明
責任を全うすべく日々研鍍をし、意識改革のもと、 職務にあたっております。
なお、議員のご質問中の「風潮」なるものは存在いたしませんし、また、「ある議員から職員に押し付けられた」と言うことも一切ありませんのでご理解を願います。